2015/09/30
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0930-06:00-1
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「カプースチン挑戦記」についてのメールです。
カプースチンの練習記を読んでいます。私もカプースチンの名を不波さんのHPで知りました。カプースチンの「8つの演奏会用練習曲」の第8番「フィナーレ」ですが，［2分音符＝112］くらいのテンポなら両手で止まらずに弾けるようになりました（止まらないというだけでミスはまだまだあるけどさ）。あとは地道に練習を繰り返してテンポを少しずつ上げて暗譜するだけです。10月31日の「豚皮揚げを食べる会 in 京都」で第1番と第8番の初披露をする予定ですが，もうちょっと早めのテンポ（理想は［2分音符＝132］くらい）で格好良く弾きたいです。
YOUTUBEで聞いてCDを買いました。聴いていてジャズを聴いているようだけれど、やはりクラシックかなという感じでいるのですが、あまりにもテンポが早くて驚きました。
何しろCDを聴きながらＨＰの楽譜、追えなかった。早いテンポの中でリズムをきちんと取って弾くのは大変だーと思っているのですが、音全部に指使いを入れたら確かに指がスムーズに動いていくだろうと思いました。
練習の仕方、弾けないところはテンポを落とすと書かれてあって、夏井さんもそうしているんだと思いました。きちんと弾けるまで、テンポを落としおているのですよね。
テンポ落としている時もリズムはきちんと入れると言うお話は、そうしなくてはいけないと思って頭に叩き込みました。いろいろそうなんだ～と思いながら、カプースチンの練習記を読んでいます。
ちなみに，次のターゲットである第3番「トッカータ」の譜読みにとりかかりましたが，右手の同音連打の指使いで「これがベスト！」というものがなかなか見つけられません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0930-06:00-2 -
こんなメールも頂きました。
VW問題に関する記事へのコメントです。
これは経済学で言えば「収穫逓減の法則」ですね。仰るとおり、技術開発が進むほど開発投資に対する利益は小さくなり、やがて投入した費用に見合う利益が得られなくなります。「ピーターの法則」的な言い方をすれば「技術開発は、投資に見合う利益が得られなくなるレベルまで進む」ということになるでしょうか。
一方、貴著『傷は絶対に消毒するな』の比喩（p.146）を借りれば、枯れた技術というのは、暗やみの中を手探りで動き回った結果、部屋の中の様子が明らかになり見取り図ができあがったような状態だと思います。そのような部屋を探し回っても宝物は殆ど残っていない…そういう状況です。
このような状況から抜け出すには、見取り図が存在する「勝手知ったる部屋」に早めに見切りをつけて隣の部屋の暗闇に踏み出す（ブレークスルー・パラダイムシフト）必要があります。しかし、その際の抵抗感は、その部屋に慣れ親しんでいる人や組織（具体的に言えば老舗の大企業）ほど顕著です。一方、「勝手知ったる部屋」にさほど未練のない新興企業は、気軽に暗闇に飛び出して行きます。
更に、「勝手知ったる部屋」で残り少ない宝物を探し続けるようなチマチマとした仕事のやり方に慣れてしまった巨大組織は、右も左もわからない暗闇で大胆に宝物を探すような芸当はできなくなってしまいます。結果して、隣の部屋の暗闇（＝新たな分野）で宝物（＝開発者利益）を手にするのは新興企業ということになります。
これは既存の巨大企業が新興企業に駆逐されるときにありがちなパターンで、イノベーションのジレンマと呼ばれています。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0930-06:00-3
2015/09/29
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0929-06:00-1
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【糖質制限ダイエットの方にもおすすめの大豆のパスタsoico】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0929-06:00-2 -
【金正恩氏が首脳外交できない理由】
偉大な将軍様に上記の大豆パスタか，紀文の糖質0g麺を教えてあげたいです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0929-06:00-3 -
「食事の量」についてのメールです。
2児の母です。
一人前の食事量とは…の記事を読んで思うところがありました。
今3歳の娘は、1食が唐揚げ半個で充分だったりと、離乳食のころからずっと食が細く、何で身体が作られてるのだろう？ もしかして光合成でもできるんじゃ・・・と親の私が思うくらい食べません。でも、一緒に遊ぶ友達より活発で走り回ってるし、病気も余りしません。身長は3歳女子にしては高い方、筋肉質で細身です。
燃費がいいね～ハイブリッドだね～なんて言われます。
最近の先生のサイトを読んだりして、なんとなく、娘の腸には素晴らしい菌達が住み着いてくれてるんだろうな～と思ったりしています。
ウンチは毎日モリモリします。流す前に、菌達よ今日もありがとう。と心の中で言っています(*^^*)
それにしても幼児期の脳ミソや身体の成長に必要なタンパク質量や他の栄養素量と、摂取しているタンパク質量・栄養素量が釣り合っていないような気がするので、すべて腸内細菌達が何か良いようにしてくれていると考えていいのでしょうか…？
元気だから心配はしていないのですが、食べなすぎると、やはり気になってしまいます。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm# -
【いつまでも死なない老人を敬う必要はない】
「高齢であることそのものが尊い」とする日本的感覚にはとってはちょっとショッキングなタイトルですが，私の感覚は文中に登場する「イタリア人の90歳の義母」に極めて近いです。人間は生きた年数で評価されるのではなく，それまでにしてきた事によってのみ評価されるべきです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0929-06:00-5 -
【VW問題にイーロン・マスク「やはり時代は電気自動車」】
科学技術（例：ガソリンエンジン／ディーゼルエンジン）は開発当初は日進月歩で進化し続けますが，次第に進歩の足取りが遅くなり，やがて進歩しなくなり，「枯れた技術（別名，成熟した技術）」となります。燃費を良くしよう，窒素酸化物排出を抑えよう，と巨額の研究費を投資しても，それに見合う性能の向上は得られなくなります。イーロン・マスクは「ガソリンエンジン／ディーゼルエンジンは枯れた技術であって，行き着くところまで行っている。もうこれ以上，大きな向上は望めない」と言っているのだと思います。
これは，勉強量と成績の関係と同じです。勉強しないで成績が悪い生徒なら，勉強を始めると成績は短期間で向上します。40点しか取れない生徒が60点取るのは難しくありません。60点取れるようになったら70点，80点も射程範囲です。このあたりまでは勉強量と点数はほぼ比例します。それまで何も知らなかったから，何を勉強しても点数に結びつくからです。
しかし，平均95点取れる生徒が平均97点，98点を目指そうとすると大変です。勉強量を増やしてもそれに見合うだけの点数増加はありません。95点の時点で，大概のことは知り尽くしているからです。
このあたりは，反比例のグラフ（y = a/x）に似ています。x を大きくすればするほど y の値はゼロに近づきますがゼロになることはありません。そして，ゼロに近づくスピードも遅くなっていきます。
現在のディーゼルエンジンは「常に98点平均」かそれ以上まで到達しているのかもしれません。技術的に全てやり尽くしてしまったからこそ，それ以上を求められた時，VWの技術者たちは「見かけ上の性能向上」以外に手段を思いつかなかったのかもしれません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0929-06:00-6
2015/09/28
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0928-06:00-1
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カプースチンについての記事をカプースチン：挑戦記にまとめ，第8番「フィナーレ」の指使いを公開。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0928-06:00-3
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講演用スライドについて鋭いご指摘をいただきました。現在，修正中です。
スライドも新しい情報が更新されているので楽しみにしておりました．拝見したうえで，疑問点などです．
一位と二位の差が大きくないのですが，失明の原因は現在でも緑内障が第一位だと思っておりました．いかがでしょう．（スライドの主旨には全く影響ないのですが，「適当なこと書きやがって」的な変なツッコミが入るといけないので…）
食後の眠気について，「オレキシン」の発見者の一人，櫻井武先生が解説しています（下の記事）
また，講談社ブルーバックスのご著書にも同様の記載があります．
もともと，昼過ぎに覚醒のための神経系の出力が低下するところに，高血糖がオレキシン作動性神経を抑制する，ということらしいです．
夏井先生すでにご存じとは思いますが，この説はなかなか説得力があるような気がします．「内臓に血が集まるので脳に血がいかなくなる」なんていうのよりは，よほど．
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0928-06:00-5 -
芝浦スリーワンクリニックの望月先生からの糖質制限についてのメール。
先日，糖尿病性網膜症でレーザー治療を某大学病院で受けている患者さんが受診されました。まだ30代です。当クリニックに糖尿病治療で受診された訳では無く、別な病気(感冒)で受診されたのです。
お話しを聞くと結構重い糖尿病です。ＨbA1c＝13.8です。某大学病院で糖尿病治療を受けています。カロリーの半分は糖質でとらなければダメと公言している病院です。それでＨbA1cが13.8です。1200カロリーで指導を受けているけれど、とてもじゃないけど無理なので、適当に食事をしてカロリー？の半分はご飯、麺類を(指導通り)食べていると言っています。
余計な事とは思ったのですが、「糖質制限」という治療もあると勧めました。糖質制限の原理原則を説明し、栄養士さんの指導をうけたのです。
低血糖を起こさないように、薬を加減しつつ、一ヶ月経ちました。
一ヶ月でＨbA1cが９．８まで下がっていました。一ヶ月で４もＨbA1cが下がったのは私にとって新記録です。
患者さんは「身体が圧倒的に楽」「食事を沢山食べられる」「肉や魚を沢山食べたのは10年ぶり」「今までのは一体何だったのだろう。もうあの病院の糖尿病治療は受けない。」「糖質制限は悪いと言っている先生達は何を考えているのだろう」と言っていました。一ヶ月の食事を朝昼晩、記録するように指導しています(栄養士さんにみてもらうため)が、完璧に近い「糖質制限食」でした。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0928-06:00-2 -
昨日は三重県の津市で三重県柔道整復師会で湿潤療法の講演。
日曜日朝、自宅を出発して新幹線と近鉄をのりつぎ、昼頃、津駅に到着。それから、主催者側と会場のホテルのお店（和食店）で会食となりましたが，お料理はもちろん懐石風和定食。
私はいつものように、低糖質と思われるおかずのみ食べて、ご飯と根菜類、甘そうな物は全て残しました。それでも，私の普段の昼食（ゆで卵1個とかチーズちょびっとだけ）より量は多いので、量的には十分過ぎるくらいです。
周囲の方々はというと，もちろん、ご飯も根菜もきれいにたいらげています。恐らく，かなりの糖質摂取量になっている模様。
ということは、標準体型の日本人は本来、私のような「普通の和食からご飯と根菜類を抜いたおかずだけ」で十分なのではないかと思われます（私がそれで足りていて，普通に仕事ができているわけですから）。そして、そういう食事をしている限り、太りも痩せもしないのはないかと・・・。
一方、私が食べない「ご飯と根菜類」は，本来食べなくてもいい余分な食料なので，食べると皮下脂肪となり必然的に太ってしまう・・・。会食会場の私と同年齢くらいの方のお腹周りを見て、こんなことを考えてしまいました。つまり，定食にしてもどんぶり物にしてもご飯と根菜類が余分，麺類なら麺が余分なんですよ。例えば，ラーメンなら具とスープだけで栄養的に十分なのに，麺を食べるから太っちゃう。
それと、「一人前の食事」ってのが曲者ではないかと気が付きました。一人前の和定食、一人前のカレーライス、一人前の天ぷら定食・・・などです。
「一人前」という表示は、このくらいの量を食べるのが普通、このくらいの量を食べないと栄養が十分取れない、残すと栄養が不足する、と錯覚させていないでしょうか。
それにしても，一人前という食事量は誰がいつ決めたんでしょうね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0928-06:00-4 -
マンガ2冊（昨日の三重までの往復の新幹線と近鉄の車中で読みました）。どちらも40代を主人公としたもので，方向性はかなり違いますが（アマゾンのレビューにあった「アラフォー殺し」は言い得て妙！），どちらも味わい深いです。私が好きなのは前者。
ちなみに，前者の作者，入江喜和さんは漫画家の新井英樹さんの奥様だったりします。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0928-06:00-6 -
【ビッグマックを食べて1時間であなたの体に起こっていること】
10分後から急激な血糖値上昇が起こること，完全にいでしょうかされるのに3日かかることなどが書かれている記事。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0928-06:00-7 -
【吉野家、3カ月牛丼生活の実験開始】
この実験で何がわかるの，とツッコミどころ満載の実験。まぁ，やらないよりはマシだけどね。
どうせやるなら，「1日3食牛丼生活」vs「1日3食ご飯抜きで牛皿生活」で比較してほしいです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0928-06:00-8 -
【米国の干ばつは地中にまで及ぶ。NASA発表の地図で一目瞭然】
【研究結果で判明。地球の地下水が圧倒的な早さでなくなっている！】
