2014/12/30
【08:00】
2014/12/29
【07:00】
- 出版社から送られてきた本です。湿潤治療の取材記事もちょっと載っています。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1229-07:00-1） - 『恐竜はなぜ鳥に進化したのか』。この本は超面白かったです。あまりの面白さに1日半で一気に読み終え，その一字一句を記憶しておこうと思い，昨日一日を費やして内容をテキストファイルに書き写しました。40字で1,000行超え，字数は32,000字です。まだ入力しただけで誤入力だらけなので，今日一日かけて誤字・脱字を修正し，年明けにはレビューを書く予定です。
とにかくこの本がすごいのは，前カンブリア紀から新生代までの4億年以上にわたる動植物の体制（ボディプラン）を，過去の定説はすべて全て忘れて，「酸素濃度・気温（＝二酸化炭素濃度）」という観点のみで論理的に読み解いてみよう，という壮大な試みに挑戦し，しかもそれに成功していることです。カンブリア紀における体節動物（例：節足動物，脊索動物）の誕生も，ペルム紀大絶滅も，恐竜から鳥への進化も，白亜紀以後の哺乳類の隆盛も，すべて，当時の酸素濃度と，大気から酸素をいかにして抽出するかという工夫で，クリアに説明できるのです。また，「仮説」と「文献的事実」を明確に書き分けているのも素晴らしいの一語です。
唯一の難点は，文章がちょっとゴチャゴチャしていて文意を飲み取りにくい部分が少なくないことです。あと，繰り返しがちょっと多いかな？
そういうマイナスポイントは（多々）ありますが，圧倒的な論理の展開力と論理の明晰性は，他の追随を許さないものでしょう。欠点も多いけれど，長所に比べたら目くそ鼻くそです。
ちなみに，本書は物理的，化学的な説明が多く，そのあたりの基礎知識がないと，完全に理解するのはちょっと大変かもしれませんが，苦労する価値はあると断言します。冒頭の「カンブリア紀の節足動物における酸素吸収効率」の物理的説明や，最後の「恐竜は二足歩行する変温動物（＝恒温動物ではない）」と断定する論理の展開力は，まさに鳥肌モノ！
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1229-07:00-2）
2014/12/28
【08:00】
- 「湿潤治療医師リスト：大阪」に大阪市西成区の赤松内科／赤松浩治先生を追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1228-08:00-1）
- 糖質制限の体験記です。
本年1月下旬のテレビタックルを見て、炭水化物制限を始めました。大好物のほとんどをやめて飲食パターンを変化させました。
○原則やめた好飲食物（付き合いのたまの飲食は別です）
ご飯 食パン カレー スパゲッティー ラーメン うどん そば 焼きそば お好み焼き タコ焼き ポテチ ポテトフライ ポテトサラダ あられ アイスクリーム ビール 日本酒 お寿司 焼き飯。○増えた飲食物
牛肉 豚肉 鶏肉 串かつ（大阪の名物） 野菜 ハイボール 焼酎 ウイスキー チューハイ○酒量
毎日350ｍのアルコール９％のチューハイ１缶 焼酎お湯割り１杯
ウイスキーダブル１杯～２杯 （酒無しの人生は考えることができません！！！）
土日は昼間から飲む場合が頻繁にあり。○健康診断の結果（主な数値） なお、年齢は本年５２歳です。
検査項目 H25年9月 H26年12月 身長 178cm 変わらず 体重 75kg 65kg 腹囲 95cm 81cm γGTP 162 48 GPT 56 16 総コレステロール 248 230 HDLコレステロール 72 112 LDLコレステロール 161 109 中性脂肪 42 36 わたしは１５年前、３７歳の頃、γGTPの数値が２００となり，以後、継続して高数値であり、肝機能障害を疑われて、「節酒」の警告を１５年間受けてました。
そこで昨年9月末の健診を前に一か月間の「禁酒」をしました。H24年11月の、当該数値は「134」。従いまして効果は「改悪」でした。
今回は、直前まで飲み続けて、肝機能が全て正常値を回復したのです。驚きました。
肉類と野菜を食べたいだけ食べますが、そうたくさん食べることができないので自然に体重減少しました。おかげで、三十代の頃のズボンが履けるようになり「儲けた」気分です。
また昼食の定食は「白ごはん抜き」でお腹は空きません。朝食はブラックコーヒーとハム、卵、無糖ヨーグルト。たまにパンは食べます。
以上、ご報告と深謝。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1228-08:00-2） - ヘモスタパッドについてのメールです。
晩御飯を作っていて、キャベツの芯に指を突っ込んだら深爪気味の指先から出血してしまいました。
数ヶ月前にヘモスタパッドを購入し、ようやく使う時がやってきました！
忙しい主婦は、出血が止まるまで大人しく圧迫止血を続けていられません。ヘモスタパッドを切って指に当て、防水フィルムで覆ってから調理をしました。
防水フィルムの巻き方が雑で、ヘモスタパッドもかなり水に濡れていましたが、全く出血する事なく綺麗に止まっていました！
凄いです！
職場にも置いて欲しい(>_<)（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1228-08:00-3）
2014/12/27
【06:00】
2014/12/26
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1226-06:00-1）
- ［実験：合成界面活性剤］に［ロレアル パリ エクストラオーディナリーオイルヘアパック］を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1226-06:00-2）
- 帝京大学外科の新見正則先生からのメールです。
僕が連載しているヨミドクターの２０１４年最後の記事（12月26日）に先生のことを載せました。ありがとうございます。
ちなみに，新見は最近，テレビに出まくりですね。あるバラエティ番組の収録に行ったら，新見先生と鉢合わせになったこともあります。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1226-06:00-3） - 「飲酒と糖質制限について」というメールを頂きました。
先日祖父の家にて、1990年代に書かれた糖尿病の本を読み、その中に面白い記述がありましたので紹介兼考察を述べたいと思います。
血糖降下剤（クロルプロパミド）を飲むことで生じる副作用の一つに、アルコール耐性が落ちて急性アルコール中毒を起こしやすくなる。クロルプロパミドとは何ぞや。ということで調べると、SU剤と呼ばれるタイプの血糖降下剤で、ランゲルハンス島β細胞に存在するKチャネルを閉じる作用を持ち、その結果としてインスリンの分泌を促す。という薬です。
糖質食と血糖降下剤、どちらもインスリンの分泌を促進する働きがありますから、インスリンによる何かしらの作用（あるいはその後訪れる低血糖状態からの復帰に関わる何某）がアルコールの分解を遅くし、その結果としてアルコール不耐性の状態を呼び起こしているのではないでしょうか。
考えられることとしては、
◆ 肝臓における血糖の取り込み→脂肪・グリコーゲン合成はインスリンによって促される。その系が働いた結果、解毒の系にリソースが回せなくなる ◆ アルコールは分解の過程でTCAサイクルに取り込まれることで二酸化炭素と水に分解される。TCAサイクルは糖の代謝で使われる系であり、糖質食によって糖をエネルギー源にしている場合、TCAサイクルが糖の代謝で回るため、アルコール由来の成分を代謝する余地が少ない（糖質制限をするとTCAサイクルに余裕が出来、その分お酒に強くなる？） 他にもいろいろありそうですが、生化学的に既知のことをしっかり調べていくと案外ちゃんと説明できそうな気がしてきました。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1226-06:00-5） - 横浜の聖隷横浜病院の入江先生（私の外来見学通算時間最長の先生でしょう）から先日送られてきたTシャツ。なぜ「やればできる子」なのかは，私の外来を見学に来ると（運が良ければ）わかります。
ちなみに，横浜中華街で同じものを売っていたはず。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1226-06:00-4）
2014/12/25
【12:00】
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。３例目は大腿熱傷の受傷後１年７ヶ月後の状態です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1225-06:00-1）
- ［実験：合成界面活性剤］に［コラージュ薬用保湿乳液］を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1225-06:00-2）
- 【糖質制限：食事を教えて下さい】にフローズンヨーグルトを追加しました。先日の「豚皮揚げを食べる会 in 滋賀」で食べましたが，超絶美味しかったです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1225-06:00-4）
- 昨日購入したマイナー系ジャズトリオ。
◆ Jeff Hamilton Trio ◆ John Nazarenko Trio ◆ Ken Kehner Trio ◆ Neil Cowley Trio ◆ The Andrew Read Trio ◆ Trio Fix （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1225-06:00-3）
2014/12/24
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1224-06:00-1）
- ［実験：合成界面活性剤］に［ロレアルパリ リバイタリフト エッセンス］を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1224-06:00-2）
- 病態栄養学会についてのメールです。
病態栄養学会が近づきました
注目はこの論争です。千葉の宗田Drらも発表します
コントラバーシー2
1月11日(日) 14:00～15:00 Main Hall
◇妊娠中の糖質制限は適切か？
座長 東北大学病院 周産母子センター 杉山 隆
CV2-1 妊婦の糖質制限の懸念点
京都府立医科大学 内分泌･代謝内科学 福井 道明
CV2-2 妊娠中の糖質摂取をどうすべきか？
北里大学北里研究所病院 糖尿病センター 山田 悟（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1224-06:00-6） - 【うちの子は発達障害？ 判断する前にチェックしてほしいこと】
糖質セイゲニストには当たり前の記事ですが，恐ろしいことは，糖質過剰摂取による低血糖発作で「この子は発達障害です」と診断されている子供がいる，という事実です。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1224-06:00-4） - 【ファストフードで学力低下か 学力テストの平均点に開き】
原因は鉄分不足ではなく，パンズと，セットでついてくるあのフライト，セットでついてくるあの飲み物だと思いますけど・・・。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1224-06:00-8） - 以前にも書いたように，私は「本を読んだら内容を書き写し，それが終わったら本を捨てる」のをマイルールというか，自分に課しています。この作業を終わるまで次の本を手に取らない・読まない，というのもマイルールです。
そういうわけで『石炭紀・ペルム紀の生物』を読了し，内容をまとめました。今回は40字×293行でおよそ8,000字とちょっと短め。
植物が上陸し，それを追って節足動物が上陸し，やがて両生類が・・・という石炭紀，そして，獣弓類，単弓類といった爬虫類が地に満ち，やがて生物種の96％が姿を消したペルム紀，という古生代最後の姿を描いた本で，いつもながらの明快な解説が素晴らしいです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1224-06:00-3） - 次に読もうかなと考えている初期人類関連の本。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1224-06:00-5） - 【ヤングギター新年号の特別付録「5大ギタリストの手形レプリカ」が何だかスゴイ！】
ピアノ系の雑誌で同様の企画『5大ピアニストの手形レプリカ』を付録にしてくれたら，私は全部揃うまでいくらでも買っちゃうぞ。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1224-06:00-7）
2014/12/23
【07:30】
- 糖質制限に関連するちょっと面白いニュース。
◆ 【「ソーダ税」全米に広がるか バークリー市、肥満防止へ初導入】 ◆ 【注目素材“アーモンドミルク”入り！「低糖質プリン スイートココア味」が森永乳業から 】 ◆ 【今年のヒット商品？キリン「ビターズ」が売り上げ好調、来春には新シリーズも】 最初の記事は，アメリカ人デブ化の主犯ともいうべき「砂糖や異性化糖（ぶどう糖果糖液糖，果糖ぶどう糖液糖など）たっぷりの炭酸飲料」を制限するための課税，というニュースです。当然，飲料業界と砂糖業界（ご存知，アメリカ最大の圧力団体の一つ）にとっては死活問題ですから，それこそ必死になってソーダ税潰しにかかるはずです。バークリー，頑張れ！
最後の「キリンビターズ」は糖類ゼロの飲みやすい缶チューハイで，私も結構好きですが，アルコール度数が8％とちょっと高めでした。新しい「ビターズ」はアルコール度数を半分の4％にして，「気軽に飲んでね」という路線を狙っているようです。もちろん，こちらも糖類ゼロですが，私は今まで通りに8％を飲むんだろうな。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1223-07:00-1） - 阪神タイガースの新井良太選手についての情報です。
