2015/08/31
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0831-06:00-1
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『心臓の力』の感想を追加。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0831-06:00-7
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今日は都内の羽木先生，馬場先生，そして看護師さん2名が見学に見えられる予定です。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0831-06:00-6
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「歯科関連の消毒」についての質問メールです。
読売新聞の医療サイトで、歯科関連の消毒についての記事がありました。
⇒【歯科治療・水に細菌…機器に滞留し増殖 対策不十分】
一般人としては、「どうなんだろう・・・？（意味あるんだろうか？）」というのが感想です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0831-06:00-2 -
【米離れが止まらない。米消費量がまた下がった。】
日本農業新聞の記事です。これに対するネット掲示板の書き込みを見ると「糖質制限が広まってきたから？」というような意見が少なからず見受けられます。
しかし，日本人一人あたりのコメ消費量を農水省のデータで見ると，昭和37年（1962年）の118.3kg（精米換算で）をピークに毎年減少し，2014年には55.2kgに半減したことがわかります。要するに，糖質制限という言葉が誕生する50年前から消費は落ちているのです。
理由は単純で「コメ以外に食べるものがあるから。コメ以外の選択肢が増えたから」です。
農水省は「日本人にもっと米を食べさせよう」と考えているようですが，「世界の一人あたりのコメ消費量」では日本は世界50位でしかなく，トップのバングラデシュの1/5程度の消費量です。そして，コメ消費量トップ10はいずれも「東南アジアの発展途上国でコメ生産国」です。要するに，［途上国］＋［コメが豊富にある］＋［コメの値段が安い］という3条件が満たされている国では大量に消費され，経済発展とともに次第に消費が減っていく商品であり作物なのです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0831-06:00-3 -
【タニタ食堂、苦戦の驚くべき真相が判明？実はバランス悪い？】
「食事とはカロリーである」という200年来の言い伝えを信じて疑わない記者が書くと，こういう頭の悪い分析・記事になります。
ちなみに，タニタ食堂のメニューを見てみるとご飯は80～100gと「高糖質食」であり，既に時代に取り残されつつある感があります。
それにしても「タニタ食堂」と画像検索すると，どれも貧相で美味しそうに見えません。こんなのを金を払って食べるくらいなら，KFCの「骨なしケンタッキー」を買って食べますね。値段半分で食べ応えあり！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0831-06:00-4 -
【糖質オフのカレーうどん グリコ、９月から発売】
30％オフ程度じゃ糖質セイゲニストには見向きもされないと思うけど，とりあえず「グリコーゲンを社名にした」グリコまでがこういう商品を出す時代になったということでしょう。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0831-06:00-5
2015/08/29
【06:00】
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昨日，蜂窩織炎で受診された患者さんに抗生剤を処方しようとしたら「宗教上の理由でカプセルは飲めません。錠剤でお願いします」とのことでした。内服薬のカプセルって，ブタのコラーゲンが原料だったんですね。初めて知りました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#
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次の「豚皮揚げを食べる会」は10月31日に京都で開催しますが，参加者募集は9月8日か9日に開始する予定ですので，少々お待ちください。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0829-06:00-1
2015/08/28
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0828-06:00-1
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「紀文の糖質0g麺（常温タイプ）」が紀文食品から直接購入できるようになりました。常温保存可能なので冷蔵庫に入れる必要がありません。
◆ フリーダイヤル：0120-953-226（月～金曜，10:00～17:00） ◆ 専用webサイト この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0828-06:00-2 -
「科学の伝説」についてのメールです。
8月26日の記事にあった熱傷治療に関する記述を一般化すると、次のように教科書の中で生き延びるウソの構図が浮かび上がってきます。
(1) Ａであると教科書に書いてある。 (2) しかし，それを確かめた文献や研究はどこにもない。 (3) しかし，昔からの言い伝えに敢えて逆らって何か起きたら困るので，昔からの言い伝え通りにＡは正しいものとする。 (4) 教科書が正しいかどうかは，本当にＡであるか否かを確かめればわかることなのに，誰もそれをしないので教科書にかかれたウソは生き延びる。 その格好の実例が、昭和40年頃まで広く信じられていた「石油ストーブの火災は水では消えない」という説です。当時の国や自治体の専門家や消防関係者は、こぞってこの説に基づいて「石油ストーブの火災には水ではなくて毛布やフトンで」と指導していたのですが、検証した人は誰もいませんでした。そして、この説は火災や消防には門外漢である「暮らしの手帖」誌の消火実験でアッサリと覆されました。
⇒【8分間の空白】
しかし、誤った説の流布により、水で消せた筈の石油ストーブ火災に対する誤った対応のために財産・家屋あるいは人命が無為に失われたのは事実でしょう。そして、誤った熱傷治療により今なおもたらされている様々な損失もまた然りです。
なお、上記の記事中の「科学の伝説」というコラムで茅誠司氏は「タイプメタルという金属は固まるときに体積が増える」という長く信じられていた通説を引き合いに、同じような伝説は科学の至るところに存在することを指摘しています。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0826-06:00-3 -
東洋経済新報社からのメール。
先日は「修復腎移植」の本をご紹介くださりありがとうございました。「2：6：2の法則」，あるいは「2：8の法則」が示すように，全ての人間集団は「現状を変えてみたい2割」と「現状を変えたくない8割」で構成されています。
同書のニュース記事が東洋経済オンラインに出ております。
⇒【世界の潮流「修復腎移植」を阻む移植学会の闇】
ご覧いただけばわかるように下のコメントランでは、ＮＴＴ東日本関東病院の安部光洋医師の反対意見をめぐりちょっとした論争になっています。
ご案内いただけたら幸いです。
後者の口癖は「〇〇を［やって／止めて］何か起きたらどうする。トラブルを起こさないためには〇〇は［やらない／止めない］方がいい」です。一方，前者の2割の考え方は「〇〇を［やる／止めて］みないと何が起きるかわからない。それで何か不都合が起きたら対処すればいい」です。
言葉を変えれば，「現状を変えないのが正しい生き方 & 新しいものはとりあえず否定するのが無難」という生き方をする8割と，「常識が否定されるのは当たり前 & 新しいものはとりあえずダメ元でやってみる」という生き方をする2割です。だから，2割と8割は根本の部分で意思疎通ができません。両者は基本的な考え方が違っているからです。後者は新しいものはとりあえず否定し，前者は新しいものをとりあえず肯定します。
世の中（システム）が安定している時代では後者の生き方が生存に有利になり，世の中（システム）が不安定な時代には前者のほうが生き延びる確率が高まります。
500万年の人類史を俯瞰すると，不安定期より安定期の方が長い印象があります。だから，「安定期に強い」生き方をする集団が8割を占めているのかもしれません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0828-06:00-4 -
糖質制限関連の情報です。
昨日、以前ネットで偶然みつけた糖質制限スイーツを作っている埼玉県鴻巣市のサッシーのぐちさんに行って来ました。駅前通りに、一瞬通り過ぎてしまうような昭和なたたずまいの小さな洋菓子店ですが、道路をはさんだ向かい側に駐車場もありました。
私が食べたのはイチゴのショートケーキ（スポンジはちょっと固めでですが生クリームがしっとりしているのでパサつく感じはないです）とロールケーキでした。何も言わずに食べた娘は一口食べていつもとちょっと違う・・・といいながら、おいしいと食べていました。焼き菓子もいくつか買ってきましたが、「ふつう」のものと見分けはつきません。
江部先生も訪問したことがあるとのことなので、スイーツはやっぱりやめられない・・・という方はいかがですか？この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0828-06:00-5 -
昨日紹介していただいたブルーバックスですが，Kindle版も出たようです。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0828-06:00-10
2015/08/27
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0827-06:00-1
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「プラスモイストP取り扱い薬局：北海道」に札幌市北区の「ふじ薬局」，，「プラスモイストP取り扱い薬局：愛媛県」に四国中央市の「あおぞら薬局 新川店」を追加しました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0827-06:00-2
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「地下水問題」についてのメールです。
モンサントへのデモ行動の記事を目にしました。
⇒【悲劇。何も知らない日本人－反モンサント・類のない世界一斉デモ】
「水の支配行動など世界の市民の怒りが爆発したデモ」との記載があります。
日本のメディアは相変わらず報道規制ですかね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0827-06:00-3 -
「ヤケドを独力で治しました」というメールです。
８月１１日に火傷のメールをお送りしました５５歳、女性です。
毎日ドレッシング交換をしながら、ほぼ１週間で上皮化したと思われます。(13日はぶつけて傷を作ってしまいました）
その間は痛みも無く普通に仕事ができて本当に助かりました。
昼間は食事の用意をする度濡れるので、切り込みを入れた薄手のビニール袋を貼り、吸水性の良いリードのクッキッグペーパーを厚めに折りたたんで貼っていました。（これが不織布タイプで加工が自由にできて肌触りが柔らかく、こすれても痛くなくて重宝しました。）
手の甲や手首など油が飛び散った部分にもワセリン・ラップなどをしていたのですが、上皮化した頃に、かゆくて小さな水泡を持ったプツプツが新たにできてきました。
こちらのプツプツは悪化しているように見えたので、とびひかと思って買い置きのプラスモイストＤＣを貼ってみたところ症状が治まっていったので、こちらに切り替えました。
まだ上皮化する前に実験的にプラスモイストＤＣを火傷の一番ひどい部分に貼ってみたところ、痛くて痛くて仕事どころではありませんでした。「空気に触れるとこんなに痛いんだ。」と、プラスモイストＰとプラスモイストＤＣの違いも体験し、製品の質の高さに驚きました。
そのＤＣもなくなってきたので、プラスモイストＰに千枚通しでたくさん穴を開け通気性を良くして貼ってみたところ、悪化せず上手くいきました。
そうこうしているうちに、火傷もとびひ（？）もすっかりよくなり、結局医者に行かず（行く時間も無かったのですが）、自分でなんとか治せてホッとしています。
先生のサイトで調べ、他の症例と比べながら安心して治療することができ感謝しております。
ありがとうございました。
8月13日 8月24日 この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0827-06:00-4 -
糖質制限関連のメール。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0827-06:00-5 -
本の紹介メール。
【心臓の力 休めない臓器はなぜ「それ」を宿したのか (ブルーバックス)】が面白かったので、お暇なときに是非。。。
心臓がなぜ止まらないか、その機序と細菌！との関係も書かれています。目から鱗が落ちるとはこのことでした。
書籍版 Kindle版 この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0827-06:00-6 -
【穴開いた名画、偽物？ ＝別人の作品か―台湾】
事件は思いもよらない方向に展開中！ 次は，穴開け少年が「ボクは一目見てニセモノだと直感しました」なんて言い出すかな？この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0827-06:00-7
2015/08/26
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0826-06:00-1
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昨日紹介した手指熱傷の症例の説明文で「この論理のどこに間違いがあるかお分かりだろうか」と書きましたが，これは「2週間で治らない熱傷は保存的治療では治らないと教科書に書いてあるので2週間後に植皮をする」というのと同じ間違いです。
① 「腱の上に植皮は生着しないので腱が露出する前に植皮をしなければいけない」／「2週間で治らない熱傷は自然に上皮化しないので，直ちに植皮する」と教科書に書いてある。 ② しかし，それを確かめた文献や研究はどこにもない（例：2週間以上経過した熱傷は絶対に上皮化しないことを証明した実験はない） ③ しかし，昔からの言い伝えに敢えて逆らって何か起きたら困るので，昔からの言い伝え通りに早期植皮をする。 ④ 教科書が正しいかどうかは，2週間以上植皮をしないで症例の経過を見ればわかることなのに，誰もそれをしないので教科書に書かれたウソは生き延びる。 この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0826-06:00-3 -
「妊婦の糖質制限」についてのメールです。
妊娠中のGDM（妊娠糖尿病）のスクリーニングについて以前から、疑問があったので調べてみました。
日本糖尿病学会は通常成人の糖尿病診断基準がHbA1c>6.5に変更になったにも関わらず、妊娠中だけどうして未だに糖負荷試験（妊娠24～28週で50gGCT、それで陽性であれば75gOGTTを行う）がまかり通っているのか・・・
時間は食うし、頻回の採血、糖質セイゲニストには屈辱的なブドウ糖一気飲み、更にその後の体調不良。
なぜ妊娠中はHbA1cの採血ではダメなのか？
産婦人科診療ガイドラインー産科編2014を読んでも記載無し。
所詮、日本のガイドラインは米国のガイドラインを日本語訳して都合の良いように微調整したものに過ぎないので、米国糖尿病学会（ADA）のガイドラインをダウンロードし読んでみました。
S8 2. Classification and Diagnosis of Diabetes（14ページ）
A1cについての記載より
These advantages must be balanced by greater cost, the limited availability of A1C testing in certain regions of the developing world, and the incomplete correlation between A1c and average glucose in certain individuals.