帯水層の急速な枯渇という現実に対し，地下水で農業を行っている業者は「まだ地下水があるうちに，自分が使う水を汲み上げなければいけない」と考え，さらに地下水取水を増やしているそうです。その後どうなるか・・・なんて考えているヒマがないようです。
以前から，農耕と人類についていろいろ考えていますが，農耕以後，人類文明が花咲き，どんどん知識の量が増え，それがひいては科学技術の進歩につながったのは事実ですが，地下水枯渇問題については最も愚かな方法しか考えつかなかったようです。
つまり人類の脳は「できそうなこと，ちょっと工夫すれば何とかなりそうなこと」については様々な発明を繰り出せるけど，「どう足掻いても解決できないこと」に対してはなすすべがないのです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0928-06:00-9
2015/09/26
【06:00】
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【それでも飲むのか？ シュワシュワの炭酸1本、砂糖「50本」入り】
砂糖が大量に入った1ガロン（3.78リットル）の清涼飲料水を1日数本がぶ飲みして，国民全体での肥満率6割超え・・・って，お前ら馬鹿！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0926-06:00-1 -
第1号から買っておけばよかった，と心底後悔しているのが『とつげき！ シーナワールド！！』の第1号と第2号。第1号はもう手に入らないし，第2号はプレミアが付いていてちょっとお高くなっています。第1号を書店で見かけた時に気になっていたんだけど，あの時，買っとくんだった！
これは『椎名誠コノヤロ編集』と銘打たれた年2回発行の雑誌みたいな本で，第1号は「飲んだビールが5万本！」，第2号は「無人島はつらいよ」，そして第3号が「怪しいの大好き！」だ。椎名誠さんは今年72歳のはずだが，枯れる素振りも見せず，「オレはこれが好き！」路線で本を作っているのだ。
そして第3号であるが，椎名誠の『世界の豪華な変食メニュー』がやはりうまい。どういう内容かは，小見出しを列記するので推察して欲しい。
◆ 朝メシで旅がはじまる 地元の家庭料理はゆだん禁物おっかなびっくりだ ◆ 小さくても肉なのだ。見ためウツクシイうまうま地球たんぱく質 ◆ ニョロニョロモゾモゾを手づかみ鷲づかみごちそう捕獲で大満足大満腹 あと，沢野ひとし画伯による春画（沢野ひとしと春画，という組み合わせが違和感ありまくり！）では，元祖ウマヘタ絵画伯の妙に色っぽい絵が楽しい。
「特集2」は『たのむから，サカナの話をさせてくれ。』なのに，なぜか『でも，まずイカの声をきけ』という長大なイカの記事から始まったりして，フツーではないのである。ちなみに，この特集は以後，『イソメだってニンゲンだ』，『雑魚雑魚ランキング』，『釣った魚がうまいのだ』，『悶絶！ 雑魚釣り料理と，焼酎ハイボールの宴』と続くのだ。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0926-06:00-2 -
【シニフィアンシニフィエ志賀勝栄シェフの考えるパンの世界「糖質制限パンについて」】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0926-06:00-3
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【成城石井のワインバー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」のグランドメニューが10月1日(木)に生まれ変わります】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#
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明日（9月27日）は三重県柔道整復師会で講演ですが，片道3時間かけて日帰りです。朝8時半に自宅を出発し，午後1時から講演し，午後6時過ぎに自宅に戻るというスケジュールなので楽勝パターンです。
同様に「片道5時間で日帰り講演」はちょっと大変かな。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0926-06:00-5
2015/09/25
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0925-06:00-1
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「糖質制限と点滴」についての最初にメール下さった方からです。
糖質制限者の点滴についてご意見を伺ったものです。皆様の貴重な時間を割いていただき、ありがとうございました。
少し補足しますと、救急搬送され即入院したため、医者や病院を選ぶことはできず、また、在宅で認知症者を介護しながら、糖質制限に理解ある主治医をあらかじめ見つけておく作業はかなり困難なことで、今回不可避な事態でした。
それにしても医療者たちの壁は、それはそれはぶ厚くそびえ立っていて到底太刀打ちできるものでなく、しかし戦いをやめるわけにもいかず疲れ果てました。
結局、「今度入院する時は糖を拒否しない」と念書を書かされ、強制退院。医師は、
「糖でおかしくなるなんてどの本にも書いてない、医学的根拠ない、あなたの要求はあまりにレベルが高すぎて対処無理、精神病院以外受け入れる病院はどこにもないだろう」等とおっしゃり相当気分を害されておいででした。
患者側としては、スポーツドリンクだと具合が悪くなるから少しの間だけでも薄い食塩水にしてっていうぐらい単純なことを言ってるつもりで、もめるつもりは全くなかったのですが、、、医療界ではオオゴトなんですね。
今は在宅ケアですが綱渡り状態で、ろくに栄養摂取させられず苦戦中です。
医療の方々への要望は本当に気を遣いますし言いづらく、もたもたしてるうちに患者が手遅れになりかねないので一刻も早く足並みそろえてほしいです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0908-06:00-2 -
最近ゲットしたマイナー系ジャズトリオ。
◆ 3io ◆ Claudio Filippini ◆ Dave Milligan Trio ◆ Lynne Arriale Trio ◆ Najponk Trio この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0925-06:00-3 -
【星8つ！ 紀文「糖質0g麺 丸麺 カルボナーラソース付き」をレビュー！】
⇒紀文のサイトから購入できます。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0925-06:00-5 -
【自分だけの月明りで癒される…登場間近のルームライト「Luna」がステキ！】
これはちょっと欲しいかも。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0925-06:00-6 -
「カプースチン挑戦記」の続きです。
そしてカプースチンに挑戦する時が来た。一番最初にどれに挑戦するかでかなり迷った。魅力的な曲は多数あったが，
◆ ソナタのように長い曲は無理 ◆ スピーディーで無窮動的な曲が好き ◆ リズミックな曲が好き ◆ とにかく派手な曲が好き という4条件から，『8つの演奏会用練習曲 Op.40』の第1番，第3番，第8番をターゲットに決め，まず第1番「前奏曲」から取り組むことにした。
◆ 私が知っている従来のどの曲ともリズム体系が違う。遊びでたまに弾くジャズとも違う。 ◆ 1拍ごとに調性が変化する部分が多い。 ◆ パッセージの使い回しがほとんどない。同じフレーズの繰り返しでもパッセージはどこか必ず変えている。 ◆ 変幻自在なリズムとパッセージと調性の変化のため、暗譜がなかなかできない。つまり、その次の音が瞬時に思い出せない。 結局，1小節ずつ，片手ごとに指使いを決定し，片手ずつ練習しては，「バイエル初心者」級のゆっくりしたテンポで両手一緒に弾き，それが完ぺきにできたら徐々にテンポを上げる，という牛歩戦術である。名付けて「千里の道も一歩から」作戦だ。
練習での基本方針は次の通り。
◆ とにかく、そのパッセージで考え得るあらゆる指使いを試してみて、自分にベストの指使いを見つける。 ◆ 両手を合わせるタイミングを身体が覚えるまで遅いテンポで何度も繰り返す。 ◆ 超遅いテンポの時からきちんとアクセントを付けて弾く。 だが、1週間もすると1ページ目を通して止まらずに弾けるようになり、テンポを上げてもなんとかそれらしく弾けるようになった。実際に弾いてみると分かるが、カプースチンのピアノ曲は人間工学的に無理な部分は全くなく、手に馴染みやすいのだ。もちろん、技巧的には非常に高度なものが求められるが、苦労すれば必ず報われる、という感じなのだ。
2ページ目は非常に弾きにくい部分が一箇所あったが、それもなんとかクリアした。この頃から「カプースチンとのつきあい方」みたいなものが見えてきたようだ。3ページ目はさらに難しい小節が幾つかあったが、気合いと根性（？）でクリア。ここまで辿り着くのに1ヶ月ほどかかったと思う。
しかし、更なる難所が待ち受けていた。4ページ目最後の段から始まるアドリブ演奏を髣髴とさせる部分だ。1拍ごとに和声は目まぐるしく変幻自在に変化し，次から次へと新しいパッセージが生み出されていき、同じパッセージは全くない。右手のアドリブ演奏を左手のベースが支えている部分もあるが、左手は右手のわずかな隙をついてはアドリブを仕掛けて来る。遅いテンポなら何とか合わせられるようになっても、少しテンポを上げるとグダグダ、という日が何日も続いた。とにかく、一瞬でも気を抜いたら流れが止まってしまう。この1ページだけで1週間以上かかったと思う。とにかくこの部分は，呼吸を止めて一気に弾き切るようにするしかないようだ。緊張感が緩んでタイミングが少しでもずれたら，そこで負けだからだ。
この部分さえクリアできたら，あとは技術的難所はなく，最後の格好いい和音まで一気呵成だった。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0925-06:00-4
2015/09/24
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0924-06:00-1
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湿潤治療の講演用スライドをバージョンアップしました。最新版は9月23日作成のものです。ご覧になりたい方は本名，所属を明記してメールでご連絡下さい。
なお，以前ダウンロードしたことがある方は同じアドレスからダウンロードできますのでご利用下さい。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0924-06:00-4 -
【日本ではあまり知られていない「シリア難民問題」がたった６分でわかる動画 】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0924-06:00-3
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【ヒトはなぜ人間に進化した？ 12の仮説とその変遷】
20世紀の半ば以降に提唱された仮説をまとめた記事。これを読むと，科学者，研究者といえども，知らず知らずのうちに「先入観の虜」になるものだということがよくわかります。
例えば，「残忍で殺戮好きの先祖たち」仮説なんてその最たるもの。この根底にあるのは「高貴なる現代人でも戦争が止められないのだから，野蛮人であった原始人はもっと残忍だったはず」という先入観です。
「肉を調理して食べる」仮説のもとになっているのは，現代ヨーロッパ人の食生活です。現代ヨーロッパ人が肉中心だから，原始人もそうだったに違いない，という思い込みですね。それに対し，霊長類研究者から「ヒトの歯牙の形態は肉食動物でなく草食動物」という反論を受け，困った挙句「肉を焼いて食べたに違いない。焼けば柔らかくなって食べられる」と考えたわけです。現代ヨーロッパ人の脳味噌には動物の肉以外の蛋白・脂質食材が浮かばないから，こういう苦し紛れの珍説が生まれるわけです。ちなみに，『失われた夜の歴史』という本によると「19世紀の黄燐マッチの発明以前，火をつけることは難しい作業だった」とあります。つまり，それ以前の人類が「調理のたびに火を熾して肉を焼いて食べた」なんてことはありえないのです。
「塊茎（ジャガイモなど）のようなデンプン質の植物が脳にとって優れた栄養源となり」仮説に至っては噴飯物。古代文明はコムギ栽培とともに誕生し，発達したのは事実ですが，だからといって「デンプンは栄養豊か」とはいえないのです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0924-06:00-2 -
「湿潤療法をしてみました」というメールです。
先週の15日深夜に私の母が自転車で転倒し、安田大サーカスの団長さんのように顔を大きくすりむきました。「豚皮揚げの会」で正式決定しているのは10月（京都）と11月（静岡）です。来年1月は埼玉でまた行うかもしれません。
結構ひどい擦り剥き傷だったので完治するまでに1週間はかかるだろうと思っていましたが、ラップ＋ワセリンで2日で綺麗に治ってしまいました！ 本当に湿潤療法はすごいと改めて思いました。
顔の打撲もひどかったのですが、普段から糖質制限を徹底しているせいか，回復のスピードが凄まじかったです。
本人の落ち込みがひどかったので、写真撮影どころではありませんでした。写真を撮っておかなかったのが残念でなりません。
夏井先生にお礼を言いたいと母が申しておりますので、代わってメールをお送りしました。本当にありがとうございました。
いつか地元で豚皮揚げの会を開くのを目標にしております。
この会を開催するのに一番苦労するのが会場探しです。都内であればキッチン付きレンタルスペースは選ぶのに苦労するほど多いですが，地方都市ではなかなか見つかりません。見つかっても飲酒禁止なんてこともあります。さらに「土曜日の午後1時～6時」は人気の時間帯のため，先まで予定が埋まっている場合も多いです。
重要なのは，会場がJRや私鉄の駅近くであること。参加者の大半が飲酒する（それもベロベロになるまで）からです。
通常，参加費は2,000～3,000円にしています（都内の立食パーティーだと5000円くらいなので，それより多少安く設定）。また，募集人数は会場のキャパで決まります。つまり，20人なら4～6万円，30人なら6～9万円集まり，これで会場費とその他の諸経費（1～2万円），遠方で私とポークおじさんの宿泊が必要な場合の宿泊料（どうせベロベロに酔っ払うので普通のビジネスホテルで十分）をまかなうことになります。
このように考えると，会場のキャパと会場のレンタル料と参加費の関係が見えてくると思います。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0924-06:00-5 -
【ワールドカップで日本が優勝候補に勝った ～BOZZ】