以前、阪神タイガースの新井良太選手が低炭水化物ダイエットに取り組んでいるという昨年のスポーツ新聞の記事を投稿した者ですが、一年後の本日(2014.12.22)の記事で継続中である事が判明しました(^-^)
しかも「食事は腹6分」という努力もあり、昨年のダイエット前の100kg超の体重が93～4kgほどになったとのことです。
リハビリやトレーニングはきちんとしていらっしゃるので、筋肉が減ったというのは多分ないかと思います。
⇒【新井最軽量ボディーで腰負担軽減だ「今は９３、９４キロ」】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1223-07:00-2）
2014/12/22
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1222-06:00-1）
- 「湿潤治療：大阪府」，「熱傷湿潤治療：大阪府」に，大阪府堺市東区の田仲北野田病院 外科／山田正治先生を追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1222-06:00-5）
- ［実験：合成界面活性剤］に［プロアクティブ リバイタライジングトナー］を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1222-06:00-2）
- 糖質制限関連のメールを頂きました。
５９才男性医師です。
今年の１月にたまたま書店で目にした夏井先生の本（炭水化物が人類を滅ぼす）に出会ったのがきっかけで、１月がらスパー糖質制限食で生活しています。
著書のタイトルを見た時の第一印象は、「へえ～夏井先生は最近こんな事に首を突っ込んでいるんだ」といった感じ。でも先生の過去の実績から、「きっとこれは真実なんだろう」と直感した次第です。
私は、数年前から健診で高脂血症を指摘され、けっこうストイックな脂質制限、コレステロール制限をしていましたが、数値はあまり改善しないし、どんどん体調が悪くなりました。１年前には、もうほんとうに慢性疲労症候群か？と思われるような全身状態になって、おかしい、おかしい、と思っていた矢先の先生と著書との出合いだったわけです。今考えると、完全に糖質中心の食事だったわけで、その影響でさまざまな症状が出ていました。慢性的な疲労、倦怠感、眠気、排尿障害、異臭症、アレルギー性鼻炎や皮膚炎、などです。またこの２～３年で、ソケイヘルニアが出て手術したり、些細なことで指の腱が切れたり（マレットフィンガー）、円形脱毛症になったり、など、なんかもう体がボロボロになってきたかな、なんて感じることもありました。
糖質制限食に移行後は、上記の症状はどれも軽快しました。体重も半年くらいで９kg減となり、現在BMI19.5、いたって元気な状態となりました。
最近では夏井先生の本や江部先生の本を購入しては、周囲の人たちに配って小さな啓蒙活動を行っています。
妻も一緒に糖質制限食を実行中で、美肌効果や髪質の改善、体型の（望ましい方向への）変化、思考力の向上などの効果を実感しています。先月には娘が出産しました（孫です）が、産前、産後とも糖質制限食を実施して極めて順調な経過（母子ともに）をたどっています。ほんとうに、すばらしい効果だと実感しております。
上記のような経緯があるため、自分としては夏井先生は大げさでなく「命の恩人」だと感じています。心から御礼申し上げます。
現在は総合病院において緩和ケアの専従医師として、主に進行がんの患者さんとのお付き合いの日々ですが、少なくとも自分がかかわっている患者さんには、なるべく糖質を摂らないように指導しています。しかし一方で糖質を勧める主治医や立派なNST（栄養サポートチーム）の存在、あるいは糖尿病専門医なども何人もおります関係で現実問題、なかなか難しい面もあります。
がん患者さんでも、糖質制限の話をすると、「そういえば、PET検査で、ブドウ糖を注入するとそれがみんな癌のところに集まるって聞いて、何か糖は悪いのでは、と思っていた」と語られる人も時々あります。そういう患者さんは、糖質をたくさん摂取することは、敵（がん）に塩（栄養）を送るだけで、百害あって一理なし、ということを理解しやすいようです。
現在では我が身をもって、糖質が体に入るといかに眠気や倦怠感が出るかを体感しているので、高カロリー輸液や維持輸液（ブドウ糖７５g／1000mlも入っているのもが頻用されている！）を安易に投与されたり、お粥を流し込むだけになったりして、衰弱し、認知障害も発症してやがて亡くなって行くというがん患者さんを見ていると、このままではいけない！との思いを日々強くしております。今後も糖質制限の普及に微力ながら努めていきたいと思っています。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1222-06:00-3） - 「原因不明の足難治性潰瘍」についてのメールです。
糖尿病、血管系が問題ないようなら、私も 次は リンパ系の問題と考えます。
足全部が写っていないのですが、 まさか 白癬症はいないですよね？ 真ん中の写真（１１月２５日）で、周辺発赤が 目立っているのが気になります。白癬菌でも、一見蜂窩織炎様の形をとることがあります。普通は、痛がるのですが、、
このようなドレナージが利いている創なら痛がらない可能性もあり。と 判断します。
前から考えていたのですが、、 湿潤環境において、真菌は悪さしないのでしょうか？ 創部だけ湿潤環境にできればいいのですが、、 創部周辺まで、広く覆うと周辺皮膚も湿潤環境になりますね。その時、まえから 居た白癬菌やカンジダ菌は、悪さしないのでしょうか？（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1222-06:00-4） - 一昨日の「豚皮揚げを食べる会 in 滋賀」に参加された方からのメールです。
滋賀の，「豚皮揚げの会」とても楽しかったです。
夏井先生が大好き、糖質制限の効果を実感してる人たちの集まりだから、知らない人たち同士長年の友達のように楽しくお話できるんでしょうね。
年末のお忙しいときに遠い滋賀まで来ていただき，みんなを楽しませていただきありがとうございました。
企画、準備していただいた西村さん，ありがとうございました。12月20日の豚皮揚げを食べる会 in 滋賀に参加させていただきました。ありがとうございました。
いろいろな方と話せて楽しめました。みなさん非常に元気がある方々ですね。
私は糖質制限はしていますが、まわりで糖質制限している人はほとんどいないので一人で細々しているため、みんなで糖質制限のものを食べるor飲むという機会は初めてでした。
糖質制限のものであれば相当な量を飲み食いしても大丈夫（おなかいっぱいのような気持ち悪さが出ない）というのをほぼ初めて実感できました。
個人的には、夏井先生と湿潤治療のことについてもっと話したかったですが、先生は大人気でしたからそこまで深くは話せなかったので、今後また機会があればお話ししたいです。「豚皮揚げを食べる会in滋賀」に参加させていただきありがとうございました。とても楽しくて美味しい会でした。
この会のメインである豚皮ですが、豚皮と聞くとちょっと引いてしまう方も多いのではないでしょうか？ 実は私もそうでした。もしかしたら食べれないかもしれない。その時は申し訳ないけど一口だけいただこうと思っていたのですが、食べてビックリです！とても美味しいのです。言われなければ豚皮だなんて分かりません。お菓子みたいです。8月に奈良の会で豚皮を購入し、とても重宝しました。
我が家では、揚げ物のお肉は1パックしか買いません。主人と子どもに優先的に食べて貰い、私は残ったお肉を少しだけ。それが、豚皮があると、足りない分を豚皮で補えます。だって1分で揚がりますから調理も楽！
そして、あんなに小さい豚皮がプワーっと大きく膨らむので、10個食べれば結構お腹いっぱいになります。お財布にとても優しい豚皮さんです。常温保存出来るので、ちょこちょこちょこちょこ食べながら、結構長持ちしました。
メタボが気になるおっちゃん達には、お酒のおつまみに最高です。太る心配をしなくて良いので安心して食べれます。子ども達には、おやつに最適！だって食感はほとんどお菓子みたいですから！
そして、女性人には、美しく健康的な身体と美肌の為に！豚皮を食べた翌朝、顔を洗うと、いつもと肌触りが違います。これは男性には分かりにくいかもしれませんが常にお肌に気を使ってる方ならその違いが分かるのではないでしょうか。
家に帰っておさらいしようと思ってポークお兄さんのホームページを見ました。分かりやすく書かれていて、動画を見ると揚げ方のコツもつかめました。ホームページをプリントアウトしたので、たくさん買った豚皮と一緒に周りに広めていきたいと思います。みんな興味はあるけど豚皮ってどんなん？ホントに美味しいの？で終わってしまってるので・・・。
ポークお兄さん、遠いところ滋賀まで来ていただき本当にありがとうございました。そしてこんな機会を与えて下さった夏井先生には心から「ありがとうございます」です。
何もかも全部手配して下さった幹事さん、３次会の会場を一生懸命探して下さったNさん、２次会３次会の会計を一緒にして下さった同い年のお兄さん、本当にありがとうございました。
豚皮揚げの会ではたくさんの出会いがありますが、遠く宮崎から来て下さった方に会えたのは本当に嬉しかったです。宮崎出身ですから。
皆さん、楽しい時間を本当にありがとうございました。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1222-06:00-6） - 【ウィダーｉｎゼリーで永遠キープはできるのか】
【ウィダーｉｎゼリー生活 終章】
ほぼ，ブドウ糖しか含まないウィダーinゼリーを連続摂取するとどうなるか，という人体実験ですね。摂取した後に猛烈な眠気に襲われることが克明に記録されています。おそらく，低血糖発作を連続的に起こしているようなものだったのでしょう。
これからも，「ブドウ糖は脳の栄養」どころか，連続的にブドウ糖を摂取すると脳が機能停止することがわかります。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1222-06:00-7）
2014/12/20
【06:00】
- 大麻草についてのメールです。
「癌を治療する大麻油～リック・シンプソンと証言 」という動画（日本語訳付き）を紹介します。
皮膚がんが四日で消滅した例が紹介されてますが、ここではカンナビノイドのＴＨＣを使用せてます。ごく最近の報告ではＣＢＤの方が有効との論文も増えているように思います。治癒の機序は今なお不明ですが、日本を除いて多くの国々で医療用大麻の研究が進んでいるようです。
さて、方法論ですが、この動画ではカンナビノイドのＴＨＣを患部に直接塗布してます。日本ではカンナビノイドのＴＨＣは違法ですので使用できませんが、ＣＢＤオイルは合法です。昨年よりなん箇所かでＣＢＤオイルの輸入・使用が合法的に出来るようになりますた。
私のＣＢＤオイル服用人体実験では、興奮状態がすっかりなくなり、眠気が生じました。自律神経への作用が想像できたのですが、こんなレビューもあります。
⇒「ストレスは生体に種々の反応を引き起こす」
カンナビノイドの奥の深さは計り知れませんね。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1220-06:00-1） - 今日はこれから［東京］⇒［京都］⇒［草津（滋賀県）］と新幹線と東海道本線を乗り継いで，午後2時からの「豚皮揚げを食べる会 in 滋賀」に参加する予定です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1220-06:00-2）
2014/12/19
【08:30】
- 「今日いきなりの忘年会：参加者1名募集」ですが，参加者が決まり，募集終了とさせていただきます。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1219-08:30-1）
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1219-06:00-1）
- ［実験：合成界面活性剤］に［オードムーゲ 薬用ローション］を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1219-06:00-2）
- 【糖質制限：食事を教えて下さい】に晩酌を追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1219-06:00-3）
- 今日（12月19日（金））の夜，宴会したい方はいらっしゃいませんか？
というのは，本日18：30から新宿の某所で4名で「忘年会みたいな宴会」を予定していたのですが，一人が急遽参加できなくなり，席が一つ空いてしまったのです。
というわけで，年末の金曜日の夜で忘年会のピークという「暇な人はいないよねぇ」という時期ではございますが，もしも奇跡的に予定が開いている人はメールで夏井までご連絡下さい。早い者勝ちの1名のみです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1219-06:00-6） - 市販の治療材料についてのメールです。
「ハイドロウェット」という商品をご存じでしょうか。ハイドロコロイド被覆材
ハイドロコロイドなんかは数日貼っているとかゆくなってしまうのですが、これは特に支障なく使えていいなと思っている次第です。粘着力が弱めなのか、はがす時に強く引っ張らなくていいのも良いのかと思います。
は一日に一回は張り替えたほうがいいです。皮膚は基本的に排泄器官です。だから，ハイドロコロイドやフィルムで何日も連続で覆っておくと，機能障害を起こします。
創面にハイドロコロイドを連続して貼付しても創傷治癒が早まるだけですが，皮膚に連続貼付すると必ず何かのトラブルが起きます。皮膚と創面は物理的にも化学的にも生物学的にも，分けて考えるべきです。「密封して欲しい創面」と「密封されたくない皮膚」は別物なのです。
おまけに，現実の創面とその周囲の皮膚は連続していて，しかも，その境界線は毎日変化してきます。