血糖値よりもA1cの方が費用が高く（しかも米国ではかなり高価であるという文章中の印象あり）、世界中どこでも気軽に調べられる検査では無い（アメリカのガイドラインだから国内だけでいいはずなのに、世界中どこでも気軽に・・・とはお節介も甚だしい、さすがアメリカ）。
A1cと平均血糖値が相関しない場合もある。
In conditions associated with increased red cell turnover, such as pregnancy (second and third trimesters), recent blood loss or transfusion, erythropoietin therapy, or hemolysis, only blood glucose criteria should be used to diagnose diabetes.
赤血球のターンオーバーが促進された状態（赤血球の寿命が短い状態：妊娠中期および後期、最近の失血や輸血、エリスロポエチン治療、溶血など）ではA1cは平均血糖値と相関せずに低い値が出てしまうので、DMの診断は血糖値で検査する必要がある。
S77 12. Management of Diabetes in Pregnancy（83ページ）
妊娠中のDMの管理についての記載より
For women with preexisting type 1 diabetes or type 2 diabetes who become pregnant, the following are recommended as optimal glycemic goals if they can be achieved without excessive hypoglycemia (7):
もともと妊娠前からDMと診断されている場合には夜間、食前、食後の血糖値、A1c<6%がターゲットとなる。◆ Premeal, bedtime, and overnight glucose 60-99 mg/dL (3.3-5.4 mmol/L) ◆ Peak postprandial glucose 100-129 mg/dL (5.4-7.1 mmol/L) ◆ A1c<6.0%
Due to increases in red blood cell turnover associated with pregnancy, A1c levels fall during pregnancy. Additionally, as A1c represents an average, it may not fully capture physiologically relevant glycemic parameters in pregnancy. A1c should be used as a secondary measure, next to self-monitoring of blood glucose. The recommended A1c target in pregnancy is ,6% if this can be achieved without hypoglycemia. Given the alteration in red blood cell kinetics during pregnancy, A1c levels may need to be monitored more frequently than usual (e.g., monthly).
妊娠中はA1cが生理的に低下するので、SMBG優先。それでも低血糖を起こさない範囲でA1c<6%が目標。毎月A1c測定を。まあ、興味のある方はオリジナルを参照下さい。
このガイドラインを見ていて感じたのは、アメリカのガイドラインに有りがちな上から目線の宗教的な胡散臭さです。
１） 妊娠中にGDMになるような妊婦は、将来的に遅かれ速かれどうせDMを発症するんだから、若いうちに「あんた、将来はDMになるよ」と神のお告げを受けておいた方がいいだろう。GDMは母体と新生児の合併症も増えるし、今のうちに私が占って差し上げよう。 ２） まだ神のお告げを受けていない、GDMのスクリーニングを受けていない迷える子ヒツジな妊婦にはGCTやOGTTを。妊娠中は生理的にA1cが低下するから、血糖値で診断せねばならない。それにA1cは世界中どこでも簡単に調べられないから、世界中全ての妊婦に神のお告げを伝えるにはGCTやOGTTでなければならない。 ３） そのクセに既に神のお告げを受けてしまった、DMありと分かっている妊婦はA1c<6%で構わない。頻回測定を。 それなら24～28週でA1c<6%、でいいような気がするが、どうしても世界中全ての妊婦に糖負荷試験の神のお告げを言い渡したいらしい。
現在、日本国内においてA1cを測定出来ない医療機関はまず存在しないこと、費用も49点と決して高価な検査ではないこと、係る時間と手間を考えれば日本国内の妊婦のスクリーニングはA1cに変更して欲しい、所詮スクリーニングだし。
神のお告げが大好きなADAを差し置いて、日本だけA1c<6%で診断ということには決してならないでしょうねぇ。
何時まで続くのか、彷徨える日本人妊婦・・・
ちなみに、妊娠悪阻（つわり）の診断基準に尿中ケトン陽性というのがあります。
「尿中ケトン強陽性＝入院が必要な飢餓状態、点滴しなきゃダメ」というのが、産婦人科医の体に染みついている合い言葉です。「ケトン＝悪者」という偏見は無くならないでしょうね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0826-06:00-4 -
【カリフォルニア、地下水をくみ上げすぎて地面が沈む】
これまで何度も取り上げている地下水問題ですが，カリフォルニアでは深刻化の一途をたどっています。帯水層と呼ばれる巨大な地下水層は数百万年の巨大氷河から形成されたものです。カリフォルニア州は「約12億円をつぎ込んだ地下水を戻す対策を発表」したそうですが，多分，焼け石に水でしょう。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0826-06:00-2
2015/08/25
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0825-06:00-1
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最近購入したマイナー系ジャズトリオ。
◆ 3io ◆ Lynne Arriale Trio ◆ Najponk Trio この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0825-06:00-3
茨城県の西堀先生からの症例についてのメール。
8月2日にご紹介頂いたティファールでやけどした8ヶ月の女の子ですが、8月21日で上皮化しました。
右中指と薬指の伸展が少し硬くなっています。今後、お母さん（保健師）にマッサージをしてもらいながら経過をみて、必要であれば〇〇病院の手の外科に紹介したいと思います。
経過写真を例によってブログに載せたのでご参照ください。
右中指と薬指の伸展が少し硬くなっています。今後、お母さん（保健師）にマッサージをしてもらいながら経過をみて、必要であれば〇〇病院の手の外科に紹介したいと思います。
経過写真を例によってブログに載せたのでご参照ください。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0825-06:00-2
2015/08/24
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0824-06:00-1
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湿潤治療の講演用スライドをバージョンアップしました。最新版は8月22日作成のものです。ご覧になりたい方は本名，所属を明記してメールでご連絡下さい。
なお，以前ダウンロードしたことがある方は同じアドレスからダウンロードできますのでご利用下さい。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0824-06:00-2 -
「糖質制限 vs 脂質制限」についてのメールです。
ちょっと話題になっている「糖質制限 vs 脂質制限」についてです。
MTProと原文と両方読んでみました。
MTProには、
糖質制限食と脂質制限食は糖質あるいは脂質を800kcal/日減らすことにより，いずれもベースライン食に比べ総エネルギー量が30％少ない食事（いずれも1,918kcal/日）とした。
その結果，1日当たりの体脂肪の減少量は糖質制限群の53±6gに対し，脂質制限群では89±6gと有意に多かった（P=0.002）。また，糖質制限群ではインスリン分泌が低下し，脂肪燃焼量は増加したが，脂質制限群ではこれらの変化は認められなかった。とあります。
一日800kcalを減らしたということは、脂質にして88.9gで、体脂肪の減少率89±6gと見事に一致しています。脂質制限群で脂肪燃焼量に変化がないということは、脂肪の消費量は変わらないということです。単純に脂質の摂取量が減った（補充が減った）ことで、脂肪のプールが減っただけでははないでしょうか？
その他にも、8/22の方がおっしゃっているように
DXA may provide iaccurate results in situations of dyamic weight change and shifting body fluid(Lohman et al., 2000; Muller et al., 2012; Pourhassan et al., 2013; Valemtine et al., 2008).
（訳）【DXA法は動的に体重が変化したり体水分が移動する状況においては不正確な結果をもたらす可能性がある】DXAの測定誤差、そして6日という短い期間なので、体重減少スピードの個人差の影響を受けたなども十分考えられます。
最もわかりやすいのは原文の":Graphical Abstract":で、
脂質制限(-800kcal)では炭水化物の燃焼量、脂質の燃焼量ともに変化はない。炭水化物制限(-800kcal)では炭水化物の燃焼量が減り(-500kcal/日)、脂質の燃焼量が増えた(+400kcal/日)。という結果になっています。
しかも本文にあるように、インスリン分泌は炭水化物制限で減少、脂質制限では減少していません。
100歩譲って、この研究において炭水化物制限が脂質制限より体脂肪減少効果が少なかったとしても、炭水化物制限について言えば、インスリン分泌が減り脂肪の燃焼量が増えて体脂肪は減っており、理にかなっていて納得できる結果だと思います。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0824-06:00-3 -
「年齢と膵酵素の関係」についてのメールです。
以前お伝えしました「年令と膵酵素の関係」のデータを送ります。
⇒Excelデータ
まだ30例ほどですが、傾向的には固まってきているので、ある程度のことは言えるかと思います。
年令についてですが、3歳までは月齢まで入れてグラフ化しています。
それから前提として、すべて何らかの感染症など病気の状態での血液データです。
臨床的な膵炎やおたふくはもちろん含まれていません。
ただし、感染が膵機能に対して何らかの影響を及ぼしている可能性は否定できません。
P型アミラーゼについては、3歳くらいまでは直線的に上昇し、その後の年令では20U/L前後でばらついている。
S型アミラーゼ（総アミラーゼ－P型アミラーゼ）については、全年齢についてばらつく傾向にある。
P型アミラーゼは、離乳食が始まってから徐々に上昇し、3歳くらいで安定するようです。
こどもの発達が、人類の進化の過程を反映するとするなら、S型アミラーゼの方がP型アミラーゼより進化上古く、もしかするとP型アミラーゼは、人類が糖質摂取をするようになってから膵臓機能のひとつとして付け加えられたものということができるでしょうか。
また、リパーゼとトリプシンは年令と関係がないようです。
かつ、リパーゼとトリプシンには、非常に強い正の相関関係が見られます。
赤ちゃんでも、脂質・タンパク質の消化能力は、決して劣らないといえそうです。
ただし、今のところ最小月齢が5か月（完全母乳栄養で離乳食未開始）ですので、本当に生まれたての新生児ではどうなっているのかはわかりません。
少なくとも、P型アミラーゼよりは進化上古いと言えるでしょうか。
また、リパーゼとトリプシンの強い相関からは、人体にとって脂質・タンパク質の同等レベルでの重要性がうかがわれます。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm# -
書店で見かけた面白そうな本。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0824-06:00-5 -
【砂糖を止めたアナタの身体に起きる「5つの変化」】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0824-06:00-6
2015/08/22
【06:00】
-
「糖質制限 vs 脂質制限」についてのメールです。
糖質制限 vs 脂質制限の記事見て、原著論文を確認してみました。
結論から言って実に巧妙なトリックが仕組まれていると思いました。こういう事をされるから私はエビデンス偏重主義が嫌いなんです。
まずこの研究の最大の特徴は研究期間が極めて短いという所にあると思います。
何せそれぞれの食事制限実施期間が6日間という短さです。厳格な食事管理をしているから仕方ないと言われるかもしれませんが、それにしても異例の短さです。
そのわずかな期間での体重減少が糖質制限で-1.85kg、脂質制限で-1.3kgと糖質制限の方が上回っていたけど、DXA法という正確な脂質測定法で調べたら糖質制限では-500±60kcal/dayの体脂肪減少、すなわち換算すると実質53±6g/dayの脂肪量減少で、脂質制限では-840±kcal/dayの体脂肪減少、すなわち換算すると-89±6g/dayという脂肪量減少、ゆえに体脂肪を減らすには脂質制限の方が有効である、という論法だと思います。
しかしながら、本文を読むとこのような記載もあります。
DXA may provide iaccurate results in situations of dyamic weight change and shifting body fluid(Lohman et al., 2000; Muller et al., 2012; Pourhassan et al., 2013; Valemtine et al., 2008).