「サッカーはゴールが小さいのでまぐれで勝敗が決ることがある。しかし，ラグビーはゴールラインが広大なので実力勝負となり番狂わせがない」という分析は見事です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0924-06:00-7 -
【「正しい方法で手を洗っている人は5％しかいない」との調査結果が発表される】
私が知りたいのは「95％の人が正しく手を洗っていない」ということではなく，「正しく手を洗っていない95％の人でどのくらい健康被害が発生しているのか。それは，正しく手を洗っている人より優位に多いのか」です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0924-06:00-8 -
昨日は数年ぶり（？）に，本郷の輸入楽譜専門店「アカデミア」にブラリと立ち寄り，ピアノ曲のコーナーを端から端までチェック！ 気になった楽譜は次の4点。
◆ Bach/Katsaris：バディネリ ◆ Rosenblatt：Wagneriana ◆ Rimsky-Korsakov/Rosenblatt：熊蜂の飛行 ◆ Tchikovsky/Rosenblatt：白鳥の湖 聞いたことがあるのはカツァリスの「バディネリ」だけ。ヴォロドス編曲とタメを張る，超絶技巧的おバカ編曲の見本のような物凄い演奏会用パラフレーズ。これを弾いたら気持ちいいだろうなぁ。
でも，ローゼンブラットの「白鳥の湖」と「ワグネリアーナ」の楽譜を見ていると，断然こちらのほうが面白そう。譜読みしても頭の中で響きが構築できない（何しろ聞いたことはない）部分が多いけど，人生で一度は挑戦したいのはローゼンブラットです（何しろ，老い先短い年齢ですからね）。
散々迷った挙句，この2曲の楽譜を購入しました。2冊で合計で1万円！ 聞いたことがない曲の楽譜を購入するのは久しぶりです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0924-06:00-6
2015/09/23
【06:00】
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「カプースチン挑戦記」の続きです。
そして，数年前に5万円程度のデジタルピアノを購入して外来に置いた。88鍵あるだけマシという程度のピアノだったが，これだってないよりマシである。私にとっては毎日弾けるほうがはるかに重要だったから。
そして，ホロヴィッツの『星条旗よ永遠なれ』を人前で演奏する機会があり，2ヶ月かかったが何とかこのピアノでマスターした。まさかこのピアノも，持ち主がホロヴィッツを練習するとは思ってもいなかっただろう。そして，以前から弾いてみたかったブラッサン編曲の『ワルキューレの騎行』も弾けるようになった。
となれば，次なるターゲットは無理と分かっていてもカプースチンの練習曲しかない。年齢的にもあと1年半で60歳だから，多分これがラストチャンスだろう。今，猛練習（と言っても1日1時間程度だけどね）しても弾けなかったら，それは私の演奏能力がカプースチンには足りなかったというだけのこと。真面目に練習したけど弾けないのと，碌に練習もしないで弾けないのとでは大違いだ。
この曲集に出会った1999年に弾けなかった理由ははっきりしている。手元にピアノがなくて毎日練習できなかったからだ。毎日練習しなくても楽々弾けるピアノ曲はたくさんあるが，カプースチンはそうではないのだ。毎日，繰り返し繰り返し同じ場所を練習し，弾ける小節を1つずつ増やしていき，それらを繋ぎあわせて一つの曲にする作業が絶対に必要なのだ。
それは，「偶然に弾けている部分を，必然的に弾けるようにする作業」と言ってもいい。
偶然に，なぜか勢いでうまく弾けてしまうことはよくあることだ。しかし，偶然は偶然であり，次に弾こうとしてもなぜかうまく弾けない。繰り返し弾くことで，「よくわからないけど弾けている」部分を「何十回弾いてもミスなく弾ける」ようにするのが練習なのだ。
そのカギを握るのは，自分の手に最適な指使いを決めることだと思う。特に，私のように1日の練習時間が1時間程度しか取れない場合は，あらかじめ全ての音符の指使いを決める必要があり，指使いを決めずに練習しても全く意味がない。
『ワルキューレの騎行』では，指使いを徹底的に工夫し，ほとんど全ての音符に指使いの数字を書き込んだ。その結果，私にとってこの曲は「必然的に弾ける曲」となった。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0923-06:00-1 -
今日が連休最終日ですが，毎日2件程度の熱傷の相談メールを全国各地からいただいています。もちろん内容は「早期に皮膚移植になるでしょう，と説明されているが，本当にそんなにひどいヤケドでしょうか。この病院でいいのでしょうか？」というものばかりです。
連休は健康人には嬉しいものですが，病人とけが人にとっては嬉しいものではありません。また，治療をしている医者にとっても「あの患者さんは大丈夫だったろうか？」と心配で，気が気でありません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0923-06:00-2
2015/09/22
【06:00】
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「市民健康教室」についての報告メール。
私はまた、市民料理教室に参加してきました。地元で選ばれた(やらされてる？)保健推進委員さんたちが保健師、栄養士に学び、しもじもの私たちにレクチャーを授けるという市民協働型の教室でした。食事バランスガイドという、厚労省と農水省が一緒に作った正しい摂取法のお話でした。生活習慣病は積み重ねで現れるものだから、毎日の食べることが大切です、と言って最もたくさん摂らなくてはならないのが、主食のごはん・パン・麺ですって。脂肪・塩分は控えめにするに越したことないので適量の設定はしない、ですって。これは「熱傷治療用軟膏として教科書・ガイドラインに記載されているゲーベンクリームで，熱傷が深くなる」のと同じ図式ですね。
保健師さん、栄養士さん、保健推進委員さんは皆まじめで一生懸命で、私は「地獄への道には善意が敷き詰められている」ということわざが頭に浮かんできました。
こんなことやっていて本当にいいのかなと思うのです。国からトップダウンで下ろされる食育を、独自路線に変えられるほど市の職員に自由さは無いのだと思います。皆でワイワイお料理をするのは、レクとしてはとっても楽しい。でも、私もこんなことやってていいのかな、保健推進委員はやりたくないと思ってしまいます。職員も保健推進委員も参加者も、いい人ばかりだから余計に悩ましい。私が考えたってしかたがないけど、ちょっと考えてしまいました。
お上（国，厚労省，農水省，教科書，学会ガイドライン，自分が受けてきた教育・・・）は常に正しい，間違うわけがない，と頭から信じ込んでいる人たちは，人間としては人が良くて，真面目で誠実で，純真な人たちかもしれません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0922-06:00-1 -
湿潤治療・糖質制限の講演用スライドをバージョンアップしました。最新版は9月21日作成のものです。ご覧になりたい方は本名，所属を明記してメールでご連絡下さい。
なお，以前ダウンロードしたことがある方は同じアドレスからダウンロードできますのでご利用下さい。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0922-06:00-2 -
「［２：８］の法則」についてのメールです。
［２：８］の法則ではなくってマーケッティングではイノベーター理論というのがあります。統計学での標準偏差の数値ですね。［２：８］の法則にしてもイノベーター理論にしても，私が面白いと感じるのは，「なぜ人間は新しい物に出会った時に肯定的に接する人と，否定的に接する人に分かれるのだろうか？」ということです。
イノベーターやアーリーアダプターは先行的に動いていきますが，本当に普及するためにはアーリーマジョリティーに到達しないといけない。
ここで述べられるのがキャズム理論です。
携帯電話の普及などが良くこれで紹介されたりしますね。スマホはもうすでにアーリーマジョリティーに達しているでしょうけど，レイトマジョリティーはどうかな。ラガードでもガラ携は持っているような気がします。
でも，先生が書かれているように感覚的には［２：８］ぐらいの方が分かりやすいですね。
両者を分けているのは知識の多寡でもないし，成績の良し悪しでもなさそうな感じです。また，両者を分けるものが先天的なものか，後天的なものか，それもよくわかりません。確実に言えることは，「人間は新しい物に出会った時，二通りの反応を示す」ということだけです。
新しい物が世の中に受け入れられ，世の常識が変わっていくための条件はおそらくただ1つだろうと思います。それは「新しい物に最初に飛びついた人が，その後もそれを使い続け，元の方法に戻る人がほとんどいない」ということです。この条件さえ満たしていれば，世代交代が進むに連れ，新方式の支持者が増え（逆に，旧方式の支持者は次第に減り），支持者がある限界点を超えた時に常識はひっくり返るのでしょう。
携帯電話がごく短期間で普及したのは，固定電話・公衆電話と携帯電話とでは，前者に対して後者の利便性が圧倒的に優れていて，前者を擁護しようにも擁護のしようがなかったことと，携帯電話を持っていないと生活がどんどん不便になってきたことでしょう。電話は所詮は道具ですから，不便でも使い続ける魅力が固定電話になかっただけのことでしょう。
スマホの場合は，「携帯電話 vs 固定電話」ほどの利便性の差異がなく，「スマホはあれば便利だけど，ガラケーがあればとりあえずは不便ではない。場合によってはガラケーの方が便利」と考える人が多ければ，なかなか置き換わらないかも。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0922-06:00-3 -
【ISにピアノ燃やされ決意、欧州目指したシリア人音楽家】
彼の気持ちが痛いほどわかります。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0922-06:00-4
2015/09/21
【06:00】
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「糖質制限：何を食べてるの？」に［夕食］を追加しました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0921-06:00-1
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糖質制限を始めました，というメールです。
老健看護師です。
今回、職場での健康診断で食後血糖160台、要精密検査、という結果でした。受診した病院での結果は、空腹時血糖97、HbA1C5.6。医師 (糖尿病専門医）からは
２親等以内に２人糖尿病患者がおり素因があるので、食事療法（カロリー制限…油ものはダメ）、運動療法をしなければ将来ほ ぼ確実に糖尿病になる、と言われました。そして、糖負荷試験をすぐに受けるように、と。考えときます、と言って帰ってきました。
以前、先生のサイトで初めて糖質制限のことを知ったのちに、ほぼ糖質抜きの生活をしばらく送ったことがありましたが、その時は便通がうまくいかな い、やたらとガスが臭い、体に力がでない、もともと痩せてるのにさらに痩せてガリガリになってしまった（お腹の贅肉がとれたのはよかったのです が）などで頓挫しました。
その後、ほとんど元の食生活に戻ってしまっていたのですが、この健康診断の結果。
「あ、時が来たな。これからは糖質は食べない。そうすれば糖尿病にはならないから。」というのがその時に頭に浮かんだ言葉。
で、即実践です。実際にやってるのは朝昼はほぼ糖質なし。夕食時は調味料の糖質だけは許す、というものです。
まだ実践はじめて10日程度ですが、前回のときの排便の不調は今回はうそのように全くなく、体重も今のところ変わらず、力が出ないこともなく、全 く問題ありません。
空腹感や眠気が来ないこと、口の中がすっきりしてきたこと、食べるものが嘘のように美味しく感じることなどいくつもいい面が出てきました。
しかしそれ以上に何より一番よかった、と思ったこと。それは、将来糖尿病になる、と医師に言われても、自分は糖質制限をしていくので糖尿病にはならない、とすぐに確信をもてたこと。この医師の言葉に 微塵も不安が湧いてこなかったことではないか、と思います。
2011年に夏井先生のサイトに出会いその後ずっと熟読するようになって、糖質と食事についての考えがいつのまにか自分の中に深く入っていてその 知識が今の私を支えていると感じます。
夏井先生のサイトに出会ってよかったです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0921-06:00-2 -
【身体にやさしいスイーツを楽しむ会】
あのうどん県で，というニュース。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0921-06:00-3
2015/09/20
【06:00】
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「経口摂取した脂質の行方」についてのメールです。
私も、経口摂取した脂肪の余剰分は便で排泄されるんじゃないかと思っています。
なぜなら、たまに常陸牛のステーキなどを食べると翌朝の便に脂肪と思われる白い塊がくっついているからです。
私だけではなく、先輩なども「○○亭の極上カルビは超うまいんだけど、翌日白いう○こがでんだよなぁ」と言っていました。
牛肉の脂肪は体温くらいの温度では固体になるので肉眼で観察できるんだと思います。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0920-06:00-1 -
【インターネットで最新の栄養学を学べる栄養カウンセラー養成講座『第2期 オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル』締め切り間近！ 10月30日開講 受講生募集中】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0920-06:00-2
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こういう切り口があったか，と感心したのがこの本。ルネサンスから近代までの様々な画家が最後に描いた絶筆を紹介し，彼らの生涯をたどるという非常に面白い本です。
最後まで旺盛な創作意欲が枯れなかった画家や最後まで新たな表現技法に挑戦し続けた画家がいる一方で，枯淡の境地と言うべき枯れた技法にたどり着いた画家もいれば，やっつけ仕事のような絵が最後の作品となった画家もいます。若くして志半ばにこの世を去った画家もいれば，世に理解されずに貧困と憤懣の中で最後の作品を描いた画家もいれば，功成り名を遂げて名声に包まれて世を去った画家もいます。
