2014/09/30
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0930-06:00-1）
- 以前紹介された『The Big Fat Surprise』という本についてのメールです。
以前紹介されていたBig fat surpriseという本についてです。
糖質制限ニストには常識的なことしかないてありませんが、一般的には非常識なことを書いた本が出版（論文にはならないが）されたということは、ある意味潮目が変わってきたのかもしれません。
◆ 高脂肪食は、低脂肪高炭水化物食よりも健康的 ◆ 脂肪を摂取する方法は動物性脂肪（肉、乳製品、卵）を摂ることが健康的 ◆ これらは科学的研究（Framinghamとか）からも立証されている。 ◆ 一方、低脂肪食は健康に極めて悪い。1961年にAHA (American Heart Association)、1980年にUSDA（農業省）が米国民全てに対し低脂肪食を勧めるようになったが、結果は悲惨。
→60年代以降、米国の肥満率は急上昇。◆ これらの公的な指導は十分な研究に基づかずに行われた。その後の研究では、低脂肪食は肥満、糖尿病、心血管疾患、がんの予防に全く役立たないことが証明されている。 ◆ にも関わらず、米国民は未だに果物、野菜、穀物、赤身の肉を食べるように勧められている。 ◆ この原動力になったのは、研究者（Ancel Keys他循環器病学会の重鎮）の野望と金（NIH、AHAの研究資金、食品業界からの研究補助金）である・・・。 ということで、邦訳は出ていませんが、興味がある方は原書を御覧ください。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0930-06:00-2） - 「自閉症と糖質制限」についてのメールです。
今、｢Stop Autism Now!｣という電子書籍を読んでいます。著者は、ココナッツオイルを使った代替療法を積極的に勧めている自然療法医です。その一貫として、自閉症に対するココナッツケトン療法なるものを前述の書籍に発表しています。ココナッツオイルを摂取すると、即座に血中ケトン体レベルが数十倍に増加するそうです。
特に、興味をひいたのは、ケトンに関する説明の部分です。
糖がふつうの燃料とするなら、ケトンは脳にとってスーパー燃料である。ケトンは、brain derived neurotrophic factor (BDNF)を誘導し、神経細胞の機能維持のみならず、修復や再生促進にも役立つ。
ケトンは、高脂肪食のケトン食か、中鎖脂肪酸の摂取によって産生される。中鎖脂肪酸が含まれる食材は、非常に少ない。ココナッツがその一つであるが、実は母乳にも含まれている。母乳は、まさに赤ちゃんの脳の発達に欠かせないのである。以前、新生児は基本的に高ケトン血症という大発見が、当ホームページに載ったかと思います。神経発達が目覚ましい乳児期には、糖よりもケトンの方が、脳にとって大切ということになるのでしょうか。
とすると、離乳食としておかゆ(米、パン)や根菜類から入るという現行の常識は見直すべきではないでしょうか。もしかすると、この常識が、自閉症その他の発達障害増加の一因につながる可能性があるかもしれません。
とりとめもないメールですが、夏井先生の糖質制限スライドを見ていて、糖質摂取と関連する疾患に自閉症をあげられていたので、気になりメールした次第です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0930-06:00-3） - 「糖質制限に関するRCT」というメールです。
Annals of internal medicineという雑誌に、糖質制限食と脂質制限食を比較した無作為割り付け試験の論文が出ていました。
⇒【Effects of Low-Carbohydrate and Low-Fat Diets: A Randomized Trial】
低炭水化物食群は、炭水化物を1日40グラム未満に制限ということですから、「スーパー糖質制限食」に近いでしょうか。
低脂質食群は、脂質を一日のカロリーの30％未満に制限するとのことです。従来から良くある「カロリー制限」「糖尿病食」に近い食事のようです。
結果はほぼ予想通りで、12ヶ月の観察期間で、前者の方が体重も体脂肪も減り、脂質プロファイルも改善した、と。メタボを解消し、心筋梗塞のリスクファクターを減らしたのは糖質制限食の方でした。副作用に関しては殆ど差がなかったものの、脂質制限食の方で頭痛が有意に多く見られたとのことです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0930-06:00-4） - 近藤誠先生の本についてのメールです。
近藤先生の本を読み始めています。
はじめにに「これは犯罪だと、思いました。患者を騙して乳房を切り取るのは傷害罪ですが（中略）手術をする医者たちに何を言ってもムダだ、社会に情報を発信して、がん治療の現状を知らせよう」と書かれています。
乳房を皮膚に読み替えても全く同じです。さらに夏井先生が湿潤療法を広めているのと同じ方法論です。外科医の反応も熱傷学会や糖尿病学会と瓜二つです。
これだけで近藤理論が妥当だということにはならないですが、自分自身が固形癌になったら、放置しケトン食を実行するでしょう、
追伸
京都山科にあるラムの炭火焼き めちゃくちゃ美味しかったです。添付した写真は ラムチョップの香草焼きです。生肉も塩焼きもうまかったです。値段も安いです。
豚や鶏肉に少し飽きてきましたので、病みつきになりそうです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0930-06:00-5） - こんなメールもいただきました。
糖質制限、酒と煙草に溺れる同世代ですが。
先生の本を読ませて頂き、まさかと思って一日試しましたら翌朝 頭がスッキリするではありませんか。
今までにもPhamanex，ロイヤルゼリーと同様の経験をしたことがありますが２週間で体が慣れてしまいどうでも良くなりました。
糖質制限は７ヶ月していますが頭の爽快感は継続しています。ただ、なかなか猛毒の炭水化物をやめることに賛同頂ける方が少ないのが残念です。
ホームページで界面活性剤の件も読み、ひげを剃る以外使用を止めて１ヶ月です。頭に何も付けずに自分の油脂分で快調です。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0930-06:00-6） - 【Yahoo!がついに「ディレクトリ検索」の終了を発表】
Yahoo!が会社法人となったのが1996年3月，Yahoo! Japanが立ち上がるのが同年4月。保存されている最も古いYahoo!のページは1996年11月。そして，私が個人サイト『超絶技巧的ピアノ編曲の世界』を公開したのが1996年10月1日・・・ですから，私のインターネットでの情報発信開始は，Yahoo!の歴史とほぼ重なるのです。これはちょっと威張っていいかもしれません。
当時と今で何が一番違っているかというと通信速度です。当時は28Kbpsでしたが，現在はスマホでも20Mbpsなんていうのも珍しくありません。K（キロ）の1000倍（正確には1028倍）がM（メガ）ですから，現在，1秒で送っているデータを1996年当時に送ろうとすると1000秒，つまり，16分ほどかかる計算になります（・・・多分）。
当時のネットの処理速度のボトルネックはこの「通信速度」にあったのです。CPUやメモリの速度に比べると，通信速度はあまりに遅すぎました。当然，ネットで検索しようとしても通信速度が足かせになり，およそ実用にはならなかったのです。
当時は幾つものの検索サービスが百花繚乱状態でしたが，そういう状況で颯爽と登場したのがYahoo！でした。予め自社のサーバーに「リンク集」を保存し，そのリンク集から検索する，という巧妙なものでした。これで通信速度を気にせずにネット検索できるようになりました。これがディレクトリ検索です。
「リンク集」への登録は自己申請であり，Yahoo!側の審査（？）もあったため，「Yahoo!検索で見つかる」ということ自体が，サイト作成者にとって一種のステータスシンボルでした。私も，Yahoo！から「登録しました」という連絡が来た時は小躍りしました。Yahoo!で検索結果に表示されるというのは，それほど大変だったのです。
しかしその後，「世界のあらゆるサイトを自分のサーバーにコピーし，そこから検索して検索結果のみ相手に送る」という力技を考案した若者がいました。現在のGoogleの創始者です。原理的にはだれでも一度は考える方式ですが，実現しようとするとサーバーの維持管理費があまりにも膨大で，誰もが二の足を踏む，という力技です。この「高額な維持管理費を広告費で賄う」というネットでは空前絶後の解決法を考案したのがGoogleだったのです。そして，ネット検索はYahoo!からGoogleに主役交代となったのは皆様ご存知の通りです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0930-06:00-7） - 「豚皮の会：静岡」に参加された方からのメールです。
鳥取のたがしゅうです。
先日は「豚皮揚げを食べる会in静岡」での楽しいひと時をどうも有難うございました。
実は先生の橈骨神経麻痺の経過を密かに心配しておりましたが、心配も何のその、素晴らしいピアノの腕前を披露できるほどまで回復していたのですね。非常に安心しました。
それに麻痺の経験を記録されたり、右手が不自由な間に左手で引くピアノ曲に挑戦されるなど、ピンチをチャンスに変える姿勢、大変参考になります。
糖質制限のみならず、夏井先生に教えられる 事は非常に多いです。9月30日付の私の拙ブログではそんな先生から教わった事について書き記しました。もしよろしければ御覧頂ければ幸甚です。
しかし教わってばかりでなく、自分でも新しいものを作り出していけるように、先生の行き方を参考に、私も精進し続けたいと思います。埼玉県から参加しました。
嬉しそうにピアノを弾く先生が見れただけでも静岡まで行ってよかったです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0930-06:00-8） - 【中国でどのサイトがブロックされているかがわかる「GreatFire.org」】
「臭い物に蓋」を国レベルでしているのが世界第2の経済大国です。「中国政府が臭い物と認定したもの」が何か，一目瞭然です。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0930-06:00-9）
2014/09/29
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に以前掲載した症例の「その後」を追加しました。時間の経過とともに痕が目立たなくなっていくことがわかります。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0929-06:00-1）
- 糖質制限の講演用スライドをバージョンアップしました。最新版は9月27日作成のものです。ご覧になりたい方は本名，所属を明記してメールでご連絡下さい。
なお，以前ダウンロードしたことがある方は同じアドレスからダウンロードできますのでご利用下さい。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0929-06:00-2） - 「外傷を湿潤治療している医師：兵庫県」，「熱傷を湿潤治療している医師：兵庫県」，に西宮渡辺病院 外科・腹腔鏡センター／岩田英之先生を追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0929-06:00-3）
- 「歯科・糖質制限・湿潤治療」についてのメールです。
骨硬化性骨髄炎の治療例を見て、この記事をご紹介したくてメールしました。砂漠の中に突如、森を出現させることができる、画期的な農法です。
⇒【家の庭や砂漠でさえも肥沃な土地に変えることができる方法とは？】
これはマクロ生物界の現象ですが、ミクロの世界でも全く同じことで、バイオフィルムで守られた菌群が消毒や免疫細胞貪食に耐える理由、創傷治癒の第一歩として健常な肉芽が上がってくることの重要性が理解されると思います。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0929-06:00-4） - 「SGLT2阻害剤に関するアホ記事」についてのメールです。
慢性心不全患者の利尿剤とナトリウム排泄の関係ですが、だんだん利尿剤が利かなくなり、むくみが強くなることがあります。したがって、利尿剤を増量しますが、それでも、効果がない時、軽く、塩分制限を緩めると、とたんに利尿がついて、浮腫が改善することがよくあります。（あるいは、高張食塩水の点滴静注）
ただ、糖尿病を合併している患者の場合は、この方法は無効です。また患者によっては、塩分制限をしなくてもよいと誤解する患者がいますので、ごくごく慎重に行います。
なぜ、一時的に塩分制限をゆるめると（＝塩分負荷）、利尿がつくのかは、判っていません。
ちょっとＳＧＬＴ２阻害剤とはニュアンスが違います。
専門家ではないのですが、そういう治療法（ごく軽い塩分負荷）があるというのは知っています。一昔前では、考えられない事でした。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0929-06:00-5） - かなりハードな週末でした。26日（金）は19：00から静岡歯科医師会で講演して21：30頃から懇親会があり，ホテルに戻ったのは確か午前0時すぎ。そして，27日（土）は14：00から17：00まで清水市で「豚皮揚げの会」，そして19：00から私の知り合い数名と「おやじダイエット部」の合同宴会で，これまたホテルに戻ったのは午前0時頃（？）。つまり，24時間で3つの宴会に出席して，飲んで食べて話しまくっていたわけです。28日（日）の昼過ぎに静岡から東京に戻りましたが，新幹線の車中ではノンアルコールビールしか飲みたくない，という状態でした。ノンアルコールビールを飲んだのは久しぶりです。
27日の「豚皮の会」は清水市のライブハウス「もでらあと」で行いましたが，幹事の長谷川先生の計らいでグランドピアノが準備されていました。もちろん，弾きましたよ・・・参加者の迷惑も顧みず・・・練習不足でロクに弾けないことを自覚しつつ・・・。演奏した曲目は次の通り。57歳の素人の酔っぱらいおやじが演奏する曲じゃないっすね。
◆ Sousa/Horowitz：星条旗よ永遠なれ ◆ Rachmaninoff/Lloyd：ピアノ協奏曲第2番 第1楽章 ◆ Chopin/Kondo：ショパンの第3ソナタのフィナーレと『巨人の星』の交響的融合 ◆ Faure/Grainger：夢のあとに ◆ イギリス民謡/Grainger：ロンドンデリーの歌 ◆ Szymanowski,：練習曲変ロ短調 Op.4-3 ◆ Chopin：スケルツォ第2番の主部 （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0929-06:00-6） - こんなメールをいただきました。
小動物臨床の獣医師をしております。新卒の頃、獣医の学会で夏井先生が講演されているのを聞いてから、なんてわかりやすく面白いお話をされる方だろうと、ひそかにファンでいました。
動物の湿潤治療でもたくさんお世話になりました。
数年前から「新しい創傷治療」をチェックし始め、原因不明の右腕右足のしびれや間欠的な下痢、精神的な落ち込みなど、一般的な対処法で改善がなかった症状に、何か効果があればとブチ～スタンダード糖質制限を4月から始めました。
関係あるのかはわかりませんが、痺れに関しては改善がみられ、以前は仕事にも支障が出ていましたが、そこまで気にならない程度になって、助かっています。
つい先日、獣医の学会に出席したところ、猫の糖尿病に関する講演の中で、食事内容は高蛋白、低炭水化物が望ましいとなっていました。(糖尿病用のドライフードは通常のものより3割程度炭水化物が減らしてある程度なので、実際どうなのかはなんともいえないですが)
面白かったのが、講演をしていた先生が、
「最近、HbA1cが高くて血糖降下薬を処方されそうになったのだけど、猫と同じ食事(高蛋白、低炭水化物)にしたら、体重が5キロ落ちてすんなりHbA1cも下がった。猫の食事はいいよ！」と話していたことです。
まさか獣医の学会で糖質制限の話が出てくるとは思わなかったので、すごく驚きました！
驚きを共有できる人が周りにいなかったので、思わず先生にメールをしてしまいました(笑)（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0929-06:00-7） - 「糖質制限と体力」というメールです。
遅い夏休みで新潟に帰省しておりました。「新潟県では納豆に砂糖をたっぷり入れる？ イエスかノーか！」というのは県民性クイズ系番組では定番のネタの一つです（新潟ではカレーにもナポリタンにも砂糖大量投入！）。
以前から本サイトや先生の御著書では、糖質制限と体力との関係性が取り上げられております。本サイトではもはや旧知の事実であるのですが、糖質制限と体力についてこの休日で思った事を幾つかお話しさせて下さい。
この休日で新潟で行った事。
◆ １日目：自転車で峠越え（標高４００m）。その前に、準備運動として急な坂道の丘陵を越える。 ◆ ２日目：守門岳（標高１５３７m）。 ◆ ３日目：自転車で林道走破。（自転車はロードバイクではなく、高校生の頃使用していたママチャリ。２０年前のもので、経年劣化のため非常にこぎづらい） いずれも体力に不足がない高校生の頃にもやっていたのですが、３日連続敢行はさすがにしませんでした。３８歳の身でできるかどうか不安でしたが、何故か普通にできました。持久力は問題なし（さすがに、瞬発力を要する事は「ちょっと・・・」とは思いました）。
２日目の守門岳登山は、親からおにぎりを渡されていたのですが一切口にせず。６Ｐチーズだけで問題なく乗り切れました。（１日、３日目も糖質制限をしました）
「石和温泉の豚から揚げの会合」で、立ち呑みにも関わらず疲れなかったのと同じ感覚でした。現在でもこのようなスタミナを要する行動やスポーツでは、炭水化物の摂取が栄養学（スポーツ栄養も含めて）の常識とされているので、私がやっている事は無謀かもしれません。まあ、「意外と乗り切れるものだな～」と思った程度です。
後に、茶の間の雑談で家族やご近所の方々からは心配されました。「ごはんをちゃんと食べないでやると危ないよ」
同時に、皆さんは自身の高血糖や体調の悪さを、甘いお菓子を多くつまみながら嘆いていました・・・・。（今日も入退院を繰り返す親戚家に挨拶に行ったのですが、甘いココアとお菓子を堪能されていました）
糖質制限をする・しないは個々人の自由なので私から周囲には勧めませんが、私の地元ではまだまだ受け入れられそうにないかもしれません。（以前会社の先輩と新潟の郷土料理の食べ歩きをしたのですが、「新潟の料理は全般的に砂糖が多い！」と指摘されてしまいました）
ちなみに，私の生まれ故郷の秋田県（の南部）でも「納豆には砂糖を入れる」のが常識です。そして，納豆以外の料理にも大量投入しています。秋田県は高血圧患者数，脳卒中死亡率ともに日本最高レベルですが，それを維持する原動力はこの砂糖漬けの食生活でしょう。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0929-06:00-8） - 「爪甲剥離を自力で治療」についての続報メールです。
先日受傷した右足中指の爪甲剥離の素人治療の続報です。