これらの問題を解決するには次の二つからの二者択一となります。
◆ 水分吸収性のある被覆材（＝プラスモイストなど）で覆い，水を吸いきれなくなったら or 数日ごとに張替え ◆ 水分吸収性に乏しい被覆材（＝ハイドロコロイド）で覆い，毎日張替え。 （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1219-06:00-10） - こんなメールをいただきました。
2型糖尿病、50代、男性です。
2011年9月に糖尿病が発覚し(HbA1c11.7)同年12月から糖質制限を開始。短期間で各種血中データ及び尿中データは劇的改善を果たし現在も継続中です。
その一方、糖尿病一連の検査で2012年3月に冠動脈にプラークが見つかりました。当時の医師所見は以下の通りです。
LAD#5-#7にdiffuseにsoft plaqueの付着を認める。狭窄度は中から高程度(50-75)。一度カテも考慮して下さい。確かに素人の私が画像を見ても冠動脈の狭窄っぷりが判りました。
糖質制限でプラークが改善されるとの情報が有りましたので、私にも該当すれば良いのにと期待して，今回(2014年11月)再度血管造影検査を行ったところ、見事に該当部位のプラークが消失しておりました。お医者様もプラークの消失を驚かれました。
この間一切の薬剤は服用しておりません。糖質制限恐るべしと言ったところでしょうか。
ただ今のところ、薄毛対策効果は薄いようです。残念。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1219-06:00-7） - 「原因不明の足難治性潰瘍」についてのメールです。
私、一般人ですが画像と症状を伺って心当たりの病気があるのですが…
これは「ブルーリ潰瘍」(熱帯性潰瘍ともいう)ではないでしょうか？
詳しくは調べていただいた方が確かと思いますが、湿潤療法で素直に治らないとすると…患部の湿潤による回復が素直におこらず、悪化する潰瘍と聞いて、戦争中に南方であったというこの病気に思い当たりました。日本でも発生例はあるようです。(海外渡航歴のない方)
菌の染色や培養で検査できるとのことでした。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1219-06:00-4） - 「原因不明の足難治性潰瘍」についてのメールです。
私がこれまで経験した下腿難治性皮膚潰瘍の1例「結節性多発動脈炎」をご紹介申し上げます。ご参考になるかどうか？
57歳女性
昨年8月初診の患者さんです。以前から傷が治りにくい傾向があったとのこと。
右下腿部の2か所の難治性皮膚潰瘍があり、8月2日に湿潤療法を希望されてネットにより当科を受診されました。経過写真は添付したpower pointファイルをご参照ください。以前から膠原病が疑われていたようです。
問診や局所の外見上の所見から、私は、当初から血管性病変、膠原病の関与を疑いましたが、ご本人の強い希望もあり、承諾の元、創傷に対しては湿潤療法による治療を開始しました。
当初は壊死組織が自然融解し、底部から肉芽増生がみられ軽快の兆しがあったかのようでしたが、基本的には小康状態をキープしていました。しかし、10月頃から徐々に創部拡大、易出血性、創部虚血傾向がみられ、年末に入って急に状況が悪化しました。年明け2014年1月に、基礎新患の精査、入院での治療を目的に大きな某B病院へ紹介いたしました。
当科での経過中、オパルモン錠内服、適宜抗生剤内服を行いました。ステロイドはご本人が拒否されたため投薬はありません。遠方なので入院の上、プロスタンディン注も考慮しましたが、ご本人が拒否されました。
検査成績では、CRP 2.7～2.9、白血球正常。11月下旬頃のCRP5.1に上昇。
＜某B病院からの診療情報＞
生検病理組織診断は、「中小動脈の炎症像をみとめ、結節性多発動脈炎」。
発熱、高度炎症所見を呈し、潰瘍部は筋・腱が露出する状態にいたる。
1月23日より、ステロイドパルス療法開始（PSL40mg/day(1mg/kg)。一旦状態改善見られたが、再び悪化。2月3日よりステロイドパルス療法2回目開始。しかし、下肢の壊死が進行し、某大学病院へ転院。
大学病院皮膚科にて、エンドキサン投薬で炎症反応消褪。AngioCTで、大血管障害はなったが、右下肢3分枝の閉塞（組織壊死の進行による閉塞と評価）、右膝下での下腿切断術を施行。その後エンドキサン＋プレドニン内服により病状コントロールされている。
本症例のように急速進行性で炎症が強く、大切断に至るようなPN（結節性動脈炎）はかなり稀なケースと考えられ、今後も免疫内科と共同でfollowするとのことでした。
以上、長々と記述しましたが、夏井先生の症例を拝見しますと、主たる大きな潰瘍創の後方にも小さな潰瘍性病変があり、それらが、徐々に増大し融合、連続した所見を見ますとある範囲を持った何らかの基礎疾患が絡んでいるように思えます。当院の症例も、近傍に新たな潰瘍病変が出現し、融合増大するようになりました。より正確な基礎新患の診断のためにも生検組織検査が必要ではないかと考えます。以前の難治性潰瘍との因果関係があると仮定するなら、なおさらsystemic diseaseを疑いたくなります。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1219-06:00-5） - 「原因不明の足難治性潰瘍」についてのメールです。
医師でもなく、研究者でもない者です。
もう既に、検査されているかもしれませんが、栄養のバランスが崩れているのではないでしょうか。コレステロールが少ないか、何かのアミノ酸が可不足しているのか、補酵素のビタミンのいずれかが可不足しているのか、補因子のミネラルの何か異常なのか。
これら全てを詳細に定量分析すれば、原因のきっかけをつかめるのではないでしょうか。
分子整合栄養療法は素晴らしいと思っております。
素人が申し上げて失礼いたしました。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1219-06:00-8） - 【どんどん進む「ルイジアナ沈没」を救う手は？】
この本で詳しく解説されていますが，ネイティブアメリカンはミシシッピ川の恐ろしさを知っていて，この川の川岸に居を構えるような愚かな真似はしませんでしたが，この地に住み着いたフランス人（ルイ14世の名前からルイジアナという地名を付けたのは有名）はこの川を制御しようとして無謀な戦いを続け，それが今日まで続いています。。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1219-06:00-9）
2014/12/18
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。最後の症例は以前に報告した足の圧挫の1年7ヶ月後の状態です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1218-06:00-1）
- ［実験：合成界面活性剤］に［コラージュDメディパワー保湿ハンドクリーム］を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1218-06:00-2）
- 『日本の長寿村・短命村』のレビューを追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1218-06:00-6）
- 「原因不明の足難治性潰瘍」についてのメールです。
治療に難渋する下肢潰瘍の患者ですが，私のところで治療に難渋している患者の画像とそっくりです。
今年の5月末ごろだったと思いますが、先生にご相談させていただき、更新履歴に掲載していただいた(画像はgoogle driveで共有)ものに非常似ているような気がします。静脈系も動脈系も異常はなし。糖尿病なしといったところも同じです。当方の事例では膠原病もなさそうな感じで、何らかの基礎疾患が関与している可能性は否定的です。
当方の症例は、静脈瘤のストリッピングと硬化療法後に悪化した症例です。湿潤療法をしていると、閉鎖しそうになるのですが、あるところから浸出液が急激に増え、創が再び深くなることを繰り返しています。浸出液をコントロールするため、オムツの交換の回数を増やすとかしてみましたが、結局のところ無効でした。
何らかの原因でリンパ管が閉塞し、そこに潰瘍を生じている可能性もあるのではないかと考え、今後、リンパ管静脈吻合の適応があるか、紹介することも検討したいと思っています。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1218-06:00-3） - 「原因不明の足難治性潰瘍」についてのメールです。
潰瘍の様子や治った時の皮膚の色など、バージャーの雰囲気があるように思えます。いかがでしょうか。喫煙者であれば、確率は高まります。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1218-06:00-5） - 「原因不明の足難治性潰瘍」についてのメールです。
外傷以外の原因としてリンパ系の異常やもともとに悪性もしくは局所悪性の腫瘍性病変が存在したということが考えられませんか。外傷として考えるなら、最初に皮下血腫を同部位に生じており、それによる圧迫や感染や穿通枝閉塞で当初は大丈そうだった踵の方まで壊死したように感じます。今後治癒機転が働かないようでしたら、第５ＭＰ関節が近いので、化膿性関節炎や骨髄炎なども念頭においてください。
いづれにせよ過去のこともありますので、何かしらベースに通常の検査では検出できない皮膚末梢レベルでの血流不全をお持ちの方なのかもしれませんね。写真のみで感じた所見ですので、ご参考までに。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1218-06:00-7） - 「原因不明の足難治性潰瘍」についてのメールです。
整形外科医で皮膚潰瘍では門外漢ですが、今日の症例ですが，潰瘍が大きくなってきているので、何らかのmalignancyを想定してbiopyやMRI等の画像検査はいかがでしょうか？
皮膚科で悪性皮膚腫瘍に詳しい医師の診断はいかがですか？（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1218-06:00-10） - 本の紹介メールです。
是非ともおすすめしたい本があるのでメールさせて頂きました。
『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』 川上和人著 技術評論社
この本はめちゃくち ゃ面白いです。面白すぎて電車では読まないほうがいいです。爆笑して周りから変な目で見られます。
３ページに鳥の骨格標本があり、４ページにその骨格から想像される鳥の絵があり、５ページに正解の鳥の絵があります。この３ページを読んだだけで「この本を買ってよかった」と思いました。知識の量と、思考の良さと、ユーモアのセンスが詰め込まれています。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1218-06:00-8） - 先々月の「豚皮揚げを食べる会 in 静岡」に参加された方が，ブログを立ち上げられたそうです。
何か新しいことをやってみようと思いブログを始めました。
糖質制限をしっかりやるためにレコーディングダイエットと組み合わせて、食べたものを全て公開していくというものです。体重やトレーニング内容も記録して、ライフログの性格もあります。
先生のＨＰの「糖質制限：何食べてる？」もヒントにしました。
他人が見ても全く面白くありませんが、よろしかったら覗いてみてください。
⇒【きのっぴの食事とか】
ブログをやってみてよく分かったことがあります。私って「たいして糖質制限してないな」「食べ過ぎだな」「飲み過ぎだな」ということです（笑）
ずっと続けていこうと思います。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1218-06:00-9） - 最近購入したマイナー系ジャズトリオ。
◆ Bill Carrothers ◆ Bradford Truby Trio ◆ Chris Lomheim Trio ◆ Emmet Cohen ◆ Jack Van Poll ◆ James Bongiorno （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1218-06:00-4）
2014/12/17
【10:00】
- 治療に難渋している下肢潰瘍についての相談です。
43歳男性。以前にも下腿潰瘍で難渋した患者さんです。こちらはいつの間にか，なんとなく治ってしまいましたが，今回は2014年9月初めに左足背外側を擦りむいて傷になり，自宅で湿潤治療を続けていたものの治らず，10月23日に当科を受診されています。
今回は，直ちに下肢の血管系を精査をしましたが，静脈系も動脈系も異常はなし。糖尿病なし。健康診断で高血圧が指摘されて内服治療中です。それ以外には健康診断で異常は指摘されていません。
なるべく患部を安静にさせていますが，なぜか潰瘍は次第に拡大しています。前回は壊疽性筋膜炎も疑い，プレドニンを内服させたことがありますが，全く効果はなかったので，今回は投与を見送っています。
この患者さんの病態，治療に付き，皆様のご意見をいただけましたら，幸いに存じます。
10月23日 11月25日 12月16日 （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1217-10:00-1）
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1217-06:00-1）
- ［実験：合成界面活性剤］に［ロレアル ベースマジック ナチュラル］を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1217-06:00-2）
- 【糖質制限：食事を教えて下さい】に晩酌を追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1217-06:00-3）
- 糖質制限関連のメールです。
千日回峰行を二度満行された酒井雄哉師の著作「この世に命を授かりもうして」に、回峰行時の食事についての記述がありました。
