2014/01/31

【12:00】

• 　「化粧」と「炭水化物は新型コカイン」が一緒である可能性に気が付きました。次のような対応関係になります。もちろん，単なる思いつきですけどね。
  

  	摂取すると	時間が経つと	長期間連用すると
  タバコ	ニコチン濃度が上がり心が落ち着く	ニコチン濃度が下がりイライラする	肺がん・肺気腫
  コカイン	報酬中枢に作用し幸福感一杯	コカイン濃度が下がりイライラする	依存症になり脳が破壊される
  糖　質	血糖値が上がり幸せ感一杯	血糖値が下がりイライラする	デブ・糖尿病・高脂血症・不眠症・ニキビ・歯周病
  化　粧	美しくなれて幸せ感一杯	化粧を落とすと別人に⇒不安感一杯	肌がボロボロ，毛穴開きまくり，シミ・ソバカス

  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0131-12:00-1）

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• 　「化粧」についてのメールです。
  
  　「女性の肌のトラブルの原因は全て化粧品」について残念な反証をお伝えしなければと思い，メール差し上げました．他ならぬ私自身のことですが．
  
  　当方のスペックからお知らせしますと，36歳，3児の母です．私は化粧嫌い，というか化粧に意味を見出せず，この歳に至っても出勤時を含めて常にスッピン，化粧は冠婚葬祭で年に1～2日するかしないか，また日焼け止めはしなきゃな～と思いつつ毎シーズン三日坊主でついに習慣づかなかった筋金入りです．
  　夏井先生の仰るとおりでしたらシミひとつない羨望のお肌になって一人勝ちしてたはずなんですが，残念なことに添付しました写真の通り，鼻梁から両頬骨にかけてそこそこシミが出ています．25歳前後からぽつぽつ出てきて，出産後に一気に増えました．
  　真冬なので今のこれは薄いほうで，夏になるともっとくっきり浮き出します（「日焼けに埋もれてわからなくなる」んじゃなくて逆に目立つんですよね，残念なことに…）
  
  　夏井説とのギャップを以下のように考察してみました．
  

  1. シミのうちでも肝斑は特に女性ホルモンの乱れによって生じ，産後の女性にみられやすい（私も大量に出ました）ことから，その他のシミに関してもホルモン動態が影響を及ぼしている可能性．この話で思うのは女性の月経周期に関することで，女性は男性にはないダイナミックな性ホルモンの上下動が毎月あり，これが男性と比較してシミなどの悪影響として現れやすいのでは．
  2. テストステロン，成長ホルモンなどの「体を作る」ホルモンの男女差により，女性の肌のターンオーバー機能が男性のものより劣る可能性
  3. 私の生まれは九州で，有無を言わさぬ生まれつきの地黒です．昔から傷跡など容易に色素沈着しやすく長年落ちません．翻って夏井先生は色白美肌で有名な秋田のお生まれ…「シミが出やすい/出にくい体質（遺伝）」は厳然としてあると思います．

   

  　もちろん他の女性達と比べて肌荒れ，できものなどの肌トラブルは断然少ないと思います．が，シミ・シワに関しては「ノー化粧，ノー日焼け止め」だけでは30代で既に如何ともしがたいというのが私の実感です．女性同士でスッピンを晒す機会はそんなにないのですが，色白の人などは（化粧ユーザーでも）私と同年代で私よりシミが少ない人もいると思います．
  　成人女性で化粧をしない人というのは相当の少数派なので，数を集めて調べるのが難しいですね．数少ない体験談かと思いご連絡差し上げた次第です．
  　私の考え方というか仮説をたてる際は，次のような組み立て方をしていきます。
  
  1. まず大づかみに大原則を設定してみる（例：消毒は悪だ／糖質は摂取すべきでない／化粧は肌を荒らしているんじゃないか？）
  2. それが多くの場合で成立するかどうかを検証する
  3. その「大原則」から外れる例が見つかったら「大原則」に微調整をかけていく（例：女性ホルモンの肌への影響を考慮する／遺伝的要因を加える）
  4. そういう「微調整」が多くなり，もはや「大原則」を維持できなくなったら，別の大原則を考える
   
  　大体こんな感じです。
  　化粧の場合には，「化粧をしている顔としていない背中では，顔の肌は荒れていて，背中の皮膚は荒れていない」人が圧倒的多数です。これは同一個人の部位的な違いのみで遺伝的な違いはありませんから，「化粧は肌に悪いのでは？」と考えつく取っ掛かりとしては悪く無いと思います。「顔は紫外線にあたっているが背中は当たっていない」という反論が来たら，顔と前腕（ここは紫外線に当たる）の肌の違いで説明できます。
  　次に，女性ホルモンの変化によってできる肝斑は，という反論が出たら，それは女性ホルモンのみが原因となるので「化粧」とは無関係の現象となります。
  　・・・こういう検証作業を続けていけばいいわけですね。うまく行けば大理論が生まれるかもしれないし，途中で理論としてポシャったりします。でも，たとえポシャったとしても，次に何かを考える出発点になりますから，「大原則を設定してみる」作業は決して無駄になりません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0131-12:00-2）