夏井先生が言及しておられたとおり、剥離した所の爪床部分はアッサリと上皮化し、今は「あれ？少し深爪しちゃったかな？」程度の違和感が残るのみとなっています。
ナイロン糸によるドレナージは、浸出液や血や膿の吸い出しが見られなくなったのと、異物感による不快感の方が増大した関係で、4日目からは中止しました。
現在は、これ以上引っかからないようにサージカルテープで保護する以外の処置はしていません。その処置も、向こう数週間で必要なくなるような気がします。
また何か変化があればご報告させていただきたいと思いますが、ネタとしては面白味のない物となってしまいそうです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0929-06:00-9）
2014/09/26
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0926-06:00-1）
- 「歯科・糖質制限・湿潤治療」についてのメールです。
歯科医（口腔外科医）です。この先生は歯科口腔外科分野では唯一，私が直接指導した歯科医師です。彼と一緒に治療した「骨硬化性骨髄炎」の症例は15年経った今でも鮮明に覚えています。大学病院でも治せなかった骨硬化性骨髄炎が自分の目の前で簡単に治っていく様子を見て，「これは異次元の治療だ」と興奮して話す彼の様子を今でも思い出します。
9月25日のドライソケットへのアルギン酸塩被覆材の使用に関しての歯科医の意見で、異常経過でなければアルギン酸塩被覆材は使用しなくともよいという意見に対する反論です。抜歯後はなにもしなくていい、という考えは20世紀のものです。
私はアルギン酸塩被覆材を15～16年前から、夏井先生に教えてもらい、抜歯後やのう胞摘出術に頻繁に使用してますが、止血効果もよく、非常に臨床では重宝しております。これは昆布であり異物であると言われる先生には失礼ですが、私はこれは、生体親和性のある優れた抜歯後感染防止剤、のう胞摘出後の創傷被覆材であると考え使用してます。
私のつたない経験のなかで、抜歯後にアルギン酸塩被覆材を併用して異常出血や、異常な疼痛を訴えてきた患者さんは誰一人いません。また感染を起こした経験もありません。
ひとたび、抜歯後に疼痛をきたすようなことがあれば即、患者さんは違う歯医者へ行き、知らぬ間に患者さんは来なくなります。そのようなことがないよう、注意しながら日々口腔外科処置を中心に田舎で開業してます。
アルギン酸塩被覆材は異常経過が発現してから使う材料ではありません。くれぐれも間違わないように。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0926-06:00-2） - 「歯科・糖質制限・湿潤治療」についてのメールです。
抜歯後のドライソケットの話が出ておりますが、私が歯科医になりたての頃、「教科書に載っていない裏ワザ」として、先輩の先生に教えて頂いたんですが、患者さんが抜歯後痛みを訴えられ、鎮痛剤もあまり効かないといった時には、抜歯した部分を、酸化亜鉛ユージノールセメント（歯科で用いる仮詰めの材料のことです）でそ～っと覆ってやると痛みが止まるとのことで、抜歯後の痛みに困ったときにはこの方法で今の所何とか痛みを抑えることに成功しています。
言い伝え？では、セメントの成分が効くとか言っていましたが、結局の所、創面を口腔内から隔離させてあげると痛みなく治癒が開始するということなのかな？と思われます。ユージノールに限らず、歯科用セメントは形態を付与することが容易ですので、有用な方法と考えています。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0926-06:00-3） - 大櫛陽一先生の本についてのメールです。
ナイス，ツッコミ！（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0926-06:00-5） - 「ラフマニノフの第2協奏曲第1楽章，Lloydさんによるピアノソロ用編曲の楽譜化」，一部修正しました。
◆ Lloydバージョン・・・【PDFファイル】，【Finaleファイル】 ◆ 浅田真央バージョン・・・【PDFファイル】，【Finaleファイル】 ◆ ◆ 元ソース・・・【Lloydさんの演奏（MIDI file）】，【MIDIファイルの楽譜化】 どうせここまでやったのなら，残りの2つの楽章の楽譜化にも手を出そうかと考えているところですが，第2楽章は「Lloydさんはどのように弾いているのか」はほとんど解析しましたが，それをFinaleで楽譜にするのが結構大変なことに気が付きました。
ラフマニノフの原曲では，第2楽章の主部は右手は常に3声部で流れていて，3連符が連続する上声部の中に中声部が浮かび上がるという書法で書かれていますが，この中声部をFinaleで正確に記譜するためにはかなり込み入った楽譜作りが必要です（そして多分，ラフマニノフの楽譜通りには記譜できないはず・・・）。
これだけでも大変なのに，その上声部の上にオーケストラのメロディーがかぶさるので，これを記譜しようとすると3段楽譜にする必要がありそうですが，これがFinaleでは大変なんですよ。しかも，楽譜の途中から2段楽譜に買える方法がいまいちよくわかりません。
となると，ラフマニノフのオリジナルの記譜法を無視して，右手の下声部を左手の和音とひとまとめに記譜し，右手の中声部はテヌート記号などで強調表示する，という記譜法にするしかないのかなぁ？ 楽譜として美しくないけど・・・。
ここで悩むくらいなら，編曲技法の解析は大変だけど楽譜に記譜すること自体は悩まずに済みそうな第3楽章を先に楽譜化しちゃいますかね。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0926-06:00-4） - 【苦節13年目にしてメジャーリーグに昇格した選手が初ヒット】
チームメイトと観客が総立ちでスタンディングオベーション。ウルウルきちゃいます。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0926-06:00-6）
2014/09/25
【10:00】
- 【ドッグヌードル】
なんと，讃岐のうどん屋さんは犬専用のうどんまで開発！ うどん県の県民を糖尿病にするだけでは飽きたらず，うどん県の犬まで糖尿病にしようと目論んでいるのでしょう。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0925-10:00-1） - 【元横綱・朝青龍「日本からとうぶん横綱誕生ないだろう!!ハングリー精神が足りない、甘いもの食い過ぎ」】
肉と乳製品がメインのモンゴルの伝統食からすると，日本の食事は糖質だらけ，砂糖だらけですね。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#）
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0925-06:00-1）
- 「SGLT2阻害剤に関するアホ記事」というメールです。
9月18日のメディカルトリビューの記事なかで、ＳＧＬＴ２阻害剤に関する、ものすごいアホ記事を見つけましたのでお送りします。ＰＤＦファイルの中の、特にマーカーで囲んだところがすごいです・・・。「糖尿病患者は生きるためには炭水化物を食べなければいけない。しかし糖尿病患者が炭水化物を摂取すると高血糖になる。それなら尿中ブドウ糖排泄を促進する薬を飲ませればいい」という発想は，「アルコール性肝硬変の患者は生きるためには酒を摂取しなければいけない。しかし，アルコール性肝硬変患者が酒を飲むと肝機能が悪化する。それなら，アルコールを尿中に排泄する薬を飲ませて酒を飲ませればいい」というのと同じです。この論理のどこがおかしいかに気が付かなくても，立派な糖尿病内科の教授になれるのです。
⇒【SGLT2阻害薬の適正使用と安全性の最新情報】
京都大学糖尿病 内分泌 栄養内科学の稲垣教授 は、
極端な糖質制限食を実行中の患者などにケトアシドーシスの報告が相次ぐ・・・ （記事前半部）としたうえで、
ＳＧＬＴ２阻害剤を投与すると、尿中から糖が排出されてしまうため、この薬を飲むならば、その分炭水化物をとらなければならない！という発想に至ったようです（笑）。
「日本で推奨されている1日の炭水化物必要量の下限１００ｇに、仮に尿糖として排泄されるブドウ糖を１００ｇとすれば、合計２００ｇの炭水化物が必要」との試算を示す。のだそうです（笑）
ＳＧＬＴ２阻害剤を飲むために、なぜわざわざ炭水化物を摂取しなくてはいけないのか・・・
ケトーシスとケトアシドーシスの区別をご存じ無い上、そもそもヒューマンニュートリションに関する正しい知識もお持ちでないようです。さすが、京都大学糖尿病 内分泌 栄養内科学 教授です（笑）
あまりのくだらなさに、愕然とし、夏井先生にメール差し上げるのは恐縮してしまうのですが、この有害なアホ記事を晒していただきたく、お送りしました。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0925-06:00-2） - 「合成界面活性剤」についてのメールです。
私はボディシャンプーから浴用石鹸に変えて、肌の調子はよくなりました。そして５か月ほど前からはお湯で洗浄のみですが、特別不潔と感じたことはありません。「人間は皮膚呼吸している」と信じているアホ看護師とアホ師長のいる病院って，怖いっすね。「患者の皮膚をきれいにしようとして患者が死んだ」なんて，最悪じゃん！
以前、療養病院で働いていた時に、右肺は結核で胸郭形成術後、左肺に肺炎で、酸素吸入が必要な患者のシャワー浴のために酸素を中止して（うちはボンベがありません）、シャワーをして状態が急変したことがあり、４日後に死亡しました。「なぜこんな状態の時にシャワーをしなければならなかったんですか」と当該看護師に聞いたところ、「あの患者はもう１か月もシャワーをしていないから汚い、清拭だけではきれいにならない」しかしその患者さんはは介護さんたちが、いつもきれいに清拭して身だし なみを整えていました。見た目もきれいだったし。
皮膚がそんなに汚れていると思えなかったし、そもそも患者さんにとってきれいってなんですか？ 急変してでもシャワーが必要ですかと聞いたところ、療養では命より、清潔が一番の優先順位、清潔にしないと皮膚呼吸ができないなどと訳のわからないことを師長にも言われまして、ここではもう怖くて働けないと思い辞めました。
一般の人も皮膚の清潔を皮膚の機能の必要以上にこだわっているんではないかと思います。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0925-06:00-3） - 「歯科・糖質制限・湿潤治療」についてのメールです。
「抜歯後のドライソケット」で、口腔内は湿潤環境なので湿潤治療をわざわざする必要はないとの件ですが、私自身、親不知の抜歯の時にドライソケットを経験しました。
近隣ではアルギン酸やイントラサイトなど詰めてくれそうな歯科も無かったので、100円均一で売っている化粧品用の注射器の先を少し曲げて注入しやすくして、ワセリンを入れて、抜歯窩に注入していました。ちなみに、そのまま飲み込んでしまうことになるので、念のためハイグレードタイプのワセリンを使ってました。
注入後は明らかに痛みが減りますが、注入してすぐでは無く、30分ほどで痛みがほぼ感じられなくなります。創面からの浸出液が出てくる時間なのかな？と思っています。
イントラサイトなどと違い固着するものでは無いので流れてしまうため、そのワセリンを持ち歩いて、3-4時間おきに注入することで、痛みが完全に無くなるまでの約1週間、かなり楽に過ごせました。
その際に思ったのは、口腔内は湿潤環境であるようでも、抜歯後の骨露出面にとっては、唾液の浸透圧で痛いのではないか、ということです。抜歯創面からの浸出液に対して、唾液の浸透圧（塩分濃度）は明らかに違いますし、浸出液のように、創傷を回復するための因子は持っていないと思うので、何らかの方法で閉鎖することで痛みのコントロールと、治癒は促進されるかと思います。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0925-06:00-4） - 「歯科・糖質制限・湿潤治療」についてのメールです。
歯科医です。
抜歯後のアルギン酸塩被覆材の使用ですがドライソケットや後出血等の異常経過でなければ，あえて使う必要は無いのではないでしょうか。
成分が昆布とは言っても、異物には変わりないことから，それが感染源となるリスクは少なからずあると思いますので。
勿論、異常経過の際の使用の場合は、感染のリスクを上まってあまりあるものだと思いますが。
抜歯後は、開放創のままにして、適度な含嗽を水だけでするのが、一番予後が良いように思います。適度なと言ったのは、頻回に含嗽を繰り返すと、血餅が脱落しそれがドライソケットの原因の一つとなるからです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0925-06:00-5） - 「糖質制限とビタミンC」についてのメールです。
糖質制限時におけるV.Cの必要量について私なりに考えてみました。結論から言えば、糖質主体の食生活におけるV.C.の必要量は参考にならず、もっと少ないのが普通なのだと思います。以前からビタミンCについて腑に落ちないことがあります。ビタミンCが植物の果実や葉に含まれているのは事実だとしても，それを食べて「含まれる全てのビタミンC」が摂取できるはずがないからです。
V.C.の不足として有名な病は壊血病。wikiによると、コラーゲンの生成にV.C.が必要であり、それが不足することで壊血病になります。大航海時代、洋上におり新鮮な食物をとれない環境にいた航海士の多くがこの病にかかったそうです。
V.C.の体内への取り込みにはGLUT1が必要。GLUT1といえば、グルコースの輸送体です。詳細は調べていませんがこのサイトによると、
高血糖は免疫細胞へのビタミンCの取り込みを阻害します。ビタミンCとグルコースは似た構造をしています。そして細胞内へのビタミンCの取り込み（輸送）はグルコースの取り込みを担当するグルコース・トランスポーター（GLUT1）によって行われます。したがって、高血糖になるとビタミンCの細胞への取り込みが阻害されます。とあるように、V.C.とグルコースは競合するようです。
ここで、大航海時代の壊血病および、現代におけるV.C.の摂取量について考察します。 洋上を航海するため、日持ちのする食料を選択する必要があります。当時の食事についての資料等にあたらねばなりませんが、恐らく干し肉に酒にパンといったあたりでしょう。糖質はかなり多めに取られていたことが推察されます。また、現代における食事内容についてはいわずもがなです。糖質が多く存在すると、GLUT1の多くはグルコースの輸送に割り振られてしまうため、V.C.も過剰に存在しなければ釣り合いが取れなくなっていると考えられます。ゆえに、高血糖の状態がなくなれば、必然的にV.C.の必要量も目減りすると思われます。
糖質食中におけるV.C.の量と、グルコースの量の存在比を考えてみます。V.C.は一日100mg摂取することが推奨されています。カロリーベースで糖質:タンパク質:脂質=6:2:2とし、一日2000kcal採るとした場合、グルコースの摂取量は350gになり、グルコース：V.C.=350(g):100(mg)の時病気にならないと言えます。
かなり乱暴な推論ですが、この比率分取っていればよいとすると（←かなり無茶な仮定）、糖質を一日50g採る場合、14mg程度で済むということになります。実際はグルコースが減ることでGLUT1がV.C.の輸送により働けるようになっていると思いますのでもっと少なくても良いように思います。
論理の飛躍が多々あるとは思いますし、これ以外の要素（たとえば腸内細菌等）があると思いますが、現在先生が健康で居られるということが食事由来のV.C.の必要量がそんなに多くないことを証明しているように思います。
まとまっていませんがとりあえずこんなことを思いました
なぜかというと，細胞質に含まれるビタミンCを摂取するためには，植物の細胞壁を破壊する必要があるからです。つまり，加熱していない野菜などを長い時間をかけて奥歯ですり潰して初めて，ビタミンCは吸収可能な状態になりますが，ちょっと噛んだくらいではビタミンCは細胞壁の外には出てこないはずです。
通常の食生活では，植物体のビタミンC含有量（＝ミキサーで植物体を破砕して測定する）と，それを食べた際の吸収量は乖離している可能性があるのではないでしょうか。
また，「加熱してもビタミンCが破壊されない野菜」としてはジャガイモが有名ですが，こちらは糖質の塊ですから，上記の理由からビタミンCの細胞内輸送は阻害され，これまた含有量と吸収量は乖離している可能性が高いです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0925-06:00-6） - 光文社の担当編集者から，今月の新刊新書5冊が送られてきましたので，ちょっと宣伝。ワタシ的に一押しはもちろん『ユダヤ人とクラシック音楽』。私は，「ユダヤ人・ユダヤ系のピアニストを5人挙げろ」という問題がでたら即座に答えられますが，こういう視点で本が書けるとは思っていなかったです。これは是非読まねば。
あとは近藤先生の本と論文捏造の本も読もうかな。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0925-06:00-7） - 「合成界面活性剤」についてのメールです。
合界の９／２４、６：００提示の意見、もっともです。洗剤だろうが石けんだろうが、当然使わないに越したことないです。いろいろ割愛し、散文でわかりにくく申し訳なかったです。
暮らしの選択は、企業のマーケティング戦略に持っていかれてしまうなあ、困ったなあ、難しいなあ、ということが書きたかったのです。
洗剤メーカーの広告費はナン億円、環境NPOの活動費はナン万円。安くて空腹を満たすファストフードの広告費はナン億円、糖質制限の情報に予算ナシ。情報の目立ち方が全然違うから、目立つほうに人の目は自然に向いていってしまう。
人間、本当に困って土壇場に追い込まれなければ、思いきった新しい選択はできないもの。若くて健康で問題のないうちは、子らは何も学ばないし、学ぶ必要も感じないでしょう。親でもそれはどうすることもできなくて、歯がゆいのです。「こんな本あるよ。読んでみる？」って子どもに水を向けても、それは親から問題集を渡されるような、ウザ～い気分だと思います。
だから、どうしようもないな。必要に迫られなければ、残念だけど、気のない子はひらがなひとつ覚えないな、という思いなのです。
うまく書けませんですが。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0925-06:00-8）
2014/09/24
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0924-06:00-1）
- 「歯科・糖質制限・湿潤治療」というメールをいただきました。
糖質制限と歯科に関するスレッドがしばらく前にありましたが、絶えて久しいのでまたどなかた再開していただけるとうれしいです。
歯科の悩みはずっと抱えており、歯科医に相談する時も糖質制限と歯科の関係など情報があると参考になります。歯周病の場合に常在菌がなぜ悪さをするのか歯科衛生士の方に聞いてみても「そこまではわかりません」とのことでした。常在菌との共生モデルを越えて長生きするようになっているためでしょうか、あるいは長年の糖質などで不可逆の変化が起きてしまうのでしょうか。