からだのためにと、胡麻油をコップになみなみ注いで、それを飲んじゃうの。機械じゃないけど、人間潤滑油だよ。うどん、茹でたジャガイモ、豆腐のみの回峰行者の食事に、胡麻油を足されたことが二度の満行達成の秘訣だったかはわかりませんが、糖質制限者としては興味深い記述でした。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1217-06:00-4） - 見学にいらっしゃった先生からのメール
先生の診療を目の前で見ることができて感動しました。ちょっと先生のマネしながらこれからの診療に生かしていきたいと思います。
夜も、新宿のパワー溢れるディープな世界と楽しい飲み会ありがとうございました。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1217-06:00-5） - 【食べて痩せたいすべての人へ！ローソンより丸かじりしやすいサラダチキン登場 】
セブンイレブンのチキンより食べやすかったそうです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1217-06:00-6） - 読もうと思って買った本。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1217-06:00-7）
2014/12/16
【07:00】
- 昨夜，見学の先生と食べたお店。美味しかったです。
⇒【あえん 伊勢丹会館店】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1216-07:00-1） - 「生物ミステリー」シリーズの第3作目，『デボン紀の生物』も読了。デボン紀は植物と節足動物の上陸，魚類の進化，両生類の登場，脊椎動物の上陸など，極めて魅力的な時代です。私としては「節足動物と脊椎動物の上陸に4000万年のタイムラグがあった理由」，「肉鰭類から両生類への進化の順番」がとても勉強になりました。特に，同時代に同地域で生息していたイクチオステガとアカントステガの関係が面白かったです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1216-07:00-2）
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1216-06:00-1）
- ［実験：合成界面活性剤］に［ロレアル イドラフレッシュ アクアエッセンス］を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1216-06:00-2）
- 【菅直人元首相は比例で復活 東京１８区は敗北】
菅直人さんって，民主党に取り憑いた貧乏神みたい。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1216-06:00-3） - 糖質制限関連のメールです。
以下のサイトを見つけました。今から5ヶ月前の時点でこんなアホ記事を書いた時点で，世の中の流れが見えていない「痛いヒト」の仲間入り！
⇒【日本人が昔から食べていた"白ごはん"の有り難さに感謝！です。】
私を含め、当院の患者さん方の動脈硬化が改善し、脳梗塞・心筋梗塞などの危険性が限りなくゼロに近づいているのは、漁業関係者・農業関係者の方々やその家族の方々・・皆様方のお陰です。改めて厚くお礼申し上げます。（2014年7月22日記載）今から5か月ほど前の記載ですが、今でもそう思っているのでしょうか？
ちなみに，日本の長寿村・短命村―緑黄野菜・海藻・大豆の食習慣が決めるには，36年に渡る990の村・町の膨大なフィールドワークから，「米ばかり食べている村は全て短命である」と結論を出しています。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1216-06:00-4） - こんな質問メールをいただきました。先生方のご意見も伺いたいところです。あるいは，実際に治療をしている先生の印象・考えとか。
医者にとって「患者さんにわかりやすく説明する」のに良い訓練となる質問ですね。
真皮層まで深く傷つき瘢痕化したニキビ跡や傷跡に対する治療に「培養表皮」という治療があります。瘢痕部をアブレージョンレーザーなどのレーザーで削りとりその後、予め自身の耳の裏から採取し培養しておいた表皮を、そこへ貼り付けるという治療です。
⇒【RDクリニック】
⇒【矢永クリニック】
この治療は、レーザーで削った瘢痕部に対して次の効果があるようです。
◆ 表皮から出るサイトカインによって上皮化を早める ◆ 瘢痕化を抑制 ◆ 色素沈着を軽減 ◆ 痛みを和らげる 他にもあるのかもしれませんが、素人なので考えが及びません。ですが主だったものはこれらであると思います。そして、これらの効果は全て、「湿潤療法」で得られるものではないか？と考えます。
先生にお伺いしたい点としましては、
① 挙げたもの以外に他に効果があるのでしょうか？ ② 傷を目立たなくさせるための選択として、この治療を受ける必要性はどこに在るか？ ③ 一般的なニキビ跡治療で行われているアブレージョンレーザーなどをしたあとに、湿潤療法で上皮化を促した場合と、どこに違いがあるのか？ ということです。以上の質問とともに、夏井先生はこの「培養表皮」という治療に対し、どのようなご見解をお持ちなのかをお伺いしたいです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1216-06:00-5）
2014/12/15
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。3例目は以前に報告した放射線潰瘍の5ヶ月後の状態です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1215-06:00-1）
- 『性の進化論』のレビューを追加。この本は面白いです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1215-06:00-4）
- ［実験：合成界面活性剤］に［ピジョン UVベビーウォーターミルク］を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#）
- 今日は大分県から明石先生が見学に見えられる予定です。もちろん，夜は宴会！
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1215-06:00-5）
- 先日，ポークおじさんの豚皮揚げがデンマーク産からアメリカ産に変更した，と書きましたが，早速，林＠ポークおじさんから「試食してみてください」と送られてきました。下の写真のように，スモールとラージの２種類のサイズがあるようです。
また，電子レンジでも美味しく食べられます。
（1） 折れ曲がっていないものと，折れ曲がったり重なったりしているものを分ける。 （2） 10秒ほど熱湯に漬ける （3） クッキングペーパーを敷いた皿の上に載せ，塩などをふりかける （4） レンジでチン！ 500Wなら「折れ曲がっていないものなら2分30秒」，「折れ曲がったり重なったりしているものは3分」 なお，Yahoo!ショッピングからも購入できます。
⇒【ポークおじさんの豚皮揚げ】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1215-06:00-3） - 【噛めば噛むほど味が出る広島のソウルフード「せんじ肉」に手が止まらない / コンビニのものでもバリウマい！】
糖質セイゲニストにとって最強のおやつの一つ！
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1215-06:00-6）
2014/12/13
【06:00】
- 「化粧」についてのメールです。
「ファンデーション」に関しまして僕は知らなかったのですが、原材料は「セリサイト」っていう鉱物なんですね。調べてみて驚きました。セリサイト（絹雲母）には肌に対する毒性はない，とされているようです。
奥様方には、添付させて頂きました写真をお見せしながら（三信鉱工株式会社のHPの写真を転用させて頂きました。）
「ファンデーション」=「鉱物」+「乳化剤」=砂利入り洗剤とお話ししますと、唖然とされておられました。「砂利入り洗剤を毎日せっせせっせと塗っていたら、肌は傷だらけになって当然ですよね、それもわざわざ高いお金を払ってですよ。」と言うと皆さん、驚愕されておられました。
患者さんには「綺麗になりたいのですか？」，「綺麗に見せたいのですか？」どちらですか？ とお聞きしますと、大抵「両方！」って言われます。
即座に「無理です。」とお答しております。
「顔に泥を塗る」なら喧嘩になっちゃいますが，「顔に雲母を塗る」と化粧になるんですね。そういえば，泥パック，なんてのもありますね。女性は「肌にいい」と聞くと，ドロでも鉱物でも塗りたくっちゃうようです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1210-06:00-5） - 【なか卯でひとり鍋とビールが最強！魅惑の居酒屋『呑み卯』に行ってきた】
そうか，「なか卯」も飲めるようになったのか。しかも，西新宿店は自宅から徒歩圏内ですよ。私なら「ホッピーのセットと中のおかわり2杯」＋「枝豆」＋「牛すじ煮込み」＋「カツとじ煮」で1700円かな。ううむ，安いぞ！ 「牛うどんチゲ鍋」でうどんを食べない，という選択肢もありだな。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1213-06:00-2） - 【イエスはもはや「羊の話」をしない --- 長谷川 良】
非常に含蓄のある文章です。あらゆる宗教は，聖典に書かれている文字・文章を神聖視・絶対視することからカルト化し始めます。その文章が書かれた時代と現在では，同じ言葉でも意味が変化しているものが多いのに，それを無視しているからです。原種のイノシシと飼育種の豚はかなり異なる動物ですが，それを同一視するようなものです。
キリストの生まれた2000年前，ムハマンドが生まれた1400年前と現代では，社会のすべてが変化していますし，人間の生き方そのものも変化しています。聖徳太子の時代に生まれた思想や哲学を，そのまま21世紀に当てはめることは最初から無理があります。
もちろん，人間の本質は2000年前とあまり変化していませんから，それらに書かれた言葉や文章には今日でも通用するものは少なくありませんが，すでに時代遅れになっているものもまた少なくないのです。「靴に足を合わせる」のではなく「足に靴を合わせる」べきです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1213-06:00-3） - 【＜マクドナルド＞続く売上高低迷 ＦＣ店支援にも特効薬なく】
記事の中で「客の声を反映させる取り組み」とありますが，そもそもこれが間違っています。反映させるべき意見は客ではなく，マクドナルドに来なくなった人，そもそもマクドナルドを利用しない人じゃないかと思います。そもそも，「店を選んでくれる客」が少なくなったから売上が低迷しているわけで，その「少ない客」の意見を聞いても客が増えるわけがありません。マクドナルドが聞くべきは，「マクドナルドを支持している客の意見」ではなく「マクドナルドに来ない人間の意見」です。
マクドナルドの経営が絶好調の時には「顧客の意見を聞く」のは有効な戦略ですが，経営が傾いた時にその戦略を取るのは無意味です。
これは病院も同じです。患者が少なくなったら，意見を聞くべきは「病院に来ている患者」ではなく，「別の病院に行ってしまった患者／最初からこの病院に来る気がない市民」です。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1213-06:00-4） - 「豚皮揚げ」関連のメールです。
下記の本の５３５ページに「豚皮揚げはスナック菓子代わりに、また料理に」お勧め、と書かれています。
この本はココナツオイルの効能以上に、「認知症のために、糖質制限をどのように実践するか」がメインの内容のような一冊です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1213-06:00-5） - 最近の情報です，というメールです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1213-06:00-6）
- 【ノーベル賞授賞式に男が乱入：17歳マララさんの肝の据わり方が素晴らしいと称賛の嵐】
彼女が発する言葉の一つひとつの強さと重みに圧倒されます。自分の命を引き換えに毅然として発言を続けるこの少女は，「凛とした」という言葉が何を意味するかを教えてくれます。
私には二つの選択肢がありました。一つは声を上げず、殺されるのを待つこと。もう一つは、声を上げて、殺されることです。私は後者を選びました。私は声を上げようと決めました（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1213-06:00-7）
2014/12/12
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1212-06:00-1）
- ［実験：合成界面活性剤］に［ドクターシーラボ エッセンスベースP］を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1212-06:00-2）
- 「化粧」についてのメールです。
私は病院勤務の薬剤師ですが、これまで自分の結婚式に塗りたくられた位で、あとは冠婚葬祭の時に、口紅を数回塗った経験があるだけです。
何故、化粧をしないのかと聞かれることはありますが、いつも「めんどくさいから」としか返答していません。実際、主義主張がそれほどあるわけではなく、服装には多少のこだわりがあるものの、顔にわざわざ塗りたくる気にはならないだけです。
逆に、化粧をする人たちのほうが不思議ですが、それを質問する気になったことはありません。（どうでもいいし）
