プラスモイストVによる治療例


 2007年4月1日に瑞光メディカル(株)よりプラスモイストが正式販売されました。治療材料の卸メーカーを通じて購入できます。

 私は以前より,患者さんの同意の下でさまざまな皮膚損傷,熱傷,慢性潰瘍,伝染性膿痂疹,帯状疱疹などに使用してきましたが,創面への固着はありませんし,浸出液はほどほど吸収してくれますし,創面は適度な湿潤状態を保っています。また,吸収性があるため,創感染の発生も少ないようです。
 また,創面への固着が気になる場合は,プラスモイストVのメッシュ面に白色ワセリンかプラスチベースを塗布してから貼付すると,固着はほとんどありません。
 さらに,過剰肉芽となって上皮化がストップした症例では,メッシュ面にリンデロンV軟膏などのステロイド軟膏を塗布し,それで肉芽面を覆うという使い方もできます。これで肉芽の収縮が起こり,上皮化が再開します。詳しい使い方については掲示板過去ログのをご参照下さい。

(2006/03/11)


 以下,プラスモイストVの治療例を供覧します。

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