この度抜歯をすることになり、夏井様のページで「質問に回答！」のコーナーで「抜歯後のドライソケット」の項目の、アルギン酸塩被覆材を使ってもらえないかと相談したのですが、口腔内は湿潤環境なので湿潤治療をわざわざする必要はないと言われました。それはもっともだと思いますが、もしアルギン酸塩被覆材を使った場合に治癒が加速されるならばそのメカニズムはどういうものが考えられるでしょうか。
予定されている治療では、抜歯後にガーゼを噛んでおくなどの注意書きをいただいていますが、この場合でも湿潤療法の考え方をベースに患者側の対処で治癒を早める工夫はあるでしょうか。
抜歯後のガーゼや消毒の話題も過去にあったと思いますが、もし可能でしたら再度取り上げていただけますと有難いです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0924-06:00-2） - 「合成界面活性剤」についてのメールです。
石鹸の方が良い場面があることは否定しませんが、常にそうであるとは限りません。大事なのは「過剰に・不必要に使わない（石鹸も洗剤も）」であって、「合成洗剤よりも石鹸を」ではないはずです。この問題，最後は「なぜ人間は体を洗うのか？」，「体を洗わないと不潔，という意識はいつ生まれたのか？」という命題に行き着きます。
長い間熱意を持って活動されている点には敬意を覚えますが、情報の適切なアップデートも必要ではないかと感じました。
少なくとも、首都圏等、大多数の都市で生活する上では、現在敢えて石鹸を使う必要性は感じません。件の「みずがめ」周辺でも大部分では同じでしょう。下水以外の施設も含め、汚水処理人口普及率が98.4%（昨年3月末時点）という非常に高い数字を実現しているようですから。直接流入していた生活排水が汚染源となっていた過去とは状況が全然違います。
加えて、石鹸“も”環境に負担をかけるものであることは忘れられていないでしょうか。石鹸が生体に「優しい」理由は、取りも直さず「洗浄能力が弱いから」であって、洗浄能力が求められる場面では無駄に量を多く消費し、その分環境に余計な負担をかけることになります（天ぷら油を流すようなものですし）。少量の合成洗剤で済ませるのとどちらがマシか、しっかり比較する必要があります。
洗剤を製造している大企業もバカではないので、過去問題になった生分解性の低さや有機リン等の欠点には、当然対処をしていますし。
※ただパーム油を原料とした洗剤なんかはちょっと…
最後に。参考にしたサイトを紹介します。
⇒【合成洗剤か？ 石鹸か？】
ここで紹介されている大矢先生のサイトは次に移っているようです。
⇒【洗浄・洗剤の科学】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0924-06:00-3） - 【“糖質オフ”中でも食べたい！低糖質カフェ、ヴィーガンマフィン】
目黒区自由が丘の「Magico」が紹介されています。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0924-06:00-4） - 糖質セイゲニストって，1日にどのくらいのビタミンCを摂取すればいいのでしょうか。というのは，私は2年半以上，果物をほとんど食べていないし，生野菜もたまに食べる程度だからです。これで教科書に書かれている「ビタミンCの一日摂取量」に達しているとは到底思えません。
それなのに，ビタミンC不足による症状はなさそうだし，体調不良もありません。
以前，江部先生のブログでは「超低炭水化物食だとビタミン C が尿細管で再吸収されるため、ビタミン C の必要量が極端に減る」という発表（？）が紹介されていましたし，乳酸菌（＝腸内常在菌）もビタミンCを産生しているようです。もしもこれらが事実だとすると，私が2年半以上，食物からビタミンCをほとんど摂取していないのに壊血病を発症していないという現象が説明できそうです。
「ビタミンCは必須栄養素だが，体内で合成できないため，常に食物から摂取しなければいけない」というのが生理学・栄養学の常識です。ビタミンCは「生命維持に必須の栄養素で，体内で産生できないため外部から摂取しなければならず，取り入れたとしても体内に貯蔵もできないため，絶えず摂取を続けなければいけない物質」だからです。
しかし，へそ曲がり的に考えると，それほど重要な物質の合成能を失うことは生物として致命的な欠陥になるはずです。なぜかというと，ビタミンCを含む果実などが採集できなくなる季節には容易にビタミンC不足となり，生命維持に不利になるからです。
それにもかかわらず，ヒトがビタミンC合成能を失ったということは，ヒト本来の食生活（＝糖質制限）をしている分にはビタミンCを摂取する必要がなく，農耕開始（＝糖質大量摂取開始）とともにビタミンCを食物経由で摂取することが必要になった，という可能性が浮かび上がります。
また，糖質制限を続けることで腸内細菌叢が変化し，ビタミンCを産生する常在菌が増えた，という可能性もあります（糖質制限をすると小腸内のブドウ糖濃度は低下し，ブドウ糖を利用する細菌は減少するはず）。
つまり，「ヒトは生命維持に必要な機能（＝ビタミンC合成能）を説明のつかない理由で失った」のではなく，「人は生命維持に必要でない機能を合理的な理由から切り捨てた」となります。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0924-06:00-5）
2014/09/22
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0922-06:00-1）
- 【糖質制限：食事を教えて下さい】に追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0922-06:00-2）
- 「高齢医師の働き方の１提案」というメールをいただきました。皆様，いかがでしょうか。
【高齢医師の働き方の１提案】この先生と直接連絡を取ってみたいという先生がいらっしゃいましたら，とりあえず私にご連絡ください。
現在日本の男性の健康寿命は７０歳、現在６３歳で老健医師をしています。１人医師なので２４時間３６５日オンコールの状態が続いています。
健康寿命を考えて残る数年を引退するのではなく、もう少しまとまった時間がとれて、家族との時間や新たな学びにも挑戦できる勤務体制ができないか考えています。
パート勤務ではなく、一人勤務を二人でシェアして交互に長期のフリーの時間を取り合うことはできないものでしょうか。３ヶ月交替や半年交替とか、よりフレキシブルに適宜交代するという働き方はいかがでしょうか？（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0922-06:00-3） - 合成界面活性剤についてのメールです。
ある集まりがあり、古くて新しい環境問題を、あらためて考える機会を得ました。こちらでは日本を代表する湖を抱えており、夏にはクリーン作戦をやってます。
台所や洗濯の合成洗剤をやめて石けんにしましょうね、天然の界面活性剤なら微生物が食べて自然に返るから、水質が守られますよ。と、２０年同じことを喧伝してて、家でできることを私は続けています。
家の子らは、自分でシャンプーやボディーソープやヘアケア商品を選べる年齢になると、ドラッグストアーでいいように選んでくるようになりました。
大企業の大量CM(洗脳といっていいのか)にはかなわないのですよね。
新生児のドライテクニックはとても理にかなってますね。そのむかしの産科では、退院記念にもらう試供品の中にベビーソープもあり、使うものだと、思ってしまっていました（これも洗脳ね）。情報のある今は、赤ちゃんたちも幸せです。
「この洗剤を使って子どもの肌着を洗うと肌がガサガサになるなあ」と、子が小さいころには違いがよく分かっていました。今はあまり気にしなくなったけど、本当は、気にしたほうがきっと肌がかゆくならないはず。気にしようと思いました。
最近は化粧品から合界を抜いていて、お肌の調子もとても良いので、いっそうよく分かります。湖の水質以上に、自分の美肌のほうがいっそうの関心ごとですが、水質も肌も生態系のうち。水質にいいと肌にいいとのベクトルは同じ。
問題は、こういうことを誰かが親切に教えてくれるわけではないってことです。合界の洗剤も化粧品も、永遠に不滅です。
家の子らにボディーソープをやめてお湯洗いか石けんでと言っても、信じそうにありません。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0922-06:00-4） - てしま皮膚科・形成外科の手島先生からの報告です。
保育園でお父さんお母さんと園の先生を対象に、湿潤治療講座の講師をつとめて参りました。保育園，幼稚園，學校などでの湿潤治療の講演を希望される方は，是非，手島先生に連絡を取ってみてください。素敵な講演をしてくれるはずです。
一時間超の講演は初めてで、自分でもうまくやれる自信があったわけでは無いのですが、参加者の皆さんには大変好評で、反応も極めて良好でした。参加者の方には、最近夏井先生の出演されたテレビ番組を見たばかりで、今日の講座を聴くのも楽しみにしていた、とおっしゃる方もいて、地味にプレッシャーをかけられた感じでした（笑）
終了後のアンケートを見ると「キズパワーパッドなどの使い方で困ることがあったけれど、今日の講義で疑問が解消した」と、既に湿潤治療を実践している方からの頼もしい回答もある一方で、「湿潤治療のことは知っていたし興味もあったけれど、難しそうだから手を出せずにいた」という回答も多くみとめました。
やはりそうそう頻繁に怪我するわけでも無い一般の方には、チャレンジする機会自体が少ないだけに敷居が高いのだなと思います。
今後は私もクリニックで患者さんの治療に当たるだけでなく、地域の方々に向けて、わかりやすく、取っ付き易い湿潤治療の説明を繰り返し行っていこうと、志を新たにしました。
夏井先生がこれまで散々さまざまなメディアを通して撒いて来られた湿潤治療の種は、確実に一般の方の土壌に根付いてきています。私はそこに水を撒き、緑の芝生の面積を広げるお手伝いをして行きたいと思います。
ちなみに、父母の次に狙っているのはジジババ層です。「孫が怪我した！その時どうする！？」「アクティブシニアに贈る、簡単＆美しく治るキズの治療講座」など。まだまだお元気なオーバー還暦世代に向けた湿潤治療講座、面白そうではないですか？（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0922-06:00-5） - こんなメールをいただきました。
沖縄でも糖質制限がさかんです「糖質・カロリー制限食」とのことですが，沖縄の渡辺信幸先生のMEC（肉・卵，チーズ）
⇒【健康ビジネスを発表 4社が年間報告県創出事業】とはどういう関係になっているんでしょうか。また，糖質制限ならカロリー制限は不要，というのが糖質制限サイドの常識だと思うのですが・・・。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0922-06:00-6） - 「爪甲剥離を自力で治療」というメールです。
怪我の素人治療で、新たな挑戦をする機会がありましたので、投稿させて頂きます。爪の不完全剥離では，爪甲の下に血液やリンパ液が溜まらなければ感染を起こすことはまずなく，爪床は爪の下で自然に上皮化します。そして，剥がれた爪の下に新しい爪が伸びてきます。受傷から2～3週間後に爪半月のあたりまで新しい爪が伸びてきて，その頃から古い爪が徐々に剥がれ始め，1～1.5ヶ月で古い爪は完全に剥がれて落ちます。
昨日，不注意で足を引っ掛け、右足中指の爪が1/4ほど剥がれてしまいました。完全に剥がれてしまった訳ではないので、爪の下が化膿しないようにしばらくドレナージをしておく必要があると思い、ループ状ナイロン糸を試してみることにしました。
最寄りの手芸店でテグスを買ってきて、ループ状にして、爪の間に突っ込んでおきました。ちなみにこのテグスは1号(0.17mm)で、二重のループにしています。傷口の洗浄は水道水で血を洗い流した程度で、消毒は全くしていません。
今のところ、多少の違和感がある程度で、不愉快な痛みは無く、歩行にも支障は起きていません。
変化がありましたら、また報告させていただこうと思います。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0922-06:00-8） - 「ラフマニノフの第2協奏曲第1楽章，Lloydさんによるピアノソロ用編曲の楽譜化」，一部修正しました。
「浅田真央バージョン」のステップのシーンで左手でメロディーを演奏するように変更してみました。音域をオクターブ上げたほうがすっきりするかな？
◆ Lloydバージョン・・・【PDFファイル】，【Finaleファイル】 ◆ 浅田真央バージョン・・・【PDFファイル】，【Finaleファイル】 ◆ ◆ 元ソース・・・【Lloydさんの演奏（MIDI file）】，【MIDIファイルの楽譜化】 （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0922-06:00-7）
2014/09/20
【06:00】
- 【糖質制限：食事を教えて下さい】に追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0920-06:00-2）
- 私の本のイラストをいつもお願いしているCHIMAさんの巨大イラストがJR中央総武線の千駄ヶ谷駅で見られます。コインロッカー全面を使った「千駄ヶ谷駅周辺の地図」とのこと。中央総武線を利用している人は是非，千駄ヶ谷駅でちょっと降りてご覧ください。
ちなみに私は講演のために，これから福岡に向かいますが，ちょっと遠回りになりますが総武線で途中下車し，「コインロッカー壁画」を見てから東京駅経由で羽田空港に向かおうと思います。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0920-06:00-4） - ピアノ系メーリングリストで紹介されていた本を衝動買い！ だって，スクリアビンの『炎に向かって』や『練習曲 Op.42-5』，『第10ソナタ』は個人的に「至高にして究極のピアノ曲」として認定していますから（演奏はいずれも神＠ホロヴィッツ）。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0920-06:00-3） - 昨日，購入・ダウンロードしたマイナー系ジャズトリオ。
◆ Greg Reitan ◆ Hal Galper ◆ Hal Galper Trio （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0920-06:00-1） - 【カリフォルニア初の地下水規制法が成立】
地下にあるだけの地下水を技術とエネルギーを投入しまくって汲み上げ，荒地に散水して農地に変えることで，アメリカは世界の穀物生産を担う穀倉地帯に生まれ変わり，本来は乾燥気候だったカリフォルニアを一大果物産地に変えました。
しかし，無尽蔵にも思えた帯水層は実は有限の資源で，しかも確実に枯渇に向かっていて，帯水層の復活はほぼ絶望的とわかって初めて，アメリカは地下水の取水制限に取り組むことにしたようです。しかし，農業ロビー団体の圧力にため，取水制限法が実効するのは遥か先。恐らく，汲み上げられる地下水がなくなってから取水制限が行われることになるでしょう。
アメリカ最大の地下水源であるオガララ帯水層は，恐らく30年で枯渇します（帯水層に蓄えられている水の量はかなり正確にわかっているから）。そうなるとアメリカ人が使える水源は1920年代以前に逆戻りで，ロッキー山脈に冬に降った雪が春に解けてできる河川と五大湖だけになるはずです。その時，アメリカ農業と穀物生産がどうなるのか，ちょっと想像したくない状況になるはずです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0920-06:00-5）
2014/09/19
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。うち2例は「その後の経過」ですが，時間の経過とともに傷跡が目立たなくなっていくことがわかります。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0919-06:00-1）
- てしま皮膚科・形成外科の手島先生から「こども向け湿潤治療講座」で使用した資料をいただきました。ご自由にお使い下さいとのことです。
なお，このファイルは「まずここを」からもダウンロードできるようにしておきました。
⇒【湿潤治療ジュニア講座】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0919-06:00-5） - 「新生児のドライテクニック」についてのメールです。
小児科医です。
新生児のドライテクニック、すごく理にかなっているし、実際NICUに研修していた時はやっていました。ただその後、HIVの問題がでてきて、感染予防のために、産まれた直後に沐浴させて、血液と羊水を洗い流すといいと書かれていて、結局今の病院では、ドライテクニックまで踏み込めていません。
必要なウイルス検査は、妊婦さんにしていただいていますが、それでも血液や羊水を扱う際のリスクは当然ゼロになるはずもなく、悩ましいところです。スタッフに手袋をしてもらって赤ちゃんを扱うというのも現実的ではなく、せめて、石鹸の不使用を勧めて、調子の良くなかった子どもの沐浴を遅らせる位が関の山です。
ただ、その後の石鹸不使用、沐浴剤不使用、ガーゼ使用禁止で、肌のトラブルが激減していますので、ぜひやっていただけたらなと思っています。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0919-06:00-2） - 「ラフマニノフの第2協奏曲第1楽章，Lloydさんによるピアノソロ用編曲の楽譜化」ですが，一部修正しました。
また，昨日予告した「浅田真央さんが競技に使用した5分間バージョン」も追加しました。
◆ フルバージョン・・・【PDFファイル】，【Finaleファイル】 ◆ 浅田真央バージョン・・・【PDFファイル】，【Finaleファイル】 ◆ 元ソース・・・【Lloydさんの演奏（MIDI file）】，【MIDIファイルの楽譜化】 （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0919-06:00-4） - 【人工甘味料が耐糖能異常を引き起こして糖尿病を引き起こす可能性】
「ネズミに投与して問題が発生したから人間にも同様の現象があるかも・・・」というネズミの食生活と人間の食生活の根本的違いを無視した，トンチンカン的研究ではないかと思います。
それと，糖尿病や肥満を問題にするなら，問題の本質は肥満の根本的原因である糖質摂取にあります。糖質に比べたら人工甘味料の問題は枝葉末節の問題です。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0919-06:00-6）
2014/09/18
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。いずれも，これまで紹介した症例の「その後」です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0918-06:00-1）
- 「新生児のドライテクニック」についてのメールです。
先月（2014年8月）に第三子を出産しました。三人とも同じ産院で出産したのですが三人目で初めてドライテクニックというものを行われたのでご報告したいと思います。