同じ病院勤務で、一人、全く化粧をしない医師がいますが、「無駄じゃないの」と自分で言っていました。私も同様に考えているだけです。女だからどうのこうのと考える方はそのようにすればいいと思うだけです。
化粧とは違うかもしれませんが、歴史的に戦闘の前に、高揚のためにか顔に色々塗ることが、あったように思います。実際に武器を持っての戦闘であれば、鼓舞する意味でやってみたいですね。
ちなみに私は56歳ですが、小じわもなく、肌がきれいだと良く言われます。近年、乾燥で顔がつっぱる冬場は、お風呂あがりにココナッツオイルを塗っています。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1212-06:00-3） - 「食育健康サミット2014」についてのメールです。
共同通信PRワイヤー、つまり宣伝記事です
⇒【食育健康サミット2014「性・年齢別疾病の発症予防・重症化予防と日本型食生活の役割」 】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1212-06:00-4） - 昨日ちょっとお願いした「サイト内検索文字化け」問題について，下記のメールのように多くの方からご教示いただきました。ありがとうございます。Googleが下位互換性のない検索システムに変更したためだったようです。
現象は3点とりあえず，Googleの最新の検索サービスのスクリプトをダウンロードして，ページに貼り付けてみます。うまく動けばいいのですが・・・。
◆ httpでの検索窓は既に提供が終わっているためhttpsにリダイレクトされます ◆ リダイレクトされた検索のURLがUTF8エンコードされてしまいます ◆ ie valueの設定とURLの文字コードが合わず出力の文字コードも乱れます UTF8化についてはGoogleの不手際と言えますが、検索窓も古いので、
対策は2種類
◆ 対症療法は、<input type=hidden name=ie value=Shift_JIS>を削除する ◆ 長期的には、検索窓をアップデートする といった対応になると思います。
サイト内検索がうまくできていないようですが、結城浩氏のサイトにある方法で対処できます。as_sitesearchがおすすめです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1212-06:00-5） - 「化粧」についてのメールです。
私は今でこそ、朝は水で軽く洗ってワセリンを塗る、夜は固形石鹸（一個100円程度）で洗ったあとワセリン、という女性からしたら驚くほどズボラなお手入れなのですが、以前は毎朝メイクに２時間、メイク直しに３０分、肌のお手入れに美顔器などで1時間、合計３時間半も顔のメンテナンスに時間を割いていました。よく友人に、「人生の大半が化粧だね」と言われていました。
当時は、『化ける』ということが楽しくてしょうがなく、毎年この時期になると売り出されるコスメセットに心をウキウキさせながら、いろんな化粧品メーカーのコフレセットを買いあさっていました。
高校生のころに、皆が塗っているからと始めたファンデーションですが、最初は何のために塗るのか分けもわからずとにかく塗ってしまえぃ！と周りにつられて塗っていたのですが、ほんとは塗る必要なんてないんですよね。だって素肌の方がきれいなんですもん。
なのに化粧品売り場へ行くと、とってもメイクの濃いお姉さんがあれもこれもと進めるのでなんだか塗らなきゃいけない気分になってきて、ついつい買っちゃうんです。基礎化粧品をラインでそろえて土台を作ってからの、化粧下地、毛穴隠し下地、皮脂取り専用下地、目の周り専用の下地、UVカットクリーム、ファンデーション、チークにハイライトにコンシーラーに・・・・。もうね、地層です、特殊メイクですね。最終的には乾燥して石畳状態です。
そして化粧品による乾燥、血行不良から、だんだんとスッピンと化粧後の顔の差が大きくなってきます。なので、スッピンだと自分の顔に自信が持てなくなる一方、化粧をすると不思議と強気になれるんです。（店頭で家電製品を値切ってみたり、無理を言ってみたりしました（笑））
思うに、化粧というのは普段とは違う自分に『化けること』に対する自己満足もあると思います。
化粧品メーカーにおどらされて、あれもこれもとプラスするのではなく必要なものだけ（たとえばリップで色味をつけたり、少しだけコンシーラーで隠すとか）にして、いらないものは使わない塗らない食べない、マイナスでいいのだとわかればもっと本来の美しいあり方に近づけるのにな～と思います。
先生のサイトを拝見してから、今はオンリーワセリンですが、乾燥、毛穴、あらゆる悩みから解放されました。美容クリームを塗りたくっていた昔よりも調子がよく、今までの化粧品代は何だったんだ！？と後悔してしまうくらいです。それに、肌がピカピカしてるとよくほめられるんです☆って、なんだか化粧品のキャッチコピーみたいですが・・・。化粧品代が浮いた分は食費にしてたくさんお肉をとっています！化粧はポイントメイクだけでオンリーワセリン！！
皆さん始めてみてはいかがですか？？！！（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#）
2014/12/11
【10:45】
- 「これで今年最後の忘年会」ですが，定員に達しましたので，募集打ち切りさせていただきます。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1211-09:30-1）
【07:30】
- 「これで今年最後の忘年会」ですが，まだお席に余裕があります。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1211-07:30-1）
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。3例目は，以前に報告した顔面熱傷症例の11か月後の状態です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1211-06:00-1）
- ［実験：合成界面活性剤］に［ベルシーオ 薬用ホワイトニングベースUV ］を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1211-06:00-2）
- さて，いきなりですが，12月26日に下記の要領で「これで今年最後の忘年会」を開催します。
◆ 12月26日（金） 18:30～20:30（多分，二次会あり？） ◆ 場 所：新宿駅から徒歩1分の某居酒屋さん ◆ 参加費：1万円くらい ◆ 募集人員：6名 ◆ 職業・年齢・性別は問いません。「1万円が出せる成人」であれば誰でも参加できます。 ◆ 参加申し込み：夏井まで （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1211-06:00-3） - 昨日紹介したマイナビニュースの記事についてのメールです。
「”栄養学のプロ”が「糖質制限ダイエット」に警鐘を鳴らす」を批判されていましたが、マイナビさんのこのサイトの健康情報は眉唾物ばかりですね。
【酵素＋チョコで痩せやすい体質へ! 「チョコレート酵素ダイエット」発売】
「1杯(20g)あたり約70kcal」で1食置き換えたら、誰でも痩せるでしょ！って感じですね。
一番惜しいので、下記の記事でしょうか。
「美肌育む「皮膚常在菌」を増やす!?アンチエイジングのコツ4つ」
常在菌の重要性、洗い過ぎの弊害まで載せているのに、ワセリンの紹介がないです！！！ 特保製品の紹介をしているくらいなので、安価なワセリンなんか紹介できないでしょうね。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1211-06:00-4） - 「化粧」についてのメールです。
「女の敵は女」という言葉を思い出しながらですが、ちょっと横槍入れさせて下さい。先日紹介した『性の進化論――女性のオルガスムは、なぜ霊長類にだけ発達したか?』
＞女性は化粧を全否定するようにはできていない
＞化粧をやめるのは、女性らしさをやめるのと同じすみません、これ、自分には理解不能です。（笑）
というのも、自分も自分の母も、元々「化粧しない方が普通」だからかもしれませんが。
自分の母がアトピー持ちのため、私は化粧品と化粧業界に対して「不信感」を抱いているのです。実際、私の母は、同年代の方よりも若干シワが少ないように見えますし。
しかし、私もただ否定していては得るものはないと思い（これは化粧に限らずね）、先日、気まぐれでマニキュアを初めてみました。やってみて、意外と難しいことを知ったり、指先の違和感が気になったりしましたが、手元がキラキラ輝いて綺麗なことは気分が良かったです。
それと同時に、「暇人のやることだ」とも思いました。
そもそものきっかけが、「仕事を辞めた」（手先を使う仕事だったのでマニキュアは避けた方がよい）のと「家に物が何もない状態」という2つの状態、そのチャンスを利用したのです。こだわると結構時間掛かりますね、これ。乾くまで何も出来ないしよー。
そしてこれは自分の性格の問題だと思いますが……どれだけ 化粧をしたところで元々の私が良くなるわけではないので、「化粧をしてキレイな私」を楽しむことは、私には不可能です。
新しいイラストの技法を覚えて「俺スゲー！」の方がまだ現実的で堂々と酔えます。
化粧もおしゃれも恋の話もせず、どちらかというと男らしさに憧れているため、人から見たら女らしくはないかもしれませんが、女特有のものはきちんと内面に居座ってやがると思うので、私は堂々と女と言い張りますよ。らしさはなくても女は女です。タマついてないし。という本を読むと，女性が化粧をするようになったのも，マララさんが銃で撃たれたのも，原因は一つであることがわかります。全ては1万年前のメソポタミアで穀物栽培開始から派生したのです。
狩猟採集時代のヒトは乱婚で結びついた血縁関係（バンド）による集団で遊動生活をしていました。複数の父親が複数の母親と複数の子どもを育てる，という生活で，女性と男性は同格でした。しかし，遊動生活では複数の乳幼児を育てることは不可能だったため，子殺しで子供の数は調整され，結果的に，人口は一定に保たれていました。
しかし，1万2000年前の定住生活開始とともに次第に人口が増え，食料が不足した結果，ヒトは小麦というイネ科の雑草を食べるところまで追い詰められ，その後も人口が増えたため，ついにはその雑草を人為的に増やさなければ生きていけなくなります。それが今から1万年前のメソポタミアでの穀物栽培開始です。
穀物栽培開始とともに，ヒトは栄養不良になり，低身長化が進み，飢餓が恒常化しますが，定住生活は子育ての困難を解消したため，人口だけは増えていきます。
そして，「土地と収穫物は私有財産」という概念が生まれ，所有という概念は一夫一妻制を産み，乱婚は次第に消えていきます。そして，「男性に所有され保護されるもの」となった女性の地位は低下していきます。「モーゼの十戒」には「汝の隣人の妻」は奴隷や家畜と同じ価値しかないと明記されていますが，それが旧約聖書が誕生した時代の共通認識だったからです。
その延長線上にあるのが「女は化粧をしてきれいにする」という社会的圧力であり，「女は男に保護されるものだ」を教義とする宗教です。すべての発端は1万年前の農耕開始だったのです。
「穀物栽培開始は人類最大の過ちであり，人類はその災厄からまだ回復していない」と看破したのはジャレド・ダイアモンドでした。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1211-06:00-5）
2014/12/10
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1210-06:00-1）
- ［実験：合成界面活性剤］に［キュレル UVローション］を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1210-06:00-2）
- ポークおじさん＠林さんからのお知らせです。
これまではデンマーク産豚皮を販売しておりましたが，デンマーク産には豚臭がキツイという問題がありました。
この問題を解決するため，輸入先をアメリカにしました。アメリカ産豚皮は臭いがなく，厚みも薄いためザクザクでなくサクサクと，更に美味しくなりました。
また，Yahoo!ショッピングからも購入できます。
⇒【ポークおじさんの豚皮揚げ】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1210-06:00-10） - 「棋士と糖質」についてのメールです。
昨年 TVの解説で 鈴木大介八段が『主食と食べないダイエットで凄く痩せたが将棋が勝てなくなった』と発言していました。
曰く 『闘志、ガッツがわかない』 というような発言をしていたと思います。(記憶があいまいで言い回しとかは覚えていませんが）
実際 体型はTVを通してもかなりメタボ解消といった感じでスリムになられていました。
この発言を聞いて私は 自分は糖質制限すると カッとなったり腹が立ったりといったことが減って気持ち穏やかになる気がしていたので，トッププロ同士の極限での戦いの場面では糖質が必要なのかな？ と思ったのを思い出しました。
先生が2014年11月11日に述べていた「健康と引き換えに収入を得る」ということなのかと。
もし棋士世界の単なる思い込みなら 去年鈴木8段が一気に勝ちまくっていたら多くの棋士が糖質制限を始めたかもですね。
確かこの発言ころは本当に成績不振だったはずです。今年度の成績はいまのところ5勝5敗 勝率5割で微妙ですね。。。
そもそも今でも続けているのかどうかわかりませんが，個人的には以前先生が企画されてた 糖質制限反対派の医師との対談より，鈴木八段のように糖質制限を実践して健康面では効果が得られたがなにか不利益があったといったひととの対談が読んでみたいです。
夏井先生や江部先生とお話しすると何か気付かなかったことが見つかったりして。。多くの糖質制限実践者の参考になる気がします。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1210-06:00-3） - 「棋士と糖質」についてのメールです。