本書の中で最も衝撃的なのは，ミレーの絶筆『鳥の巣狩り』でしょう。それまでのミレーの画風と全く異なる荒々しくも躍動的な作品で，光と影の対比が強烈です。神に祈る敬虔な農民の姿を描いていたミレーが最後に描いたのは，野鳩の巣を襲ってパニックに陥った鳩を棒で叩き落とす「狩猟民族の末裔である農民」の姿だったのです。
書籍版 Kindle版 この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0920-06:00-3
2015/09/18
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0918-06:00-01
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「経口摂取した脂質の行方」についてのメールです。
添付したPDFの上の表を見ていただきたいのですが，（これは昨年9月末にワテラスコモンホールで行われた，江部先生，大櫛先生のジョイント講演からのものです）大櫛先生は，焼き肉屋へ行ったときのことを話されて
”最初から最後まで肉を食べているならいいんですよ。血液中に溶けていられるFFAは１０ｇ程度なのでそれ以上は，便などで排泄されてしまうから。ただ，〆にご飯などを食べると，インスリンが分泌されて中性脂肪に変化して皮下脂肪などに転換されてしまう”と，お話しされていたと思います。
たがしゅう先生も会に参加されていたので，もっと詳しいメールが届くかもしれません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0918-06:00-2 -
【死亡を95%予測するコンピュータが、ボストンの医療センターに】
「この患者さんは95％の確率で1週間以内に死亡します。治療行為は無駄です」と医者に教えてくれるコンピュータがあったら，無駄治療はなくなるんだろうなぁ。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0918-06:00-1 -
9月12日の「豚皮揚げを食べる会 in 埼玉」の感想メール。
神奈川から参加しました。
元気になったおかげで、この春から書道教室を始めることができました。まだ生徒さんは数名ですが、生徒さんのお母さまはほとんど糖質制限されています。
４月の下北沢以来２回目の参加でした。世代も職業も様々な方とお話しできて、とても楽しかったです。
実践されている健康法、飲まれているサプリ、料理のレシピ、食物アレルギーの対処法など、忘れないようにメモをとりながらうかがいましたので、すぐに実践できています。取材（？）させていただいた方、ありがとうございました。
またお料理も、お酒も、スイーツまで、美味しくいただけました。
すてきな場所を提供し、準備してくださった幹事さんありがとうございました。
前回は競争率が高く、二次会に参加できませんでしたが、今回は念願の二次会にも参加でき、有意義な時間を過ごすことができました。先生の新作のお話もうかがうことができ、それだけでも来てよかったなと感涙ものでした。
また機会があればぜひ参加させていただきたいです。もし迷っておられる方がいれば、ぜひ申し込んでみてください。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0918-06:00-3 -
【話題の糖質制限ダイエットで痩せる 2ヶ月間98,000円で治療院での肉体改造！！】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0918-06:00-4
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数年前から，かなりマジでピアノの練習を再開した。外来のスミッコに4万円の超安物のデジタルピアノを置き，昼休みのちょっとした空き時間に練習できるようになったからだ。
私は高校2年生までは先生についてピアノを学んでいたが，それ以降は全くの独学でレパートリーを増やしたものの，医者になってからはピアノが手元にない生活が続き，ピアノにほとんど触らない10年間があったりしたが，それでも，少し練習するとそこそこ弾ける程度の腕は維持できていた。
そして，毎日（と言っても月曜から金曜）1時間ほどピアノが弾けるようになった。ピアノ練習を再開して驚いたのは，数十年前のテクニックが次第に戻ってきたことだった。そして，新たな難曲に挑戦する日々が続き，ホロヴィッツ編曲『星条旗よ永遠なれ』，ラヴェル『道化師の朝の歌』，ブラッサン編曲『ワルキューレの騎行』を何とか弾けるようになった（もちろん，ミスタッチは多いし，完璧からは程遠い演奏だけど）。あと1年半で60歳になる素人ピアノ弾きとしては上出来だろう。
となったら，次なるターゲットは40代の頃に一度挑戦してても足も出なかったニコライ・カプースチンの『8つの練習曲 Op.40』しかない。年齢的にも，挑戦するなら今がラストチャンスだろう。やるなら今しかない。
そんなわけで，無謀にもカプースチンの練習曲に挑むことになった熟年（初老期？）オヤジの「カプースチン挑戦記」を不定期でお伝えしようと思う。
ニコライ・カプースチン（Nikolai Kapustin）は1937年にウクライナに生まれた作曲家・ピアニスト。
モスクワ音楽院でピアノの教育を受けるも、その後、ジャズとの衝撃的出会いから深くジャズに傾倒し、クラシック音楽の伝統的作曲法とジャズやロックの語法を高度なレベルで融合させた独自の作品を多数発表している（現時点で作品番号の付いた作品は140曲を超えているはず）。私が最初にカプースチンの名前を知ったのは1999年で，教えてくれたのは「東京大学ピアノの会」OBの不破さん（不破さんとカプースチンの出会いについてはこちらをご参照いただきたい）。
最初に教えていただいたのは『8つの演奏会用練習曲 Op.40』，『24の前奏曲 Op.53』，『ピアノソナタ第1番』，『ピアノソナタ第2番』だったが，それはまさに衝撃的だった。それまで聞いたことがない新鮮なメロディーとそれを支えるエッジの立ったリズム，そして変幻自在な和声、爆発的な高揚感と迸る（ほとばしる）熱気，豪快さと繊細さが同居する独特のピアニズム、そして何よりピアノ曲としての完成度の高さ！ これを衝撃的と言わずして，何を衝撃的と言うのか！
これらの楽譜はほどなく私の手元にも届けられたが，手元にピアノがないこともあり，実際に弾く機会はなかなかなかった。
その後，何度か実際に弾く機会があったが，見事に弾けないのだ。例えば『練習曲第1番 Op.40-1』の冒頭の2小節がそうだった。
そんな訳で，私はカプースチンの楽譜を「私にはどう足掻いても弾けない曲」という棚に入れ，封印した。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0918-06:00-5 -
今日は昼ころに羽田を出発して沖縄に向かい，年中行事化した「南部徳洲会病院での講演」です。明日の昼には那覇空港を出発しますので，沖縄滞在時間20時間！
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0918-06:00-6
2015/09/17
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0917-06:00-1
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「経口摂取した脂質の行方」についての質問メールです。
糖質制限の新書を読みまして興味を持ちました。脂質というのは体内に吸収されてやっぱり皮下脂肪とか内臓脂肪に成るのでしょうか？
油をぐびぐび飲んでも血糖値は上昇しないとあるので脂肪にはならないように思うのですが、いくらご本を読んでもすっきりした理解が得られないのです。
脂質の行き先についてすっきりしないまま、海の下にいる生物がカロリー摂取量ゼロで生き延びるとか 牛がセルロースだけで生きてるとか，青汁だけで生きてる女性がいるとか，そういう話になるのでますますすっきりしないのです。
経口摂取された脂質（油）は、代謝により脂肪に変換され、血液中をコレステロールとして流れたり、細胞膜などからだづくりに使われたりするだ余剰分はおしっこなどとして排出されるという理解でよろしいでしょうかこの記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0917-06:00-2 -
質問メールがもう一つ。
先生は「炭水化物」を抜くと腸はダメになる (青春新書インテリジェンス) | 松生 恒夫」という最近出版された本についてはどう思われますか？タイトルを見ただけで読む気が失せるアホなタイトル。このサイトの読者はまず絶対に買わないよなぁ，読まないよなぁ，というアホなタイトル。
腸内細菌叢の環境を整えたいのであれば食物繊維だけを適量摂取すれば良いと思います。これについても先生のサイトでご議論いただけると幸いです。
［炭水化物］＝［糖質］＋［食物繊維］であって，体に必要なのは食物繊維，身体に毒なのは糖質。
ちなみに，私の本のタイトルを決めたのは光文社の編集部で，タイトル決めには私は一切関わっていません。というか，当初は「糖質が人類を滅ぼすのであって，炭水化物がとすると正確でない」と反対しましたが，編集部から「世の中の人の大多数はまだ糖質という言葉を知っていない。炭水化物なら知っている。だから本のタイトルとしては炭水化物が正解」という説明があり，タイトルが決まりました。
つまり，専門書としては『糖質は人類を滅ぼす』，一般向けの本では『炭水化物が人類を滅ぼす』が正しい（＝売れる）タイトルになるわけですね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0917-06:00-3
2015/09/16
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#
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一昨日は都内の某幼稚園の大野先生が見学に来られました。外傷の初期治療，創傷被覆材の使い方について熱心に質問されていました。
そして，見学後に行ったお店はここ。飲放題コースでしたがコスパが良く，美味しかったです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0916-06:00-2 -
9月12日の「豚皮揚げを食べる会 in 埼玉」の感想メール。
2度目の参加となりましたが、人見知りがちな私でも話しやすく、楽しく参加できました。
おすすめの「壁の集い」は、なかなか興味深いものでした。
また今回は特に、先生がピアノのお話をされる様子に引き込まれ、強くもないのにハイボールをおかわりし続けてしまい、最後はクラクラでした。
野暮用で二次会に伺えなかったことが悔やまれますが、また次回の楽しみにいたします。
それにしても、先生がいらしてピアノがないのは、つくづく残念なことです。いつか、そんな機会に巡り会えますように…この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0916-06:00-3 -
【九州大、妊娠前糖尿病が胎児の先天性心疾患を引き起こす仕組みを解明】
私は，生物はもともと血糖値が上がることはなかった，と考えています。人間が手を加える前の自然界の糖質・糖類がどこにあったのかを考えれば，それは明白です。自然界のデンプンはβデンプンであって動物は吸収できないし，ブドウ糖やショ糖は花蜜や葉や茎や果実にわずかに存在する物質だからです。これらを動物が摂食したとしても，血糖値が上がることはなかったはずです。
血糖が上がることは原理上ありえないから，血糖を下げる専門ホルモンは特に不要であり，何かの原因で突発的に血糖値が上昇した時だけインスリン（本来は血糖値を下げるためのホルモンではない）が働いて「本来の作用のおまけ」として血糖値を下げているだけでしょう。
今回の記事にあるように，臓器の左右軸形成異常が妊娠初期の高血糖で引き起こされるのであれば，恐らくそれは「自然界の動物が本来の食餌を摂取している限り，糖尿病になることも高血糖になることもない」ということを意味しているのでしょう。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0916-06:00-4 -
【アフリカの人口爆発は防げるか？】
先史時代についてちょっと勉強を始めると「なぜ人口は増え始めたのか？」という疑問にぶつかります。そして，食料が豊かになったから人口が増えたわけでないことがわかってきます。ヒトは，［定住化］⇒［局所的人口増加］⇒［食糧難］⇒［新たな食材を発見］⇒［さらなる人口増加］・・・のイタチごっこを繰り返していただけで，その過程で「穀物を発見」したのです。遊動生活という「人口増加のリミッター」を自ら外してしまった結果，「生物には自ら個体数を調節する機能がない」ことを証明してしまったのです。
それでもまだ，産業革命以前の人口増加は緩やかなものでした。それは「個人が使えるエネルギー量」が人口増加のリミッターになっていたからです。この時代までは，人口増加は富とイコールでした。
産業革命はそのリミッターを外しました。その結果，人口増加率は一気に上昇します。そして，この頃から人口増加は貧困，経済格差，紛争に結びついていきます。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0916-06:00-5
2015/09/15
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0915-06:00-1
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9月12日の「豚皮揚げを食べる会 in 埼玉」の感想メール。
「豚皮を食べる会イン埼玉」に参加させていただきありがとうございました
昼間っから堂々と飲んだくれることができる夢のような会，久々の激しい飲み会に感激いたしました
残念ながら二次会は出席できませんでしたが，楽しそうなお写真、拝見しました
次回はぜひ、二次会三次会も出席したい所存
会を開いてくださる先生と幹事の丸山様には心から感謝です
参加された皆々様、本当にありがとうございました
本当に楽しかったです当日はあまりの居心地の良さにアルコールが進み、久しぶりのブラックアウトを経験し、皆様にはご迷惑をおかけしたかと思います。すいません。気づいたらベッドの上でした。
またホテルまで送っていただき、チェックインまでしてくださった方、大変ありがとうございました。
翌日は当然ながら二日酔いもなく無事帰路に着きました。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0915-06:00-2 -
情報メール。
1) マゴットセラピーの学会発表を添付しました
⇒褥瘡学会2012
「形成外科」2015年8月号は、マゴットセラピー特集です
2) AllAbout の、今村甲彦Drの記事です