（訳）【DXA法は動的に体重が変化したり体水分が移動する状況においては不正確な結果をもたらす可能性がある】確かに糖質制限による初期の体重減少効果は水分の移動によるものですので、まだ脂肪が燃焼するのはこれからといったところでしょう。
しかしそれと同時にその時期はDXA法では正確な評価が難しい時期でもあるのです。その正確かどうかわからない糖質制限での脂肪減少量と脂質制限での脂肪減少量を比べてものを言うというのは少し強引なのではないでしょうか。
その誤差を埋めるためにmetabolic chamberという部屋に閉じ込めて厳格な測定を行いましたとか、その結果統計学的有意差が出ましたとか著者らは主張していますが、それなら一時的な動的が状態が治まるはずの長期間での検証を行うべきだと思います。ここにこの研究の大いなるごまかしがあります。
しかもその先の長期間の検証を、実際のデータではなく、なぜかここで突然「ヒトの代謝の数学的モデルを用いて長期効果のシミュレーション」で行っているのです。人間を機械か何かだと思っているのでしょうか。甘すぎます。それができないから検証が必要なのです（蛇足ですが、漢方でのエビデンス検証が難しい理由もここにあると私は考えています）。
それだけ不確かな情報をはらんでいる結果であるにも関わらず 、サマリーでは「脂質制限食の方が体脂肪を減少させる効果に優れていた」と明記するわけですから、ひどい話です。これでは一般の人やエビデンス信奉の医師は容易に信用させられてしまいます。
それにこの研究にはもう一つ巧妙な点があります。
この研究ではエネルギー代謝に関わる実に様々な検査値が測定されています。それはそれで結構な事なのですが、検査された項目の中にBHB（βヒドロキシ酪酸）があります。
糖質制限群は糖質（炭水化物-食物繊維）124g、脂質が108gで、脂質制限群は糖質326g、脂質17gであり、タンパク質はそれぞれ101g、105gとなっているのですが、糖質制限の方ではBHBの変化量が88.3μmol、脂質制限の方では56.9μmolとなっています。有意差 ありとなっていますが、これではケトン産生の観点において大差はありません。五十歩百歩です。
通常のスーパー糖質制限であれば400～1200μmol/Lくらいが普通です。そうでないと十分に脂肪は燃焼しているとは言えません。
従来の医学常識でケトン体産生が危険視されているからかもしれませんが、要するにこの研究では「脂肪がそんなに燃えないギリギリレベルの糖質制限を引き合いに出して、それよりも脂質制限の方が脂肪燃焼効果が高いという結論を、正確そうに見える不正確なデータを利用して導き出している」わけです。
もしこれを計画的に行ったのだとすれば、著者は相当頭が良いですね。もちろん皮肉ですが。
私は実体験に勝るものはないと思っています。
百歩ゆずって脂質制限の方が短期の脂肪減少効果が高かったとしましょうか。
しかし糖質制限を実践してダイエットに成功した人なら誰もが体感的に知っている事があります。糖質制限の方が空腹感をコントロールしやすい、ということを。
それにはドーパミンを介した報酬系が関わっているという事を私は学びました。脂質制限が仮に効果があったとしてもそれをリアルワールドで実践するのは至難の業だという事を経験者は知っています。そうでなければ糖質制限にここまで傾倒する必要はなかったはずなのですから。
その実際の身体で起こっていることを体感せずして糖質制限を語る人の事を、たとえその人がどれだけ偉くどれだけ頭の良い人であろうと、私は信用する事はでき ません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0822-06:00-1 -
「糖質制限 vs 脂質制限」についてのメールです。
糖質制限と体脂肪について私も知りたく思い、メールを致します。
私はもともとBMI１９～２１くらいで、特に肥満という訳ではありません。それでも糖質制限により、体重はいくらか減りました。
一方、家の体重計に表示される体脂肪は上がる一方です。
体脂肪「量」ではなく「率」ですから、体重が減れば上がるのはある意味当然とも言えますが、減っているのは脂肪ではなく、筋肉なのだろうかと悩みました。
調べてみると、家庭用の体脂肪計は、体内の水分量をもとに体脂肪率を計算によって推定しているようです。糖質制限をすると、むくみが減ります。体内の水分量が減った結果、体脂肪率が高く表示されるのかもしれないと考えたのですが、いかがでしょうか。
この実験が、どのような仕組みで体脂肪を測っているのか知りたいです。水分による計算ではなく、直接測れる機械もあるのでしょうか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0822-06:00-2 -
「面白い本を発見」メールです。
山田健著 「オオカミがいないと，なぜウサギが滅びるのか」 集英社インターナショナル
という本を見かけ，読んでみました。
食物連鎖を中心に，生態系について書いてありますが，食物連鎖のピラミッドの底辺の土壌の重要性と，今の危機的状況，緑の革命の功罪，化石水とよばれる，長い年月をかけて蓄えられた地下水の枯渇，生物多様性の本当の重要性 などなど 夏井先生の「炭水化物が人類を滅ぼす」を読んでいたからこそ理解がしやすい部分もありましたし，生物の多様性の話には，腸内細菌叢につながる部分もあると感じました。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0822-06:00-3 -
【血糖値があがりにくい糖質を使ったスイーツを販売/モンテール】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0822-06:00-4
2015/08/21
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0821-06:00-1
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「糖質制限 vs 脂質制限」についてのメールです。
こんなニュースがありました。
⇒【体脂肪の減少に有効なのは糖質制限よりも脂質制限】
結果について，著者は「脂質制限食に比べ糖質制限食はインスリンの分泌を低下させ，脂肪の燃焼を促進させる効果が高かったにもかかわらず，脂質制限食の方が体脂肪を減少させる効果に優れていた。この点は興味深い。体脂肪の減少には必ずしもインスリン分泌の低下は必要ない可能性がある」と述べています。
皆様は、どう思われますか？この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm# -
【人気焼肉店の低糖質コース】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0821-06:00-3
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【『糖質制限スイーツ』続々登場！】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0821-06:00-4
2015/08/20
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0820-06:00-1
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「歯医者さんの話」というメール。
瑣末な話なのですが、８／１１に私の奥歯の金属の詰め物が取れてしまい、歯科でくっつけてもらいました。
この歯は、２０１４年１２月の検診で「詰め物がはずれそう。中が虫歯になっているかもしれないから、詰め物を取って治療し直しましょう」と言われたところだったのです。
その時は痛くもなく、はずれてもいないものをいじりたくなかったので、そのままで様子を見たいですと伝えたら、先生はそれでもいいでしょうと言ってくださいました。
今回、削ることなくそのままくっつけてもらうことができました。
「治療し直しましょう」に従っていたら、詰め物をはがされさらに歯を削られていたのだと思うと、あらためて患者の言うことも容認できる先生でよかったと思いました。
なるべくなら歯は削りたくないのです。
それから、希望があればやっぱりダメモトでも先生に言ったほうがいいんだと思いました。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0820-06:00-2 -
【卵を食べてコレステロールを摂取しましょう】
雑誌「わかさ」の特集記事です。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0820-06:00-3 -
「ノンアルコールビールにアルコールを入れると激ウマ！」についてのメールです。
小生は外ではホッピーを飲んでいますが、このホッピー、余り売っていないので，自宅ではノンアルコールビールに甲類焼酎（安いやつですね、、）入れて飲んでます。「ノンアルビールに焼酎」を今飲んでいます。美味いっす！
いわゆるホッピーまがいってことになります。
ホッピーは１本あたり糖質が約7ｇ入っているようです。まあ気にするレベルではありませんが、ノンアル＋焼酎だと糖質ゼロですね
のんべい医者のよしなしごとですこの記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0820-06:00-4 -
「ワセリンとガーゼで湿潤治療」についてのメールです。
「ワセリンとガーゼによる最新熱傷治療」をしている昭和大学付属病院から熱傷患者が逃げ出して私の外来を受診しているのはなぜなんでしょうか？ ニセモノ治療に騙される患者ばかりでないということでしょう。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0820-06:00-5
2015/08/19
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0819-06:00-1
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見学された先生からのメール。
粉瘤や褥瘡、トビヒ、指先の欠損、糖尿病による壊死、蒸気による熱傷、上皮化したキズ、感染しててもおかしくないほどの深い傷、ガラス片がめり込んだ傷等々，一日の見学にしてはバラエティに富んだ症例を見学できたのではないかと思いました。
見学していてまず感じたのは何度かHP上でも仰っていた「医療はサービス業」という姿勢でした。
具体的には患者が欲しがれば、それほど必要がない痛み止めも想像するに不安を少なくしてあげるために処方されていたり、初診の方に対する丁寧な怪我の治り方の説明などです。
決して押し付けることがなく、終始いい雰囲気が診療室内にあふれているように感じました。
また先生と看護師さんの息の合った連携プレーも、さすがだなぁと思いました。
中でも特に印象的だったのは、右大腿部を熱傷した娘さんの母親に対して掛けていた「傷痕があってもみんなに好かれる子と、傷痕が無くても嫌われている子だとどっちがいいですか？」という言葉と、「子供も許可をもらえばそれほど泣かない」という言葉と実際の看護師さんの対応でした。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0819-06:00-2 -
「腋臭対策」というメールです。
以前から界面活性剤を避け、出来るだけ石けんを使用して来ましたが、こちらのサイトで石けんも使わなくて良いんだと知り、１年以上シャンプー石けんレスです。腋臭で困っていらっしゃる方は，是非，試してみて結果を教えていただけないでしょうか。
でも腋臭があり夏は特に気になっていて頻繁にシャワーを使っていたのですが、最近、重曹が有効と知って使ってみました。重曹の粉を少し指先に取り、汗ばんだ腋の下に擦り込むだけです。
一瞬で臭いが消え効果も長時間続きます。
これからは夏も冬もワセリンと重曹だけでスキンケア出来そうです。
私の他にも困っている方がいらっしゃるのではと思いメールいたしました。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0819-06:00-3 -
【本当はかわいそうじゃない「かわいそうなぞう」】
いつもながらいい味を出している北村ジンさんの1分間ビデオですが，なぜかゾウさんたちの間では糖質制限が流行中！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0819-06:00-4
2015/08/18
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0818-06:00-1
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「糖質制限と水分摂取量」についてのメールです。
生化学の専門家ではありませんが、単純に考えました。
ブドウ糖１分子C6H12O6が代謝されると、6分子のH2Oと38ATP（うち30はTCAサイクルでのピルビン酸から）が生成されます。
一方、脂肪酸が代謝されると一回のβ酸化（脂肪酸から Acyl CoA→Acetyl CoAとCが二つ減ったAclyCoA）で一分子のAcetylCoAが生成されます。このAcetyl CoAがTCAサイクルに入ると、代謝の過程で合計生成AcetylCoA数×17－６ATPが生成されます。
となると同じ３８ATPを脂肪酸から得るには2.6回分のβ酸化が必要です。（38+6）÷１７
TCAサイクル一回で２分子のH20が生成される（下の②の式の半分）ので，単純に同じ38ATPのエネルギー得るためにブドウ糖1分子から6分子の，脂肪酸を2.6回代謝すると2.6×２＝5.2分子の水と微妙に水の生成が少なくて済みます。
化学式でかくと
①C6H12O6+O2→２C3H4O3（ピルビン酸）+ ２H2O + ８ATP
② ２C３H4O3（ピルビン酸） + ５O2 + ６H20→ ６CO2 + 10H2O + 30ATP
合計 C6H12O6+6O2→ ６CO2+６H2O+38ATP
脂肪酸はβ酸化されると R-CH2-CH2-COOHから、R-CO-SCoAとCH3CO-SCoAができ，後者のAcetylCoA１つからピルビン酸一つが作られる計算です。
勿論生体内なので、こんな単純な話ではないと思いますが、一つの理由になるのかなと。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0818-06:00-2 -
【糖質制限情報WebマガジンPocorin】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#
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見学にいらっしゃった先生からのメール。
私も湿潤治療を7～8年間続けてきましたが、先生の外来を見学させていただき、自分の治療のやり方が先生の方法と大きく変わっていなかったことに安堵しています。(先生の著書でずいぶん勉強させていただきました)
患者さんに対する説明、小児に対する診療の仕方、アテロームの処置の実際、ドレッシングの選択や当て方、等、実際に自分の目で見て初めて分かったことも多くあり大変有意義な一日を過ごさせていただきました。
また、先生の生ピアノも聴かせていただき、うわさに違わず、華麗な指さばきも拝見できとても嬉しかったです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0818-06:00-4 -
コウノメソッドについてのメールです。
認知症オンラインで、コウノメソッドの解説が続いている