長男が中学校で将棋部に入っています。小学生の時、主人にルールを教わり、時々指す程度でしたが、中学から本格的に取り組み、中学2年の現在、初段になりました。顧問の先生の指導が素晴らしいのですが、入部当初から、対外試合や将棋会館に行くときなど、持ち物に必ず[糖分補給品]との文字があります。対局の合間にさっと食べる甘いもの、具体的にはチョコレートです。息子などは、好きな将棋も出来て公然とお菓子も食べられて最高!!と言っていますが。将棋と甘いものは慣習になっています。
プロ棋士のおやつの話題は、ファンにとって一つの楽しみにもなっているかんじですね。
ちなみに、中学1年の頃は部活から帰宅すると頭が痛い、痛いと訴えていました。体調は崩していなかったので、将棋で頭を使いすぎて疲れているんだな、と思っていました。詰め将棋のドリルなどたくさんやっていたようです。今は慣れたのか、痛みを訴えることはあまりないですが。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1210-06:00-4） - 化粧品についてのメールです。
アマゾンでの化粧品のラインナップ、見てみました。値段や割引額が目につきますね。通販では載ってる情報がすべてなのに、成分表示を載せてある商品は少ないですね。成分を気にして買うような人を増やしたくないんでしょうか。「商品説明」もふるっていて、甘美というか笑えてくるというか、こんな感じでした。
「まるで素肌と見間違えるほどの圧倒的な美しさを実現」
「透明感あふれる極上の艶めき。内側からにじみ出るようです」これが、説明？化粧品を理解することは、成分の合理性と歯の浮くようなセールスの現場の、硬軟両方の理解力が要りそうです。
でも、本当は、女性は化粧を全否定するようにはできていないと思います。化粧をやめるのは女性らしさをやめるのと同じ。化粧はやめず、肌に悪くない化粧品や、よいお手入れ方法を探す。。。男性には理解不能でしょうが。
化粧をすると心もシャキッとして、朝鏡に向かって「今日もキレイな私、ガンバレ」って、自分にエールを送るのです。それが女心というものなのです。化粧品ってこんなんか～とわかっても、そう思えるのですから。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1210-06:00-5） - 【"栄養学のプロ"が「糖質制限ダイエット」に警鐘を鳴らす】
自分の頭で物事を考えたことがない「勉強のできるおバカさん」の見本ですな。「勉強をしない専門家は，勉強をしている素人に専門知識で劣っている」時代だということをご存知ないようです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1210-06:00-6） - 「SGLT2阻害剤のトンデモナイ広告」というメールをいただきました。
雑誌を読んでいたらSGLT2阻害剤のトンデモナイ広告を発見しました。砂糖と思われる顆粒で世界を表現しています。ブラックジョークとしか思えません（笑）
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1210-06:00-7） - 【麺だって糖質オフ！ローソンに低糖質レンジ麺シリーズ登場、第1弾は担々麺 】
ローソンは低糖質で攻めに出ています。これまで販売した低糖質食品はかなりの数になります。
⇒【ローソン マチの健康ステーション】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1210-06:00-8） - 【魚沼産コシヒカリも過去最安値…なのに生産コスト上昇で危ない「コメどころ」】
以前にも書きましたが，昭和30年代以降，米の生産量を減らしても減らしてもそれ以上に米消費量が低下するため，米価低下に歯止めがきかない状態です。やなせたかしさんの「コメパンマン」もお手上げ状態です。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1210-06:00-9） - 総選挙前，ということで，NHKは朝6時半前から立候補者政見放送を放送していますが，この政見放送という番組の視聴率ってどのくらいなんでしょうか。私は政見放送が始まると同時に民放のニュース番組に変えますが，そのまま政見放送を視聴している人ってどのくらいいるんでしょうか。
私は政見放送は無駄だと思っています。政見放送から得られる情報はわずかしかなく，しかも内容は更新されないからです。
恐らく，政見放送を見て誰に投票するか決めている人はいないと思います。これぞ，「キング・オブ・形骸化」です。多分，ある日突然，NHKが政見放送の放送をしなくなったとしても，誰も気が付かないんじゃないかとおもいます。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1210-06:00-11） - 【Bluetoothスピーカーはマメにペアリングの「接続解除」をしないと惨劇が起こる】
・・・だそうです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1210-06:00-12）
2014/12/09
【07:30】
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。3例すべて熱傷ですが，8月初診ということもあり，受傷原因は花火でした。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#）
- ［実験：合成界面活性剤］に［DHC薬用Qクイックジェル モイスト＆ホワイトニング］を追加。これも結構お高い化粧品だったと思います。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1209-06:00-2）
- 「棋士と糖質」というメールをいただきました。
糖質制限はそろそろ3年，お湯洗髪は5年目くらいといった具合に生きていく上で大事なことはすべて(？)このサイトから学んだ，夏井先生の一ファンです。もしかしたら，棋士の皆様の間には
以前から気になっていることがあり，メールをしました。雑談のような話題で恐縮です。
将棋の棋士と糖質の関係についてです。
棋士には甘いものが好物という人が多く，対局のときにも和菓子やケーキを食べる人が少なくありません(中継などを見ていると実際に食べるシーンが映ります)。昼食なども，うどんや丼物を食べていますね。ネット検索でも「棋士とおやつ」「棋士と甘いもの」などでたくさんヒットします。
一般的には「脳がブドウ糖を必要とするから」と言われます。でも糖質制限の論理を知っている者からみれば，棋士が甘いものを食べることに合理性を見出せません。
それとも，頭脳労働の一般人(学者・医師・会社員等々)と比較すると棋士が将棋を指す時に消費するグルコースの量は桁違いなのでしょうか。だとすると，糖質制限をしている棋士がいたらどうなのか，パフォーマンスが落ちてしまうか，それとも案外に変わらない(あるいは向上する)のでしょうか。
実際に被験者を募って実験をしてみたら面白いのに・・・と，そんなことが気になっています。
［甘いモノを食べて・棋士として強くなった］⇒［甘いモノを食べたから，棋士として強くなった］⇒［棋士として強くなるためには，甘いモノを食べなければいけない］という感じのレトリックが蔓延しているのかもしれません。
とある学習塾で，保護者に糖質制限について説明してみたところ，「面白そうなので子どもの食事を変えてみます」という親と，「ご飯を食べないと頭が働きません。糖質制限なんてとんでもない」という親に分かれたそうです。数ヶ月後，後者の生徒の成績は変わらないのに対し，前者の生徒は成績が良くなったそうです。
また，私の知人の息子さん（男子高校生）は母親と一緒に糖質制限してから，食後に居眠りすることはなくなり，集中力が増して何時間も勉強できるようになり，頭がいつもスッキリしているため，かなり成績が向上したそうです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1209-06:00-3） - 【マックの焼け石には妖怪ウォッチ人気も水だった、売上前年割れがとうとう10か月連続に】
マクドナルドの売上は日本だけでなくアメリカでも右肩下がり状態だったはず。理由は「マクドナルドの提供する商品に魅力を感じなくなったから」ではないかと思います。妖怪ウォッチには魅力を感じるけど，そのためにマクドナルドで食べるほどじゃない・・・というわけです。
マクドナルドの一号店が銀座にできたのは1971年。当時の私は14歳で，それを伝えるニュースをテレビで見て，どんな味なのか想像することしかできませんでした。そして，大学生になった頃初めてマクドナルドで食べ，その美味しさにびっくりしたものです。恐らく，私と同年代の地方生活者は，同じような経験をしたはずです。しかし，そういう強烈なマクドナルド体験を持つ私たちは現在，マクドナルドに行くことすらないと思います。食品としての魅力に欠けるからです。
別の言い方をすると，「マクドナルドの商品は自分の子供に毎日食べさせたいか」となります。あるいは「マクドナルドの幹部は自分の子供や孫に，自社製品を毎日食べさせているのか」と・・・。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1209-06:00-4）
2014/12/08
【07:00】
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1208-06:00-1）
- ［実験：合成界面活性剤］に［ドゥーエ 日焼け止め ノンケミカル］を追加。
ちなみに，私を含め，世の中年・高年男性は化粧品の値段なんて知らないと思いますので，実験した化粧品をアマゾンとリンクさせていますので，ちょっとクリックしてみてください。多分，お値段の高さにびっくりすると思いますよ。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1208-06:00-2） - 時々，次のようなメールをいただきます。
糖質制限をして自分自身は体の調子が良くなっているし，糖尿病も糖質制限で治ることも理解している。しかし，同じ病院の糖尿病内科の先生は「糖質をしっかり摂って，薬を使ってしっかり下げる！」の一点張りです。病院勤務の先生で同様の悩みをお持ちの方は多いと思います。
私はその先生と喧嘩をする勇気はないし，関係が悪化することも望みません。日々悩んでいます。
でも結局は「医者を選ぶのは患者」なんですよ。患者に選ばれる治療をしていれば患者が増えるし，患者に選ばれない治療をしていれば患者は来なくなります。繁盛する焼き鳥屋と潰れる焼き鳥屋があるのと同じです。
今は，ネコも杓子もスマホを持っていて，簡単に瞬時のうちにネット検索できます。糖尿病で病院を受診し「あなたはインスリンが必要です」と説明されても，「他の治療があるかもしれない」と思ったら直ちにスマホでググれます。それこそ，病院の待合室でもググれます。
すると，世の中には「カロリー制限と薬とインスリンの治療」，「糖質制限による治療」の二つがあることがわかります。そしてさらに情報を集めれば，前者の治療では一生インスリンを打ち続けなければいけないことがわかり，一方，糖質制限ではインスリンも薬も不要で，好きなだけお肉が食べられ，糖尿病が治ってしまうことがわかります。
これは自分の一生を左右する二択問題です。インスリンを選ぶ人もいれば，糖質制限を選ぶ人もいるでしょう。それはその人の人生であり，生き方の問題です。重要な事は「選択肢」がある，ということです。
私の外来を見学された先生はご存知と思いますが，患者の半分近くが乳幼児で，しかもその9割が熱傷患者さんです。そして半分以上が様々な大学病院形成外科／皮膚科から逃げ出してきた患者さんです。なぜ熱傷患者さんは大学病院から逃げ出すのかといえば，それらでは「患者に選ばれる治療」をしていないからです。患者に拒否される治療しか提供できないから，患者が逃げ出すのです。
私は医学界とか学会には喧嘩を売りますが，個々の医者とは争いませんし，湿潤治療や糖質制限を押し付けることもしません。ただ，治療の選択肢としての湿潤治療／糖質制限について情報を発信し続けるだけです。湿潤治療による熱傷患者の症例を600例，700例と積み重ねていくだけです。医者（＝治療法）を選ぶのは患者さんの権利であり，患者さんは強制されることなく自由に治療法を選ぶべきだからです。
患者さんに選ばれる真っ当な治療をまじめに行う，それが医者の仕事です。それ以上でもそれ以下でもありません。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1208-06:00-3） - 【完全米飯給食の実施に疑問】
この記事にもありますが，「和食は健康によい」というのは二重，三重の意味でインチキです。
まず，私たちが今日（こんにち）イメージする「和食」と過去の日本人が日常的に食べていた食事はかけ離れていて，それは，以前紹介した『日本の長寿村・短命村』という本を読むとそれがよくわかります。この本は昭和10年ころから35年間かけて近藤正二さんという研究者が日本各地の農村・漁村を実際に訪れ，どんなものを食べているのかを事細かに記録したものですが，米ばかり多食しておかずをほとんど食べていない村，魚は多く食べるが海藻を食べない村，米は食べずに野菜をたくさん食べる村など，村により食事内容は多種多様ですが，世界遺産に登録された「和食」を食べている地域は一つもないのです。
日本人が世界一の長寿国家になったのは和食を食べているからでもなければ，米が主食だからでもありません。上下水道が完備するなどの生活環境が整っていることと，誰でも安価な値段で高度の医療が受けられる医療システムがあるお陰です。食料で年齢が伸びたのでなく，医療と社会インフラで年齢が伸びたのです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1208-06:00-4） - 【中高年500人酷使 大手紙「世論調査」はブラック労働だった】
注目すべきは3ページ目の「電話を受けた人が面倒だから早く終わらせようといい加減に答えたり」のくだりです。世論調査というと，マスコミ各社が総力を上げてデータ集めをしているので信用が置ける，というようなイメージがありますが，この記事のとおりの方法でデータが集められているとすると，世論調査の数字は非常に信頼性が低いことになります。