ドライテクニックとは、新生児の沐浴を数日しないで過ごすことのようで、出産直後の血や羊水などを拭き取るだけで極力胎脂（生まれたての赤ちゃんの皮膚についてる脂）を残すこと、だそうです。
メリットとして、ネットで検索するといろいろ出てきますが私の出産した産院では、
☆ 体温維持と低体温症の防止 ☆ 皮膚の保護（保湿） ☆ 沐浴による体力低下の防止 ☆ 肌のバリア機能の向上 と説明されました。いわゆる石けん・シャンプーレス生活ですよね！！うれしい反面、産後5日目からは毎日しっかり石けんで沐浴されていました、、、（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0918-06:00-2） - 「糖質制限で妊娠・出産」というメールです。
今回の妊娠・出産はゆる糖質制限生活をしながらの出来事でしたので、私の場合の糖質食生活との違いもご報告したいと思います。
☆ つわりは私の場合三人とも特に変化はなく、ほとんど症状がなかった（体質の問題？） ☆ 非妊娠時と比べて体重増加はあまり変わらなかったものの、体系が全然違った！お腹だけぽっこり飛び出して、出産直後からくびれが復活！産後、脂肪がついているのは胸とへそまわりだけ！ ☆ 第一子 ２９６４グラム、第二子 ３５０６グラムに対して、第三子 ２８７８グラムで一番小さかった ☆ 非妊娠時は糖質をまあまあ食べると頭痛・胸焼け・睡魔が襲ってきたが、妊娠・授乳中は結構糖質を摂取してもそういった症状がでない（胎児・母乳に使われるから？） ☆ 肉や野菜の多い食生活だからか、貧血検査でほぼ異常なしだった（第一子、第二子はしばらく鉄剤服用） ☆ 第二子授乳中に糖質制限食を徐々に始め、大豆製品・鶏卵の食べ過ぎにより第二子に食物アレルギー発症。
妊娠中・授乳中の方は、食物アレルギーになりやすい卵・乳製品・豆類などの食べ過ぎには注意が必要だと思います。糖質制限のアンケートを見ると男性や出産を終えた女性が多いようですが、一例というか、これから妊娠・出産される方の参考になれば幸いです！（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0918-06:00-3） - 「ラフマニノフの第2協奏曲，Lloydさんによるピアノソロ用編曲の楽譜化」ですが，一部修正しました。
次は，この楽譜を元に浅田真央さんが競技で使用した短縮バージョンの楽譜を作ってみようと考えています。作ると言っても，パーツを切り貼りするだけでできちゃいますけどね。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0918-06:00-4）
2014/09/17
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0917-06:00-1）
- 「糖質制限の排毒作用」についてのメールです。
安易に使用てしまったと9/13に述べておられますが、この方に非はなかったと思います。次回から表現に気をつけられることですね。それより体調が良くなられたのが何よりです！
9/12のコメント読みました。仮説ですから欠点は沢山ありますが反証がなければね・・・
また無理に落とすというよりも、自然にこの言葉が腑に落ちる、だから自然に口から出てくると思います。危うさと言っておられるものに、現実味があるかどうか詳細も分からないのでやはり同意し兼ねますね。
そろそろこの辺でいかがでしょうか。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0917-06:00-2） - 「ラフマニノフの第2協奏曲，Lloydさんによるピアノソロ用編曲の楽譜化」ですが，一応，第1楽章のすべての音符を入力完了しました。この編曲に出会ってから15年余，いつか楽譜にしてみたいと考えていましたが，ついにここまできました。感無量です。これから音符や臨時記号のチェック・修正作業にとりかかる予定ですが，実際の演奏には十分に耐える出来だと思います。
楽譜サイズは見栄えの良さからB4バージョンのみとしました。また，16分音符の連桁を切り分けたほうが良い箇所も多数残っていますが，これは隙を見て取り掛かろうと思っています。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0917-06:00-3）
2014/09/16
【08:30】
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0916-06:00-1）
- 「外傷を湿潤治療している医師：兵庫県」，「熱傷を湿潤治療している医師：兵庫県」に神戸市垂水区の中嶋医院（内科・呼吸器内科）／中嶋泰典先生を追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0916-06:00-5）
- 「プラスモイストP取り扱い薬局：福島」にクオール薬局郡山3号店，「プラスモイストP取り扱い：兵庫」にかりん薬局を追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0916-06:00-2）
- 「盲導犬の傷はフォークか皮膚病か」についてのメールです。
獣医師です。
盲導犬の件ですが、初めて患部のアップ写真見ました。うーんこれはフォークじゃないと思います。間隔不揃いですし。
もともと状況的に不自然さは感じていました。通勤時間帯にも関わらず一人も目撃者がいない。そもそもフォークを持ち歩いて刺すという行為自体無理がありますよね、なぜフォークなの？ またフォークで刺した場合目立った出血はないと思います。（出血しているのを通勤途中で指摘されたそうですが）
うちにも盲導犬の患者さんいますが、普通に治療の痛みには反応します。仕事中とそうでないときは多少は違うかもしれませんが、突発的な日常感じない激しい痛みに対し微動だにしないということは生物としてありえないです。逆にもしそうであるなら、状況によっては盲導犬を使う人を守れないということにもなります。
皮膚病というより皮下膿瘍が破れた（血膿であれば一般の方には出血に見える）というのが写真見る限り妥当ではないでしょうか。ただし皮下膿瘍となると、何か原因が無いと。皮膚病からというのはちょっと無理があります。
考えられるのは猫に引っ掻かれてなどが多いです。当初は引っ掻かれた穴はほぼ気づかないくらい小さいですが、じわじわと皮下で化膿が進行します。
見た目は皮膚病の線もありますが、出血を指摘されたというのが気になりますね。
この件に関してもそうですが、マスコミが取材したことを正確に伝えているかも気になるところです。でないと診察した獣医師の名誉も損なわれてしまいます。マスコミを通すと「かもしれない」が「そうであった」になるのは茶飯ではないでしょうか。記者の思い込み、独断は数日前にも明らかになりましたね。ましてネタとしてはこんなにセンセーショナルなものはありませんから。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0916-06:00-3） - 「一流アスリートの管理栄養士」についてのメールです。
テニスの錦織くんが決勝で負けたのは、残念でしたが、テニスで言えば、ジョコビッチが、グルテンフリーダイエットを行い２０１１年に大活躍をしました。
欧米人にとって、グルテンフリー≒糖質制限になっていると思います。以下を参照ください。
⇒【王者に必須だった世界1位ジョコのグルテンフリーダイエット】，【ジョコビッチ「生涯最高の一撃だった」コメントで振り返る全米オープンテニス・男子編】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0916-06:00-4） - 先週，とある医学雑誌から「外傷治療について論文を投稿して欲しい」という依頼をいただきました。これまでは，以前に書いた同じような投稿論文をコピペしたものを投稿していましたが，今回はどうにも気が進みません。医学雑誌に投稿するという行為自体に無駄が多く，論文を投稿することに飽きたからです。紙ベースの雑誌に投稿することに意味が見出せなくなったからです。
私は何度か「医学雑誌は紙ベースでなく，ネット配信の形にすべきだ」と書いてきました。紙ベースでなくネット配信雑誌にすべき理由は山ほどあります。
◆ 論文に画像も動画も直接貼り付けられる。 ◆ 画像（動画）はフルカラー，フルサイズで掲載できる。紙ベース雑誌だと紙面のサイズより大きな画像は貼れない。 ◆ 内容の修正が極めて容易なので，常に最新のデータに書き換えられる。紙ベース雑誌だと掲載された内容に間違いを発見しても修正できない。 ◆ 字数制限，使用できる写真の枚数制限がなくなる。逆に言えば，現在，論文に字数制限があるのは紙ベースの雑誌だから必要であることが分かる。 ◆ 論文内検索，複数の論文の横断的検索が極めて容易。紙ベース雑誌では検索はほぼ不可能。 ◆ 紙ベース雑誌に特有（と思われる）の「字数制限」がなくなれば，字数に合わせる必要がなくなり，論文を書く方の労力が減る。 ◆ 紙ベース雑誌が求める論文は「湿潤治療の解説」であり，15年前から私が本や雑誌やネットに散々書いてきたものだ。
同じ内容の論文が求められているならコピペで十分である。
コピペで十分なはずなのに，各雑誌ごとに投稿規定が異なっているため，それに合わせて書き直す必要が生じ，これがまた面倒。◆ 「同じ内容の文章の使い回し」ということは，プログラミングでいうサブルーチンだ。サブルーチンを呼び出して本にするだけなら，HTMLで論文を書くべき，という結論になる。 そういうわけで，今回の某出版社からの論文投稿依頼は，お断りさせていただこうと考えています。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0916-06:00-6） - 「ラフマニノフの第2協奏曲，Lloydさんによるピアノソロ用編曲」ですが，350小節目まで楽譜化しました。あとはコーダの部分だけです。Lloydさんの編曲の音符を拾ってみると，改めて，よく出来た編曲であることがわかります。
なお，「A4でなくB4で楽譜を作成すると実際の楽譜サイズに近いです」というアドバイスもいただきましたが，確かにA4だと譜面がせせこましいですね。・・・というわけで，A4とB4，両方の譜面を作成しました。B4バージョンをA4用紙で印刷する際は「用紙の大きさに合わせる」というオプションを選択して印刷して下さい。
◆ 【作りかけのPDFファイル:A4】／【作りかけのPDFファイル:B4】 ◆ 【Finaleファイル】 ◆ 【元ソースであるLloydさんの編曲（MIDI file）】 ◆ 【MIDI fileの音符】 （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0916-06:00-100）
2014/09/13
【06:00】
- 「一流アスリートの管理栄養士」というメールをいただきました。
さて、錦織圭、高梨沙羅、浅田真央，みんな同じ管理栄養士なんですね。
やたら、栄養バランスを強調し、きれいな円グラフになるよう指導しているそうです。きれいな円グラフに何の価値があるのでしょうかね。三大栄養素はきれいな正三角形にとｗ
漫画家の基礎練習じゃあるまいし。
試合の前は、炭水化物主体とのこと。３人とも、最後の最後で惨敗したのは、こういう栄養指導にも原因の一端があるように思います。体力面もさることながらメンタル面においても。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0913-06:00-1） - 「痛風と糖質制限」についてのメールです。
尿酸の基準値を7mg/d以下に置く理由は、血漿中の尿酸の溶解度を基準にしたものです。通常の条件では、血漿の中で尿酸は7mg/dLまでは溶けます。しかし、これを超えると結晶になる傾向があります。
＞つまり、糖質制限をした状態での「健康と思われるデータ」というのは存在しません（そもそも『健康である状態』をどう定義するかも問題がありますが）。糖質制限をしても溶解度が増えない気はします。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0913-06:00-2） - 「糖質制限の排毒作用」についてのメールです。
先日、安易に『排毒作用』という単語を使用してしまった者です。
糖質制限開始後、数週間後より身体に悪い変化が起きたけれどその後なくなったという経験談が知りたかったのです。糖質制限を始めてから起こってしまう悪い反応に不安になり、夏井先生や江部先生、たがしゅう先生のブログ等を読み安心を得ています。
今回、何の気なしに排毒作用と言う言葉を使用したことで、色々な意見を頂き、表現の難しさ・単語を用いる時に慎重にならなければならない事を感じ、勉強になりました。意見を下さった皆様に感謝致します。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0913-06:00-3） - 「盲導犬の傷はフォークか皮膚病か」というメールをいただきました。
【毎日が３K日記】この画像を見る限り，受傷当日とすると発赤が強すぎる気がしますが，獣医の先生方，いかがでしょうか。
皮膚のプロとして、夏井先生の御意見賜れればと思いメールしました。これがもし、皮膚炎だった場合、諸問題があります。
少なくとも「ついさっき，フォークで刺されました」とこの傷を見せる患者が来たら，「本当に今日刺されたの？ 数日前から腫れたり痛みがあったりしなかった？」と聞き返すでしょうね。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0913-06:00-4） - 「ラフマニノフの第2協奏曲，Lloydさんによるピアノソロ用編曲の楽譜化」ですが，さらに数小節追加しました。
このような元楽譜から音符を掘り出して
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0913-06:00-5）
2014/09/12
【11:30】
- 先日のTBSテレビ『上田晋也が真相直撃！「ニュースの巨人」』のYouTube映像です。
⇒【その1】，【その2】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0912-11:30-1） - 「痛風と糖質制限」についてのメールです。
スタンダードとスーパーの間くらいの糖質制限を続けている内科医ですが、最近の痛風などのコメントに思うところがあり、メールをさせていただきました。この先生が指摘なさっているように，これまでの「正常値」とは「大量の糖質摂取状態での正常と思われる値」であり，それが糖質セイゲニストに当てはまるかどうかはわかりません。だから，世界に先駆けて糖質制限ライフを楽しんでいる人間のデータを集積し，そこから「次世代の正常値」を見つけていく作業が必要と思われます。正常値，異常値の概念自体が大きく変化する可能性もあります。
私自身、今年の健診で尿酸値の上昇（6.1→7.8）を指摘されました。糖質制限前は正常範囲でしたので、糖質制限による影響があると考えています。
しかし、以前にもメールしましたが、糖質制限をした状態で、尿酸値やコレステロールなどの数値は、どの程度が正常なのか、というデータは存在しません。現在正常範囲と言われているものは、「糖質を多量に摂っている中で健康に思える人」を集めてきてデータをとり、その標準偏差に入ったものといった感じで決められていると思います（かなりアバウトな表現ですが）。
つまり、糖質制限をした状態での「健康と思われるデータ」というのは存在しません（そもそも『健康である状態』をどう定義するかも問題がありますが）。
このため、尿酸値が上がったことが問題なのか、それとも良いことなのかは、10年や20年といった時間が経過してみないと、判断できないと思います。
なので、私自身は尿酸値の上昇に関しては、人体実験のつもりで経過をみようと思っています。
母集団の違うデータを基に、現在の状態を判断するのはかなり難しいので、現時点で結論を得ようとすると間違いの原因になるように思います。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0912-11:30-2） - 「糖質制限の排毒作用」についてのメールです。
排毒について色々投稿があって賑やかなようですが、「排毒」という単語については、私も良い印象を持ちません。言葉には一義的なものと多義的なものがあります。
なんらかの疾患が治癒していく過程で体に起こったことを「毒を排出しているのだ」という表現で一括りにしてしまうのは、言葉の使い方として粗雑で論理の飛躍があると思います。
そもそも、毒とは具体的に何を指すのか、排出とはなんなのか、そういった現象・プロセスのひとつひとつを紐解くことなく「排毒」と呼んでしまうのは、「空を飛んだら何でも鳥」というようなものです。
それが何であるのか？がはっきりしないなら、「排毒」というマジックワードで一括りにしないで具体的に「こういうことが起きた」で良いと思うのです。
実はよくわからないことを、無理に単語に落とすことはありません。
私としては「排毒」という言葉には、「その現象・効果を発生せしめた手法を理屈を問うことなく神格化」するかのような危うさを感じてならないのです。(昔の薬には「毒消し」というのがありました…実に正体不明です。)
今回の場合は「毒」という語句は後者です。化学物質として化学式で表される「毒」もあれば，なんとなく体調を悪くするもの，なんとなく害悪っぽいもの，という意味での「毒」という言葉もあります。「あの人の言葉には毒がある」なんて言い方もよくされるし，「彼も毒気が抜けて人間が丸くなった」という言い方もされます。
このため，「毒といえば化学式で表せる化合物のこと」と捉えている人からすると「排毒」という文字を見ると「排出された毒素は科学的に同定されるものなの？」となるし，一方，「毒とは体調を悪化させる諸々のもの」と捉えていると「体調が変化したのは毒が排出されたから」となります。つまり，「毒」という言葉の多義性が議論を混乱させています。
本当は「化学物質としての毒」と「それ以外の毒的なもの」が別々の単語で呼ばれていればいいのでしょうが・・・。
悪いことがあると何でもかんでも悪魔の仕業にしていた時代がありました。旱魃は悪魔のせい，バッタの大発生も悪魔の仕業，自分の子供が死んだのも悪魔のせい，体調がすぐれないのは悪魔のせい・・・という具合です。しかしその中から，「旱魃の原因は冬の降雪が少なかったため」，「バッタの大量発生はその前の年の気候条件で産卵数が増えたため」，「子どもが死んだのは細菌性肺炎のため」，「体調が悪いのは穀物摂取のため」という具合になり，世の中で「悪魔の仕業」は減少したわけです。
いずれにしても，ひとつの言葉に複数の意味合いがある場合，議論する時には「自分はどういう意味で使っているのか」を明確にする必要はあると思います。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#）
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0912-06:00-1）
- 「外傷を湿潤治療している医師：静岡県」に，静岡県駿河区の恒仁会静岡広野病院 内科／小川祐輔先生を追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0912-06:00-2）
- 「糖質制限の排毒作用」についてのメールです。
数日前に、排毒作用という言葉を使用してほしくない、という旨のコメントがいくつかありました。勿論尊重されるべき要望ですが、ただその時の理由が、「エセ科学的だと感じます」「胡散臭くなる気がしてなりません」といった主観的なことが理由のようでした。
