31歳男。神奈川県西部
2017年1月29日，フットサル中に右アキレス腱断裂。〇〇整形外科病院で手術を受け，その後は異常なく経過したが，8月末，歩行中に突然，右アキレス腱が再断裂。直ちに〇〇整形外科病院に入院となり再手術を受けた。2週間後にギプスを外したが，血液が溜まっていて，それを出してもらったが，その傷の治療を受けているが全く治らないため，「アキレス腱手術後の傷が治らない」で検索し，11月11日，当院を受診。ナイロン糸ドレナージの方法を指導し，週に一度の頻度で受診してもらった。
12月5日に職場に復帰したが，12月6日に痛みがあったため〇〇整形外科病院を再度受診。装具をつけて歩くように指導された。「いずれは装具を外して歩けるようになるのか」と質問したが，医師は答えてくれなかった。
12月中旬，当院を受診。同じ質問を受けたが，「経過から考えて，アキレス腱が歩行に耐える十分な強度で再建されていると考えにくいため，このまま傷が治っても装具なしでは歩けないかもしれない。装具なしで歩いたりスポーツできるようになるには，遊離大腿筋膜皮弁によるアキレス腱の再建が必要」と回答。その旨を書いた紹介状を〇〇整形外科病院の主治医に送付。2018年1月初め，△△大学附属病院形成外科を受診して診察を受け，遊離筋膜皮弁での再建可能と説明された。2018年2月に手術が行われたようだ。
 |
|||
| 2017年11月11日 |
【アドレス：http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2800/index.htm】
【なついキズとやけどのクリニック】
【新しい創傷治療】