いいことを言ってるぜ
『医師を探すときの選考基準は、専門性ではないのです。性格として謙虚であり、いいものは採用し、患者から学ぼうとする姿勢のある医師であることです』この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0818-06:00-5
2015/08/17
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0817-06:00-1
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今日は長野県の新中先生，都内の羽木先生，江波戸先生が見学に見えられる予定です。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0817-06:00-6
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「糖質制限と水分摂取量」についてのメールです。
今年は猛暑で酷暑の夏で熱中症に警戒して水分を取りましょうと、連日耳にする中、夏井先生の水分を取らない試みをブログで読み、ふとよぎる考えが気になったのでメールさせて頂きました。
糖質制限をしつつ水分を取らない試みを読んで、地球の歴史の中で穏やかな時代を生きて来た私達がこれから迎えるであろう地殻変動や気候変動の時代を生きる為に、連綿と繋がれて来た命の記憶が発動してるのかもしれないとSFバリの発想ですが、そんな発想が頭をよぎりました。
現代の様に水分(飲料水)や食料(糖質中心)の恵まれた時代は過去を見てもとても希な時期だと思います。どちらかといえば飢餓状態と餌にありつく状態を繰り返して生きて来た記憶の方が長いとも言えます。
そんな命を記憶を刻み付けた遺伝子が地球の地殻変動や気候変動に影響を受けているのか、変動を感知したのか、わかりませんが極限状態の記憶を発動させているのではないかと思えるです。
根拠のない妄想や想像の域での発想ですが、夏井先生の糖質制限下の水分制限の試みは連綿と続く命の記憶が経験値から、これから極限状態を迎えるかもしれないと言う警告を発しているのを受け取っているのからかしら？と想像してしまいました。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0817-06:00-2 -
「糖質制限と水分摂取量」についてのメールです。
糖質をたくさん摂っていた頃は、暑くなるとじとっとした汗が出、涼しい環境に移動しても汗がひかない（蒸発せず皮膚表面が湿った、濡れたままな）ため、体が冷えたままになってしまいどうしようもありませんでした。お腹も冷えるので下しやすく、夏の通勤で冷房の効いた車両に乗ったあとは駅のトイレに駆け込むことも少なくありませんでした。お腹を温めるためのハンドタオルが手放せませんでした。不快な、嫌な汗をかいていたように思います。
糖質制限をしている現在は、発汗の量とタイミングが適度に調整されているようです。町内の公園の炎天下での草取りに駆り出された際も、Tシャツの胸と背中が濡れるくらいには汗をかくのですが、若干ぽかぽかしている感じで木陰にはいると汗もすぐに引きます。配られたお茶のペットボトルも２、３口で十分でした。冷房の効いた部屋と外との行き来も以前はそれだけで体に堪えていたのですが、今はきちんと体が対応できているようでまったく疲れません。そういえば、冷房がきいた部屋のフローリングでついついうたた寝した時も、体は冷えているのにまったく風邪をひく気配もありません。体の芯は冷えていないんですね。（気がつけば、糖質制限始めてから一回も風邪をひいていない！）
糖質を摂取することで、発汗の量やタイミングも狂ってしまい、本来の体温調節ができなくなるのだと実感しています。
もしかすると、この時期急増する熱中症も糖質を摂らなければかなり発症リスクを減らせるかも、ですね。
蛇足ですが、熱中症対策で○カリスエットなどの砂糖たっぷりのスポーツドリンクを勧める医者、学校の先生が多いですが、逆によろしくない気がしますね。この時期虫歯の発症リスクがいきなり高くなる子供がとても多いです。私は患者さんには熱中症対策で飲む飲み物としては、味噌汁をお勧めしてます。塩分も適度で冷やした味噌汁はけっこうイケます。虫歯にもなりません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0817-06:00-3 -
【白米代わりにイケる！まやかし炭水化物「カリフラワーご飯」に注目 】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0817-06:00-4
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【ノンアルコールビールにアルコールを入れると激ウマ！ 激ウマ！ 激ウマ！】
ちなみに，私が最近飲んだノンアルコールビールで一番美味しかったのはサントリーの「All-Free ビターオレンジ」です。休日の昼はこれとコンビニのフライドチキンがあれば満足です。
というわけで，スピリタスを買っちゃうしかないかな。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0817-06:00-5 -
糖質制限についてのメールです。
MedPeer のポスティング調査，【「糖質制限食」についてどう思いますか】が，このほど、実施されましたこの記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0817-06:00-7 -
糖質制限関連の情報です。
糖質の少ない製品を紹介させていただきます
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0817-06:00-8 -
【かつて隆盛を誇りながらも絶滅してしまった巨大生物10選】
古生物マニア，歓喜！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0817-06:00-9
2015/08/14
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0814-06:00-1
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「宗教について」についてのメールです。
8月12日の記事（あらゆる宗教には「変えてはならない部分」と「時代によって変えていくべき部分」がある…）についてのコメントです。結局，「神は人間の頭の中にしか存在しないもの，つまり，人間が考えだした架空の概念である。神の教えももともとは人間が作ったもの」と考えるか，「神は人間が出現する以前からこの世界に存在するものであり，実在する。神の教えは神が人間に賜ったもの」と考えるかで，大きく異なります。そして多分，この両者の考え方は相容れないと思われます。
ラインホルド・ニーバーという神学者によるニーバーの祈りと呼ばれる言葉があります。こちらのページによれば、ニーバーの弟子である神学者の大木英夫氏が1970年代に和訳を紹介したそうですが、キリスト教色が強いためか今でも広くは知られていないのかもしれませんが、科学・技術・社会・経済・法律・政治などあらゆる事柄に通じる考えだと思います（私は留学前のカウンセリングで異文化対応の心構えとして教わりました）。
ニーバーの祈りで一番難しいのは、何を変えずに何を変えるかを見分けることですが、それには問題を一段高い視点から観る必要があると思います。福島の原子力事故も、民主党政権の頓挫も、変えることができる（変えるべき）ところを変えなかったこと、あるいは変えられないものを無理に変えようとしたことが原因であるように思います。
敢えて言えば宗教もしょせん人がつくり出したものですから、変えることのできる部分がある筈です。そこを見抜いたのが法然や親鸞、あるいはルターやカルヴァンでしょう。また、自らを相対化できない信仰は盲信に過ぎません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0814-06:00-2 -
糖質制限についてのメールです。
5月の静岡開催「豚皮揚げを食べる会」でお世話になりました。その後、糖質制限を始めてちょうど3ヶ月がたちました。体重は5キロ減り、お肌の調子がすこぶる良くなり、以前と比べてとても汗をかくようになりました。これまでは夏でも汗をかかなかったのに。これは夏井さんと逆ですね。発汗については，私の知っている人は「以前は夏でもあまり汗をかかなくて，冷房は苦手で冷房が強いと頭痛がひどかった。でも，糖質制限してからは，よく汗をかくようになり，冷房に強くなって頭痛もしなくなった。これが人間本来の状態なんでしょうね」と言っていました。
糖質制限食を始めるにあたって作ったブログ「砂糖中毒/ sugar addict」とは別に、「お砂糖やめました」というシュガーコンシャスな食生活についてのサイトを立ち上げ糖質制限のことについてもっともっと学ぼうと考えています。
つまり糖質制限は，［変な汗を大量にかいて，暑さに弱かった人］⇒［汗が少なくなり，暑さに強くなる］となり，［熱くても汗をかけなくて，冷房に弱い］⇒［暑いと汗をかくようになり，冷房にも強くなる］というように変化するのかも。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0814-06:00-3 -
糖質制限についての話題メール。
今回メールさし上げたのはこちらのねとらぼ記事をご紹介したくてです。
【ご飯を無料で「ブロッコリー」に変えてくれるお弁当屋さんが渋谷に】
「宅配弁当 京花 渋谷店」のみのサービスのようです。
全国展開のお弁当チェーンでも、白米か豆腐かブロッコリかで選べるようになったらいいのに！と切望します。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0814-06:00-4
2015/08/13
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0813-06:00-1
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今日は静岡の嘉本先生が見学に見えられる予定です。嘉本先生は毎年お盆の時期になると見学に見えられていて，これで3年連続の見学となります。ちなみに，嘉本先生とはそれ以外でも，2ヶ月に一度開いている「練馬と西東京で湿潤治療を糖質制限を語る会」や「豚皮揚げを食べる会」で頻繁に顔を合わせています。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0813-06:00-2
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先日，初めて高尾山に登ってみました。とは言っても，家族も一緒だったので無理はせずにケーブルカーで標高462メートルの高尾山駅まで行って，そこから「たこ杉」や「薬王院」を通過して標高599メートルの山頂を目指すという最もポピュラーなお散歩コース。実際に歩いてみると，ちょっと急な階段が連続していたり，高低差のある坂があったりして，面白かったです。
そういえば，生きて飛んでいるアサギマダラを生まれて初めて見ました。これまで標本では何度も見ていますが，飛んできて目の前の草にとまった時，あまりの美しさに息を呑みました。
で，この日も最高気温は35℃くらいでしたが，ちょっと気がついたこと。
◆ 汗はかいたけど，タオルが必要というほどの汗はかかなかった。 ◆ 途中で飲み物は飲まなかった（家族は飲んでいたけど）。口渇感を感じなかったから。 ◆ 山頂のお店で家族と一緒にビールは飲んだが，美味しかったのは最初の一口だけで，あとは「残したらもったいない」精神で飲んでいた感じ。猛暑日なみの暑さにもかかわらず，冷たい飲み物や冷たい水が飲みたい，冷たい飲食物を食べたい，という欲求はほとんどなかった。 この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0813-06:00-3 -
前項に関連していますが，今年の夏は「冷房も扇風機もない部屋」で連日寝ていますが，毎日ぐっすりと熟睡し，朝5時にはパッチリとお目覚め。「パジャマが寝汗でぐっしょり」なんてこともありません。
自分の体がどのようにして体温調節しているのか，どのようにして外気温の変化に対応しているのか，不思議でなりません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0813-06:00-4 -
【なぜ安倍首相は「安保法案」で生き急ぐのか？ 尋常ではない執念の背景】
グランパコン（グランドパパ・コンプレックス）だったのか。なるほどね。
だけど，国民はいい迷惑。安保法案は今やらなくていいこと。今，政府がまっさきに取り組むべき問題は他にいくらでもあります。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0813-06:00-6
2015/08/12
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0812-06:00-1
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【炭水化物の加工食品を食べ過ぎるとうつ病になりやすくなる？】
記事中に一部，変な説明もあるけど，炭水化物大好き女性にはちょっとショックな記事かな？この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0812-06:00-2 -
先日，側胸部の粉瘤（epidermal cyst）で受診された患者さんがいらっしゃいましたが，以前，治療を求めて都内の有名病院形成外科を受診したら，「全身麻酔の手術でないと切除できないので，1週間の入院が必要になります」と説明されたそうです。この形成外科では，粉瘤を前まで切除しているんでしょうか。それはそれですごい話です。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#
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先日，顔の粉瘤で受診された方がいらっしゃいましたが，診察室に入るなり，「その本，私の会社の本です！ ありがとうございます」とびっくりされていました。
オールカラーの図譜が美麗で内容も充実している素晴らしい本ですが，値段がなぜか異様に安い！ これぞ，超お買い得本！
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0812-06:00-4 -
以前，この本
の出版でお世話になった東洋経済新報社の編集者から，同社の新刊書が送られてきました。「”官軍”が始めた昭和の戦争を”賊軍”が終わらせた」という帯のタイトルが強烈です。
書籍版 Kindle版 この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0812-06:00-5 -
【求められるコーランの“新しい解釈”】
イスラム教に限らず，あらゆる宗教には「変えてはならない部分」と「時代によって変えていくべき部分」があるのではないかと思います。
コーランの場合，成立したのは西暦7世紀の初めですから，日本で言えば聖徳太子の頃です。聖徳太子の頃の日本と現在の日本では，余り変わっていない部分もあれば，完全に様変わりした部分もあります。だから，聖徳太子時代の法律で現代生活を律しようとしても不可能です。