しかし、排毒は少数派ながら一定の割合で支持されている概念・仮説です。
今回のように、ある程度支持されている言葉や概念の使用制限を要望される場合は、主観的な理由ではなくて、少しでも納得される形で反証をしていただきたいと思います。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0912-06:00-3） - 【ランチ代、平均520円＝消費増税が響く？】
私の昼食は「198円の6Pチーズ2片」＋「ベビーカルパス5個くらい」＋「ミックスナッツ5個くらい」＋「トマトジュース」なので，［60＋50＋20＋80＝210円］と520円どころでないやすさです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0912-06:00-4） - 「ラフマニノフの第2協奏曲，Lloydさんによるピアノソロ用編曲の楽譜化」ですが，さらに数小節追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0912-06:00-6）
2014/09/11
【09:00】
- 「糖質制限の排毒作用」についてのメールです。
アトピーとステロイドについて
排毒ではなく離脱症状なのではないでしょうか？（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0911-09:00-1） - こんなメールもいただきました。
FBのタイムラインに上がってきました。
⇒【食と健康のウソ・ホント】
ここ数ヶ月で、一気に増えましたね。
でも巷ではあまり。というか、医療機関や、老人施設なんか特に。身長・体重・BMI、必要カロリー出して、コスト削減のためカロリーは基本主食とされる米。おかずは、傍らで作ってるジャガイモ、サツマイモ等の芋類。勤務日は給食あるけど遠慮してます。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0911-09:00-2）
【08:30】
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0911-06:00-1）
- 【糖質制限：食事を教えて下さい】に追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0911-06:00-2）
- 光文社からのお知らせメールです。先日の「王様のブランチ」で放送されたTVCMも視聴できるようです。
会社のHPに、「マンガ 炭水化物が人類を滅ぼす」の特設サイトができました・・・！
⇒【http://www.kobunsha.com/special/sinsyo/natsui/carbs/】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0911-06:00-3） - 「何を食べるかではなくいつ食べるかについてのメールです。
「何を食べるかではなくいつ食べるか？」ですが、マウスはそもそも穀物摂取動物であり、それに高脂肪食を食べさせる実験というのがそもそもおかしいと思うのですがいかがなものでしょうか？
そういえば以前、認知症の研究会でとある先生が「アルツハイマーモデルマウスに高脂肪食を食べさせたところ脳内アミロイド蓄積が２倍になった」という文献を紹介されたので，「そもそもマウスに高脂肪食を食べさせるのがおかしいのでは？」と質問したところ「バックグラウンドまで調べていませんでした」とかわされてしまいました。
おそらく「マウスに高脂肪食を食べさせる」ということに違和感を持っていなかったと思われました（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#） - 「ラフマニノフの第2協奏曲，Lloydさんによるピアノソロ用編曲の楽譜化」ですが，さらに数小節追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0911-06:00-4）
2014/09/10
【08:30】
- 「何を食べるかではなくいつ食べるか？」というメールです。
「何を食べるかではなく、いつ食べるか」というちょっと変わった研究のレビューがありましたので、紹介します。こういう発想、好きです！。
⇒【食事の時間を制限したマウスは高脂肪食を摂取しても肥満やメタボリックシンドロームにならない】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0910-08:30-1） - 「糖質制限の排毒作用」についてのメールです。
「排毒」の件、みなさまのご意見「拝読」させていただきました。
アトピー性皮膚炎に対してステロイド薬を止めて生き地獄経過し、蘇生いたした４０過ぎのおっさんです。
アトピー界隈においても「排毒」や「瞑眩（メンゲン）」などのキーワードが飛び交い、一般の方には、うさんくさく感じられ、また、「薬を使うことを否定されると困る方々」にとっては、格好の攻撃ワードになっていると感じております。
さて、では「排毒」たるものは、存在しないのでしょうか？
私の一体験ですが、アトピー性皮膚炎での薬止め過程においては来る日も来る日もカレースプーン大盛りいっぱいになるほどの「皮膚」がはがれ落ちます。ほんとうに、何十日も脱皮が続きます。
また、身体半分だけから汗が流れ続ける現象が何十日も起こります。（例えば、Ｔシャツの右半分だけがビシャ濡れ）
その他、諸々、「排毒」としか言いようの無い現象が続き・・・
私だけの体験だけならば、「うさんくさい」ですが。多くの患者仲間から、同様の経験を聞いております。
ですので、これを「排毒」と捉えるのかは、個人の考え・経験にもよりますが，こういった現象は、「身体のリセット」・「身体がリセット」という言い方が適当かと感じています。
本来であれば、アトピーに関する薬止めにより生じる現象は「皮膚科屋さん」が「科学的」に検証し、「排毒」の正体を解明すべきですが残念ながら、「アトピーの悪化」としてしか判断できない思考停止状態が現状でございます。
今回は、「アトピーの薬止め」の体験談をお話させていただきましたが，「糖質制限」につきましても何らかの「身体リセット」が働いていることは確かだろうと感じます。
そして、残念ながら、医療関係屋さんが一丸となって、その謎を解明することはこの先もないのだろうと。
長々と記載してしまいましたが、数々の「排毒」を経験しつつ、その言葉の響きについては「うさんくささ」を感じ得ないものの意見でございました。多くの方が、「タンパク質多めの糖質制限」で「身体リセット」されることを祈っています。
(PS)
なお、薬を止めることによって、全てのアトピーさんが改善するわけではありません。だからこそ、「タンパク質多めの糖質制限」がアトピー改善の一助になることを期待しております。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0910-08:30-2）
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0910-06:00-1）
- 昨日は都内足立区の田中先生が見学に見えられ，今日は葛飾区の坂口先生が見学にいらっしゃる予定です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0910-06:00-4）
- 瑞光メディカルから新商品「救急ばんプラスモイスト」が販売されます。
⇒【ニュース・リリース】，【補足資料】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0910-06:00-2） - 「糖質制限とコレステロール」についてのメールです。
後期高齢者になったばかりの男子です。いいがげんな三食糖質制限を初めてもうすぐ2年になります。現在はMEC食に近い食事をしています。
高コレステロールと通風を心配されているようですが、
【１ コレステロールについては大櫛陽一氏の著作が参考になります。】
「100歳まで長生き出来るコレステロール革命」ともう一冊ですが簡単に言うとコレステロールについてアメリカでは男子500人に一人いると言われる家族性高脂血症の人しか治療する必要性が無い。だから家族性高脂血症で無いならば、コレステロールの測定すら不要である。そのほか、コレステロールの高い人の方が長生きである。むしろ薬で下げる方がその副作用で危険。と
私も生まれてこの方コレステロールの薬を飲んでいませんし、連れ合いも閉経後300程度有ったが薬を飲まずにずっと元気です。それと中性脂肪は下がっていませんか？ 私の場合は糖質制限一ヶ月半で１／４になりましたが
【２ 尿酸値の問題では渡辺信幸氏の「日本人だからこそご飯を食べるな」が参考になります。】
尿酸値に問題がある場合には特に努力しなくてもMEC食だけで下げることが出来ます。との記述があります。まあMEC食とは肉と卵とチーズを食べる食事ですがその量たるや今までの常識外。私の場合尿酸値は７．８→８．７MEC食４ヶ月後 ７．１になりました。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0910-06:00-3） - 「糖尿病新薬SGLT２」についてのメールです。
昔、私が医師になる前に2型糖尿病治療薬ノスカールという薬が、発売中止になりました。
少し調べたところ、ノスカール開発裏話というのが有りました。
「II型の糖尿病では,イ ンス リンが血中に存在 していてもそれが機能せず(これをインスリン抵 抗性 と称する),従 ってグルコースを細胞内に取り込むことができず,その結果エネルギーを産生することができないという状態 にな り,さ らに,消 費 されなかったグルコースは血中にいつまで も存在す る(高血糖症状)こととなる」そもそも出発点が間違っていれば、結果が伴わないことは当然です。
糖質摂取→食後高血糖→食後高インスリン血症→インスリン抵抗性増大 ↓ ↓ 内臓脂肪増大 膵臓β細胞の疲弊→インスリン分泌不全 ↓ インスリン抵抗性増大＝2型糖尿病
なんとクリアーカットなのでしょう。
翻ってSGLT2阻害剤ですが、糖質摂取による食後高血糖を抑えるということで理にかなった薬です。
SGLT2阻害剤の副作用といわれる事象のうち、皮疹などの皮膚障害はどの薬にもみられるものです。その頻度が高いか重篤か否かは今後注意深くみなければなりません。しかし、重篤な低血糖はSGLT2阻害剤に責任はありません。主にSU剤との併用のためです。もちろん、カーボカウンティングせず、減量もされなかったインスリン自己注射との併用も重篤な低血糖の危険もありますが。
SGLT2阻害剤は糖質制限と同じく血糖プロファイルを改善します。血糖が低下した場合糖新生が起こり、低血糖にならないのも糖質制限と同じです。SU剤を投与されていると、血糖値がそう高くないのにインスリン分泌を刺激します。正常化した血糖を更に下げるように働くわけです。さらに、SU剤やインスリンは糖新生を抑制します。
血糖が低下しても糖新生ができないというわけです。さらにさらにSU剤はカルニチンパルミトイルトランスフェラーゼを阻害し、低血糖時に脳のエネルギー源とあるケトン体（3ヒドロキシ酪酸）の合成を抑制します。
このようにSU剤とSGLT2阻害剤は併用禁忌にすべき薬剤です。私は代謝内分泌の専門医ではありません。こんな素人でも気がつくことになぜ糖尿病専門医の先生は気が付かれないのでしょうか。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0910-06:00-5） - 「リップクリーム依存症でした」というメールをいただきました。
夏井先生のサイトに出会ってから、すべて基礎化粧品をやめて、ワセリンにして約１年半ほど経つのですが，そういえば、私、重度のリップクリーム依存症だったんですが、いつの間にか治っていました！
それまでは、カバンに１本、ポッケに１本、仕事場に１本、、、もしリップクリームを忘れて出かけてしまったら、ドラッグストアやコンビニに駆け込 んでは買うような生活でした。
リップクリームを塗っても塗っても、常に唇が乾いて、その感覚が耐え切れなかったのです。今考えれば、リップクリームを塗っているから乾燥していたんですよね。
今まで一体リップクリームにいくらつぎ込んでいたんだろう、、、と思うと、いいことづくめです！
もちろん、年間何十万とかかっていた基礎化粧品のことも考えたら、夏井先生のおかげで美容代が浮きまくり、プラス基礎化粧品を使っていた頃よりお 肌の調子も良くなって本当にありがたいことだらけです。
現在３１歳で、周りの友人に基礎化粧品はワセリンのみと言うと、びっくりされるのですが、いつかそれがスタンダードになる日がくるだろうと、流行 先取り気分でおります。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0910-06:00-6） - 「糖質制限を普及させるための裏ワザ？」というメールです。
医師です。
江部先生のブログ（8月26日）で、
「2013年11月に11年ぶりに改訂された＜糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版＞（編著：日本糖尿病学会、発行所：文光堂）では、７ページに
何の根拠もあげずに、上記の記載があります。◆ 血糖値に影響を及ぼす栄養素は主に炭水化物ですが、脂質とたんぱく質も影響を及ぼします。 ◆ 脂質は食後しばらくたってから血糖値が上がる原因となります。１回の食事でとりすぎないようにしましょう。
米国糖尿病学会は、2004年以降は、患者教育用テキストブックにおいて、「摂取後血糖に変わるのは糖質のみで、蛋白質・脂質はは血糖に変わらない。」と明言していますので、日本糖尿病学会は、米国糖尿病学会に真っ向から喧嘩を売っているようなものですね。」という記事を読んでびっくりした次第です。なんとまぁいい加減な大嘘を…!! それで、本日管理栄養士を陥れる（？）罠を決行してみました。
１．まず、あまり忙しくしていない管理栄養士を捕まえて、「ネットで読んだのだが、糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版に大嘘が書いてあるそうだが、見せてほしい」と頼みます。
２．初めからぱらぱらページをめくり、「こんな短時間では探せないな」、と本を返し、「『脂質は食後しばらくたってから血糖値が上がる原因となります』と書いてあると聞いたのだが、脂質では血糖値は全く上がらない。いい加減なことを言うなと言いたい。書いてある場所を見つけたら教えてほしい」と頼みます。
３．物陰からそっと様子を伺い、罠にかかったか確かめる。当院ではこの本を使って毎週糖尿病教室を開いており、誠実な管理栄養士であれば罠にかかると踏んでいるのですが、いかがなものでしょう？（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0910-06:00-7） - 「糖質制限の排毒作用」についてのメールです。
私は湿潤療法歴 10年弱 糖質制限歴3年弱 の医療者です。
やはり「排毒」という言葉はエセ科学的だと感じます。最初の投稿の方も
「何かしら排毒作用を感じた方がいましたら、教えて頂けないかと思い」
↓
「何かしら体調が良くなったと感じた方がいましたら、教えて頂けないかと思い」と書けば事足るのではないでしょうか。あえて定義が曖昧な「排毒」という用語を使う必要はないと思います。
あと湿潤療法、糖質制限で使われると私が嫌だなと思う言葉は「自然治癒力」「免疫力を高める」です。
蛇足ですが、「波動」「水のクラスタ」という用語もエセ科学ですね。
湿潤療法、糖質制限はだれでも追試可能な科学的事実です。エセ科学どころか、代替医療でさえ無いと考えます。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0910-06:00-8） - 「糖質制限の排毒作用」についてのメールです。
HPVV（子宮頸がんワクチン被害者）です。
糖質制限、その他もろもろの解毒と良質な栄養素を補給中で，症状は改善されています。
私は子どもの頃から神経痛もちで今で言う繊維筋痛症です。ワクチン接種後に痛みが耐え切れなくなり、鎮痛剤を飲んでいましたが効果はありませんでした。
最近気がついたのですが体の痛みがほとんどないのです。何か新しい解毒を試してみると、好転反応とみられる頭痛、眼痛、腹痛、神経痛と出てきますが，普段はまったく痛みがないです。
坐骨神経痛もなくなりました。足の痺れはまだありますが、体に走る激痛がないなんて何年ぶりでしょう。
何がよかったのかはわかりませんが、糖質制限もその理由の一つでは？と思います。
あと、最近始めたのはウォークマットです。いぼいぼのついたマットを15分踏むのです。
驚いたのは汗のニオイ。初めて1週間後がピークでした。人生で初めて「自分が臭い」経験をしました。今までかいだ事のないニオイです。
いったい何の毒が出たのか不思議です。8日目にはピタリと消えました。
よほど血流が停滞していたんでしょうね。足が軽くなった気がします。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0910-06:00-9）
2014/09/09
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。最後の症例は乳児の深い手掌熱傷の1年9ヶ月後の状態です。軽度の瘢痕拘縮はありますが，伸展障害はなく，もう少し様子を見ていいようです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0909-06:00-1）
- 一昨日の日経新聞の記事についてのメールです。
まだ更新内容に上がっていなかったので、もしご存じなかったら…と思い、たまたま見つけた新聞記事をお知らせします。9/7の日経です。
⇒【糖質抑えて体重減らす】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0909-06:00-2） - 「化粧をしない女性は肌がきれい」についてのメールです。
私は20代初め、就職したてでストレスが溜まっていた時期に、資●堂のファンデーションで荒れてしまい、隠そうとさらに化粧で覆って悪循環になり、「殴られたの!?」と同僚に言われるほどの有り様で、皮膚科のお世話になりました。
ステロイド治療中はもちろん、綺麗になってからも脱ファンデーション。最初は恐る恐るでしたが、シルクパウダーなどのいわゆるお粉（普通はファンデーションの上につける）だけでしのいでいるうち、本当にそれだけで済むようになりました。
それすらもいらないのかもしれませんが、さすがにシミが増えてきたのと、仕事でいろいろな人に会うので、今は肌色のBBクリーム（下地）のみ使っています。
スキンケアは、BBクリームと同じメーカーの「ターマルウォーター」という水と、ワセリンです。ポイントメイクアップには、「お湯で落とせる」タイプを使っているので、よほどきちんとメイクをしたときでなければ、メイク落としは使いません。クレンジングが肌に負担だったり、かえって毛穴に汚れがたまると聞いたことがあるので、それもよいのかもしれません。
以前、31歳の頃に化粧品メーカーで肌チェックをしてもらったところ、シワ・毛穴・シミ等概ね10～20代の肌という診断でした。それから4年経った今も、お会いした女性にはかなりの確率で「肌きれいですよね！」と言ってもらえ、男性にも「若いですよね。お子さんが2人いるとは思えない」と言われるので、20代と思われているかも？とほくそ笑んでいます（笑）。
長々、自慢話ですみません。