⇒【医師も半年で6kg減！ 太る原因はやっぱり炭水化物？】
⇒【All About】この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0915-06:00-3
2015/09/14
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0914-06:00-1
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本の感想メール。
紹介されていた「失われてゆく、我々の内なる細菌 マーティン・J・ブレイザー著」ですが、感染とか細菌を考えるのにとても面白い本でした。
ただし！48頁に「傷を通して皮膚の下に到達する病原体がある。傷が適切に消毒されなければ感染がおこるが、それは治療可能である。。。。」これだけの内容が書ける著者でも「傷には消毒が必要」という間違った考えが、頭の中にあるのだと思うと残念でした。他の内容は、非常におもしろかったのですが。。。
この本を読んだ人が「やっぱり、傷には消毒が必要」と思ってしまうと残念です。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0914-06:00-2 -
9月12日の「豚皮揚げを食べる会 in 埼玉」の感想メール。
初めての参加でしたがとても楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
残念ながら二次会には参加しませんでしたが、次はぜひ神奈川で初の開催ができるように頑張りたいです！会の様子をブログにアップしました。宿無しで兵庫県から参りました〇〇です。
夏井先生、幹事さん、豚皮揚げを送って下さったポークおじさん、ホテルに電話して下さった方などなど大変お世話になりました。素晴らしい会を開催して下さりありがとうございました。
憧れの夏井先生のお話が間近でうかがえるなんて夢のような時間でした。
会場では、図々しくも湯シャン(水シャン？)をなさってる方の頭をかがせて頂きましたが赤ちゃんの頭の匂いというのでしょうか、自然な香りでした。香料の臭いの方がよっぽど攻撃的に思います。
様々な方々とお話できて最高の時間でした。思いきって参加してよかったです。本当にありがとうございました！2度目の参加でしたが初めての方も多く最初はやはり緊張してしまいましたが、糖質制限をしている者どうし共通の話題があるせいか今回も食べて飲んで喋っていたらすぐ時間になってしまいました。2次会は参加出来なかった事だけ残念でしたが、最後まで楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました！私もこれで豚皮会は4回くらい参加したんじゃないかと思いますが、毎回参加者がバラエティに富んでいて刺激を受けます。獣医さん、低糖質ショップの方、鍼灸師さん、出版関係の方もいらっしゃってましたね。それから先生にブログを紹介して頂いたおかげで、ブログを通じて私の事を知って下さった方もたくさんいらして交流できて嬉しかったです。
あと健康な人はなかなかやらない糖質制限において、若い医師はこういう場になかなか集まらない傾向がありますが、今回は研修医の先生もいらしていたという事も嬉しかったです。着実に若い世代にも広まってきていますね。
さて会の中でも盛り上がっていた先生の糖質制限本第2弾、大変楽しみです。楽しみであると同時に糖質制限のさらに先に突き進んでおられる先生の事を心より尊敬致します。
「前の本の内容を超える本でなければ自分が書く意味がない」という先生のスタンスも大変参考になります。私も微力ながらブログを書く際には、そのスタンスを見習って同じ事の焼き増しは書かずにできるだけ新しい事を求めていろいろ考えるようにしています。そのスタンスを保っているおかげで、私にも少しずつですが糖質制限のその先の世界が見えてきているように思えます。
考え抜いた末にはじめて見える、自分にしか見えないその世界を、誰にでもわかるような形でまとめられる表現者に私もいつかなりたいです。それまで勝手ながら先生の背中を追いかけつつ精進していきたいと思います。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0914-06:00-3 -
「湿潤療法/ラップ療法について批判的な論文」についてのメールです。
湿潤療法2010 日皮会誌 2191ページの記事に関してですが、9月12日掲載コメントの方と同様、私も、何度どう読んでも批判文献とは思えません。それどころか、とても公平・冷静に分析し、大変分かりやすく書かれた文献であり、今後も湿潤療法を続けていくうえで、とても参考になる優れた文献だと思えました。
問題の、中段、
壊死組織のデブリードマンは不要と訴え、さらに外用剤の使用を完全に否定する極端な一派があり、日本褥瘡学会などでは議論を呼んだこれに関しては、「デブリが要らないって言ってた極端な人達がいたよ。」と、論文の中でその事実を述べていただけだと解釈しました。
また、さらに読み進んで、次のページの右側中段、
条件がよければ壊死組織の外科的デブリードマンは施行せずとも、感染を起こさずに炎症期から増殖期へと向かっていくことも多いとあり、これに関していうのなら、これも事実だと思います。
私の職場は医師は週一回の回診だけです。ですからデブリをお願いするのはよほどひどい状態の時だけです。
褥瘡は、残念ながらしょっちゅう出来ています。ですが、少しくらいであれば壊死組織があってもデブリせずにラップ療法などでほとんど綺麗に治っています。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0914-06:00-4 -
「湿潤療法/ラップ療法について批判的な論文」についてのメールです。
あれからさらに読み返し、書かれている全てが優れていて100％納得出来るかと言えばそうでもないなあとも思えました。
人それぞれ色んな考え方や意見があり、また受け取り方もそれぞれです。ですから100％納得出来なかったり受け取り方が色々であったりするのは自然な事だと思います。
何事も、肯定意見ばかりでは進歩がないように思います。
反対意見もあるからこそ、それに対しての意見を考え、納得させる答えを用意し、色んな事が見えてくるのだと思います。
夏井先生のこのサイトでは、時々 色んな方が色んなテーマで議論を交わしてますね！
ただ見ている私達読者も、色んな角度からそれらをとらえたり深く考えたり。
ケンカごしに誰かを責めるようなコメントは別として、冷静に意見を交わす事も出来る夏井先生のサイト、私は大好きです(*^-^*)
だから毎日読ませていただいてます(^^)この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0914-06:00-5
2015/09/12
【06:00】
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「糖質制限と点滴」についてのメールです。
私は医療関係者ではないですが、思ったことをtwitterにコメントしましたので、togetterにまとめました。
大雑把には、
◆ 自分自身の話なら、自分の意志を貫きとおすしかない ◆ ただ被保護者の治療だと、何かあった時、自分が過失に問われる懸念があって良く分からない ◆ 医者から治療そのものを拒否される ( 結果、強制されるのと変わらない ) ケースの対処が良く分からない。 ◆ 結論としては、日ごろから信頼関係のある病院・医師を確保しておくしか、現状有効な対処方法が無いのでは。 この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0912-06:00-1 -
食品のカロリーについての情報です。
Medエッジという医療情報サイトにてカロリー計算についての報告の特集がありましたので，すでにご承知おきかもしれませんがご紹介致します。
【「食品のカロリー計算はもうやめよ」、英国医学誌で報告 「医師はあまりにも長く間違った行動を取ってきた」】
カロリー計算を止め、代わりにより栄養と食事の変更を促進する時。早急に顕著に心臓と血管の病気を原因とした死亡率を削減するまさに糖質制限の考え方だと思いました。果物というのは評価がわかれるところでしょうが。
砂糖の入った飲料に課税する一方で、果物、野菜、ナッツをもっと安くするために政府の助成金は意味があり、ジャンクフードの販促には監視の目をこの記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0912-06:00-2 -
「健康な食事」についてのメールです。
厚生労働省が『健康な食事』に関する通知をだしました。
平成１７年には農林水産省が厚生労働省との協議を経て『食事バランスガイド』を発表しました。
あいも変わらずの主食・主菜・副菜のバランスに配慮した食事を摂りましょうです。夏井先生のように野菜・果物をほとんど摂取せず糖質も摂取せずいわゆるカロリーも少ない食事を長く続けていらしても何ら不都合は生じていないというような事例がたくさんあるのにバランスの取れた食事という耳ざわりの良い言葉で国民を困惑させるだけのお上の意図が測りかねます。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0912-06:00-3 -
「湿潤療法/ラップ療法について批判的な論文」についてのメールです。
「ラップ療法・湿潤療法批判」の文献３本を読んだのですが、私には批判文献とは感じられませんでした。
三本とも要約すると「ラップ療法、湿潤療法は正しい治療法だけどデブリが必要なときはしっかりしないとダメ。そこだけは勘違いせずにラップ療法、湿潤療法をしましょう。」と感じられました。読む人によって感じ方が違うのか、私はラップ療法、湿潤療法を擁護している文献に感じました。
実際去年褥瘡学会に初めて参加したのですが、そこで湿潤療法・ラップ療法を否定するような発言は私は全く聞きませんでした。（もちろんすべてのセッションに出ているわけではありませんが・・・）
いくつかラップ療法より自分たちの方法のほうが良いというのはありましたが、それもラップ療法の効果を認めているからこその発言に思われました。褥瘡学会や褥瘡を勉強している人で、湿潤療法を表だって批判する人はほとんどいないなと感じたのが、私の正直な感想です。
ただ、今回の３本の文献の一本目にも書かれていましたが過去ラップ療法が始まったころには、ごく一部にデブリも必要ないと主張するラップ療法推進派の人がいたこと（本当に少しだけです）、また現在もラップ療法は感染創などのデブリが必要な創でもデブリはいらないと勘違いしている人は事実で、それが原因でラップ療法・湿潤療法が失敗し否定されるのは非常に残念。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0912-06:00-4 -
先日，見学にいらっしゃった先生からのメール。
ここ2年半ほど外傷治療から遠ざかっていましたが、見学中に先生の後ろで初診・初療の方々への処置を勝手に頭の中でシミュレートしていたのと先生の処置がほぼ合致しており、今まで田舎で勝手に行っていた自分の湿潤療法に自信を持つことができたのと同時に、10月からの新職場での外傷治療開始への不安が解消されました。また、傷の仕上がりや治る時期を説明すること、子供へのうまい対応が今までの自分には足りなかったことに気づくこともできましたので、新しい職場ではその辺も気をつけていきます。私が弾いたのは【Kapustin Etude Op.40 No.1】です。58歳の素人には演奏不可能なくらいの難曲ですが，1ヶ月かけてなんとか「四分音符＝120」くらいのテンポで暗譜で弾き通せるようになりました。どうやら私はピアノに関してはまだまだ「やればできる子」だったようです。
本来の見学の目的ではなかったのですが(笑)、夏井先生がゴリゴリとカプースチンを弾く姿を拝見して、（元々のスタート位置が違いますが）自分も初めからできない、無理、とリミットを作らずにまたピアノを再開してみようかと思った次第です。生でワルキューレの騎行ピアノVer.を聞けたのは感激でした。
そして現在は，カプースチンの練習曲Op.40-8「フィナーレ」を練習中。これまた悪魔的に難しい曲ですが，とりあえず，「超遅いテンポで両手で最後まで止まらずに弾き通す」ことを目指しています。両手のリズム感さえ掴めれば，あとは物理的にテンポを速くするだけなんで，なんとかなるかなと思っています。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0912-06:00-5
2015/09/11
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#
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「湿潤治療：東京」，「熱傷湿潤治療：東京」に，小金井市のはぎクリニック／羽木裕雄先生を追加しました。これまで数回に渡り，外来見学に来られた先生です。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0911-06:00-2
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「糖質制限：何を食べてるの？」に［プチ糖質制限な朝食］を追加しました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0911-06:00-8
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「読売新聞の気になる記事」についてのメールです。
今や信仰のようになっている一日三食という習慣ですが、もしかするとこの風説が流行り始めたときには正当な意見だったのではないかと思います。
元の論文にアクセスしていないので想像ですが、糖質食を食べている時、一日2食よりも3食の方が血糖のコントロールが上手くいくということが読売新聞の寄稿が参照している論文の内容だと思われますので、”糖質食を食べている限りにおいて”1日2食より3食の方が健康的である。という結論になるのは納得です。
いまは糖質制限という糖尿病の実体に即した（そして人本来の食性である）手法があります。この視点から見れば1日2食か3食かなんて問題はドングリの背比べなのでもどかしい限りです。
糖質制限が流行らない遠因の一つに食費があると思っていますので、昆虫食が安価で普及することを願うばかりです。そうすれば安い食事＝糖質制限食となり、理論や意思などとは関係なしに普及するのにと思います。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0911-06:00-3 -
「［２：８］の法則」についてのメールです。
「新しい薬を加えて何か起きたらどうする」という発想だけは浮かばないのが不思議とのことですが、色々な場面で似たような出来事を見かけます。
たとえば自分は弓道をやっているのですが、上達するためにあれをこうしたそれをこうしたetc...とやっていって、本筋から逸脱した、わけがわからない状態に”上達”する人が多いです。8割近くいるかもしれません。