恐らく，コーランの内容もそうでしょう。7世紀の中東では常識であったのに，現代では非常識なことはたくさんあります。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0812-06:00-6
2015/08/11
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0811-06:00-1
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【糖尿病と最新の食事療法…第5回「読売医療サロン」】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0811-06:00-2
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最近，熱傷についての相談メールが非常に多く，ほぼ毎日のように，様々な県，国からメールを頂きます。以前から「誰でも簡単にその場でネット検索できるようになれば，湿潤治療による熱傷治療を希望する患者が増える」と予想していましたが，スマートフォンの普及がまさにそれを実現しようとしているのかもしれません。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0811-06:00-5
2015/08/10
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。いつの間にか1400例を突破しました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0810-06:00-1
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「湿潤治療：北海道」，「熱傷湿潤治療：北海道」，「粉瘤治療：北海道」に，札幌市北区の整形外科新川駅いとがクリニック／北村三穂先生を追加しました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#
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今日は静岡の高野先生が見学に見えられる予定です。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0810-06:00-5
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「糖質制限の壁？」についてのメールです。
たまにですが、「糖質制限をしているがまったく痩せない」いう人がいます。
どうやら「デブ菌」が現実に存在するらしい、この摩訶不思議現象も腸内細菌叢で説明できるようです。
肥満者の糞便移植で受けた人が急速に肥満に，本来肉食のパンダが竹だけで生きていけるのも腸内細菌のなせる業と考えられるし、TVの大食い大会で信じられない量を食べても平気（大抵痩せ方）なのもこれでしょう。おそらく、太らない菌がいるのではないでしょうか。
この腸内細菌君たちはあらゆる病気に関与している可能性大ですね。なんせ、細胞の数をはるかに凌駕する１００兆匹です。もうほとんど宇宙と言っても過言ではないでしょう。医学はもっと早くこれに気づくべきでしたね。
だからといって、他人の糞便を移植するなんて、わたくしは死んでもゴメンですが！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0810-06:00-2 -
「下腿難治性潰瘍症例を見て」というメール。
介護屋です。
先日、職場の老人施設で、蜂窩織炎yと診断され入院加療し、状態が落ち着いたということで、入院対処し職場の老人施設に戻ってきました。
戻ってきたのはいいのですが、日中下肢挙上して安静にしていることが出来ず(認知症もある)、すぐ車イスのホールで過ごそうとするんですね。
1日(日勤帯)半ば無理矢理臥床させていたときは、浮腫。熱感も軽減していたのに利用者の意思を尊重して車イスで日中過ごしていたら、浮腫・熱感再発。
塗布しているのは、エキザルべだったかな。
老人施設の医師は、特に下肢挙上、安静を指示するわけでも無く、看護師と介護士が状態を見ながら、本人を説得して臥床・下肢挙上・クーリングを行っている状態です。
施設には、一日中車イスに座らされ、両下肢腫脹、中には潰瘍(蜂窩織炎?)という利用者が何人もいますが、認知症も有り、ベッド臥床させてもすぐに起きてしまう、立位・歩行困難なのに立ち上がり骨折を繰り返していたりと、車イスに安全帯という人も何人か。毎日、エキザルべ、ユーパスタ、ゲーベン等で処置していますが、浮腫も潰瘍も改善する様子無し。浮腫があるとたいていラシックスが処方されている現状。
病院以上に、老人施設は身体拘束にうるさいので、体感抑制も出来ず、立ち上がりの無い人は車イス、もしくは1日椅子に座り、立ち上がりのある人は、車イス+安全帯というのが現実です。
入所者45人に対し、看介護士が日勤でも5～6人しかいない現状と、従来型の多床室では見守りも十分に出来ないと言うことも事実です。
また、浮腫があっても、臥床させっぱなしだと立位が難しくなる(ADLが下がる)というジレンマもあります。
下腿浮腫・潰瘍と安静、それと現実的なケアのバランスって難しいですね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0810-06:00-3 -
マイナー系ジャズトリオということで紹介した『Janachek of Jazz』の Emil Viklicky さんと何度かメールのやり取りをしていますが，彼が以前録音したヤナーチェクの「霧の中で」の第4番の演奏音源をいただきました。とてもスタイリッシュな素敵な演奏です。
この演奏は一般には入手できないようですが，興味をお持ちの方はメールでご連絡ください。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0810-06:00-4 -
【糖質制限食「ローカーボ」もグルメ志向に! ダイエットや糖尿病治療などで注目】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0810-06:00-6
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「糖質制限と水分摂取量」についてのメールです。
最近話題になっている水分摂取について私が感じたことがありましたので、ご報告させ ていただきます。
糖質制限の状況
◆ 主食は全部抜き ◆ 朝食抜き ◆ 昼食の糖分摂取がからあげやアイス等（ごほうび）で40ぐらい ◆ 夕食は計算してないですが多分10～20ぐらい の、スタンダート糖質制限のスーパーよりぐらいです。
水分摂取等の状況
◆ ほぼ冷房が効いた職場で、軽作業7割重作業3割ぐらいです たまに冷房が効いてない場合もあります。 ◆ 水はポカリ等飲まず、基本水です。 2Lを早くて3日ぐらいなので、仕事中は、食物を除き摂取が600ぐらいだと思います。 ◆ 仕事上しゃべるので、それで喉が乾くことはありますが、糖質をガンガンとってたころに比べるとあまり喉が渇かない気がします 一番思ったのが、「トイレの回数が減った」ことです、1日約10時間拘束ですが、1度もトイレ行きません・・
出社する前に、1回、帰宅して1回、家に帰ってからは＋3.4回ありますが（副交感神経優位のせいでしょうか）
とにかく、会社にいるときのトイレの回数が激減しました。別にむくんでるとこはないと思います（むくんだことがないので分かりませんが）この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0810-06:00-7 -
【食料自給率、5年連続39％ 2014年度 コメ需要減り・・・】
日本人一人あたりのコメ消費量は確実に右肩下がりが続いていて，生産量を落としてもコメ余り状態は解消できていないようです。
それにしても，「カロリー」という意味のない数字を元に算出した「食料自給率」を元に農業政策を決めるという茶番劇をいつまで続ける気なんでしょうか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0810-06:00-9 -
【嘘だろ？食べ過ぎで歩けなくなった姉妹が初めて歩いたと話題に】
先天性のPrader-Willi syndromeなので肥満しやすいかもしれませんが，これだけ糖質たっぷり食（・・・というか，糖質オンリー食？）を食べさせたら，歩けないほど太るのは当然でしょう。
上述のように，日本人は1年間で55kgのコメを食べていますが，この子どもたちは1日に1.3kg！ つまり，1ヶ月ちょっとで日本人が1年間で食べる量のコメを食べちゃうのです。更に，ジュース2リットルの中の砂糖の量は角砂糖60個分！ おまけに大量のビスケットとバナナ！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0810-06:00-10 -
【糖尿病食事療法として糖質制限を実施した3症例. 京都医学雑誌, 2004】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0810-06:00-11
2015/08/08
【06:00】
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昨日は都内の上野先生，沖縄の山城先生が見学に見えられていました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0808-06:00-3
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怪我やヤケドで外来通院中の小学生のうち数人が，夏休みの自由研究として「傷の治り方」を取り上げるそうです。練馬の小学生，やるなぁ。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0808-06:00-2
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「糖質制限と水分摂取量」についてのたがしゅう先生からのメールです。
「糖質制限をしていると炎天下でもそれほど水分摂取しなくても大丈夫」という夏井先生の御経験は、「糖質制限をしていると空腹感をコントロールする事ができる」という現象と連動しているように私には思えます。というわけで，たがしゅう先生に会ってみたいという方は「豚皮揚げを食べる会 in 埼玉」にご参加下さい。
というのも糖質セイゲニストにとって空腹感と口渇感を感じるかどうかは環境や意識の問題が大きいと思うからです。
私の実体験から申し上げれば、夏井先生がおっしゃる程には炎天下で水分が欲しくなくなるという事はないのですが、例えば仕事が忙しくて意識がそちらに集中している時などは気がつけば1日中水分を摂っていなかったと振り返る事は時々あります。かたや車移動の時などでクーラーの効いた車内で ホルダーにペットボトル水が常においてある環境においては、何となく水分をこまめに摂ってしまいます。
似たような事は空腹感のコントロールでも生じます。例えば当直が忙しい時などは空腹感を感じる間もなく36時間連続勤務などを何も食べずに難なくやり遂げる事は多々ございますし、一方で休みの日に自宅でくつろいでいる時は冷蔵庫を中心に食べようと思えば食べられる環境ですので、その状況で24時間以上の断食を試みる事はなかなか困難なことです。
そもそも口渇感を生じるメカニズムは、浸透圧が高くなった時に恒常性を維持するためそれを元に戻すために様々な神経やホルモンが介して飲水行動に向かわせるからだと説明されています（）。例えばバソプレッシンとか心房性ナトリウム利尿ペプチド、アンギオテンシンⅡなどが具体的な仲介物質の例です。
空腹感の方も同様で、皆さんご存知のインスリンだけではなく、グレリン、オレキシン、セロトニン、コレシストキニン、アディポネクチン、レプチン、ニューロペプチドYなど様々な物質が複雑に関わりあっています。
糖質セイゲニストとそうでない人ではそうしたシステムの駆動頻度が全く異なると思います。つまり高糖質を摂取すれは、血糖値が上がるのみならず、糖と一緒に水分が取り込まれ、脳内ではドーパミンが分泌され、言ってみればいきなりの非日常状態に細胞環境が激変します。人体 は恒常性を維持するため、そうした異常状態に対しインスリンで血糖値を下げ、利尿ペプチドで水分を排出し、興奮状態を諌めるためにセロトニンを分泌したりする事で対応します。そうした事を日常的に繰り返し、代謝が疲弊しきっている高糖質摂取者にとっては、そのような可逆的に元に戻す自衛システムがうまく働かないのではないかと思うのです。だからこそ「熱中症予防のためにこまめに水分を摂りましょう」となるわけです。
ところが糖質セイゲニストにおきましては、基本的にそのような無駄な代謝かく乱が起こりませんので基本的には人体は恒常性の維持に向けて最大限の機能を発揮する事ができます。ですから身体が正常に機能している限りは炎天下であろうとサバンナであろうと水分 摂取せずとも自衛機能でなんとか生き延びる事ができるのではないでしょうか。
でもそんな糖質セイゲニストでも環境の影響は受けます。おいしい食べ物や冷たぁ～い水をみれば脳内ではドーパミンが分泌されます。あるいは何か食べたいなとか水を飲みたいなと思うだけでもドーパミンが分泌されます。そして実際にはドーパミンだけではなく様々な神経やホルモンも駆動されるのだと思います。高糖質摂取に比べるとマシですが、やはりこれも代謝かく乱のきっかけになりますので、そういう状況においては糖質セイゲニストでも口渇感を感じてしまうのではないかと私は考えています。
そしてそうした代謝の乱れた状態はこれまでどれほど高糖質摂取にさらされたかという影響も大きいと考えています。 摂食や飲水も一種の中毒だと捉えれば糖質の物質依存は容易に解除できても、今まで当たり前のように1日3食食べてきたとか、こまめに水分とってきたという身体が覚えた環境依存は容易に取り去れないからです。
断食について勉強していると、本当はお腹がすいていないのに空腹感を感じてしまう「偽腹（ぎふく）」という現象がある事を学びます。水分摂取においても「偽渇（ぎかつ）」とも言うべき現象がありそうです。そうした偽りの空腹感・口渇感をなくし本来の身体の機能を発揮するためには、新らしい環境に地道に身体を慣らしていくしかないのかもしれません。
ところで豚皮揚げを食べる会in埼玉、まだまだ参加枠に余裕があるようですね。私も参加させて頂きますので、皆さん 是非とも交流しましょう。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0808-06:00-1 -
「αデンプン，ベータデンプンと血糖値」についてのメールです。
7/31日に紹介を掲載していただいた血糖値測定サイトによれば、温かいご飯と冷ご飯でも血糖値の応答が異なる人が居られるようです。人それぞれのような結果が得られていて不思議です。
また、ご飯と肉類を同時に食べた場合にも、ご飯のみに比べピークが抑えられその代わり時間的に長く高めの状態が続く結果です。
野菜を先に食べる場合の結果と併せてなかなか興味深いと思います。
ご飯のみを食べる人は少ないと思いますので。
紀文の糖質0麺の実験結果も同じサイトに掲載されていますが、見事に血糖値変化なしの結果でした。
個人的にも食べてみましたが、人は何のために食べるのか、と妙に思弁的な思いに捕らわれてしまいました。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0808-06:00-4
2015/08/07