「肌がきれい」と言ってくれる女性には、必ずセットで「秘訣は？ 何を使っているの？」と聞かれるので、「秘訣はファンデーションを使わないこと」と言っているのですが、「やっぱりメイクのしすぎがよくないのよね、わかっているのだけど……」と皆言葉を濁し、仲間が増えません。
これって「糖質オフがいちばんダイエットに効くよ！」と言ったとき「やっぱりそうなんだ、そうは言っても難しいよね……」と言われるのと同じだなと思いました。
物が溢れている昨今、メイクも食事も過剰になりがち……。何事も「足し算」よりも「引き算」のほうがよいようですね。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0909-06:00-3） - 「排毒」についてのメールです。
私は、排毒作用の理論を支持する糖質制限食半年の医療職のものですが、「排毒作用」はこのブログ内で全く不適切な用語とは思われませんし、ある程度は構わないのではないでしょうか。
投稿者さんは、同じような考え方の人からコメントを聞きたいとのことのようで、何も難しい議論を望まれている訳ではなさそうです。
> 糖質制限が疑似科学あるいは宗教のようなものと一括りにされることが心配です。
こちらも杞憂かと思いますが。
なお、議論のつもりはなく、意見を述べさせていただきました。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0909-06:00-4） - 「糖質制限とコレステロール」についてのメールです。
私の場合、175cmで糖質制限開始時82kgが半年ほどで68kg。３年程度経過した現在は70kg弱で推移させてしまっております。腹囲も100cm前後から80cm前後へと減少しておりおます。
しかし、今朝の記事の方同様、下っ腹や脇っ腹に、肘掛けのような（笑）贅肉が残っております。これを減らすにはやはり運動なのかなと思う次第ですが、どうも持続的運動が苦手で・・・。
通勤程度の徒歩では変わらないみたいです。ピンポイントで腹回りの脂身だけ減らすというのにはもともと無理があるようですね。長期にわたる運動が必要なんでしょうか。
また、総コレはいつも200前後と基準値の上限ギリです。LDLは通常は100を切るくらいですが、一過性に160前後に上がる事もありました。まあ、コレステロールも必要なホルモンだもんな・・・程度で受け流してますが（笑）（そんなんで、いいんだろうか？ともおもいつつ・・）
尿酸値はいつも9.0前後、中性脂肪はいつも150～200を推移しておりました。
そこで、もう２～３ヶ月くらいになりますが、ガラにも無く「休肝日」というのを作ってみました。それまでは365日フルで飲酒日です。すると月々の測定で近々の３回は
●尿酸値 8.6 → 7.2 6.8
●中性脂肪 146 → 45 → 66
といった感じです。
ああ、やはりアルコールだな・・・と勝手に理解して、楽しいアルコールライフを送っております。
担当医さんから頂いてこられたリーフレットですが、鼻で笑ってしまいそうですね（いや、失礼） 夏井先生や江部先生の書籍を拝読した方が、よほどタメになります。
糖質セイゲニストであると同時にズボラダイエッターですので、腹回りの脂身に関してはもっと長期的に観察を続けたいと思います。
（PS）
70kgを越えたのが13年前、Max 88kgで折り返して、70kgを切ったのが２年前。腹回りは気になれども、11年間で18kg増減してきたわけですから、たかだか３年の結果は途中経過くらいに捉えて、気楽にやってます。
ただ、飲酒による記憶のあやふやさが増えてきて、カミさんに小言を言われることが多くなりました。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0909-06:00-5） - 昨日から公開している「ラフマニノフの第2協奏曲，Lloydさんによるピアノソロ用編曲の楽譜化」ですが，ちょっとした空き時間を見つけては加筆訂正しています。併せて Finale 2014 のデータも公開しますので，このソフトをお持ちの方（Finale試用版でも開けます）ならご自由に修正・訂正・加筆して頂いて結構です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0909-06:00-6） - 「糖尿病新薬SGLT２」についてのメールです。
糖尿病薬に限ったことではないですが、安全性確保には充分配慮する必要があります。ノスカールが発売になった頃、糖尿病専門家たちが無邪気に歓迎している姿を見て違和感を感じていました。
アクトスと膀胱癌との関連についてもアンテナを広げておかないといけないかもしれません。
⇒【武田薬品 「アクトス」製造物責任訴訟で陪審評決に則った判決下る - QLifePro 医療ニュース】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0909-06:00-7） - こんなメールをいただきました。
職場で、少し悲しいというかガクッとする事がありました。
現在勤めている職場では、ガーゼではなくラップ療法が浸透していると思っていたのですが、最近やたらガーゼを見かけます。
口で言うのも疲れてきたので、本を購入し、職場に寄贈させていただく事にしました。
夏井先生のホームページから、先生の本と鳥谷部先生の本と岡田先生の本を一冊ずつ購入させていただきましたので、目を通してから休憩室に置かせていただこうと思っています。私は、あまり押し付けがましく人にすすめる事は好みません。ですが自分が信頼している人や聞いて受け入れてくれそうな人には詳しくお話ししています。興味を持ってくれる方なら、読んでくれるのではないかと思っているのですが、甘い考えかもしれませんね。
私も、休憩中は毎日それらの本を繰り返し読む事にします。私が本をめくる事で、１人でも多くの人の目にとまれば良いなと思っています。
岡田先生の「糖尿病とウジ虫治療」の本は、2度目の購入になります。私自身この治療法に関して知識がなかった為、手元に置いて何度でも繰り返し読んで勉強したいと思い、自分用と寄贈用と2冊購入する事にしました。「糖尿病とウジ虫治療」、とても読みやすく、引き込まれる様に読んでしまいました。AmazonとSNSでレビューを書いているのでここでは簡単な感想に留めますが、呼吸困難になりそうなほど感動しました。
新しい事に取り組まれる先生方は、私達が想像も出来ない様な苦労があり、それでもそれらに負ける事なく頑張って来られたのだなと胸が熱くなりました。それと同時に、私には何が出来るかなと考えさせられました。
先生方は、傷を治す事に力を注いで下さっています。私は、傷を作らない様に細やかなケアをしていこうと思います。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0909-06:00-8）
2014/09/08
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0908-06:00-1）
- 『人口の世界史』の書評を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0908-06:00-9）
- 先日，「ラフマニノフの第2協奏曲：ピアノソロ用編曲」について書きましたが，Lloydさん編曲のMIDIファイルを Midi Sheet Music というソフトで音符化し，それとラフマニノフの原曲のスコアを見比べながら楽譜化するという作業を，隙を見てちょっとずつ進めています。こんな感じです。
⇒PDF file
◆ 「Finale 2014試用版」で清書しています。ちなみに，正式版（6万円！）を購入予定。 ◆ 音符の向きが変，臨時記号が付いていない，というのは作業途中なのと，ソフトの使い方に習熟していないためです。 ◆ とりあえず3日くらいでここまで来ましたので，時間さえあればいつか完成するでしょう。 （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0908-06:00-12） - 一昨日，【マンガ『炭水化物が人類を滅ぼす』 最終ダイエット「糖質制限」が女性を救う!】
の作者，おちゃずけさんご一家とマンガの登場人物がほぼ全員参加しての宴会がありました。おちゃずけさんからいただいた似顔絵を掲げながらの自己紹介に始まるという，ちょっと他にはない宴会で楽しかったです。
ちなみに，お店は西新宿の［うお・みっつ 新宿店］。お魚が美味しいことで知られてきたお店ですが，なんと店長さんが【炭水化物が人類を滅ぼす】をお読みになったそうで，光文社の編集者が宴会の申し込みをした際，電話に出た店長さんが「それでは糖質制限のメニューを工夫してみますね」と仰られたとのことです。そして出てきた料理はどれも美味！
また行ってみたいお店です。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0908-06:00-2） - こんなメールをいただきました。
私は医療の門外漢です。
私見ですが、医療とは、とどのつまり、あらゆる「痛み」の根絶・軽減を目指すものと思っています。
○湿潤療法…被覆後、速やかに痛み・痒みが軽減、傷痕はキレイで(心の痛み)も軽減、etc
○糖質制限…各疼痛軽減、癌細胞抑制、認知症抑制、etc
「痛み」を生理学的に治療する加茂先生によると、「痛み」は慢性化する為、一刻も速く遮断すべきとの事
⇒【痛みが慢性化するメカニズム】
⇒【侵害受容性疼痛が神経障害性疼痛となる時 】
よって、夏井先生の湿潤療法及び糖質制限は、医療の根本に根差したものと解釈しております。
その理論は生理学にのっとり普遍性があり、実践は簡単かつお金もかからず、美しいです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0908-06:00-3） - 糖尿病新薬SGLT２についての情報です。
4月に発売になった糖尿病新薬SGLT２について江部先生のホームページでとりあげられていました。
脱水による脳梗塞、心筋梗塞など重篤な副作用報告が出ています。（脳梗塞12例、心筋梗塞・狭心症6例）
2014年8月29日 改訂版SGLT2阻害薬の適正使用に関するRecommendation今年の涼しい夏でこの調子ですから、本当に問題となるのは来年の夏と思われます。
春から日本糖尿病学会あげての大宣伝でしたが、いったいどうするつもりなんでしょうか。来年大問題になる前に手をうつべきと思いますが・・・。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0908-06:00-4） - 「豚皮揚げを食べる会」参加者からのメールです。
本当は先生や他の参加者さんともっと色々な話をしてみたかったのですが（糖質制限で私が得られた影響は色々あったので）、緊張してしまって思考が飛んでいってしまいました。元々口下手なのもあって上手く喋ることが出来ず、申し訳ないです。でも、会場がとても楽しい雰囲気だったことは覚えています。
持ち込んだチーズケーキがあれほど出るのなら、もっと用意するべきだったかもしれません(^_^;)
遠慮なく，ごちそう（生ハムでアボカドを巻いたものがとても気に入りまし たし、糖質オフパンもちゃんとバターの風味がして美味しかったですよ）をお腹いっぱいまで頂きましたが、胸焼けはせず、みぞおちも痛まず、気持ち良く帰りました。無謀にもワインを味見したせいか、終わり頃にはちょっと足元がふらふらしておりましたが（笑）
糖質セイゲニストにも色々な方がいるのだなと、私なりに楽しませて頂きました。ありがとうございます。
それにしても，夏井先生、何でも美味しそうに召し上がられていましたね。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0908-06:00-5） - 一昨日のメールの「排毒」についてのメールです。
9/06付で紹介なさっていたメール内での“排毒作用”なる言葉が少し引っかかりました。
これもあくまで個人的な印象ではあるのですが、排毒作用という表現が用いられると話が一気に胡散臭くなる気がしてなりません。古来からあまたある疑似科学的な健康法や食事法の説明ではお決まりのように用いられてきた言葉でもありますし、その“毒”なるものが一体何なのかについて説明されることは稀です。
頭ごなしに否定するのは良くないことですし、もし糖質制限をされている方の多くのが感じておられることであれば、実際にそのようなものがあるのかもしれません。しかしながら、議論するのであれば何らかの仮説に基づいた科学的なものであるべきと思います。
なんちゃって糖質セイゲニストの身で差し出がましい意見を申し上げてしまい、すみません。ただ、排毒作用の話題で盛り上がったりした場合、根拠が薄い議論であったりすると糖質制限が疑似科学あるいは宗教のようなものと一括りにされることが心配です。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0908-06:00-6） - 「痛風と糖質制限」というメールです。
糖質制限に関してですが，だいぶ人口に膾炙されてきた印象がありますね。
お恥ずかしいことに自分ではかなり“なんちゃって”でしか実践出来ていませんが、ある若い痛風患者さんにお勧めしたところ、2ヶ月後の外来では劇的に精悍になっておられたという経験をしました。採血でも検査した項目は全て正常値でした。
糖質制限の理論に私が最も説得力を感じるのは、“穀物を常食とするようになったのはせいぜい1万年前で，代謝系は「食べ物として糖質が入ってこない」ことを前提に組み立てられているはず”という点です。個人的にはどんな理論付けよりも印象的に感じましたし、反論の余地がありません。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#） - 「マーキュロバン」についてのメールです。
医療は素人です。
マーキュロバンを出している日廣薬品のホームページがどうもないようなので、公式とはいえないところからの情報ですが、
成分・分量:
膏体１５０ｇ中 日局マーキュロクロム０．７５ｇ
ＢＨＴ、流動パラフィン、天然ゴムというなかなか楽しい製品です。膏体が絆創膏の貼り付け面全体を覆っていて、そこが当時のいわゆる傷バンと違うところでしょうか。
で、以下はあくまで個人的な体験です。
◆ この製品を知ったのは、湿潤療法を知る前（15年以上前だと思います）で、絆創膏全面が殺菌剤を含ませた接着材（しかも傷にはりつきにくい）ということで、よさそうと思い買って使ってみました。 ◆ 当時、湿潤療法を知る前で、傷はとりあえず洗って消毒すべし、と思い込んでいました。（オキシドールを創面につけて泡が出るのを、子供のころは楽しんでいました。） ◆ 手指の第二関節あたりのケガ（確か切り傷）で指に巻いて使ってみたのですが、傷そのものは徐々に埋まってきたものの、指を一周する形で創面も含めて貼ってある面がボロボロになってしまいました。キズすれすれといいます か。 ◆ 確か、2回ぐらい買って使って同じような状態になり、その後は使っていません。先生のサイトのご主張を納得し、キズパワーパットが出始めてから、まだ売っているんだと思って以来10年強。。。 経験したような貼った場所全面が悪化するようなことは、10年以上前の話ですし、成分調整で今はよくなっている可能性を否定はしません。創面の貼りつきにくいものではあるので、マーキュロクロムを除けばけっこうよいドレッシング材かもしれない。。。とまでは思わないのですが。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0908-06:00-8） - 「糖質制限とコレステロール」についての質問メールです。皆様，いかがでしょうか。
今年の4月15日から糖質制限を始めた40代半ばの会社員、男です。
夏井先生の著書「炭水化物が人類を滅ぼす」をはじめとして、江部先生の著書や、ネット検索による糖質セイゲニストさん達のブログなどに学び、スーパー糖質制限を実施し、現在進行中です。
開始時に92.4kgだった体重が5ヶ月弱の今日現在79.7kgと、12.7kg減量しています。
開始して3ケ月まではどんどん痩せましたが、この2ケ月ばかりは小康状態です。先生の本にあったホメオスタシス機能が働いているのだと思い、糖質制限を継続中です。お陰様で、何年かぶりでの70kg台突入に意気高揚する毎日です。私は身長174cmなのでＢＭIの標準値22を考えると66kg程度＝私の高校時代の体重（身長は当時から変わりありません）が、目標そして理想ですのでまだまだ頑張るつもりです。
そこで質問なのですが、健康診断の指摘事項として悪玉コレステロールの値が高いのと尿酸値が高いことが特に指摘されています。直近のＬDＬは175でした。尿酸値は9.0です。二次検査の指示を受け、自宅近くの内科で血液検査しましたが数値はさほど変わりありませんでした。糖質制限ダイエットをしていることを医師に伝えると、体重が減ることで数値が変わるかもしれないので薬物治療はせず経過観察していくこととなりました。
その際、気になることとして、当該医師から渡された「脂質異常症といわれたら食生活を見直しましょう」というＭＳＤ株式会社作成のリーフレットを渡されたんです。そこに書かれてある事柄は、①カロリー制限を、②肉類より魚介類や大豆製品を、③コレステロールを多く含む食品：鶏卵、鶏レバー、牛肉肩ロース脂身つき に注意を、 ④油を使った料理は1日２品まで に、⑤食物繊維は毎食しっかりと、⑥アルコール、甘いものは控えて…と六つのポイントが披露されていました。ようは、油は控えろと言っているようなか気がします。
この点、糖質制限と両立出来ない矛盾した点があるなと思い悩んでいます。糖質制限によるダイエットと脂質異常症の治癒は両立出来ないのでしょうか。
マヨネーズや肉類を多用して楽しく糖質制限しているのですが、糖質も脂質も駄目ということになると、糖質制限ダイエットは進められません。大豆製品だけではもちません。
糖質制限ダイエットが成功して体重が減っても悪玉コレステロールは逆に増えてコレステロールを抑える薬を飲むハメになったら本末転倒だと思います。
何か良いアドバイスがあれば教えてください。お願いします。
また、長年培った腹回りについた贅肉が殆ど取れません。無論、だいぶウェストは縮んだし、何年かぶりでベルトの穴を調整するためベルトを短くしたりさたのですが、まだまだ米袋10kgくらいの肉が腹と胸に付いてる気がします。胸の贅肉も気になります。バストがない女性に移植してあげたいくらい。顔や太ももはだいぶ痩せました。ズボンで締め付けているんで着痩せもし、周りからはもうこれくらいでいいんじゃない、これ以上無理だよ、とからかわれるのですが、納得いきません。
陸上や水中でのウォーキングなど軽い有酸素運動や腹筋運動やスクワットなどで筋力を付けて代謝量を増やすという理屈を実践しようと思い出来るかぎり実践しているのですが芽に見える効果はありません。
毎日毎日見る変わり映えのしない自分の腹を見ると情けなく限界を感じたりもしますが、まだまだいけますよね。
何かアドバイスをご教授願えれば幸甚です。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0908-06:00-10） - 「つわりと糖質制限の関連性」についてのメールです。
9/6の妊婦さんの悪阻と糖質制限の話を読んで、産婦人科医としてメールしました。ふと考えたのですが，動物の世界では「つわり」はあるのでしょうか。穀物の多い資料を与えているウシと牧草で育てているウシではちょっと違う，とか，炭水化物の多い餌を与えているペットでは，とか，そういう観察データがあったら面白いですね。
前回妊娠より悪阻が軽くて済んだとのことで、何よりだと思います。しかし糖質制限との関係については、今はなんとも言えないと思います。