日本人がそういうものなのか、人がそういうものなのか、はたまた真核生物という形態を選んだ生き物としての性なのかはわかりませんが、今ある状態から何かをすることを努力と見なし、何もしないことは怠慢、手を抜く（どうでもいいことをやらないという意味なんですけども）のは許されないと考える人が多いです。
足し算上手な医者も、恐らくこの下手に上達する人と同じ思考を辿っているのかなと思います。
2割の新しい物好きと8割の変わらない人達は、言い換えれば習慣をやめられる2割と、習慣をやめられない8割ということなのかもしれません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0911-06:00-4 -
「湿潤療法/ラップ療法について批判的な論文」についてのメールです。
「湿潤療法に批判的な論文」ですが、湿潤療法2010 日皮会誌 2191ページ 本法におけるラップ療法の登場 の欄中段に「壊死組織のデブリードマンは不要と訴え、」とあります。なんでこの先生は、こんな嘘を書かれるのでしょうか？
夏井先生のHPには、「局所麻酔下でデブリードマン」する必要性に関して、多く書かれているではないですか。
そして、それに関する大量の症例写真を、無料でいつでもだれでも見る事が出来ます。この先生は、全くお勉強されておられないのでしょうか。
この論文の症例の全ては、デブリしていない事による感染であり、湿潤療法が悪いという症例では無いと思います。
この先生には、正しい湿潤療法をご経験されてから、偏りのない目で「湿潤療法」の是非をご判断して頂きたいと思いました。
読んでいて腹が立ってきたので、ぐちってしまいました。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0911-06:00-5 -
「糖質制限と点滴」についてのメールです。
点滴の糖質のメールについて一言。中心静脈栄養そのものが「1日に必要なカロリー数」をベースに組み立てられているのであれば，この時点で根拠レスではないかと思います。医学界から「カロリー神話」そのものを追放して，ゼロベースから「そもそも輸液の目的とは何か」あたりから考え直さない限り，トンチンカンで意味のない輸液が医学界で生き続けていくかもしれません。
現在の中心静脈栄養の推奨カロリー組成は糖質が50-60%前後ですので、糖質セイゲニストにはとんでもない数値ですね。本当は脂質とアミノ酸をもっと増やせばいいと思うのですが、輸液の研究はどちらかというと基礎系ですので、糖尿病学会なんかより更に頭のカタい人達が中心になっていると思われます。
勤務医時代(10年以上前)に、重度の消化管疾患で長期間完全静脈栄養の子たちを数人看取ったことがありますが、末期は肝障害が必発で剖検では重度の脂肪肝となっていました。
当時の脂質の推奨静脈投与量は総カロリーの10%程度までとされておりましたが、少なすぎたのかもしれません。
今年の「今日の治療薬」には、「脂肪を投与せず多量の糖を負荷すると脂肪肝の原因となるので、総エネルギーの20-30%は、脂肪を投与するのが望ましい」とされていますので以前よりは改善されているようですが、アミノ酸は20%程度までなので、少なくとも糖質が50%になります。
輸液に糖をたっぷり入れて高血糖をインスリンでコントロールしていたケースもありましたが今となっては馬鹿馬鹿しい限りです。糖質制限の考え方が輸液にも浸透していって欲しいものです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0911-06:00-6 -
【「自粛休業はしない」宇都宮ガンダムバーが被災者のために宣言！→かっこよすぎて話題に】
大雨，大洪水で被災した人，家に帰れない人に飲み放題でお店を開放！ ただ酒目当ての客も大歓迎！ コメントも格好良すぎ！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0911-06:00-7
2015/09/10
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0910-06:00-1
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「湯シャンと頭皮の臭気」についてのメールです。
シャンプーレスをしていますが、頭皮からはほんのり体臭と言うか甘い香りがします。おおまかには「少し癖のある桃の香り」という感じですね。小さな子供の頭からは似た香りがした経験があります。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0910-06:00-2 -
「湯シャンと頭皮の臭気」についてのメールです。
今回、湯シャンの臭気についてのメールがあったようなので、経験者としてメールさせていただきました。
長くなりそうなので最初に結論だけ
自身、とわりと新しいことに否定的？な友人がやっていますが、臭気は気になりませんでした。
では本文です
もう何年か前から、湯シャンに挑戦して、「3日に1回シャンプー」→「週１でシャンプー」→「たまにかゆくて挫折」等経過をたどってきましたが、現在は一切「シャンプー無し」です。特に問題ありません。
一時期、乾いたフケや、痒みが気になりましたが、そのうち気にならなくなりました。匂いは最初からあまり気になりませんでした。
糖質制限と同じで、中途半端は良くないのかもしれません。
気になるとは言っても、フケに関しては、頭を見た感じ表面に明らかに見える、とか肩に雪が積もってる、ということはなく、ガシガシ書いたりすると パラパラ少し落ちる程度でした（これはシャンプーしても同様です）
ただ、所謂？汚れとは違い、たんにターンオーバーした皮膚が落ちてるだけだと思うので、問題ないと感じます。
現在はまったくシャンプーしてないせいなのか不明ですが、そのフケもほぼ出なくなりました。
痒みは、整髪料をつけているせいもあるのですが、１日ほっとくとカユイです。ただし、これはシャンプーしても同じですね。
臭気に関してですが、同僚に言われたこともないですし、家族にも言われたこともありません。友達も最近はじめたのですが、全然問題ありませんでした（もちろん鼻を近づけて嗅いだわけではありませんが、そもそも普通そんなことしませんよ ね？）
本人が気づかない匂い、とありますが、通常、自分の体臭って最初に自分が気づくものだと思うのですが、いかがでしょうか？もちろん、人間の鼻はバカ（有能ともとれる）なのでずっと同じ匂いを嗅いでいると、何も感じなくなりますが、最初はどんな匂いであれ、強く感じるはずです。
メールされた方の家族も大丈夫だと言ってるようですし、問題ないと思います。
最後に、夏井先生のおっしゃる、「人間本来の匂い」の話ですが、異常か通常かというよりは、「他人にとって不快か不快でないか」というのが一番重要だと思います。 もちろんその点でも問題ないと思ってるわけですが。
また、豚皮揚げおじさんの会、私はシャイなので行くに行けないのですが、結構な人数がいるはずで、湯シャンに肯定的な人が多いはずですが、頭皮の 臭気がきになるという話は、少なくともHPを見る限りではないようです。
ということは現状、問題ないと結論しても良いと思われます。
なんだか長文になって大変申し訳ないですが、湯シャンがもっと広まることを祈って・・・
湯シャンには関係ないですが、2.8の法則、勉強になりました、心から納得です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0910-06:00-3 -
「湯シャンと頭皮の臭気」についてのメールです。
獣医師です。
今日の「湯シャンと頭皮の臭気」についてですが、飼主さんにもいますね、自分の犬が臭いという人が。皮膚病じゃないかと来院しますが、皮膚には問題なく私が鼻押し付けて思いっきり嗅いでもただの犬本来の匂い。
それもかなり匂いが薄いほうなので問題ないですよ、ワンコ本来の匂いです。と説明しても納得していない様子。犬好きにとってはうっとりするいい匂いなんですが。
こういう人はシャンプー等の人工的においが「いい匂い」とインプットされていて本来の匂いを認めないのでしょうね。
人でもきっと好きな人はいい匂い、そうでない人は臭いと感じるのかもしれません。
ちなみにうちの小学校高学年の娘は今でもハグした時に首筋などをクンクンして「あーいい匂い」と言ってくれます。もちろんシャンプーレス、石鹸レスです。
ちなみに奥さんは「ちょっと匂うよ」と。これってもしかして破局に・・・この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0910-06:00-4 -
「読売新聞の気になる記事」についてのメールです。
只今出先なので、携帯からメールさせて頂いております。
記事の論文の無料で閲覧できる内容を確認したところ、ランチとディナーでは、700キロカロリの食事をすると書いてありました。
よくかんがえてみると、内容がトンチンカンであれば、よかったのですが、トンでもない恐ろしい指示を、書いてあることに気づいてしまいました。
この方は、善意から翻訳して、記事を紹介したつもりになっているでしょうが、一般的な糖尿病と診断した日本人が指示内容を実践したら、確実に悪化してしまいます。
実験を行った国の方が、普段の主食までは、わかりませんが、本当にまずいです。
何とか、記事を撤回させることは、出来ないでしょうか。本当に良くないことを無意識のうちに、書いてしまうのですねこの記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0910-06:00-5 -
昨日，「湯シャンと頭皮の臭気」に関連して，［２：８］の法則について述べましたが，その続きです。
糖質制限にしろ湿潤治療にしろ，それを実行したうえで批判している人に出会ったことがありません。つまり，「糖質制限をして体調が悪くなったので批判している」とか，「傷の消毒を止めてみたら創感染が増加したので批判している」とか，そういう人はほぼ皆無ではないかと思います。
では，どういう人が批判しているかというと，糖質制限をしたことがない人，傷の消毒が止められない人です。つまり，［２：８］の8割です。実践してみたから否定・拒否するのでなく，実践したくないから実践しない理由（＝屁理屈）をひねくり出すわけです。その時の決まり文句が「何か起きたらどうする」です。
以前にも書きましたが，病院で湿潤治療の講演を企画していただいた時，「一番話を聞いて欲しい医者（＝頑なに消毒に固執する医者）だけが出席しない」のと同じです。
高齢者で山ほど薬を処方されている患者さんが少なくありませんが，これも「何か起きたらどうする」と考える医者が8割を占めているからでしょう。こういうタイプの医者の特徴・共通点は「薬の足し算はできても引き算ができない」ことにあります。
何かの薬を処方して，それで合併症や体の不調（例：鎮痛剤による消化器症状）が発生した時，その合併症や不調を治す薬を加えようとしますが，不調の原因である薬を中止するという発想は浮かびません。「今飲ませている薬を中止して，何か起きたらどうする」と考えるからでしょう（逆になぜか，「新しい薬を加えて何か起きたらどうする」という発想だけは浮かばないのが不思議）。
また，［２：８］の8割のもう一つの思考パターンは，「従来の治療法の危険性や合併症には気がつかない／無視するが，新しい治療法の合併症は些細なものでも大騒ぎする」です。従来の治療で患者の1割に起きている合併症を無視して，新しい治療での0.1％の頻度の合併症を取り上げて批判します。
【糖質制限・湿潤治療と［２：８］の法則】に話を戻します。［２：８］の法則で面白いのは，8割勢力も［２：８］に分かれていくことにあります。「働き蟻で働き者は2割で8割は怠けているが，2割の働き者を除去すると，8割の怠け者の2割は働き者に変身する」という有名な観察がそれです。
糖質制限をしている日本人は，日本人全体の数％にも満たないはずです。それは日本人全体の［２：８］の2割全員が，まだ糖質制限を知っているわけでないからです。知らないから実践していないだけです。［２：８］の2割は新しいこと，新奇なことに出会うと真っ先に飛びつきますから，糖質制限がマスコミなどで取り上げられるたびに増えていくことになります。
そして，時間の経過とともに糖質セイゲニストの割合は日本人全体の2割に限りなく近づきます。なぜかというと，糖質制限を始めた人のほとんどはその後も糖質制限を続けているから，糖質制限からの脱落者が極めて少ないからです。だから，糖質セイゲニストは増えこそすれ減りません。
そして，［２：８］の2割が糖質制限に転換した後，「残りの8割の2割」集団が変化し始め，恐る恐る，糖質制限を始めてみます。そして，糖質セイゲニストの割合が臨界点を超えた時，社会は大転換を迎えます。これがパラダイムシフトです。
このような「医療のパラダイムシフト」を迎えても，糖尿病治療専門医や熱傷治療専門医は旧来の治療に固執し，糖質制限や湿潤治療に反対しているはずです。糖尿病治療専門医や熱傷治療専門医も［２：８］に分かれ，2割は早々に旧来治療に見切りをつけて新治療（＝糖質制限，湿潤治療）に方針転換しますが，新治療に対する反対派の急先鋒は反対し続けることが自分の唯一のアイデンティティだからです。
だから，「糖質制限／湿潤治療反対派」と論争するのは時間の無駄ですし，［２：８］の8割を論理で説得しようとしても無駄骨です。彼らはそもそも「自分の考えを変えたくない／新しい物を否定することが正しい」と考えているからです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0910-06:00-55 -
雑誌「Tarzan」は糖質制限特集を組んだり，糖質制限を批判したり，編集方針がコロコロ変わる雑誌ですが，9月24日号ではまたもや糖質制限を取り上げています。この雑誌，誰か読まれました？
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0910-06:00-6 -
こんなメールも。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0910-06:00-7
2015/09/09
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0909-06:00-1
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「糖質制限と点滴」についてのメールです。
前もって伝えておきますが、私は糖質制限賛成派の医師です。
「血糖低値」という採血結果が出ている（出てしまった）以上、糖分の補充をしないと現状の医学界では厳しいのではないかと思います。
その後、不幸にも患者さんがお亡くなりになった場合、死因との因果関係は別にして、「血糖低値を無視し、治療しなかった」という観点で訴えを起こされ、裁判沙汰になる可能性もあります。
糖質制限に理解のない医師や弁護士が相手だと、この点で攻めてくる可能性もありま す。
