症例 | 原 因 | 部 位 | 観察期間 | 備 考 |
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9歳M | 裂傷 | 下腿 | 近医で縫合してもらったがすぐに傷が開いた。6日後に受診 | |
17歳M | 内果骨折後 | 術後創離開。ドレナージを続けているうちに腐骨が排出された | ||
19歳F | 人工膝関節露出 | 4018日 | 長大な人工関節が全露出した状態で2014年以降感染なし。普通に会社勤めをし、車も運転している | |
28歳M | 踵骨骨折後難治性瘻孔 | タイで骨折。受傷2ヶ月後に日本で手術。術後創感染と創離開。手術から2ヶ月後に受診 | ||
29歳M | 前十字靭帯手術後 | 膝蓋部 | 縫合糸膿瘍 | |
31歳M | アキレス腱手術 | 運動できるようにするため、大学病院形成外科に遊離筋膜皮弁によるアキレス腱再建の適応、と紹介し、手術が行われた | ||
31歳F | アキレス腱手術 | 866日 | 総合病院整形外科で数回手術が行われたが治らず、脱走を決意。最初の受傷から4ヶ月後に受診 | |
32歳M | 皮弁術後 | 下腿 | 皮弁の創縁壊死による皮膚欠損 | |
35歳M | 下腿開放骨折後 | 瘻孔状の傷が治らない。プラスモイストですぐに完治 | ||
35歳M | 外反母趾術後 | 抜糸後に創離開。8日後に受診 | ||
40歳M | 前十字靭帯再建術 | 膝蓋部 | 大学病院で手術を受けた。縫合糸膿瘍で創離開 | |
41歳M | アキレス腱手術 | 縫合糸膿瘍で創離開 | ||
44歳M | アキレス腱手術 | 縫合糸膿瘍で創離開 | ||
44歳M | アキレス腱手術 | 縫合糸膿瘍で創離開。アキレス腱表面も壊死していた | ||
45歳M | アキレス腱手術 | 抜糸後に創縁壊死。術後2ヶ月目に受診 | ||
46歳F | 足関節症手術後 | 自家骨移植を受けたが術後、傷が治らない。主治医はゲーベンを処方。「治る見込みはないし治療法もないのでもう通院するな」と治療拒否 | ||
48歳F | アキレス腱手術 | 術後創離開に何度も手術が行われたが全て失敗。「手術しないで治す治療」をネット検索 | ||
53歳F | 下腿骨折 | 縫合糸膿瘍で創離開 | ||
53歳M | 骨折 | 下腿 | 1386日 | 骨折固定用プレートが露出。ナイロン糸ドレーンで120日で上皮化 |
56歳F | 下腿裂傷縫合 | 前医の創処置で激痛のあまり過呼吸となった。痛みで歩けず休職。受傷から16日後に受診。直ちに復職できた | ||
58歳F | アキレス腱手術 | 前医は離開創の再縫合を2度試みたが失敗。傷が治っていないのに一方的に通院終了を告げられた。最初の手術から4ヶ月後に受診 | ||
61歳M | アキレス腱手術 | 154日 | 縫合糸膿瘍で受傷3ヶ月後に受診 | |
61歳M | アキレス腱手術 | 197日 | 受傷2ヶ月後に受診。広範な皮膚全層欠損でアキレス腱が露出 | |
62歳M | アキレス腱手術 | 術後に創離開し、いつまでも傷が治らないが主治医からの説明無し。受傷50日後に受診。縫合糸膿瘍 | ||
63歳F | アキレス腱手術 | 364日 | 術後に傷が開いて再縫合したが、再度傷が開いた。受傷5ヶ月後に受診 | |
64歳F | 踵骨骨折 | 77日 | 術後に傷が開き直らない。看護師が「この病院の治療が古いから治らない」と当院を教えてくれた。受傷5ヶ月後に受診 | |
66歳F | 開放骨折後 | 下腿 | 1993年に骨折。術後、創感染したため大学病院整形外科に紹介され、4回手術を受けたが全く治らず。主治医からは「手術法も治療法もない。恐らく癌が発生するだろうが、その時は諦めるように」と説明された。最初の骨折から23年後に当院紹介となる。ナイロン糸ドレーンで1ヶ月で完治 | |
68歳M | アキレス腱手術 | 1338日 | 前医は石鹸洗浄、フィブラストスプレー、アクトシン軟膏などで治療し難治化。発症から1年半後に受診。ナイロン糸ドレーンをしながら浮いてきた腱縫合糸を切除 | |
71歳M | 静脈瘤血管内焼灼 | 下腿 | ハイドロコロイド貼付ですぐに治癒 | |
71歳M | アキレス腱術後 | 455日 | 手術から3ヶ月半後に受診。ナイロン糸ドレナージしながら腱縫合糸を除去 | |
73歳F | 人工関節置換術 | 足趾 | 手術後2年間、傷が治らなかった。プラスモイストで完治 | |
73歳F | 膝窩動脈バイパス術 | 下腿 | 術後2ヶ月後に受診。プラスモイストで完治 | |
77歳M | 人工関節置換術 | 膝 | 1670日 | 膝蓋部の手術創離開。主治医はイソジンゲルを処方。難治化し痛みで歩けなくなり、6ヶ月後に受診。穴開きポリ袋で1ヶ月で完治 |
80歳F | 静脈瘤手術後 | 下腿 | 手術開始直後に主治医は「手術できない」と言って突然手術中止。傷を縫わない状態で手術終了。その後、[皮膚移植]⇒[皮膚脱落]を3回繰り返して傷は開いたまま。8年後に受診。穴開きポリ袋の治療法を指導し、傷が治らなくても普通に生活できることを説明 | |
84歳F | 糖尿病性壊疽 | 足底難治性瘻孔 | 足遠位部の切断後。断端部の胼胝と難治性瘻孔。ナイロン糸ドレーンで完治 |