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0807-06:00-1
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「妊婦の糖質制限」についてのメールです。
5月に開催された豚皮会in静岡に参加した妊婦です。
先日、無事に娘を出産をいたしましたのでご報告させていただくとともに、妊娠中の糖質制限について話題になっているので、私の場合の経過をお伝えします。
妊娠6か月の時に、妊娠糖尿病が発覚しました。
インスリンとカロリー制限で血糖値コントロールをするように指導をうけたのですが、いろいろ調べるうちに糖質制限に出会い、糖質オフの生活に切り替えました。
糖質制限だけで食後の血糖値コントロールは良好になったため、食前のインスリンを自己判断で中止。真面目に使用したのは1週間ほどでした。ただし、起床時の血糖値は下がらなかったため、眠前のインスリンは継続しました。（出産直前でレベミル15単位使用）
糖尿病の先生には糖質制限をしていることや食前インスリンを中止したことは伝えませんでした。
糖質制限を初めてから、妊娠中にも関わらず体重が3kgほど減り、健診で+2～+3のケトン体が出ました。
先生からは、妊婦のケトン体については、賛否両論の意見があることも考慮しつつも絶対安全というにはまだエビデンスが少ないので、よりベターな選択として、ケトン体が出ないように糖質を取ってくださいと言われました。
血糖値コントロール・体重管理、赤ちゃんの成長がすべて順調でその点では所謂「優秀な患者」だったため、ケトン体については様子見ということに。
健診の前日は糖質を多めに食べてケトン体を出にくくするという本末転倒なことをしてました。
妊娠中の食事は
朝 糖質オフチーズケーキ コーヒー
昼 糖質オフパン おかず数種 ０カロリーゼリー
夜 肉 おかず数種
おやつ ナッツ チーズ 糖質オフアイス等
糖質制限中は、カロリー不足になりがちのため、オリーブオイルやごま油を多めにかけたりチーズをトッピングしたり、マヨラーになるなど、ちょい足しカロリーをなるべく心がけていました。
体重が減った後は横ばいで、私の体重はその後ほとんど増えませんでしたが、胎児は成長曲線ど真ん中で、順調に大きくなりました。
陣痛⇒破水⇒促進剤⇒緊急帝王切開のフルコースになりましたが、無事に2888gの女の子を出産しました。母子手帳には、出産時出血量が230mlと記載されています。
妊娠前と比べて、体重の増減は妊娠糖尿病発覚時点で、＋5kg
出産時、+3kg BMI30。産後1か月の現在は、-3kgです。娘はとても健康ですくすく成長しています。
生まれてすぐに血糖値の検査を受けましたが、まったく問題なくクリアしました。顔に乳児湿疹は出ていますが、石鹸レスとワセリンで頑張ってます。
私のほうは、出産を終えて実家に里帰りしているため、糖質オフ生活が継続できず、今は普通の食生活に戻っています。
盆休みが終わるころには自宅に戻る予定なので、糖質オフを再開しようと思っています。
私は、糖質制限で、ケトン体が出ていても、体重が増加しなくても無事に元気な娘を産むことができました。
今、母乳過多で乳腺炎が怖いのですが、糖質オフで乗り切りたいと思います。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0807-06:00-2 -
「野菜についてのニュース」というメールです。
最近気になったニュース野菜に含まれる糖質については次のように考えると分かりやすいかも。
【野菜はもはや体に良くない】
ゴーヤもピーマンも苦味が減ってしまい、トマトや人参など、より甘い品種がもてはやされる今。糖質が増えて、栄養素が減っているのであれば、糖質セイゲニストとしては、野菜をたべる価値がなくなってしまいそうです。
◆ 加熱していないデンプン（βデンプン）
食物繊維と同じで人間は消化も吸収できないので，血糖値は上がらないし皮下脂肪にもならない◆ 加熱したデンプン（αデンプン）
血糖値を上げ皮下脂肪になる主犯格◆ ショ糖・ブドウ糖
血糖値を上げ皮下脂肪になる主犯格◆ 果糖
血糖値は上げないが皮下脂肪になる「生で食べて甘い」果物の糖類を調べると，ショ糖やブドウ糖が多いもの，果糖は多いがショ糖・ブドウ糖は含まないもの，両者を含むものと様々ですから，もしかしたら野菜も同じかもしれません。
野菜のデンプンは生で食べる分には食物繊維と同じで血糖値は上げないはず。だから，甘いニンジンといっても，生で食べている場合に問題になるのはデンプンの量ではなく，糖類（ショ糖，ブドウ糖，果糖）の量です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0807-06:00-3 -
「セミ会」についてのメールです。
他の方からも同様の情報があるかもしれませんが、東京でも同様のイベントは毎年行われています。セミ会 で検索してみてください。
また、ネット掲示板で、先日このような相談が掲載されていました。
⇒【息子にセミを食べるのをやめさせたい】
この少年にエールを送るとともに、レスに「セミを食べてもいいじゃないか」という意見が多かったのが印象的でした。
昆虫食の未来は明るいかもしれません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0807-06:00-4 -
【ロシア南部でイナゴが大量発生、農作物を食い尽くす】
唐揚げにしたらエビみたいな味と思われますが・・・。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0807-06:00-6 -
「腸内フローラについての疑問」というメールです。
5日と6日と腸内フローラ(細菌叢)に関するメールがありました。よく言われることとしては、
◆ 腸内フローラは、善玉菌、悪玉菌と日和見菌からなる ◆ それらの構成は人それぞれ。生活習慣、年齢やストレスなどで変化する ◆ 善玉菌は、炭水化物(オリゴ糖、食物繊維など)を分解して、酢酸、酪酸など有用物質をつくる などかと思います。
5日のメールによれば、2週間程度の食事を変えることで大腸がん体質になってしまうようです。一方、最近行われる治療に、健康な人の便を移植して病気(例えば腸炎)の改善を図ることがありますね。この際には、抗生物質でまず腸内フローラを根絶やしにして、その後に導入を図るようです。つまりこのくらいしないとフローラが変化しないことになります。ここで素朴な疑問がわいてきます。
◆ 一体、腸内フローラは変化しやすいのでしょうか、し難いのでしょうか。 ◆ 善玉菌を増やすにはやはり炭水化物が要るのでしょうか。 ◆ 大腸検査などの場合、下剤で腸管をきれいにすると思いますが、このときフローラはどうなるのでしょうか。減少するのだと思いますが、その後の食事で自動的に元に戻る(原状復帰)のでしょうか。 ◆ 6日のメール(人工甘味料関連)からすれば、インスリン抵抗性の高い(低い)人の便を腸内細菌移植療法に使用すると、インスリン抵抗性が高く(低く)なってしまうのでしょうか(新しい糖尿病治療法なのかも)。記事で触れられていたのはマウスレベルでしかもメカニズムは不明でしたが。 この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0807-06:00-5 -
【紀文食品、「糖質０g麺 丸麺」と「糖質０g麺 丸麺 カルボナーラソース付き」など発売】
とあるルートから発売前にゲットして食べてみましたが，いずれもおいしかったです。
私としては「糖質０g麺：常温保存」がそこらのスーパーに普通に並んでいるようになったら嬉しいです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0807-06:00-8 -
【雪が降らないのに2022年冬季オリンピックが決まってしまった山の現状がこちら】
2018年の韓国の平昌も雪が本当に降るかどうかわからない地域だし，2020年の東京は体温を超す猛暑で死者が出そうだし，2022年の北京は全く雪が降らないのに冬季オリンピック！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0807-06:00-9
2015/08/06
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0806-06:00-1
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昨日，マイナー系ジャズトリオということで Emil Viklicky の『Janachek of Jazz』を紹介しましたが，なんと，www.viklicky.comから感謝の英語メールが送られてきました。ちょっとびっくり！
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0806-06:00-9
- 「糖質制限と大腸がん」についてのメールです。
大腸がんとインスリンとの関連性のコホート研究の結果で、高インスリン血症とおおいに関連していることが分かります。
糖質制限によってインスリン分泌を減らせば大腸がんのリスクを低下させると思います。
但し、女性には相関関係がありません。何故かしら？？
⇒【インスリン関連マーカーと大腸がん罹患との関係について】この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm# - 「糖質制限と水分摂取量」についてのメールです。
わたしは４０代女性、糖質制限開始３年半になります
夏井先生ほか、糖質制限をしてから夏場の水分がいらなくなった・・・というお話が相次いでいるのですが、自分は逆に１年中水分をよくとるようになりました。
そういえば以前ネットで、女性のほうが男性よりも水分含有量が少ない・・・という記事を見たことがあったので性差もあるのかな？？と思ったりしています。
ただ糖質制限以前はお茶だと熱中症に２度かかったのですが（しかたなくスポーツドリンクをがぶ飲みしていました）、今はお茶や水だけでも、熱中症にならなくなりました。
とはいえ、実際に飲まないですごしたことはないので、もしかしたらお茶や水を飲まなくても大丈夫なのかもしれませんが・・・この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0806-06:00-3 - 人工甘味料についてのメールです。
人口甘味料について、私自身これらは一切血糖値をあげないと信じていましたが、どうやら間接的に耐糖能異常を起こすようです。原因は腸内細菌です。
そして実際にこれらを絶ったところ、なんと空腹時血糖値が100を切りました。こんなことは人生で初めてです。で、調子に乗って糖質をたまに食べたりしちゃってますが、血糖値は正常です。
どうやら糖尿病は完治したようです。
⇒【人工甘味料は「糖尿病予備軍」の原因に、血糖値が下がりにくくなる】
最近は腸内細菌叢の研究がトレンドとなり、次々に新事実が解明さています。これまで原因不明とされていたことがことごとくこれで片付きそうな勢いです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0806-06:00-4 - 【Harris AD, Pineles L, Belton B, et al. Universal glove and gown use and acquisition of antibiotic-resistant bacteria in the ICU】
あるメーリングリストで紹介されていた【ICUでな患者ケアで手袋とガウンを使用すると耐性菌による感染率が減少するか？】という論文です。結論としては
◆ 普通のケアに比べて、ICUにおける手袋とガウンを用いたケアはMRSAやバンコマイシン耐性腸球菌（VRE）による感染症を減少させない ◆ この介入で医療従事者が患者さんのところへ行く回数が減少した この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0806-06:00-5 -
【高校野球を「残酷ショー」から解放するために――なぜ「教育の一環」であることは軽視され続けるのか？】
野球というスポーツはピッチャーだけが過重労働していて，ピッチャーにかかる負担が極端に大きいと言えます。また，一つの高校が複数のエース級ピッチャーを揃えるのも不可能です。
となったら，解決策を考えると次のようになります。
1） 18歳未満の野球は3～5イニングまでとする 2） 現行どおりに9イニングで行う
a) この記事のように一度投げたら数日休ませる
b) 先発できるピッチャーが5人以下のチームは出場させない1）が一番簡単でしょうね。9イニングで勝敗を決めるのはプロか社会人か大学野球だけにしちゃう。どのチームもピッチャーが一人ずつしかいないんだから，連戦になるのなら3イニングが限界ですよね。
2-b）は，例えば，同じ市内の複数のチームをまとめて合同チームにして出場させる，という方式。欠点はチームの中に野手がやたらと増えるため，試合に出られない選手が多くなることかな。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0806-06:00-6 -
【がぶ飲み注意！「ペットボトル症候群」】
今年の日本の暑さはまさに異常レベル。こういう「糖分の取り過ぎは危険！」情報は何度も繰り返し流して欲しいです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0806-06:00-7 -
【虫かご持参！浜松で「セミをとって食べるイベント」が開催されると話題に】
詳しい情報はこちら。捕虫網と虫かごを持って東海道新幹線に乗り込む勇気があれば，遠方からでも参加できます。
新宿中央公園とか日比谷公園だったら絶対に参加するんだけどなぁ。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0806-06:00-8
2015/08/05
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0805-06:00-1
- 「糖質制限と水分摂取量」についてのメールです。
「先日の豚皮揚げの会」でもお話しを伺った水分摂取についてです。
会の翌日に一関で炎天下、2試合（約5時間）野球を観戦していたのですが、糖質をほぼ完全に摂取しなかったためか、周囲がグビグビ水分を摂取する中、私はたまにノドを潤す程度の補給でも大丈夫でした。
以下は「水分摂取」に関する愚考です。
そもそも糖質同様、水分も初期人類が発生したと考えられているアフリカ（サバンナ？）では今ほどでないにしても、かなり貴重な資源だったと考えられので、現代人の様に「（常にペットボトルを持ち歩いて）コマメに水分補給」なんてことは到底できなかったのでは考えます。
そうなると先生が実験されているように、「３～５時間くらいは水分を摂取しないでも活動できる」という身体の仕組みでないと、生き残ることはできなかったのではないでしょうか？この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0805-06:00-2 - 「NASAが血糖値に注目」というメールです。
糖質制限関連の記事をよくアップされている方のブログにgoogleの社員教育が紹介されていて、その中にNASAが「効率良く働くには血糖値を一定に保つことが重要」という結論に辿り着いたと紹介されていましたので、メールさせていただきました。
⇒【プログラミングよりも健康づくり？ Googleが社員に求める3大必須スキルとは】
NASAをもってしても「血糖値を上げないためには糖質を摂らなければいいんじゃん」とまでは辿り着いていないようです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0805-06:00-3 - 大阪の郡田先生からのメール。