残念ながら、担当医師、患者家族双方が糖質制限に理解があり、十分にインフォームドコンセントが得られている状況でない限り、糖質制限の継続は困難ではないかと考えます。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0909-06:00-2 -
「歯科関連の消毒」についてのメールです。
消毒液って当然合成界面活性剤ですよね。そんなものを口腔内に入る水が通るチェアの配管に一時的にせよ入れるなんて、自分の頭脳で考えることなく権威主義に従う方々のすることだと思います。そのうち各家庭のキッチンの水道管も使わないときは消毒液が必要とか言い出しそうです。
たまった水を流したら4個に減ったと書いてあるのに、どういう状況にあったかもわからないチェアから３８００個もの細菌とか、消毒液（界面活性剤）の使用＝有用（善）のいかにも恣意的な記事です。また「元々の水道水に含まれる細菌数など諸条件によって、水質基準以下にならないこともある」のは行政の問題であって歯科医院の問題ではないし、水道水の塩素が短期間に抜けてバイオフィルムができるなら、そのような配管をしているチェアの設計に問題があります。
私のいえることは「知力のある歯科 医院を受診してください」ということです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0909-06:00-4 -
読売新聞の気になる記事，というメールです。
読売新聞HPを拝見していたところ、アルイミ大変興味深い？記事をみつけましたので、お知らせ致します。
⇒【糖尿病患者の「朝食抜き」はＯＫ？ ＮＧ？ あなたの健康百科 by メディカルトリビューン】
三分でスルーと読んだ感想は、「１日に何食たべると健康に良い」ではなく「食事の際に何をたべると、健康に良い」か検討するべきでは、ないでしょうか？と思いました。
次の２分で、確認したところ、食事の内容は、記載されておられなかったので、日本糖尿病学界オススメの食事を遵守されておられるのでしょう。。。
私の一存にて一言でまとめると、
⇒”内容ガ無イヨウ。”
本当に、糖尿病学会の先生は、自分にとって最適の理論を探し出してくるのが、本当にお上手です。
是非とも、原文にて、読破したいですね。
キット何カ拡大解釈サレテおられるのではないか？ちょっと心配ですね。読売新聞の読者の方々のためにも、原文にて検証してみたいです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0909-06:00-5 -
「湯シャンと頭皮の臭気」についてのメールです。
シャンプーレスを２年前から続けています。 その臭気についての質問です。動物（人間に飼われている犬・猫を除く）は本来シャンプーを使いませんが，彼らの身体は「異様な臭気」を放っているのでしょうか，それとも「動物本来の臭気」でしょうか。
歯磨きレスもしていますが、口臭を何度か指摘され、朝の歯磨き時にだけハッカ油を２-３滴使用して改善を図っています。また糖質制限＆石鹸レス２年、先日は某化粧品メーカーの肌診断を受けて、８歳若く肌質を診断され、効果を実感しています。
そんな中でシャンプーレスの臭いについて先日気になる記事を見つけました。
⇒【発言小町】
私はシャンプーレスにしてからほぼ２年、紆余曲折はありました、またいまでもあるものの、白髪も脱毛も年齢の割にはかなりのスピードダウンができて大変満足しております。
臭気も、時々会う母に確認してもらい、問題はないと思っていました。
でも、この投稿を読んでにわかに不安になってきました。
シャンプーレスをしている本人の気が付かない臭気があるのでしょうか？ 例えば、シャンプーレス実行中の方、シャンプーレスをしてない方の双方が集まる「豚皮揚げおじさんの会」で「クンクン臭気を嗅ぎ合って」調べてみること、統計をとってみることは可能でしょうか？
ご検討いただければ幸甚です。
臭気についてのシャンプーレス実践者の方のお話、また、非実践者の方のお話、あるいは、上記のような統計面からのお話伺えれば大変ありがたく存じます。
シャンプーが付加する人工的臭気は「人間の皮膚本来の臭気」でしょうか。合成界面活性剤を使いはじめる以前の人間の皮膚は，「人間本来ではない異常な臭気」だったのでしょうか。
そう考えると答えは一つです。湯シャンで人間の皮膚本来の臭気に戻る，です。
アンケートをとっても，臭気センサーを使って「科学的調査」をしようと意味がありません。同じに肌の臭いなのに「これは人間本来の臭い」と考えるか「シャンプーの香りがしないから異常な臭気」と考えるかには［２：８］の法則（あるいは［２：６：２］の法則）が絡んでくるからです。
あらゆる集団で，2割の人は新しいものを積極的に取り入れ，8割の人は新しい物をとりあえず拒否します。
糖質制限を知ると,2割の人は「面白そうだからやってみよう」と反応し，8割の人は「ご飯を食べないなんて，何か起きたらどうするんだ」と否定します。前者は「ご飯を食べないでいて，何か起きたらまたご飯を食べればいいだけ」と簡単に考えますが，後者は「何か重大な異常が起きたらどうする」と考えます。だから，両者は相容れません。
「湯シャンと臭気」も同じで，8割の人はシャンプーしないと聞いただけで拒否するのです。湯シャンは「新しいもの」で，「新しい物はとりあえず否定」することが8割派の生き方だからです。
「豚皮揚げ」に集まっている人は糖質制限をしている時点で「2割の人」です。だから，ここでアンケートや調査をしても意味がありません。参加者全員が「新しい物はとりあえずやってみる」派だからです（もちろん，参加者の2割は「積極派」，8割は「慎重派」と分かれるかもしれませんが）。
「発言小町」などのネットの反応も［２：８］に分かれているかもしれません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0909-06:00-6
2015/09/08
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。「2月6日朝，凍結道路転倒患者」が続きます。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#
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今日は仙台から石川先生が見学に見えられる予定です。石川先生は相澤病院（松本市）時代にも一度見学に見えられていて，これで二度目になります。
ちなみに，見学終了後に一緒に食事に行く予定のお店はここ。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0908-06:00-8 -
「糖質制限と点滴」というメールです。
素人であり一個人ですが、今まで納得いく説明ができない医師の指示には懐疑的であり、病気の母にとっていい方法を模索し続け、糖質制限で落ち着くことができましたことに遅ればせながら夏井先生の発信に深く感謝しております。
今回、その糖質制限させて3年半以上経つ脳血管性認知症の母(75)についてです。
8/16に誤嚥し、誤嚥性肺炎で入院。肺炎は治りましたが嚥下障害で点滴のみの栄養摂取に。
当初、主治医に、母は糖で不調になる人なので糖の少ない点滴を希望するも、「カロリーゼロにして衰弱の一途にするのか！」とキレられたのでやむなく糖入りの点滴を承諾。
しかし2週間経って突然耳が聞こえなくなり、右手だけが冷たくなったので、糖過剰で血流が悪くなってるかも、、と切に懇願しなんとか糖なしのものに切り替えてもらうことが出来ました。
すると、それまで夜中に頻繁に繰り返していた不快そうな寝返りとひどい咳がピタリとおさまりやっと熟睡できるようになり、元気さが戻ってきました。一安心とともにやはり糖の害を実感。
ところが、その2日後「血液検査で意識を失うレベルの低血糖になっている、糖を入れず放置したらウチの医療事故になりかねない」と顔色もよく元気そうな本人を目の前に、ただ保身のためという理由で糖を一気に注入されてしまいました。ちなみに母は糖尿病ではないし、薬は一切服用しておりません。
毎日ブドウ糖を150g入れ続けていたのを急にやめたせいかと思いますが、やはり糖なし点滴に急に替えたら高齢者には危険だったのでしょうか。
この事態に、困惑と母の血管への負担を軽くしたい一心で、夏井先生のサイトでこうした現状と、点滴における糖の回避の策はないものか，夏井先生をはじめ、目にとめてくださる医療関係者様にご意見賜わりたくメールさせていただきました。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0908-06:00-2 -
蜂刺症についてのメールです。
実家で垣根の手入れをしていたところ、垣根の中に蜂の巣があり、右手薬指第２関節？第１？（太い方）のところを軍手の上から蜂に刺されてしまいました。
人生58年、初めて蜂に刺されました。
数匹飛んでいるのが見えましたが、テキの種類を確認しないでとにかく撤退。（今朝、蜂の巣退治に行ったところ、アシナガバチでした。）
夏井先生のHPにムカデは熱いお湯をかけるとかあったよなぁと、とりあえずポットのお湯を水で薄めて指をつけこみました。低温火傷になったらどうしようと不安になるくらいの熱さでした。
馴れない左手でスマホを検索すると、ムカデの場合は43から46度のお湯のシャワーで20分ほど洗い流し、石鹸（アルカリ性）で洗うとありました。毒のタンパク質が変性して無毒化されるとか。
途中から46度のシャワーに替えて10分くらい流しました。痛みはほとんど無くなりました。46度のシャワーは充分耐えられる熱さです。
出かける用事があったため、温め終了。
指は少し発赤し腫れもあります。刺されたところは、押すと少し痛いし違和感あり。蜂の針が刺さったままではないようなので、痛みが軽減していけばこのまま様子見でと考えています。
他のサイトは、冷やす、絞り出すとか書いてあるものが多かったけれど、43～46度のシャワーがおすすめです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0908-06:00-3 -
「糖質制限で頭皮湿疹が治った」というメールです。
先日は、頭皮湿疹の改善方法を教えてくださり、ありがとうございました。
さっそく、糖質制限を実践しています! この数日間で、頭皮の痒み、ピリピリとした痛みが激減しました。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0908-06:00-4 -
【かつて『アボリジニ』に白人社会の食事が与えられたとき…歯の状態はこう変わった】
糖質摂取という食習慣が人類から何を奪ったか，一目瞭然です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0908-06:00-5 -
「能登先生の最新刊」というメール。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0908-06:00-7 -
【ざざ虫、伊那子、蜂の子は伊那の三大珍味】
最近，昆虫食関連の記事が多いですが，これは京都新聞の記事。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0908-06:00-9 -
【糖質制限のおやつの通販～大豆博士の森友彦教授監修】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0908-06:00-10
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「ワセリンを冷やしてみたら」というメールです。
1歳9ヶ月の息子がトビヒになりました。保育園でもらったようです。ちなみに，私の外来ではトビヒは「抗菌薬内服＋プラスモイストDC
抗菌薬の内服とともに、ワセリンを塗布したのですが、痛がるので困っていました。
冷やしたらいいかもしれないと、妻が冷蔵庫で冷やしたワセリンを塗布したところ、息子は大喜びで、「また塗って！」とせがむようになりました。
ささやかながら、新たな発見と思い、お知らせさせていただきました。」で治療しています。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0908-06:00-11 -
「子宮頸がんワクチン」についてのメールです。
９／５（土)ＮＨＫの朝のトップニュースでは、子宮頸がんワクチンの副反応の症状が回復せず苦しんでいる女性が多数いて、厚労省はその救済をする方針であるとの話でした。やっとです。
こちらでも、以前に話題になったことがありましたね。
筋肉痛や、不随運動や、記憶障害や、ＩＱの低下など、多くの女性たちがたいへんな困難を受けているようです。
産婦人科学会は接種奨励をしたいそうですが、とても家族友人には接種を勧めたいものとは思えません。どうしたって、未来にかかるかもしれない子宮頸がんより、今接種して起こるかもしれない副反応のほうが怖く思えてしまいます。
家の第一子が幼いころ、新三種混合（ＭＭＲ）か麻疹単独のワクチンかどちらかを選んで接種できました。そのころはネットはなかったので、育児雑誌や公園ママからの少ない情報のなかで、どうもＭＭＲを打つと発熱する子がいるらしい。子どもに打ったお母さんの中には、３週間過ぎても熱が出なかったから、よかった～と言ってる人もいました。私は慎重に麻疹単独にしました。
第二子のときにはＭＭＲは無くなっていました。
そのころは、保健センターで一斉に日が決められての接種が多かったのでたいへんでした。問診票には「お子さんの体調が悪いときには接種を取りやめる勇気を持ちましょう」みたいなことが書いてあって、体調の悪い子に注射するほうが勇気だわ。。なんて思いましたが。
第一子の母子手帳には、「予防接種法及び結核予防法に基づく予防接種は伝染病から社会を防衛するために、国と地方公共団体が責任を持って実施しているものです」と書いてあるのに、第二子のにはその部分は削除されていて、「予防接種は親の責任でやってください」になったのだと思いました。
打つも打たぬも自己責任になっているのだと思います。
これ以上子宮頸がんワクチンの副反応の調査や対応が進まないと、このワクチンだけでなくお母さんたちはこわくてほかのワクチンも子どもに打てなくなってしまいます。
あるいは、よく調べて１つ１つのワクチンの必要性や効果の機序や副反応をまじめに調べて打つ(あるいは打たない)ようになると思います。それは、よいことですが。
子宮頸がんワクチンの副反応の調査、治療、補償、厚労省には尽力してもらいたいです。ワクチン会社からお金をもらっているんじゃないかなんて言われないように。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0908-06:00-12 -
【テニス王者実践 小麦食べない「グルテンフリー」は効くのか？】
多くのスポーツ選手に読んでもらいたい記事。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0908-06:00-13 -
【藤原紀香 愛之助を陥落させた“肉体改造”朝ごはん】
紀香ねえさんも低炭水化物！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0908-06:00-14 -