つまり，世論調査の数字を元に何かを論じたり分析したりするのはおかしいよね，ということになります。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1208-06:00-5） - 先週，見学に見えられた先生からのメールです。
先日は外来を見学させていただきありがとうございました。厚生労働省が認可している薬だから安全である・・・という論理が正しければ，これまで薬害は一例も起きていないはずです。厚労省が認可した薬なのに重篤な副作用が起きているのです。
温熱療法に関する夏井先生の書籍とホームページに一通り目を通してから見学させて頂きましたが、百聞に一見はしかずとはこのことで、包帯の巻き方、創傷被覆剤の貼り方の工夫はもちろんのこと、患者ごとの夏井先生の空気感、小児へのふれ合い方、先生の医学に対する姿勢など、実際見学しなければ学ぶことの出来ないことばかりでした。
書籍やホームページを読むだけではなかなか踏ん切りがつかなかったのですが、病院にもどり早速下腿潰瘍の患者のフィブラストとユーパスタを止めました。
また、先生の著書に書かれていた内容ですら、今の夏井先生は違うことをおっしゃっており、今までの常識はおろか、過去の先生ご自身の考えも本当に正しいのかを、常に考えながら診療されているのだと感じました。
先生の、
医者が自分で安全性を確認していない薬・軟膏を患者にだすのか？の一言には、医学の教科書やガイドラインに沿って治療していれば、正しい医療をしていると思っていた自分がいかに間違ったことをしているかを痛感しました。
化学、物理学、生物学、歴史学、音楽など多方面に精通していらっしゃり、理詰めで考える先生の姿勢は僕も見習いたいと思います。
同様に，ガイドライン通りに治療すれば安全，という論理も成立しません。例えば，糖尿病治療ガイドライン通りに治療すると，インスリン（＝発がん物質として有名）によるガンが多発します。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1208-06:00-6） - 【大都市の病床、不足の恐れ ２５年後に１７万人分】
団塊の世代（1947～51年生まれ，63～67歳）は1,000万人を超します。その巨大集団が10～20年後に死亡年令に達し，次々に死んでいくわけです。10年間で全て死亡すると仮定すると1年で100万人です。平成23年の日本の全死亡者数が125万人であることから考えると，恐ろしいほどの死者数であり，年間の死亡者数は160万人に達すると予想されています。
高齢者が全て「ピンピンコロリ」なら問題はありませんが，認知症やら寝たきりやらをすべて病院に入院させたら，恐らく病院の医療資源の多くを「死んでいく高齢者」に振り分けなければ対応できないはずです。当然，日本全体の医療水準は大幅に低下すると予想されます。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1208-06:00-7） - 【ルーブル安が国民直撃＝月給目減り、iPhone値上げ―ロシア】
OPECがサウジアラビアの反対で原油輸出減産を見送ったためと，アメリカのシェールオイル大増産のため（現在，アメリカは世界第4位の産油国です），原油価格の下落が続いていますが，それがロシアのルーブル安を引き起こした模様です。豊富な天然ガスを武器に超強気な外交を展開してきた強面プーチン政権ですが，原油価格下落に引きずられる形で天然ガスの価格も下がり，その結果，ルーブル安となったようです。今年1月には1ドル＝33ルーブルだったのが，12月には50ルーブル突破ですから，ルーブルの価値は3割目減りしたことになります。海外からの旅行者は大喜びですが，ロシア国民にとっては死活問題です。
そして恐らく，これは北朝鮮の金正恩政権に影響するでしょう。北朝鮮が拉致被害者問題で日本との対話に応じるようになったのは，中国との関係悪化で日本と手を組むしかなかったからです。しかしその後，ロシアと北朝鮮の関係が改善したため，北朝鮮としては拉致被害者問題に対応する必要がなくなり，のらりくらりの対応するようになりました。しかし，ロシアの経済状態がこれほど悪化するともう北朝鮮どころではないでしょう。ロシアの援助もなし，中国との関係は悪化，韓国経済も悪化・・・となると，北朝鮮の交渉相手は日本だけと考えられます。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1208-06:00-8）
2014/12/06
【08:00】
- 12月4日の夕刊フジに掲載された記事がニュースサイト「ZAKZAK」に掲載されました。
⇒【傷の湿潤療法貫く信念 練馬光が丘病院・夏井睦さん】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1206-06:00-1） - 昨日の真崎先生の論文についてのメールです。
「パレスチナ湿潤療法普及への取り組み」早速読ませていただきました。
真崎先生の真摯なまでの取り組みが伝わってくる素晴らしい論文だと思います。
私の職場でも、プラスモイストがあるわけではなく、フィルム材・穴あき・ラップなど、あるものだけで処置しなければなりません。看護師が勝手に好きな被覆材を購入出来るわけではありませんから。
ただ、それでも経過を見ながらガーゼ等で乾燥させず、乾燥させる薬を使わずに湿潤療法を続けていれば、少し時間はかかりますが、綺麗に治っていきます。（勿論、プラスモイストが使えるならその方が良いのですが）
最近では夏井先生のサイトを見てくれたり、湿潤を理解してくれるワーカーさんも増えて来た為、ひどかった褥瘡が綺麗に治っていく様子を見てとても嬉しく思っています。
夏井先生はじめ、ここに集まる先生方皆さん、本当に素敵な先生方ばかりですね。そして医療従事者ではないたくさんの方々も、皆さん本当に前向きで一生懸命で、自分も頑張らなければと考えさせられます。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1206-06:00-2）
2014/12/05
【07:30】
- 宮の森記念病院の真崎先生からのメールです。
さて、このたび刊行された第39回札幌市医師会医学会誌に「パレスチナへの湿潤療法普及への取り組み」の論文を投稿いたしました。
パレスチナにおいても消毒しない、水道水で洗浄、プラスモイストで被覆、を実践し安全に施行可能であることを確認しました。しかしながら難民の経済的な事情のためプラスモイストの継続使用は難しく、創傷被覆材として今後何を継続的に用いることができるか、が課題となりました。
本論文を添付させていただきます。皆さまへ再配布いただいてかまいません。
⇒【パレスチナへの湿潤療法普及への取り組み】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1205-07:30-1）
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。塵も積もればなんとやらで1,000例目到達です。第3例目は広範囲熱傷の1年後の状態の追加です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1205-06:00-1）
- ［実験：合成界面活性剤］に［ヴェレダ エーデルワイスUVプロテクト］を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1205-06:00-3）
- 【カロリー計算は時間の無駄？痩せる秘訣は断然「代謝」と専門家】
最近，こういう記事を普通に見かけるようになりましたね。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1205-06:00-4） - 昨日のグラフについてのメールです。
これに糖尿病患者数を重ねると、逆相関するはずです。
東大病院長や農水省が「米の消費が減っているから、糖尿病が増えている、米をもっと食わなければならない」といいそうです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1205-06:00-5） - 12月20日の「豚皮揚げを食べる会 in 滋賀県草津」ですが，ようやく参加者が予定人数に達しましたので，参加者募集は終了させていただきます。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1205-06:00-6）
2014/12/04
【07:30】
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。3例目は「母指末節部完全切断・composite graft 完全生着」の8ヶ月後の状態です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1204-06:00-1）
- 来年6月19日（金）の午後，第40回日本外科系連合学会で糖質制限の講演を行うことが決まりました。会場は新宿の京王プラザです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1204-06:00-5）
- ［実験：合成界面活性剤］に［コスメデコルテ フューチャーサイエンスホワイト ローションセラマイザー ］を追加。これは化粧品ではなく洗剤ではないか，というくらいの油汚れ落としっぷりです。お持ちの方は，是非，年末の大掃除の換気扇掃除に使ってみてください。1年の汚れがきれいに落ちるはずです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1204-06:00-3）
- 【“危険ドラッグで死亡” 全国で１１１人に】
早い話が，ドラッグを吸った人間が暴れだしたり錯乱したりする暇もなく即死しちゃう，という「えらく気合の入った危険ドラッグ」を作ってくれれば，問題解決ではないかと・・・。「吸った気分はほとんど天国」と宣伝すれば，嘘じゃないし・・・。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1204-06:00-4） - 昨日購入したマイナー系ジャズトリオ。
◆ Markelian Kapedani Trio ◆ Roberto Magris Trio （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1204-06:00-6） - 「日本人とコメ」の問題について，いろいろなデータ（一人あたりの年間コメ消費量，平均寿命，平均身長）を集めて，グラフにしてみました。急いで作ったので縦軸は年齢も消費量も身長も一緒くたになっていますが，そこはツッコまないで下さい。
そしてこれに，「1950年，1960年，1980年，1998年のたんぱく質摂取量，脂肪摂取量」のデータを重ね合わせると，これまた見事に平均寿命・平均身長に相関するのです（各年度ごとの詳細なデータを探している最中なので，グラフには加えていませんが・・・）。
さらに，「縄文時代以降の日本人の平均身長」のデータと「縄文時代以降の日本人の普通の食事（＝庶民の食事）」を重ね合わせると，次のような結論が導き出せます。
◆ 「コメの主食化」とともに蛋白質と脂肪の摂取量が減少した ◆ 「コメの主食化」とともに日本人の平均身長は小さくなった。 ◆ 1960年以降，日本人の平均寿命は世界一となったが，この間，コメ消費量は一貫して減少した。 ◆ 一般的に，平均寿命の伸びは食物の量ではなく，公衆衛生（下水道・上水道などのインフラ整備），医療システムの改善（＝国民皆保険など）の関与が大きいとされる。 ◆ 「コメだけ食う生活が短命の原因である」ことはすでに証明されている ◆ 以上の事実から，「コメは栄養価の低い食品であり，コメだけ食べると低栄養状態になり，低身長になる」と結論づけられる。 （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1204-06:00-7） - 12月20日の「豚皮揚げを食べる会 in 滋賀県草津」ですが，あと3名ほど余裕があります。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1204-06:00-2）
2014/12/03
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。1,000例目まであと数例です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1203-06:00-1）
- ［実験：合成界面活性剤］に［MKB レチノタイム リンクルローション AEX リッチモイスト］を追加。洗浄力はほとんどないようです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1203-06:00-3）
- 「糖質制限の学会発表」の学会発表についてのメールです。
先日行われた慢性期医療学会で、「糖質制限」に関連した演題を話してきましたので、報告させてください。
内容としては、他院から転院された重症患者に対して、1日60単位ものインスリンを必要としていたのを、糖質量を制限することで糖尿病を治癒（インスリンを含めてすべての糖尿病薬を使わずに血糖正常化）させ、約9か月の人工呼吸器管理中に、当初の1回しか肺炎を起こさずに呼吸器を離脱させた、というものです。考察は、重症患者に栄養管理として多量の糖質を投与することが、合併症の増加に繋がっているのではないか、としました。
まあ、単なる一般演題なのでインパクトは大きくないですが、今後も地道に声を上げていこうと思っています。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1203-06:00-4） - 【しみったれた先輩におごられるツアー】
この記事，いいなぁ。特に，最後の曳舟のお店入ってみたい・・・遠いけど。
こういう遊び，やってみたいなぁ。私が先輩役だったら，新宿西口の思い出横丁か，有楽町のガード下の安くて旨い店を連れて行くかな。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1203-06:00-5） - 【世界が絶賛する日本のコメが危機に瀕していた！ 絶滅寸前の「米俵」から見る稲作文化の衰退と未来 】