先日、先生のHPで取り上げて頂きました「足底メラノーマ疑い術後」の患者さんの症例を、当院ブログに掲載させて頂きました。ご一読して頂けますと幸甚です。
少しでも、無意味な植皮が無くなる様、正しい湿潤療法を患者さんに提供していきたいと思っております。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0805-06:00-4 - 「妊婦の糖質制限」についてのメールです。
5月時点で14週妊婦でした元看護師です。
ブログの方では既に糖質負荷試験後のイライラした勢いで愚痴を叩きましたが、大学病院に一度丸投げされることになりました。先生からは「妊娠出産に関して最高峰で最先端の施設です」と絶賛して紹介されましたが「最後方」の間違いでは…担当になる先生次第ではありますが、頑張って喧嘩してきます。
大学送りになった理由ですが、「仮に生理学的に理論上正しくても、コンセンサスが有ってガイドラインが出来ている以上、ガイドラインから逸れることは保障ができないため、大学病院(研究機関)での実験的な症例として大学が安全を保障するなら糖質制限を継続してもいい」という事を糖質負荷後の回らない頭に遠まわしで言われたように記憶しています。
「コンセンサスがあったら根拠はスッカスカでも良いのか？」…と言いたいところですが、この先生を責めてもガイドラインから逸れる気はなさそうなので、大学病院の先生と喧嘩する時に使おうと思います。
恐らく、北里研究所の山田悟先生が推奨する糖質制限の程度なら何も言われなかったのではないかと思います。山田先生の糖質制限は「ケトン体が出てこない程度」が目安となっているようですので、「妊婦にケトン体は危険物質」ということになっている現在のガイドラインから逸れることは有りません。
ガイドラインから逸れる医者が大多数にでもならない限りガイドラインは変わらないのでは無いでしょうか。熱傷学会や糖尿病学会のようにガイドラインを頑なに守る医者団があるくらいですから、周産期医療でも糖質制限は否定され続けると思います。
特に周産期は母子への教育です。ここで糖質を推奨しないでどこで儲けるんだというのが後ろに潜むものの本音ではないかと勝手な推測をしています。
個人的には、率先して実践している人を許容するくらいは良いじゃないかと思います。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0805-06:00-5 - 一昨日ちょっと紹介した「マイナー系ジャズトリオ」の中のEmil Viklicky Trioのアルバムタイトルは Sinfonietta - The Janacek Of Jazz つまり「ヤナーチェク・ジャズ」です。クラシックを元にしたジャズではショパンやバッハは掃いて捨てるほどありますが，ヤナーチェクだけ集めたアルバムは恐らくこれだけでしょう。実際に聞いてみると，ヤナーチェクの原曲を見事にジャズにしていて面白いです（・・・と言っても，当サイトの読者にヤナーチェク好きがどれほどいるか不明ですが・・・）
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0805-06:00-6 - 最近，Kindle版で購入して面白かったマンガ。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0805-06:00-7 - 【小倉智昭、上西議員をバッサリ「ズレてる」維新幹事長「バカのやることは知りません」】
とりあえず，上西議員は炭水化物オフ・ダイエットで1ヶ月で痩せたようです。議員として（あるいは人間として）は「バカ」かもしれませんが，ダイエッターとしては「お利口さん」です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0805-06:00-8 - 糖質制限に関しての質問メール。いかがでしょうか。
下記2点宜しくお願いいたします。
●腸内細菌or糖質制限関連
⇒【２週間で大腸がんになりやすい体に？！食事の変更でまたたく間に腸内フローラなどが一変】
南アフリカの田舎食か米国の西洋食か の違いよりも、高糖質か低糖質かの違いの方が大きかったように思われるのですが。。。
●糖質制限と補水関連
⇒【「運動中に水をたくさん飲む」の落とし穴、死亡事例も】
よく喉が渇いてからでは遅いと言われていますが、セイゲニストは口渇感が出てからでも十分間に合うのかも。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0805-06:00-9
2015/08/04
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0804-06:00-1
- 最近ゲットしたマイナー系ジャズトリオ。
◆ Carlo Uboldi ◆ Emil Viklicky Trio ◆ Marcin Losik ◆ Omer Klein ◆ Roberto Tarenzi Trio この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0804-06:00-3 - 「妊婦の糖質制限：以前のスレッド」についてのメールです。
妊婦は糖質制限したらダメなのか、です。
産婦人科医になった27年前、妊娠糖尿病は注目されず、糖尿病合併妊娠については、内科からインスリン量の管理をしてもらうだけ、でした。
最近は何でこんなに面倒なコトになっているのか、とセイゲニストとしてはとっても不思議です。上げなきゃいいのに、血糖。糖質食べて血糖上がって、上がり過ぎたらインスリンで下げて、というのが教科書的な治療なんですねえ。
そもそも、なぜ制限したらいかんのでしょうか。
産婦人科女医さんのブログ
⇒「糖質制限が流行っているそうですが・・妊婦さんはダメです」
【妊娠出産エッセイマンガ れもん、うむもん！】
第8回より
◆ ていうかまず炭水化物ってダメなの！？ ◆ …糖質摂らなきゃいいてことでもないみたい ◆ ケトン体が検出されたらエネルギー不足なのでこれはこれでダメだよ ◆ 適度に糖質は摂りつつも血糖値は上げるなという話で この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0804-06:00-4 - 「日経メディカルの記事の全文コピペ）メール。
【平均寿命を延ばし、青森県全体で約244億円の医療費削減へ短命県の汚名返上！弘前COIの「寿命革命」】
文部科学省と科学技術振興機構（JST）が旗振り役となって2013年から実施している「センター・オブ・イノベーションプログラム（The Center of Innvation Program）」。略して「COI」と呼ばれるこのプログラムは、「10年後、どのように社会が変わるべきか、人が変わるべきか、その目指すべき社会像を見据えたビジョン主導型のチャレンジング・ハイリスクな研究開発を支援」（2015年版の事業パンフレットより引用）するものだ。
COIには1～3まで3つのビジョンがあり、現在、全国18カ所に「COI拠点」を設置している。プログラムは産官学が連携する形で進められ、中でもビジョン1は「少子高齢化先進国としての持続性確保」という命題のもと、これからの日本が急務とするテーマに取り組む。このビジョン1の中で、県全体を巻き込む大きなうねりになりつつあるのが、青森県の弘前大学を中心とした「弘前COI」である。
3年目を迎えた弘前COIの研究報告が 、2015年7月3日に東京・神保町の一橋講堂にて行なわれた。当日はあいにくの大雨ながら、500席にも及ぶホールは満員の大盛況となり、その光景は本プログラムに対する関心の高さを物語っていた。冒頭、文部科学省や科学技術振興機構からの来賓とともに、青森県の三村申吾知事が挨拶。快活な語り口で弘前COIの成果を称え、強力なサポーターとして助力を惜しまない姿勢をアピールした。
基調講演を行った、弘前大学大学院医学研究科長の中路重之氏
テーマは認知症と生活習慣病
基調講演は、弘前COIのリサーチリーダー（RL）を務める弘前大学大学院医学研究科長の中路重之氏が担当。まず「我々のイノベーションのとりあえずのテーマは、認知症と生活習慣病。これはほとんどの病気を含んでいるといっても過言ではないメジャーな疾患だ」と語り、“日本一の短命県”という不名誉な称号を返上するのが目標だとした。
コンセプトとして「寿命革命」をキーワードに掲げる。「寿命革命とうたわないと、青森県は全員一致が難しい。全員が自分たちの問題として考えなくてはならない。ただし、寿命革命と銘打ったからには、やるべきことも格段に増える」（中路氏）。当初は非常にプレッシャーも大きかったそうだが、COI本部や 三村知事のバックアップもあり、「気合いを入れて」（中路氏）取り組むよう、気を引き締めたという。
具体的な戦略は、弘前市岩木地区における過去10年間にわたる「岩木健康増進プロジェクト」から得た膨大な健康情報を柱として、青森県全体に健康増進の意識を広めていくというものだ。岩木健康増進プロジェクトでは600にも及ぶ検査項目を設け、体格・体組成、内臓脂肪、腸内細菌、呼気ガス、口腔環境、ゲノム測定に至るまで多様な因子を調査している。それらビッグデータの解析は、GEヘルスケア・ジャパンが担当する。
中路氏は県内各地に足を運び、積極的に広告塔を買って出ている。その甲斐あってか、現在では全40市町村のうち、32市町村で健康宣言を表明した。並行して社会実装に 向けた戦略として、青森県医師会の主導で「健やか力推進センター」を設け、健康づくりのリーダー的存在の研修・育成体制を確立。さらに岩木健康増進プロジェクトのデータから抽出したエビデンスを搭載したアプリ「健康物語」を提供するなど、多方面から健康に対する啓蒙や教育を後押しする。
「健康づくりの本質はプライマリーヘルスケア。私の解釈では『市民の市民による市民のための健康』。人は誰でも健康になる権利はあるが、それは市民マターなので自分で頑張るしかない。しかし、頑張れと言うだけでは難しいため、我々がリードし、力をつけてあげる必要があるのだ」（中路氏）。
岩木健康増進プロジェクトによる成果は、弘前市の平均寿命延伸という結果になって 表れ、試算では県全体で約244億円の医療費削減につながるという。最後に中路氏は「自治体、企業、大学も参加して、今、流れが起きつつある。経済効果はCOIが追求するものの1つだが、そればかりを目標にしていると健康づくりは難しい。必ず短命県を脱するという強い気持ちが、県全体の連動を生む」と締めくくった。
「久山町研究」と連携
弘前COIでは、日本を代表するコホート研究（長期間にわたる特定地域の健康状態の追跡調査・研究）として名高い、九州大学による「久山町研究」と連携し、岩木健康増進プロジェクトとのシナジー効果を狙う。続いて登壇した九州大学大学院医学研究院 環境医学分野教授の清原裕氏は、1961年から50年以上にわたり続けてきた同研究の成果を発表した。
福岡市に隣接する人口約8300人の久山町が研究対象に選ばれたのは、全国平均とほぼ同じ年齢・職業分布を持っており、ほぼ偏りのない平均的な日本人集団という事実に由来する。また、久山町研究が世界でもまれに見るコホート研究の代名詞として認識されているのは、その期間もさることながら、80％を誇る健診率、99％の追跡率、そして75％の剖検率（死後の病理解剖率）といった高精度のデータを蓄積している点にある。
同研究では1985年の段階から65歳以上の高齢者を対象とした認知症の調査を実施し、以降5回にわたり認知症のスクリーニング調査を行なった。その結果、最初の結果と直近の結果を比較してみると、認知症患者は実に6倍に増加したという。
「いくつかの病型に分類される認 知症の中で、急激に増えているのはアルツハイマー病。久山町での7年間隔の調査で、倍ぐらいの勢いで増えている」（清原氏）。今のところ特効薬も予防薬もないアルツハイマー病ではあるが、糖尿病などの生活習慣病との関連付けを地道に研究した結果、ある一定の食事パターンが認知症を減らす傾向にあることが判明した。
「和食、野菜、牛乳、乳製品などをしっかりと摂取し、米を減らしていくのが認知症のリスクを減らしてくれる。これにより、血管性認知症、アルツハイマー病、どちらのリスクも下がる可能性がある。認知症発生のメカニズムは不明でも、ある程度の予防は可能かもしれない」（清原氏）。
北海道から鹿児島に至るまでの機関が参画
次に登壇 したのは、2015年2月に弘前COIのサテライト拠点として参画した京都府立医科大学プロジェクトリーダーの奥村大作氏。ベネッセスタイルケア執行役員 西日本エリア事業本部本部長を務める奥村氏は、サテライトとして取り組んでいる事例を紹介した。
いずれも高齢者サポートが中心だが、京都府立医大の取り組みには北海道から鹿児島に至るまでさまざまな産官学の機関が参画した。認知症患者支援を行なう意思決定支援システムの開発、三井住友信託銀行と共同開発する財産管理用途の金融商品、鹿児島の志學館大学、東京の慶応義塾大学と連携したテレビ会議システムを用いた遠隔医療支援、ソニー生命によるシニアライフサポートなど、サテライトとは思えない充実ぶりを示す。
「こうしたさまざまな技術を用いて、住み慣れた地域での少しでも長い生活を支援していきたい。京都府には京丹後市という非常に高齢化の進んだ市があるが、そ の方々にも、我々のプロジェクトで幸せになってほしい」（奥村氏）と、当プロジェクトの明確な狙いを語った。
ビッグデータ活用は一企業だけでは困難
前述したように、弘前COIのビッグデータ解析を担うのがGEヘルスケア・ジャパンである。奥村氏に続き壇上に上がった日本GE専務執行役員の田中豊人氏は、「インダストリアル・インターネット」について解説した。
センサーの革新的な進化による機械そのものからのデータ収集、安全に高速で送信できるインターネットの環境の整備により、「ビッグデータを蓄積できる技術、さらに解析する技術が飛躍的に向上した。ビッグデータを通じて非常に大きな波が産業界に起きている」（田中氏）と語った。
例としてビッグデータ活用 による航空機エンジンの故障予測、航空機や列車の最適ルートの選択などを示し、メンテナンス期間の短縮や燃料代削減による莫大な経済効果を生んでいることを強調。こうしたインフラ産業への貢献はGEならではの強みであるとしながらも、「ビッグデータを使って今までになかったような新しいビジネスを生み出していくには、我々だけではできることは限られている。弘前COIのように地域の方々、他企業の方々と連携しながら大きな社会の課題に対して、少しでも貢献できるようにしたい」（田中氏）と述べ、弘前COIの可能性について期待を込めた。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0804-06:00-5 - 青森でも糖質制限が広がってき始めたようです。
⇒【日本温泉気候物理医学会雑誌】この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0804-06:00-6 - 「香川の子供はおじさん化」というメール。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0804-06:00-7
2015/08/03
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0803-06:00-1
- 今日と明日，姫路の田井先生が見学に見えられます。ちなみに，夜はここで食事の予定。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0803-06:00-2
- 「骨髄炎の診断基準」についてのメールです。