一つには、一人の妊婦さんでも妊娠毎につわりの重症度が違うのは珍しいことではないからです。一人目が重かったけど次は軽かった、その逆も良く目にします。
もう一つは妊娠悪阻の原因がはっきり分かっていないからです。胎児由来のホルモンであるhCGが原因であるとか、胎児との免疫によるものとかいろいろ説はありますが、いずれも仮説の段階です。
個人的には糖質制限することで胃内の残渣も減りますし、不要な血糖値の上下もなくなるのでつわりは軽くなるのでは、と思いますが，残念ながら糖質制限をしている妊婦さんを診療していないので，私の個人的な予想（希望？）でしかありません。
一人の体験談でも貴重な一症例です。こちらのブログでもMEC食で悪阻が軽く済んだとのことです。
糖質制限推しの産科医としては、このような経験談を読ませていただいて参考になりました。
ほかの糖質制限中の妊婦さんはどうなのか、聞いてみたいです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0908-06:00-11）
2014/09/06
【07:00】
- 【アテンド】
第9話には泣いた！ これは電車で見てはいけないマンガです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0908-07:00-1）
【06:00】
- 【糖質制限：食事を教えて下さい】に，アフリカに単身赴任中の方の食事を追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0906-06:00-1）
- 大阪での「豚皮揚げを食べる会」は3月14日（土）に決まりました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0906-06:00-3）
- 「つわりと糖質制限の関連性」についての質問メールを頂きました。
以前『幼児と糖質制限』について質問をさせていただいた者です。その節はみなさんに意見を募ってくださり、また丁寧に回答をしてくださりありがとうございました。
今回は『つわりと糖質制限の関係性』について質問をさせてください。
私は現在2人目を妊娠中です。
1人目の時（女の子）は、それはそれはつわりがひどくて、脱水症状になり点滴に通う毎日でした。ですが今回（男の子予定）は、多少の吐き気はあったものの、前回とは比べ物にならないほど楽でした。
そこで質問なのですが、どこかのサイトで『糖質制限をしていたらつわりが軽かった』というのを見たことがあります。どんな関係性があるのか知りたくなり メールをさせていただきました。
【私のこと】
◆ 1月～5月まで糖質制限生活をしてた（昼食のみ炭水化物を食べる） ◆ 5月に妊娠発覚し、ゼリーや果物が食べたくなり一時中断 ◆ 6月くらいまでは軽いつわりっぽい症状はあったが軽かった 以上なのですが、これは単に子供の性別が違うからなのか、それとも糖質制限のおかげなのか。。。
お時間のあるときに返信をいただけると嬉しいです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0906-06:00-5） - 日本テレビ「あのニュースで得する人損する人」についてのメールです。
このblogに紹介されています（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0906-06:00-2） - テレビ朝日「お試しか！」についてのメールです。
江部先生のブログでも同じ番組が取り上げられていますが、こちらでは宝樹真理先生のブログも紹介されています。
ちなみに、テレビ番組としては、科学・自由研究を中心とした生活情報教養番である「所さんの目がテン!」でも2年前に同じ様な「2週間お肉だけ食べてやせる実験」をしていましたが、結果として全員大幅な減量に成功されていましたので参考までに紹介しておきます。
ただ、「ダイエットにはカロリー制限」の信者たちは、こういった番組は絶対に「見ても見ないふり」をするのが共通の特徴です。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0906-06:00-4） - 「お試しか！」についてのメールです。
以前、ワセリンアレルギーで投稿させて頂いたものです。
炭水化物・糖質を抜く生活をしているからか、自家感作性皮膚炎も全身に広がる事なく治癒しました。が、先々月に、紫外線(日焼け)による湿疹が両腕に出てしまい皮膚科を受診。ワセリンにアレルギーがあるからと、クリーム基剤のステロイド剤を処方されました。クリーム基剤は効かないと先生のHPで知っていたので、ホホバオイルでの湿潤し、跡なく綺麗に治りました。皮膚以外に、不正性器出血もありましたが、1回のみ。それより生理痛で3日間はロキソニンが手放せなかったのに今では鎮痛剤要らずになりました。
炭水化物・糖質を抜くと、暫らくして何らかの形で排毒作用が行われている気がしてなりません。ここで、体調が崩れたと思い、辞めて行く方もいるのかなと感じました。(知人も始めたのですが知人はトラブルなく出来ている様子)
湿潤療法を公開していた信頼・尊敬する先生が、糖質制限に関する書籍を出されたから読み始めた事がきっかけで、自分自身も食に気を付けるようになり、健康になって来ているので先生に感謝しています。
先に出ていた、カルビとハラミの食べ比べの番組観ました。
内科医が、カルビの方が脂肪分が多くカロリーが高いから、中性脂肪が増えた、という ことを話しておられて、あれっ？と自分の経験から違和感を感じました。自分自身、糖質制限を始めたとき、一番おどろいたのは、脂肪たっぷりでも中 性脂肪が激減したことなので、今回の実験でも中性脂肪はどちらも減ると思っていたので、この結果に少々がっくりきています。実施期間が1週間と短かったので、これは一時的な上昇で継続すればケトン体モードになり、減少していくと考えます。まぁ、お肉以外は全く食べない企画だったので主旨が違うと感じました。
長々と書いてしまいましたが、何かしら排毒作用を感じた方がいましたら、教えて頂けないかと思い、投稿させて頂きました。宜しくお願い致します。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0906-06:00-6） - 【「iPhone 6」と最新の「iPad」を作っているApple下請け工場の戦慄の実態が明らかに】
「蟹工船」か「女工哀史」か「収容所列島」で作られているのがiPhone6であり新型iPadのようです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0906-06:00-7） - 【＜デング熱＞感染者７２人に…１４都道府県】
患者数と観戦場所も重要ですが，東京都民（しかも代々木公園や新宿中央公園は徒歩圏内）としてそれ以上に知りたいのは72人の患者の重症度と，重症化した患者の割合です。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0906-06:00-8）
2014/09/05
【11:00】
- 昨日の日テレ【あのニュースで得する人損する人】で「短命金ランキング上位の秋田県南外地域で，毎日お肉を食べるようにという栄養指導をした結果，その地域だけ平均寿命が伸びた」という特集が組まれていました。私は食事をしていたお店のテレビでなんとなく見ていただけなんですが，ご覧になった方はいらっしゃいますか？
私は秋田生まれの秋田育ちなのでよく知っていますが，米どころ秋田では「米をオカズにコメを食べる」なんて言葉が冗談でなく通じるほどの米食県です。おかずはコメを食べるためにしょっぱいし，それに対抗するかのように砂糖も山ほど入れます。しょっぱい漬物（がっこ）に醤油をかけて食べ，甘くてしょっぱいおかずで米を腹いっぱい食べるのが秋田の伝統食です。糖質まみれです。
今回の番組では御飯の量はそのままでお肉だけ加えたのか，あるいは御飯の量を減らしたのかは不明ですが，とりあえず，肉食メインにすると健康で長生きできるようです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0905-11:00-1）
【08:30】
- 「化粧をしない女性は肌がきれい」というメールを頂きました。
以前，相談した顔面擦過傷後に色素沈着を生じている患者さんの事です．おかげさまで先生の仰るとおり，段々，色素沈着が薄れてきました．本人も喜んでいます．ありがとうございました．
顔の創処置をしている時に，化粧をしていないことに気づきました．お化粧について伺ったら「物心ついてから，基本的に顔のお化粧をした事は無くフラメンコの舞台に上がる数十分の間だけ化粧をします」との事でした．
この患者さんはセミプロのフラメンコダンサーです．
肌が驚くほどきれいで，看護師さんもびっくりしていました．現在，43歳ですが，お肌が本当にきれいです．お化粧をしたことが無い成人女性を見たことが無かったので，改めて化粧品を付けないほうが良いと確信しました．（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0905-08:30-1） - 「顔の傷を治しました」というメールを頂きました。
先日、ペットに顔をひっかかれ、湿潤療法をはじめました。先生のサイトを拝見しながら忠実に行いましたところ、大変綺麗に治ってきましたので感謝のメールです。
患部は頬、ひっかいた動物はフェレットです。皮と肉が切れ皮膚が赤くなり、一部は血がにじんでいましたが、目に見えての出血はありませんでしたので、患部の水洗いの後すぐにキズパワーパッドを貼りました。その後は毎日水洗いをし、キズパワーパッドを貼りかえています。初回貼付の次の日にキズパワーパッドを剥がしたところ、患部が普通の絆創膏を剥がすくらいに痛かったので、それ以降はワセリンを塗布した上にキズパワーパッドを貼っております。
先生のサイトには頬のひっかき傷なら翌々日くらいにはきれいになる、とお写真つきであって大変期待したのですが、5日目でまだ赤い線が残っております。これは血が出ていなくても深い傷だったのかなーと勝手に考えています。
現在受傷5日目です。傷はくっついて赤い一本の線になっています。段差はもうありません。また、傷がくっきりと見えていた受傷2日目でも、傷を水洗いしても痛みがないことに感動しました。痛くない治療って本当にいいですね。全部、先生の療法を行ったおかげです。ありがとうございます。
まだまだ、消毒しないで密封というと「傷が腐れ落ちる」などと言う人も多いです。私が湿潤療法を疑わずにできたのは、小児のころ、新しいなじみのない治療法を医師に説明され行い、それで快癒した経験があるからだと思います。
私も周りの人に湿潤療法を広めます。きれいなほっぺたが何よりの証拠になると思います。
●勝手な意見ですが、サイトの「まずここを」の1と2を創傷療法の基礎知識などのコーナーにもリンクしていただくともっとわかりやすいのではないかと思いました。
病院を受診せず湿潤療法をする場合、パッドは毎日はがすのか、とか最初の日は悩んでしまいました。
顔に傷ができたりすると焦ってしまって、どうしても療法の基礎知識や症例のコーナーを一番に見てしまいます。
●治療法選択のフローチャートはとてもわかりやすかったです。キズパワーパッドをすぐに選択できました。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0905-08:30-2）
【06:00】
- ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0904-06:00-1）
- 「豚皮揚げを食べる会」の開催が次々に決まっています。昨日1日で4つほど決まりました。
日時 会場 参加者募集 12/20（土） 滋賀県 11月初めに開始 1/17（土） 京都 12月初めに開始 2/14（土） 仙台 1月初めに開始 3/14 or 21 大阪 2月初めに開始 （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0904-06:00-2） - 昨日の「皮膚のニューロン」についてのメールを頂きました。
nature neuroscienceの原著を取り寄せました。ざっと読んだところ、本文の第二パラグラフに、なるほど，そういうことだったんですか。ご教示，ありがとうございます。
We focused on first-order tactile neurons innervating Meissner and Merkel end organs in the human fingertips .....とあるので、先生のおっしゃる通り、マイスナー小体（表皮下層）やメルケル触盤の新たな機能を解析した論文と思われます。
いずれにしても，「なぜ中枢神経は外胚葉由来なのか。それは外胚葉は外部センサーとして神経系として必要なあらゆる機能をすでに持っていたから」という私の仮説を強力にサポートする発見だと思います。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0904-06:00-3） - 「マーキュロバン」についての質問メールです。
ちょっと気になった商品があるので質問しますWikipediaによると，マーキュロクロームの成分であるメルブロミンについてアメリカのFDAは「安全性は未確認」と発表し（1998年），アメリカ国内での流通停止となったようです。また，ドイツ（2003年）でもフランス（2006年）でも販売中止です。
百円均にも出回っているらしい、マーキュロバンについてです。この商品も、湿潤療法による治療絆創膏と思われますが、接着面に殺菌剤が塗布されているようです
これって、治癒効果を阻害するものなのでしょうか？
あるいは、とても有害な殺菌剤使用って事なのでしょうか？
傷を治すのか深くするのかは，例のガムテープ人体実験」でわかると思います。誰かやりませんか？（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0904-06:00-4） - 「豚皮揚げを食べる会」参加者からのメールです。
実際先生にお目にかかって仰天してしまいました。
テレビで拝見するよりずっとずっとスリムで、なによりお肌がつるつる、毛穴レス、まるで内側から発光しているかのようなつやがあって、思わず見とれてしまうほどでした。
豚皮揚げの会では、普段出会うことの無いような方々とお話ができ、様々な体験談や糖質制限レシピなどをうかがうことができ本当に充実した楽しいひとときでした。
このような交流の場を設けてくださった、夏井先生、ポークおじさん、発起人さんに感謝しています。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0904-06:00-5） - ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0904-06:00-1）
- 日経デジタルの記事についてのメールです。
日経デジタルのお笑い記事を見つけましたのでチクります（笑）。
「糖尿病予備群（リスク保有者）を対象とする糖尿病予防プログラム」で、「経済産業省の「平成26年度 健康寿命延伸産業創出事業」の一環で実施する」そうです。『スマートステイ・ライフの概要』をクリックすると、写真から貧相な食事であることが見て取れるので、糖質60％の従来の食事を指導するものであることが明らかです。経産省の予算、つまり国民の税金の無駄遣いですね。
また、高いお金払って断食するという宿泊プランもあります。
探してみると、断食プランを取り入れているホテルは全国にけっこうあります。利用者の声、というのを新聞で読みました。「料金は高いし、お腹は空くけれど、高級ホテルに泊まれるので満足です」というものでした。こういうものに価値観を見いだす人もいるのですね。
そこで思いついたのですが、糖質制限食をホテルの宿泊プランにするというのはいかがでしょうか。夏井先生のような糖質制限の話ができる医師を講師に迎えて、2泊3日で、美味しい料理とお酒も堪能しながら、楽しくダイエットするというものです。絶対こちらの方が、満足感ありますよね。
ぜひウェブ上で提案なさってください。誰か実施してくれたら、糖質制限もさらに普及することと思います。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0904-06:00-2） - 「ラーメン評論家の北島秀一さん，ご逝去」に関するメールです。
ラーメン評論家の北島秀一さんが、51歳で死去されたとのニュースがありました。死因は不明ですが、彼はいわゆるメタボ体型で、その影響は否定できないと思います北島さんの死因は胆管癌と伝えられています。胆管癌だとすればその原因の一つは胆石症ですし，胆石症の原因の一つは肥満とされています。また，ご本人の生前の映像を見ると肥満は明らかです。
また、今年は有名なラーメン屋の佐野実さんも63歳で亡くなっており、彼も糖尿病で苦しんでいたとのことです。
糖質制限をご存じだったら、もっと長生きされたのにと、お悔やみ申し上げます。
ラーメンという高糖質食を食べ続けていれば，肥満になるのは当たり前ですし，決して健康な状態ではなかったと思います。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0904-06:00-3） - こんなメールを頂きました。
１０年ほど前、子どもがケガをしたときの治療で、先生のサイトを知って以来、自宅では消毒薬なし、オプサイトフィルムや、プラスモイストで、すべ て傷を治してきました。
自分自身は、健康診断で高血糖のため、体重をおとさなければならないという時に、糖質制限のことを知り、さらに先生のサイ トで先生が糖質制限を始められたのを知って、自分では「なんちゃって糖質制限」と思ってますが、とりあえず３食米抜き、家では砂糖使わず、大好き だったラーメンも２年間食べず、という生活を続け、最大９３キロ合った体重は、現在７８キロ前後（身長１７８ｃｍ）と、学生時代の体重で、快適に 過ごしているところです。
さて先生のサイトで話題になるかと思っていたのですが、出てこないので、すでにご存じかもしれませんが、先日９月１日にテレビ朝日で放送された 「お試しか」という番組での人体実験について書きます。
内容は、「もしもの１週間～カルビとハラミを食べ続けたらどうなるのか？」ということで、双子 のお笑い芸人が、毎日１ｋｇのカルビとハラミを食べ（炭水化物なし、野菜なし）、どうなるかというものだったのですが、結果は、それぞれ体重 が
●カルビ（身長152.8cm）
シミュレーション前…体重73.90kg
７日目…71.70kg
●ハラミ（身長153.4cm）
シミュレーション前…体重73.00kg
７日目…72.20kgということでした。体重減少は予想していた通りだったのですが、自分が疑問に思ったのは、中性脂肪の値が、カルビの人は９０以上増え、ハラミの人 は８０近く減っていたことです。
しっかり見ていなかったので、うろ覚えですが、出演されていた内科医が、カルビの方が脂肪分が多くカロリーが高いから、中性脂肪が増えた、という ことを話しておられて、あれっ？と自分の経験から違和感を感じました。自分自身、糖質制限を始めたとき、一番おどろいたのは、脂肪たっぷりでも中 性脂肪が激減したことなので、今回の実験でも中性脂肪はどちらも減ると思っていたので、この結果に少々がっくりきています。
もちろん、バラエティ番組で、どこまで厳密に炭水化物カットしたのか判らないのですが、中性脂肪で差が出たのは、本当に意外でした。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0904-06:00-4） - 【人間の皮膚にあるニューロンにも脳のような計算処理能力が存在】