9月5日～7日にかけて中国の杭州（上海虹橋空港から車で2時間ちょっと。この空港は羽田から行けるので便利）に行ってきて，湿潤治療と糖質制限について講演（同時通訳のスタイル）してきました。そこで拾ってきた小ネタ集。
◆ ホテルは杭州でもトップクラスと思われる良いホテルでしたが，唯一残念だったのがトイレがウォシュレットでなかったこと。ウンコの後に紙でお尻を拭いたのは何年ぶりでしょうか。日本に来てウォシュレットを体験した中国の方々がウォシュレットを爆買いする気持ちがよくわかりました。 ◆ ホテルはWiFiが（パスワード入力なしに）使えましたが，通信速度が遅いため，日本からの「巨大画像ファイル付きの相談メール」は開けなかったです。
また，中国なのでGoogleは全く使えず，”Daily Portal Z”や”探偵ファイル”などのサイトもアクセス不可。その一方，中国関係の批判的情報を掲載しているサイトは何故かおとがめなしに普通に表示されます。ブロックの基準がよくわかりません。◆ 杭州の古い町並みを活かしたショッピング街の清河坊（河坊街）にちょっと行ってみましたが，この珍妙ファッションを多数目撃！ 本当に流行していました。ちなみにお値段は1個2元（40円位）。 ◆ その河坊街のグルメ街に幾つかあるのが揚げたての臭豆腐を売るお店。これが凶暴なまでの臭気を撒き散らしていて，半径10メートルの空気が全て臭豆腐に置換されました。
臭豆腐は以前食べたことがあるのですが，ここまで凶暴な臭気ではなかった記憶が・・・。◆ 杭州の町中で見かけたのが「フル電動自転車」。日本の「電動アシスト自転車」ではなく，完全にバッテリーだけで走ります（ペダルは付いているけど，足で漕ぐ必要は全く無い）。聞いた話では，1回の充電で20～40kmくらい走れ，最高時速は30km/hrくらい。おまけに無免許で走れるんだとか。ちなみに，ナンバープレートは付いていなかったですね。ガソリンエンジンのスクーターと違い，ほぼ無音で走ります。また，「足で漕ぐ普通の自転車」の方が珍しかったです。
聞いた話では，「町のあちこちに空になったバッテリー（リチウム電池）をフル充電のバッテリーと交換するお店」を作る商売の計画が進んでいるんだとか。日本ならコンビニでバッテリーを販売する感じかな？ 安い値段でフル充電のバッテリーと交換できるなら，電動自転車のバッテリー走行距離の短さは問題にならなくなるので，頭がいいです。
いずれにしても，「馬馬虎虎（まーまーふーふー）的大陸的アバウトさ」を感じた電動自転車でした。◆ 上海から杭州までの道路沿いは「全く同じデザインの数10棟の高層マンションが林立」している風景が連続していました。建築中の高層マンション群も多数ありました。これが噂の「建築バブル」ってやつ？ デザインが全て同じなので，一つのデベロッパーが高層マンション群を一気に作ったようです。
ちなみに聞いた話では，全ての部屋に人が住んでいるわけではなく，空き家も少なくないとか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0908-06:00-15 -
【「かかとのガサガサ」恥ずかしい…でも、ハサミや爪切りの雑な手入れはやめて!】
記事としてはいいのに，肝心の保湿の手段が従来型の保湿クリームなんで，結果としてかなり残念なことに。「かかとのガサガサ」はワセリン塗布のみで十分。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0908-06:00-16
2015/09/04
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。「2月6日，凍結した道で転倒」症例が続きます。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0904-06:00-1
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「昆虫食」についてのメール。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0904-06:00-2 -
明日（土）は朝7時には自宅を出発して羽田空港から中国の杭州に向かいます。日本に戻ってくるのは7日（月）の夕方です。この間，どの程度，ネット接続できるか不明ですので，メールでの緊急の問い合わせに対応できないかもしれません。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0904-06:00-3
2015/09/03
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。今年の2月6日朝の東京が寒かったことがわかります。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0903-06:00-1
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先日見学にいらっしゃった小児科の先生からのメール。
先日はお忙しい中外来を見学させて頂き、有難うございました。
4歳児からアナムネを取る先生の技術、シンプルでとても分かりやすい診療、看護師さんとの「阿吽の呼吸」の連携など、全てが参考になりました。
自分の医院を開業する際には、湿潤療法を行う予定です。これから、先生のような外来を目指してこれからも精進していく所存です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0903-06:00-2 -
【砂糖がヨーロッパに伝わるまでの歴史がサクッとわかるムービー】
穀物や砂糖について言及する機会が多いので，こういう資料はありがたいです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0903-06:00-3 -
「歯科関連の消毒」についてのメールです。
歯科医院を開業して３年経ちます。
私はヨーロッパ系の診療台で治療をおこなっています。それは常時濃度の薄い消毒液が流れているからです。それによって朝の排出作業も含め清潔が保てるからです。日本製の診療台もこれからそのような機種が出てくるでしょう。
詳しくは知りませんが先進国では、抜き打ちで保健所が水質検査に来るそうです。基準を満たしていなければ営業停止。
だからいつか日本もそうなると思って導入しているわけではありません。でもこんな記事が世に出てきて、思うのは消毒液にコストがかかってもやってて良かったと思うことです。私が言えることは「良心のある歯科 医院に受診してください」ということです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0903-06:00-4 -
昨日の「鳥人間コンテスト 2015」の東北大学のフライトに胸が熱くなりました。折り返し地点を超え，25km，30km，35kmと飛距離を伸ばし，体力の限界を超え両足の激痛に耐えながらペダルを踏み続ける姿を見て泣きました。日本記録まであと数百メートルというところで力尽き，気を失い，プロペラは回転を止め，それまで優雅に飛び続けていたアルバトロスのように美しい機体は，湖面に吸い込まれるように着水し，やがて水中に没しました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0903-06:00-5
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「6年間，フルーツしか食べていない人」というメールです。
９月１日放送のＴＢＳテレビ「マツコの知らない世界」をご覧になられましたでしょうか？ そこに出演されていた中野瑞樹さんという方が大変かわっていらして，フルーツの魅力にはまってここ６年間フルーツしか口にしていないそうです。
で彼自身も科学者であり、なぜそういう道に至ったか等も番組で説明されていました。
結論としては「フルーツ摂取のみでは肥満にならない」ということでした。
私的にはこの中野さんのおっしゃること、その姿勢は感じるところがありました。彼も科学者魂に突き動かされているんだろうなと。
よろしければ一度ご意見等ＨＰでお聞かせ頂ければと思いました。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0903-06:00-7
2015/09/02
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0902-06:00-1
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「修復腎移植」についてのメールです。
愛媛新聞の記事まとめが公平な内容ですこの記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0902-06:00-2 -
「歯科関連の消毒」についてのメールです。
歯科の消毒について、読売新聞の続きの記事がでました。
⇒【「歯科の水に細菌」で患者は大丈夫？】この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0902-06:00-3 -
糖質制限関連の情報です。
「カラパイア」という雑ネタ系のページに「人は本能的に動物の骨髄や脳を好む？1920年代に幼児を対象に行われていた食に関する実験結果」というページを見つけました。この本も現在はKindleで読めるようです。
以前、夏井先生がレビューされていた「親指はなぜ太いのか 直立二足歩行の起源に迫る」の中で、確か同じようにヒトの祖先が骨髄等を食べていたという考察と、つながっているような気がします。
また、本能的に求める食材を好きなだけ食べることで子供が健やかに成長できるならば、それはそれで、糖質制限に対する一つの裏付けにはならないでしょうか？
書籍版 Kindle版
500万年前のチンパンジー，ボノボ，初期人類はほぼ同じ体重（30～40kg）から出発していますが，生息環境が異なっていて，チンパンジーはコンゴ川右岸の樹上，ボノボはコンゴ川左岸の樹上，そして初期人類はサバンナ生活です。同じ体重の霊長類でも，樹上生活とサバンナ生活では，得やすい主たる食料は異なっているはずですし，「生活環境が異なるのに，同じものを食べていた」と考えるのはむしろ不合理です。
霊長類の食性は体重ごとに大体決まっていて，「小型のものは昆虫を中心とした肉食，中型のものは雑食，大型のものは草食」という一般則がありますが，初期人類は「体重30～40kgだが樹上生活ではない」という特殊な条件下に暮らさざるを得なくなったため，他の霊長類と異なる食性を獲得し，それが結果的に脳容量増大につながったのではないかと推測しています。
そして，この「初期の食性」＝「脂肪とタンパク質たっぷり食材」であり，これが後に「生まれつき骨髄と脳が大好き」に結びついたのかもしれません。つまり，超早期から骨髄と脳を食べていたのではなく，骨髄や脳によく似た組成のものを食べていた，というのが真相ではないかと思われます。
それにしても，上記の本のレビューを書いたのが2003年9月1日，つまりちょうど13年前です。このレビューを書いた時には，まさか自分が初期人類について考えたり本を書いたりするようになるとは，思ってもいなかったな。人生ってのは面白いもんだな。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0902-06:00-4 -
【「なんてこと…」神保町の老舗“書泉ブックマート”の閉店発表に衝撃が広がる】
そういえば，私もここ数年，書店で本を買わなくなったなぁ。週末になると新宿駅周辺の書店を幾つもハシゴして本をチェックしていますが，気になる本が見つかってもそこでは買わず，帰宅後にamazonで購入しています（・・・amazonのポイントがちょっと溜まっているから）。新書やブルーバックスはKindle版が出るまで待つことも多いです（もうこれ以上，本の収納スペースが増やせないから）。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0902-06:00-5
2015/09/01
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0901-06:00-1
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「肥満スイッチ」についてのメールです。
こんなニュースがありました。
⇒【人の肥満を決める「マスタースイッチ」、米国MITとハーバード大学が新発見】
糖質制限の壁を乗り越えられないのは、このスイッチのせいかな？
遺伝子治療をすれば、痩せられるかも。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0901-06:00-2 -
【モンテール、血糖値があがりにくい糖質使用のシュークリームなど発売】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0901-06:00-3
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「歯科関連の消毒」についてのメールです。
昨日の「歯科治療・水に細菌…機器に滞留し増殖 対策不十分」に似た歯科に対する院内感染を危険視する記事は去年からでております。
去年の6月にも読売新聞は「歯削る機器使い回し…高い滅菌費 改善の壁に」という記事を出しています。この記事のページに「院内感染防止対策促進協議会」なる団体のホームページのリンクがあります。
歯科には「歯科外来診療体制加算」という初診料に２６点、再診料に４点を加算できる項目があります。この加算はいくつか算定要件がありますが、先述の団体はこの加算を算定するのに必要な講習会を定期的に開いている団体のようです。セミナー費用は大体３００００円程度のようです。この他にも独自基準で院内感染に対して審査を行い、有料でホームページに記載しているようです。理事の方々を見ると各歯科大の名誉教授や元厚生大臣などが名を連ねていますから天下り団体と考えて間違いないでしょう。
今回の記事も歯科ではフィルターやイオンなどを用いて殺菌効果を謳うものがありますのでそれらを扱うメーカーの差し金と思っております。
そもそも、口の中の歯垢（プラーク）には１０億個/mgの細菌がいるとされています。たかだか、歯科治療中に使う水（多分100ccもいかないでしょう）の細菌を減らしたところで大して効果はないと思います。この記事もそんなことは気にせず、しっかりと歯磨きをしてプラークを減らして口の中の細菌を減らしましょうと終わればいいと思うのですが。
院内感染対策は歯科医院ごとに対策は千差万別で、医療従事者に対する知識の啓蒙、研鑽を促す機会は必要であると感じていますが、このように的外れな記事で患者さんが戸惑ってしまうことは非常に残念だと思います。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0901-06:00-4