小さな病院で薬剤師をしているため、いろいろな業務を兼務している関係から、褥瘡委員、ICTにも所属しているので、毎朝夏井先生のサイトとここでも以前話題になった？岩田健太郎先生のサイトをチェックするのが毎日の日課になっています。
岩田先生のサイトに骨髄炎について簡単な解説があったので参考になればとご紹介させていただきます。
⇒【シリーズ 外科医のための感染症】
非常にわかりやすいと思うのですがいかがでしょうか？この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0803-06:00-3 - 「骨髄炎の診断基準」についてですが，「局所治療自体が傷を深くし，難治化させている」という可能性は非常に高いと思います。つまり，「細菌がいるから感染が収まらない」と考え，ゲーベンクリームのような「強力な抗菌剤」を連日大量に使っていると，それだけで傷はどんどん深くなり，深部臓器が露出し始め，ついには・・・ということはありそうな話です。
実際，これと同じ話は「熱傷治療業界」にはゴロゴロ転がっていて，「ゲーベンで深くした熱傷創を植皮で治す」ことを標準治療と呼んでいます。
つまり，骨髄炎や熱傷については，教科書の記載は一切信用が置けないということです。昔からの慣習で行われている標準的局所治療がそれらの病態悪化の原因？，なんて，教科書を書くようなお偉い教授は絶対に気が付きませんから・・・。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0803-06:00-11 - 以前，メールで相談を受けた患者さんからのメール。
足裏のメラノーマの疑いから、拡大切除し、植皮寸前で郡田先生を紹介して頂いたものです。
その節は本当にありがとうございました。あの時 夏井先生の植皮は必要ないと言うメールを頂いたおかげで、植皮をしない決断が出来ました。
あれから郡田先生の指導のおかげで、二ヶ月半ほどで傷口が完全にふさがりました。
郡田先生は、患者の立場になって考えて下さる、本当に良い先生でした。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0803-06:00-4 - 「低糖質プリン」についてのメールです。
先日、スーパーのデザート売り場で「森永 低糖質プリン」を見つけましたので、お知らせいたします。
糖質量は、１食あたり3.5g，同じ位のサイズのプリンには、14～19gの糖質が含まれているようなので、それを食べるよりはだいぶ糖質の摂取は抑えられます。
スイーツOK！のなんちゃって糖質セイゲニストには、おいしい話です。お味も、カスタード風味のしっかりしたおいしいプリンでした。
新しくなったアサヒの発泡酒、アサヒオフもなかなか美味しかったです。仙台も毎日暑いので、一杯目はやっぱりビールが飲みたくなります。
家では糖質ゼロの缶ビールを色々選んで飲めますが、外での乾杯の一杯目には悩みます。「とりあえず、ビール。糖質ゼロね。」と居酒屋で言える日が早く来ることを願っているところです。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0803-06:00-5 - 「経口補水液と糖質制限」というメールです。
救急医です。
最近一般向けの熱中症の講演を依頼されてスライドを作っていたところ，「経口補水液」の存在が出てきました．いろいろなレシピがあるようですが，簡便なのは水1L＋食塩3g＋砂糖40gの割合のようです．
この砂糖ですが，まぜる理由として
① カロリー補給 ② ナトリウムが吸収しやすくなるように などと紹介されているようです．
セイゲニストの人は飲みにくいよな～と思いつつ，②の理由があるなら糖質摂取もやむを得ないのかと調べてみますと，手元の生理学の教科書では小腸にはNa-Glucoleの他にNa-アミノ酸を一緒に取り込むチャネルや，H+とNaの交換チャネルもきちんと準備されていました．
そもそも糖質を摂取しないとNaが吸収しにくいとするなら，セイゲニストの人たちは皆低Na血症になってしまうはずですが…(^^;)
ということは，別に砂糖を入れなくてもいいのでは？アミノ酸飲料にするとコストの問題があるのかもしれませんが．この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0803-06:00-6 - 東京はこの1週間，連日猛暑日が続いています。そこで私は，この猛暑の中，カンカン照りの日なたを水も飲まずに3時間くらい歩きまわるという人体実験を繰り返していますが，糖質制限以後の変化として，汗の量が減った，汗の臭いが少なくなった，喉が渇かなくなった，冷たい水が飲みたいと思わなくなった，日中なら6時間くらい水を飲まなくても何ともない・・・というような変化が起きています。
単なる仮説ですが，「糖質摂取をしていると汗の成分が変化し（デブの汗が酸っぱい臭いなのはそのせい？），変化した成分の汗を汗腺から排泄するために余分の水分が必要になり，そのため脱水症になりやすく，こまめに水分を摂らないといけない」という事があるのかも・・・。
というわけで，上記の「経口補水液」のレシピは「糖質摂取者」向けのレシピである可能性があります。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0803-06:00-10 - 「糖質制限の壁？（以前のスレッド）」についてのメールです。
糖質制限の壁？について質問させて頂いた者です。
皆様のご意見を参考に、少し考察してみましたので、またご意見を頂ければ嬉しいです。
以下考察結果：
二十歳の頃の壁越えを達成できなかった人は、下記の理由で脂肪燃焼モードが終了してしまったのではないか。
① 基礎代謝の減少
落ちた体重の全てが脂肪ではない。
支えていた体重が減る分筋肉も減っているため、基礎代謝は落ちている。
(減量期は体が軽く動作が楽に感じられていたが、停滞期では以前ほどではないものの重さを感じている。)② 脂肪細胞の絶対数の不変
二十歳頃に既に肥満状態であった⇒皮下脂肪過多である。
二十歳前後の成長期を過ぎても、脂肪細胞は限界のサイズを超えるような場合は増殖する。
脂肪が消費されてもサイズが小さくなるだけ。
脂肪細胞のアポトーシスは約10年と長生き。
ゆえに脂肪細胞がある程度小さくなる(＝細胞内の中性脂肪が減る)と、それ以上の縮小には糖質制限では困難(もしくはさらに厳格な糖質制限が必要) なのではないか(有酸素運動等で消費するしかない！？)。
(なお通常脂肪細胞のサイズは70-80μm(BMI20-22)で最大でも120-140μm。痩せると30μm(BMI18相当⇒明治30年代の成人男性に相当)。人の細胞は通常3-4倍までには肥大することを考えると、脂肪細胞の通常サイズは30μmであり、現在の70-80μmでさえも肥大しているということか。)
※参照元
「脂肪細胞のサイエンス」
「脂肪細胞の増殖」③ 脂肪細胞の燃焼効率の低下
肥満状態では、脂肪細胞の脂肪燃焼効率が落ちている。
マクロファージとマスト細胞も浸潤しインシュリン抵抗性が引き起こされている。
インシュリン抵抗性が高くインシュリンが多いと、ホルモン感受性リパーゼによる脂肪分解が阻害され、またリポ蛋白リパーゼによる中性脂肪合成が促進される。以上により、①は当然のことで全ての人に当てはまるが、20歳頃に既に肥満状態であった人は②、③の要素があるため、標準BMI到達前に脂肪燃焼モードが終了してしまうのではないか。
このように思うのですが、如何なものでしょうか？この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0803-06:00-7 - 【佐治敬三と開高健､深い友情が2人を支えた】
開高健は私の心の師であり（もう一人の師はリチャード・ストールマン），文章の師匠である。
10代の終わり頃から20代後半まで，出版されていた開高の本はほぼ読破した。その後，1996年からマニアックなピアノサイトを開設し，超絶技巧的ピアノ独奏用編曲の解説文を書くようになったが，音の世界を文章で表現するために様々な文体を試してみた。そして，私が最も気に入っている曲の解説を書く時には開高健の文章の文体模写（というか，文章のリズムの模写）を何度も試みた。開高健の思想はあまりに大きくて模写できないけれど，せめて文体とリズムだけでも開高に近づこうと悪戦苦闘していた。
ちなみに，私が座右の銘としている開高健の言葉は「心はアマチュア，腕はプロ」である。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0803-06:00-8 - 2020年の7月から8月にかけて東京でオリンピックをやるんですよね。2020年の夏が記録的冷夏になってくれたら競技できるけど，今年みたいな連日，体温より気温が高くて，おまけに熱帯雨林みたいにジメジメしているととなると，屋外競技は無理じゃないかと・・・。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0803-06:00-10
- 58歳にして「ピアノ小僧？」に変身しました。私はピアノ演奏に関しては「やればできる子」だったようです。
1日1時間ほどしか練習時間はありませんが，それでも，どんどん弾ける曲が増えています。この数ヶ月でラヴェルの『道化師の朝の歌』，『オンディーヌ』，グリュンフェルドの『「こうもり」パラフレーズ』などが（ほぼ）弾けるようになりました。
そしてわかったのですが，どうやら私の指はラヴェルと相性がいいようです。『鏡』の『蛾』と『洋上の小舟』は指使いさえ決めれば弾けないところななさそうだし，難曲として名高い『スカルヴォ』も楽譜を見ている限りでは「弾けそうにない難所」は少ないようです。
『オンディーヌ』をマスターするのにあと数日掛かりそうですが，そのあとにどの曲に挑戦するか，ニヤニヤしながら楽譜を眺めています。簡単に弾けそうな曲ではつまらないし，あまりに超絶技巧曲では弾けません。ラヴェルの『クープランの墓』の『トッカータ』は苦労せずに弾けそうですが（実際，初見でかなり弾けた），技術的難易度があまり高くないようなのでいまいち面白くありません。
となると，ラヴェルの『スカルヴォ』か，カプースチンの『8つの演奏会用練習曲 Op.40』の第3曲目か第8曲目あたりがかな？ カプースチンの最初期の紹介者の一人としては一曲も弾けないというのは格好悪いですからね。
あるいは，レパートリーを増やすという意味で，スティーヴン・ハフ編曲の『My Favourite Things』あたりを練習するというのもありかな？ この編曲，格好いいんですよ。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0803-06:00-12 - 【2016年のリオ五輪、水質汚染がひどいため選手たちが病気になる恐れがあることが判明】
2016年のリオ，2018年の平昌，2020年の東京と，問題山積のオリンピックですが，これは日本の国体が「全国持ち回り」としたために起きている問題と同じです。
高校野球のように「開催地は甲子園」と決めた方がトラブルが少ないような気がします。つまり，「ザルツブルグ音楽祭」とか「ショパン・コンクール」とか「チャイコフスキー・コンクール」とか「定禅寺通り・ジャズフェス」と同じ。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0803-06:00-13
2015/08/01
【06:00】
- 7月31日のTBSラジオ『生島ヒロシのおはよう一直線』の感想メール。
先生のラジオ聞きました。
日焼けにはラップとワセリン、上級手当はプラスモイストにワセリンを塗ると蒸れない。暑中見舞に書き添えます！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0801-06:00-1 - 糖質制限についてのメール。
私は大学で栄養学を学び管理栄養士として６年ほど病院勤務を経てから大学院で学びそして，その後はアメリカに留学しましたが，今現在は大学にて全く異なる分野の研究の助手をしております。
たったの２ヶ月程前に糖質制限という言葉を知りました。そして先生の御本も拝読させていただきました。私自身大学で栄養学を学んだのは大昔のことですが，今も大学ではこの分野はそれほど進歩してないのではないかと思います。
私も初めて糖質制限している人に出会ったのは７年前でしたか，今現在暮らしているアメリカの当時私が所属していたラボのボスが糖尿のため，たまに厳格な糖質制限をしてコントロールされてて、私はそれに対して反対派でした。脳の栄養源はブドウ糖のみと信じていたからでした。
それから数年がたちました。私自身は、正直言って糖質中毒であったと思います。ストレス解消の甘いものが常でした。
ところが最近になって機能性低血糖を起こすことがたびたびあり血糖を計ったわけではありませんがものすごい空腹感とともにやってきたのでおそらくそうだと思います。
そして日本で話題の糖質制限を知ったのはそれとは関係なく全くの偶然でしたが，これは最近私が感じている諸々の体調不良をすべて解決してくれる栄養療法ではないかと思い、すぐに実践し始めました。
まだまだこれからですが、今現在では、あんなに甘い物が大好きだったのに全然食べたいという衝動が起きず、とにかく血糖値を上げたくないということが常に頭にあって、そして実際にも以前のような激しい空腹感もありませんし，それほど食べてなくてもスタミナは常にあるように感じます。
最近では朝食、昼食共軽くても夕食前に激しいエクササイズをやっても身体が全然平気です。
そして私もお酒は大好きなので夜はワインや焼酎を自由に飲酒しています。まだときどき、シメの何とか、が恋しくなることもあるのですが今のところはそれほどの苦痛や苦難もなくやってこれてます。
私はマラソンも走りますので長距離トレも近々行うつもりでいますがまだ実施はしてませんがどこまで持久力がついているか、とても楽しみです。
長々と個人的なことを書きましたが、これからも糖質制限について学び実践し，私もこの新しい栄養学を拡めるために何か貢献出来れば、という夢が浮かんできたところです。しかしながらもっと自分自身が知識を深めてまた自分自身を実験モデルとして他の方々に証明できるようになるまで努力したいと思っております。
私は現在国外におり残念ながら先生方の御講演等を直接拝聴する機会が持てませんが，インターネットで糖質制限の権威の先生方のテレビ番組やサイトなどで日々学ばせて頂いております。どうもありがとうございます。
日本の栄養学の常識を改めて日本国民が健康で長生きできることを願って止みません。
これからも多くの情報発信をどうぞよろしくお願いいたします。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0801-06:00-2 - 「骨髄炎の診断基準：先月のスレッド」についてのメールです。
骨髄炎の事です。私は胸部外科医でしたので、胸骨骨髄炎は沢山見てきました。
胸骨の骨髄炎は「真の骨髄炎」だと思っています。文字通り細菌感染により胸骨が炎症でぼろぼろになっていきます。その下には心臓がありそこまで炎症が波及すると縦隔炎になり「致死的」な事にもなり得ます。
一方、下肢の骨髄炎ですが、こちらも細菌感染が下腿骨に波及しておこっているのは「現象」としては一緒だと思いますが、下腿には重要臓器がありません。ですからきちんと「ドレーナージ」が出来れば普通に生活も営む事が出来るのではと愚考します。
「きちんとしたドレーナージ」が実は曲者です。これが出来ないと「膿」が下肢皮下組織にたまり、細菌が血流を通して全身に運ばれて敗血症を生じるかもしれません。先日お話ししたドレーンが「きちんとしたドレーナージ」の一助になるかもと考えています。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-08.htm#0801-06:00-3