皮膚にニューロン（神経細胞）が分布していましたっけ？ 私，恥ずかしながら今の今まで知りませんでした。マイスナー小体（表皮下層）やメルケル触盤（表皮内）が存在することは知っていたけど，これのこと？（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0904-06:00-5） - ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0903-06:00-1）
- 「豚皮揚げを食べる会」参加者からのメールです。
先日は、奈良の会の主催、誠にありがとうございました。というわけで，「豚皮会＠京都」の幹事役が電光石火の早業で決まりました。あとはポークおじさんと私の日程調整ができれば，レンタルスペースを探すだけで開催が決まります。京都人，行動が速いです。
お礼を申し上げるのが出遅れてしまった感がありますが、わたし個人として、最近まれにみる楽しい宴会でした。おいしい持ち寄り料理の数々と、初対面の糖質制限仲間との楽しい語らいについては言い尽くされてしまいましたので、ひとつだけ感想を加えますと、実は職業病の腰痛があるため、長時間の立食は腰に来るかなと、少し心配しておりました。しかしながら、まったく腰のほうは問題はなく、むしろ座っての会食よりも腰が楽でした。鍼灸師の方からも教えて頂きましたが、立っている方がずっと腰にいいのですね。また多くの人と自由におしゃべりし易い、という点でも立食パーティーの方がいいことを、あらためて実感させて頂きました。
さて、豚皮を揚げて食べる会in京都、ですが、もしまだ世話人が決まっていなくて、わたくしでよければ世話人に手を挙げさせて頂きます。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0903-06:00-2） - 昨日購入したマイナー系ピアノトリオ。
◆ Andrea Manzoni ◆ Baptiste Trotignon ◆ Bas Bulteel Trio （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0903-06:00-3） - 「産湯使わず肌荒れ予防」という中日新聞の記事についてのメールです。
今朝の中日新聞に、おなじみの林勝記者がいい記事をお書きになりました。
⇒【新生児、産湯使わず肌荒れ予防】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0903-06:00-4） - 「猫の粉瘤をナイロン糸ドレナージで治療」というメールです。
見学に行ったときのナイロンドレナージを、愛犬の粉瘤破裂に使いました。
上手くいっていると思いますが、しゃべらないので、苦労しています（乳児もしゃべらないので、一緒かとも思っています）。
画像添付しますので、お忙しいところ、申し訳ございませんが、見ていただけますか？
靴下を切って、はめています、これは、使えるかと思っています、掻いても取れません。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#） - 「飛行機が飛ぶ理由」についてのメールです。
以下の記事によりますと、飛行機の原理がわかっていないというのは誤解で、明確なようです。
⇒【「飛行機がなぜ飛ぶか」分からないって本当？】（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0902-09:30-1） - 「低炭水化物ダイエットは是か非か」についてのメールです。
さて今朝(9/2)の更新で「日本臨床内科医会会誌にこんな文章が」が挙げられており、どれどれと読んで見たのですが…
糖質制限を云々する以前に、「臨床」と肩書に謳われているにもかかわらず、ご自分の「経験」の記述がなく、権威筋の引用に終始していて呆れてしまいました。
内容にしても、話を糖尿病から始めているのに、糖質制限の痩身効果のみを云々していて、血糖値が上昇しない、というキラーコンテンツを華麗に無視していて問題外な感じ。(この先生がもし「臨床」で観察したらこんな原稿は書けないはず…)
「臨床内科」がこんな有様では、実例や実践報告が豊富で効果がすぐに出る糖質制限が猖獗を極めるのも無理のないことよ…と思ったことでした。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0902-09:30-2） - ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0902-06:00-1）
- 「豚皮揚げを食べる会」参加者からのメールです。
３次会まで飲み続け、さぞかし二日酔いかと思いきや、翌朝は思いのほかすっきりと目覚めることができました。これも糖質抜きのおかげですね。
今朝の更新で紹介されていた方同様、私も決して見知らぬ集団に飛び込んでいくのは得意な方ではないのですが、先生はじめ参加者の皆さんとは、初対面であることを忘れてしまうような感じでした。なにか、考え方の質のようなものが共通しているからかも、などと感じた次第です。
怪我か火傷をしたら、少々遠くても岡田先生のところへ直行しようと決めました。
若い学生たちに湿潤療法と糖質制限を折に触れて言って回ろうと思います。批判的思考というもののありかたを学ぶ、格好の生きた教材だと思っています。
豚皮も大量に仕入れましたので、こちらの普及にも相勤めます。
豚皮の会・関西支部でのオフ会の話も出ていました。
いろいろな形で、周辺にもじわじわ浸透していけたらいいなと、心底思います。土曜日は楽しい一日をありがとうございました。「豚皮揚げを食べる会 in 京都」，いいですね。是非，開催しましょう（⇒開催手順）。そして，江部先生にも参加していただきましょう。
先生の明るい性格に助けられ直接お話しさせていただいたり、いろいろな経験や知識を持った方々ともいろんなお話が出来て異業種交流のような会の雰囲気で本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。
別に、奈良に対してライバル心があるわけではありませんが奈良にできて京都で開催できないわけがないと思っております。いずれ京都にお越しいただけるよう考えたいと思っております。その節にはどうかよろしくお願いいたします
今回は楽しい時間をご一緒させていただきありがとうございました（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0902-06:00-2） - 「私のいるところでも豚皮揚げの会を開いて下さい」というメールが多いですが，この会は，開催を希望する人が自分で立案・企画して開く会です。開かれるのを受け身で待つのでなく，豚皮揚げを食べながら楽しい宴会をしたいと考える人が（林さん＠ポークおじさんと私のスケジュールを勘案しつつ）勝手に企画しちゃう宴会です。今までの「豚皮揚げの会」は全てそうです。
「私の住んでいる町でいつ開かれるのだろう」と考えていたら，恐らく永久に開催されません。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0902-06:00-5） - 「日本臨床内科医会会誌にこんな文章が」というメールを頂きました。
今度，テレビで糖質制限を取り上げる番組があったら，ぜひこの偉い先生にご出演いただき，自説を堂々とおっしゃっていただきたいものです・・・もしもテレビに出る度胸があれば・・・。
日本糖尿病学会のお偉い先生にはこれまで何度も，「テレビで公開討論しましょう」と持ちかけていますが，誰一人として応じてくれた先生はいません。糖尿病学会の先生は恥ずかしがり屋なんでしょうか？ この鈴木健一先生なら出てくれることでしょう。まさか，ここまでご高説を並べられて，「テレビ出演だけはご勘弁を」なんていう恥ずかしい真似はしないでしょう。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0902-06:00-3） - 「広島医学にこんな素晴らしいエッセイが・・・」というメールを頂きました。
糖質制限、湿潤療法などをしておられ、広島の医学の指導的立場におられる藤川徳美先生が以下のように書いておられました。
感銘を受けましたので投稿させていただきます。
【編集後記 広島医学67巻8号（2014年8月）】
サイエンスライターである竹内薫氏の「99.9％は仮説～思い込みで判断しないための考え方～」（光文社）という著書の、プロローグの一部を引用させていただきます。
「驚くべきことに、飛行機が飛ぶ仕組みは、まだ完全には解明されていません。いまある説明は、ひとつの仮説にすぎないのです。
実に面白い卓見です。読者の皆さんは、この文章を読んでどのように感じられたでしょうか。私は以下のように考えました。
これは、飛行機だけに限りません。誰もが科学的に解明されていると思っていることも、つきつめて考えると、すべては仮説なのです。科学は全部が仮説にすぎないのです。
科学だけでなく、私たちを取り巻く世界も、実は仮説に満ちあふれています。親から教わることも、教科書に載っていることも、誰もが当たり前だと思っている常識や習慣や定説も、全部が全部ただの仮説にすぎないのです。
そして仮説であるからこそ、くつがえすことも可能なのです。」
われわれが日常診療で用いている診断基準や治療ガイドラインは仮説に過ぎないため、いつ何時その仮説はくつがえされるかわかりません。そのような場合でも、躊躇なく適切に対応できるように、備えておく必要があります。
いままでの常識にとらわれない考えが出てきた場合、”ありえない””エビデンスがない”と否定するのではなく、その新しい考え方を”面白い”ととらえて取り入れようとすることが必要と考えます。
科学者は「変化を求めない人」ではなく、「変化を求める人」であるべきだからです。
藤川徳美
しかし，飛行機が飛んでいるのは紛れもない事実だし，その飛行機は物理現象を無視して飛んでいるわけでもないし，未知のエネルギーを使っているわけでもありません。つまり，「飛行機が飛ぶ理由は説明できていない」という場合，理由は「未知の物理法則が存在する」か「既知の物理法則で説明できるが，その説明法を見つけられないでいる」か，2つに1つのはずです。いずれにしても，飛行機が物理現象として飛行している以上，飛行の原理は物理学で説明できるはずです。
ならば，「飛行機が飛んでいる理由はまだ説明できていない」というところで止まるのでなく，可能な限り物理学で肉薄できる新しい道はないか，未知なる物理法則はないかと悪戦苦闘するのが科学だと思います。
そしてこれは，医学も例外ではないと思います。医学も最終的には物理学と化学を目指すべきです。「人体はブラックボックスだから」とか「生物は複雑だから」とか「人間は一人ひとり違っているから」と言い訳してお茶を濁すのではなく，いつかは物理学や化学の厳密さと肩を並べる完成度を目指すべきです。
少なくとも私は湿潤治療において，生物学と同等レベルのクリアさを目指しています。湿潤治療がもしも将来，その高みに登りつめることができたら，医学の他の分野もそれができないわけはないはずです。そういう高みを目指さずに，何を目指すのかと言いたいです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0902-06:00-4） - ［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0901-06:00-1）
- 「外傷を湿潤治療している医師」，「熱傷を湿潤治療している医師」に長崎県諫早市の野田医院／野田晋平先生を追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0901-06:00-3）
- 『土の文明史』についての手抜きレビューを追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0901-06:00-6）
- 「本を読んだら内容を書き写し，レビューを書き終えたらその本は捨て，新しい本にとりかかる」といういつもの習慣に従い，ようやく次の本に取り掛かれる状態になりました。今度はこの本です。
私の関心は目下のところ，「狩猟採取から農耕開始の時期」ですが，この時代の人口の動きについてかなり詳しく書かれているのが嬉しいです。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0901-06:00-7） - 一昨日，「ワセリンでスキンケアをしている人で雑誌の取材OKという方はいらっしゃいますか？」と募集したところ，早速5人ほどからOKの連絡をいただきました。ありがとうございます。
また，「ワセリンで本当に良くなりました」という文章も添えられていましたので，紹介させていただきます。62歳女性です。
2年近く前に、炎症を起こした粉瘤を手術していただきました。あっという間の処置の後、優しい看護婦さんから手を取り教えていただいたワセリンでのケア...以来、ハンドクリームは言うに及ばず、基礎化粧品の類、シャンプー、歯磨き粉が我が家から姿を消しました。
当初500gのワセリンを使い切ったあとからは、伸びのいいプロペトを愛用しています。化粧品をやめてからは、朝の洗顔は水のみで夜は時々純石鹸で軽く洗います。
冬場はその後ワセリン使用、夏はつけなくてもどうもないのでなにも無しですみます。
猛暑の今年、出来心で日焼け止めクリームをつけてみましたら、どうにもこうにも不快な密閉感を肌に感じて、一回使用して捨てました。帽子だけの対策でしたが、顔は赤くもならず、肌になんの炎症もおきていません。
現在乾燥もつっぱりもなく、手で触れた感触はサラッとしています。
身体に関してはお風呂上がりに全身に塗ることを始めてから、何十年も悩まされていた足のかかとのガサガサがなくなりました。軽石でこすることもなにもせず、ただワセリンを塗ってほっておいただけなのに！ おかげで、サンダルを履く時の恥ずかしさから解放されました。
それと、時折出ていた腕や足の痒みが減った気がします。ただこれは、シャンプーなどの界面活性剤を避け始めたことも起因しているのかもしれません。それとも同時期に始めた糖質制限の副産物でしょうか？
いずれにしても、先生の診察室を訪ねて以来の生活上の数々の変化、意識の改革には自分でも驚くばかりです。CMに振り回されず、皮膚を始め自分の身体管理の主導権はしっかり手にしていたいと思うようになりました。37歳女性です。
スキンケアをワセリンのみにして5年4年以上経ちます。
突然顔がアトピー？のように赤くヒリヒリ腫れてしまい、敏感肌用の化粧品も病院で処方されたヒルドイドも、しみて痛くて使えず困っていた時、夏井先生のサイトでワセリンを知りました。空気すらしみる状態で、風があたるだけで激痛だったのが数日で治ってあの時は本当に感動しました
以来ずっとワセリン一筋です
化粧品いろいろ使っていた時よりも、ワセリンだけのほうが肌の状態がすごくいいです。よく洗剤にかぶれて主婦湿疹になりますが、それもワセリンでなおしてます（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0901-06:00-2） - 8月30日の「豚皮揚げを食べる会 in 奈良」ではいろいろな方にお会いできましたが，「一生治らないと諦めていた顔のニキビ跡が，ワセリンと糖質制限と蛋白質タップリの食事で治りました。ついでに結婚もしちゃいました！」という体験談を語ってくれた女性にはびっくりしました。
陥没したニキビ跡は瘢痕拘縮なので，ピーリングなどの方法でしか治せないと思っていましたが，もしかしたら治療可能かもしれません。同様の悩みをお持ちの方がいらっしゃったら，ダメ元で「蛋白質タップリの糖質制限＋ワセリン」を試してみませんか？（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0901-06:00-4） - 「豚皮揚げを食べる会 in 奈良」に参加された先生からのメールです。
昨日(8/30)の豚皮揚げの会ではたいへんお世話になりました。
いまや江部先生の応援団長であり、本家を上回る勢いの夏井先生がポークおじさんの応援団長にまでなられていました。ただでさえ多忙な時間を割いて旅費全額自腹での援助はもはや酔狂者（失礼）の域に達しています。でも自分のためでなく人のために行動するのが相変わらずお好きなんですね。
はて奈良で開催するといってもいったい何人の奈良県の医師が集まるのかしらといささか懸念していましたが，他職種の熱意に溢れる人たちの集まりでした。それも奈良以外に大阪、三重、京都、兵庫、滋賀など遠方からわざわざ足を運んで参加されていました。
その凄まじいパワーに圧倒され、かつ楽しい雰囲気に誘われて普段ならまず人前で口にしないような余計な私事までしゃべってしまい、いま思い返すと赤面の至りです。まことに申し訳ありませんでした。みなさん酔っ払っていらっしゃたので記憶にとどまっていないことをひたすら祈るばかりです。
おだやかな大学准教授のC先生、豪快さと繊細さを兼ね備えた獣医のN先生、まじめでやさしいを絵に描いたような獣医のI先生、たくましくて（精神的に）かわいい女医のT先生、意外な共通点に驚かされたM先生、他にお名前をうかがっていなかったのですが、がんばりやで純な薬剤師さん、年齢より10は若く見える美しい看護師さん、常に場を盛り上げて下さった鍼灸師さんなどここに書ききれない方たちとともに楽しい時を過ごさせていただいたことに深く感謝申し上げます。
湿潤療法古参の不肖の弟子より
土曜日の会では、美味しい豚皮と和気あいあいなひとときをご一緒させていただきありがとうございました。この会に参加されていた人が一様に感じていたのは「参加者全員が元気でパワフルで疲れ知らず」ということじゃないでしょうか。午後2時から午後5時までの3時間，しゃべり続け，飲み続け，食べ続けたのに，椅子に座る人は数人だけで，それ以外の大多数はずっと立ち続けです。糖質制限によるスタミナ増強作用，恐るべし！
豚皮は、目玉焼きにした時の白身の橋のカリカリになったところに似た味だと思いました。お酒に合うよう、山椒塩を提案させていただきましたが、今思うとシナモンシュガー（ラカンカ）とかどうなるんだろう？ と試してみようと思います。
家で気軽に200度の油であげられるしくみが発達すればもっと普及すると思います。油ものの後片付けは主婦（私の様な兼業主婦）にとって敵ですから...
皆様の持ちよりの中で私が豚皮の次に感銘を受けたのはスモークサーモンとチーズケーキでした。あんな分厚いスモークサーモン、カナダにいた時も食べたことありません...
糖質制限をして、肌がきれいになったこと、疲れにくくなったこと、たまーのご褒美のデザートがより美味しく思えること等、嬉しいことがいっぱいでしたが、その上に、気さくな夏井先生と間近にお話をしながら新しい出会いがあり、本当に良かったと思っております。
また，「電子レンジで豚皮揚げ」という工夫もあります。ここでは600Wの電子レンジの場合の加熱時間が紹介されていましたが，500Wの電子レンジでは「平たいものは2分10秒～20秒」「折れ曲がったものは2分50秒～3分」くらいがいいようです。加熱前に熱湯をくぐらせるとさっぱりした味に仕上がります。（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-09.htm#0901-06:00-5）
2014/09/04
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2014/09/03
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