73歳女。群馬県在住。
20歳の時に慢性関節リウマチと診断され,現在もプレドニン内服中。
2年前に〇〇病院で左第1趾の人工関節置換術を受けたが,その手術の傷がずっと治らない。主治医からは市販の消毒薬を買って消毒し,キズ絆創膏を当てておけば治ると言われて,毎日消毒している。家族がTBSの「ニュースの巨人」を見て当科受診することにした。
左第1趾の背側に2ミリほどの潰瘍を認めたが,浅い潰瘍で金属は触れず,深部に通じる瘻孔もなかったため,プラスモイストで被覆する方法を指導し,嬬恋村国民健康保険診療所の藤田先生(石岡第一病院時代の愛弟子)に紹介し,フォローしていただくことになった。
藤田先生によると,プラスモイストで被覆を始めて1週間ほどで滲出液は出なくなり,上皮化したとのことである。
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9月18日 | レントゲン写真 | 9月25日 藤田先生が撮影 |
11月17日 藤田先生が撮影 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1096/index.htm】