この記事を読むと，明治36年まで，日本人にとって「お腹いっぱいの白いご飯」は夢のまた夢だったことがわかります。米と日本人の結びつきなんて，その程度のものだったのです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1203-06:00-7） - 12月20日の「豚皮揚げを食べる会 in 滋賀県草津」ですが，あと4名ほど参加できます。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#）
2014/12/02
【07:30】
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1202-06:00-1）
- ［実験：合成界面活性剤］に［アンファミエ コンディショニングセラム］を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1202-06:00-3）
- 雑誌「就活type」2015年1月10日号の特集「就職しない生き方を選んだ人の仕事哲学」に何故か私が取り上げられています。96～97ページです。
なお，下記サイトでも記事が読めます。
⇒【乾燥させない外傷治療の第一人者・夏井睦医師が語る、前例のない道の切り拓き方】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1202-06:00-5） - 朝日新聞はひどい，というメールです。
獣医師です。
お医者さんの世界では「名医１００人」とか「良い病院ランキング」のような出版物がありますが、どのように選んでいるのでしょうか？
動物病院の世界でもあの朝日新聞が「動物病院 上手な選び方」と称して首都圏の動物病院を紹介しています。
この手口ですが、いきなり朝日新聞社からアンケート依頼が来て、それに答えた結果がその本に掲載されます。その依頼は隅から隅までどこにもこのような本にして掲載するという言葉は入ってません。勝手に許可なく掲載しています。これが許されるのかどうかはわかりませんが。
新聞社からのアンケート依頼なので報道の基礎にでも使うのかなと協力している方が多いようですが、本になってびっくりする方もいるようです。これが「初診料から得意科目まで徹底調査」の実態です。
もっとたちが悪いのは昨年から始まりましたので、悪用？して年間症例数や手術件数、得意分野等々自分の好きなように書いて、いかにもすごい病院、できる病院かのように宣伝に使うと言いう方もいます。こんなものを徹底調査とは笑止千万。
情報を取捨選択するのは読み手側の自由ではありますが、朝日新聞の本に掲載されているというだけで信じ込む方が大半ではないでしょうか。たぶんあちらの言い分は、天下の朝日新聞がただで宣伝してやってるのに文句があるのかというところでしょう。
本当にマスゴミです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1202-06:00-4） - 【菅原文太さん死去】
2010年に文太さんがパーソナリティをなさっているラジオ番組に出演させていただいたことがあります。当時文太さんは77歳でしたが，すごく格好良くて，オーラが半端無かったです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1202-06:00-6） - 12月20日の「豚皮揚げを食べる会 in 滋賀県草津」ですが，残り枠6名です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1202-06:00-2）
2014/12/01
【09:00】
- 1月17日の「豚皮揚げを食べる会 in 京都」ですが，定員に達しましたので，募集終了となりました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1201-09:00-1）
【08:30】
- 12月20日の「豚皮揚げを食べる会 in 京都」ですが，残り枠7名です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1201-08:30-1）
【07:00】
- 12月20日の「豚皮揚げを食べる会 in 京都」ですが，残り枠18名です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1201-07:00-1）
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1201-06:00-1）
- 次の要領で「豚皮揚げを食べる会 in 京都」を開催します。
◆ 日時：1月17日（土）午後2時から ◆ 場所：京都市の某所 ◆ 募集人員：25名 ◆ 参加申し込み：私にメールでご連絡下さい。
なお，メールタイトルを「豚皮揚げを食べる会 in 京都」にしていただけると助かります。◆ 江部先生も参加される予定です （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1201-06:00-2） - 「妊娠糖尿病」についてのメールです。
産婦人科医です。11/28の更新を見てメールしました。
30週以降の新生児受け入れ可能なNICU（新生児集中治療室）のある周産期施設で働いています。11/28のメールからは詳細は不明ですが、以下のような状況かと推察したのですが、合っているでしょうか。
◆ 切迫早産で子宮収縮抑制剤の24時間持続点滴中である。なので退院することは非常に困難である。 ◆ 入院中に75g経口糖負荷試験をしたら、1時間値のみが183mg/dlで妊娠糖尿病と診断された。 ◆ ガイドライン通りの糖質60％、カロリー制限6分割食で血糖コントロール（？）されている。 上記のような状態と仮定して、私なりの意見になります。
ガイドラインでは糖質制限食は認められておらず、カロリー制限とインスリン投与が推奨されています。合併症妊娠を診療できて、かつ33週の新生児を受け入れられる施設では、どこでも同様の治療を受けることになると思います。
33週の持続点滴が必要な切迫早産の妊婦さんが自主退院して，上記の条件を満たし、かつ糖質制限に理解のある施設を自力で探して転院する、というのは非現実的です。
検査結果はごく軽度の1点異常なので、インスリン導入となる可能性は低いと思います。それよりに早産の影響のほうが大きいです。糖質制限より切迫早産管理を優先してください。
退院可能な週数になるまでやりすごし，めでたく退院になったら糖質制限食を再開してください。入院中は「安静だからお腹すきません」とか言ってご飯や補食を残す、ぐらいが対処法でしょうか。不甲斐ない意見で申し訳ありません。
なお、糖質制限しているから糖負荷試験で異常値が出ない、というものではありません。なにせ糖負荷試験は75gのブドウ糖溶液を一気飲みさせる、糖質セイゲニストなら鳥肌の立ちそうな検査です。
元気な赤ちゃんを出産されることをお祈り申し上げます。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1201-06:00-4） - 「妊娠糖尿病」についてのメールです。
産婦人科関係の質問は、宗田Drのblogをご利用下さい
⇒Facebook（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1201-06:00-6） - 糖質制限とシャンプーレスについてのメールです。
Webで糖質制限に関係することと，シャンプーの記事があったので，ご紹介します。
⇒【実は子どもの「キーキー声」の原因になっているNG食習慣3つ】
子ども時代の味覚はとても重要なので，甘い物は気になりますね。
⇒【石鹸はいらない！髪にもカラダにも「お湯シャンプー」がいいワケ】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1201-06:00-7） - トンデモ爆笑サイトを見つけました，というメールです。
こんな題名の記事の女性美容師ブログを見つけたので報告しておきます。「よく言う、皮膚呼吸ができない。というやつです」というところにもツッコミを入れたほうが良かったですね。皮膚で呼吸できるのは両生類だけです。あなたはカエルかイモリですか？ せめて哺乳類に進化してからブログを作られたほうがよろしいかと存じます・・・ってね。
⇒【ワセリンを毎日使わない方がいい理由】
余りにもトンデモな説明内容に笑わせて頂いたので早速下記の様なコメントを入れさせて頂きましたが、きっと承認されないどころか記事を削除されるかも知れませんね。
以下コメント内容です。
初めまして
「ワセリンを毎日使わない方がいい理由」と言う題名に驚いてやってきました。
残念ながら、傷や火傷の最新の治療法である湿潤療法の第一人者の夏井医師のサイトでは全く逆の説明をされています。
●【ワセリン基礎化粧品化計画】
●【「更新履歴」より】
●【化粧品についてのメールです】
＞ 美容のアドバイスは都市伝説の世界です
には笑わせて頂きました。
●【「質問に回答」より】
＞ワセリンを塗った肌は水分を通さないので汗が正常に蒸発できません。
＞よく言う、皮膚呼吸ができない。というやつです。
本当ですか？私はワセリンを塗ってもちゃんと汗は出ますが。
＞ワセリンを塗った状態で外の光にさらされると、油焼けをおこします。
こちらの説明は全く違いますね。
「しかし戦後間もない1950年頃は不純物を取り除く精製技術が発展途上でした。そのためワセリンも不純物が多く混入して色が濃く、現在のものよりずっと酸化しやすいものでした。現在は精製技術の進歩に伴い、ワセリンの品質も格段に向上しました。医薬品の材料に使われるほどの安全性が確立されています。」
かなり昔のワセリンを使用されている様ですね。
実際に安い不純物の多いワセリンを使用して、肌に炎症を起こす方もたまに見える様ですが、その例をもとに「全てのワセリンは常用、美容には向かないとご存知ですか？？」となるのはちょっと如何なものかと思います。
夏井先生のご自分の人体実験です。
⇒合成界面活性剤を含む製品で油性マジック汚汚れを落とせるか？
私も素人ですが、これを見ると合成界面活性剤入りのローションやクリームなどよりは、ワセリンの方が肌に優しい様な気がします。以上、ご報告まで。
これで反論コメントが入れば爆笑です。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1201-06:00-） - 「コウノメソッド」についてのメールです。
コウノメソッドを批判するのは自由だけれど、せめて最低限の勉強はしてほしい。近著の『医者を選べば認知症は良くなる！』を読むだけでも、批判が的外れなのがわかるはず。専門家は専門分野の常識をくつがえすような考えや治療法を否定します。専門家だから否定するのです。否定しなければ，自分のアイデンティティを保てないからです。要するに，そういう情報や治療法は見聞きしたくないのです。だから，目を塞ぎ，耳を塞ぐのです。目をつむれば「見たくないこと」は見えなくなり，見えなければ存在しないのです。そのような発想をするのが専門家の特徴です。
湿潤療法でも糖質制限食でも、なんで守旧派は最低限の勉強をしようともせず、上から目線で全てを批判しようとするのだろう。
だから，ある病院で湿潤治療や糖質制限の講演をすると，前者では皮膚科や形成外科の医者は出席しないし，後者では糖尿病の先生は参加しません。要するに「一番話を聞いて欲しい医者ほど出席しない」のです。自分がその病院でヤケド・糖尿病の専門家であり続けるためには，そのように振る舞うしかないのでしょう。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1201-06:00-9） - 一昨日の「豚皮揚げを食べる会 in 豊岡」の参加者からのメールです。
楽しい会をありがとうございました。先生の元気さと明るさで緊張がほぐれ、皆さんと楽しく情報交換できました。先生とのハグは最高でした～！！またお会いできることを楽しみにしています。たくさんの先生方と同時にお会いすることは，この歳にして，初めてのことでした。
また，拙宅の近くの先生も参加され，何かの時にご相談できるかもしれないという安心も手に入れることができました。
私の在住しております姫路では，土地柄かもしれませんが，医療関係者から糖質制限や湿潤療法が積極的に表にでることはありません。と申しますのは，怪我をして何気に整形外科を受診したらしっかり先生のHPのとおりの湿潤療法の治療で，とてもきれいに治ったと言う事例も知っているからです(整形外科ほそやクリニック)。
昨日の印象的なことは，「自分の子供にできない治療をできない」何かのときにはこのようなポリシーの先生にお世話になりたいと思いました。幸いにも製鉄記念病院・救急救命の佐藤先生や兵庫医大の西井先生は，夏井先生のDNAを引き継がれる先生と思った次第です。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1201-06:00-10） - 【砂糖の摂りすぎを警告すべく、コーラを1日10缶、30日飲み続けた男】
記事を読むと，［炭水化物はできるだけ食べない］＋［運動は欠かさずにする］＋［コーラを1日10缶］という条件で瞬く間に太り，コーラをやめただけで3日で体重が減った，とあります。まさに，体を張った人体実験です。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1201-06:00-11） - 【外国人「香港デモ、学生リーダー逮捕の瞬間」 】
彼は確か，19歳くらいだったと思います。彼の凛とした佇まい，強い意志と覚悟を秘めた双眸はまさに鳥肌モノです。少年と言ってもいいほどの若者が，このような表情をするまで，状況は追い詰められているのでしょう。
そして，中国共産党はこの一人の青年を捕縛するために10人の警官で取り囲みました。警官たちの表情は見えません。まさにこれは，ゴヤの『1805年5月3日』そのものです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1201-06:00-12） - 12月20日の「豚皮揚げを食べる会 in 滋賀県草津」ですが，残り枠6名です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-12.htm#1201-06:00-3）