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【10:30】

• 　「炭水化物は新型コカイン」というメールです。
  
  　今読んでいる本に衝撃の記述がありましたので、ご報告いたします。
  　著者は、高名な薬物依存症の研究者らしいです。書名は、｢溺れる脳　人はなぜ依存症になるのか｣( Mクーハー著 )です。
  　以下、引用です。
  

  　炭水化物は新型コカインともよばれる。炭水化物とコカインは脳の同じ部位を刺激する。糖分の過剰摂取も側坐核( 報酬系回路の一部です )のドパミン放出量を高める。

   

  　など、過食と薬物依存の類似性を指摘されています。実際、両者とも、脳内ドパミン受容体の減少という生物学的変化をきたしているようです。
  　｢糖質は角砂糖と同じ｣に加えて、糖質依存者への啓蒙に使えるでしょうか。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0131-10:30-1）

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• 　「肌の秘密」についてのメールです。
  
  　ドラエモン・・・あったらいいですね。
  　お化粧品を山ほど買い込んでいたティーンの頃の自分に忠告したいですね、本当に。トホホ・・・
  
  　そういえば、ヨーロッパの学校にいた頃、欧米の友人たちは、アイメイクと口紅はバッチリ、でしたが皆ノーファンデでした。ファンデーションをしっかり塗っているのは東洋人だけだったことをいまさらのように思い出しています。
  　あのころは「えっ、ファンデーションを塗らないでチークを塗るなんて・・」とびっくりしていたのですが、今、考えてみるとファンデーション信仰、美白に対する熱意は文化的なものかもしれません。
  
  　がんばってノーファンデ生活を続けて、ポイントメイクもできるだけ少なめにしたいと改めて決意いたしました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0131-10:30-2）

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【10:00】

• 　「輸液」についてのメールです。
  
  　日本の中心静脈栄養はアメリカ式で糖質メインですが、ヨーロッパは脂質がもっと多いと聞いたことがあります。
  　糖質制限の理論でいけば、アミノ酸と脂質メインの輸液で　人は良好に維持出来るはずです。さらには小児では成長・発達が糖質メインの輸液より良好なほずです。
  
  　いきなり人間とはいかないでしょうから、どなたか動物実験してくれないものかと考えていました。結果も早くでるでしょうから、糖質制限が正しいことを証明するのにもってこいだと・・・
  　生物によって違いがでるかとか、腸内細菌のため栄養はどうするか　など面白そうな問題も出てきます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0131-10:00-1）

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【08:30】

• 　「SGLT2阻害薬」についてのメールです。
  
  　SGLT2阻害薬なる糖尿病の新薬が上梓されます。余分な糖を尿中に排泄させてしまうとか。
  　既存の薬物のα-GIはいわゆる糖吸収阻害薬。こういった治療薬が開発される所以は「糖尿病の患者さんには糖が余計」だからこそ。ならば、糖を（その素である炭水化物）減らす、摂らなければよいのは素人目にもわかること。
  
  　糖を摂りながら（摂らせながら）、（高い新薬を呑ませて）尿に排泄させて、、、糖尿病専門家って凄いことを考え付くものです。
  
  　以前も同じようなことをつぶやきましたが、７５ｇの糖を摂らせて糖尿病の診断になってしまうなら、糖を５０ｇ、３０ｇ、１５ｇ、、、究極０ｇと減らしていったらどうなるか？　糖尿病と言えなくなるポイントが存在します（全ての患者さんではありませんが）
  　糖尿病の診断の概念は「糖負荷」。診断後の治療の概念は「カロリー負荷」
  　二枚舌なんですね
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0131-08:30-1）

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• 　昨日，「肌の秘密」について質問されたからからの追加質問メールです。
  
  　皆さまに先生の回答をお伝えしました。納得いただけたようでよかったですが「では、今あるシミ、シワをどうしたらよいの？」という疑問もいただきました。
  　きっと先生は遺伝子レベルでお肌がきれいなのでは・・と個人的には感じます。
  　遺伝子とかそういう難しい話をしているのでなく，肌を荒らすこと（＝化粧）をしていないから私の肌はきれい，というだけのことです。もちろん，もともと肌がきれいだったのかもしれませんが，それでも日常的に化粧をするような仕事についていたら，やはり肌は老化していたと思われます。
  
  　 「では、今あるシミ、シワをどうしたらよいの？」・・・ですが，これは「皮膚移植されたキズをきれいにするにはどうしたらいいでしょうか」という質問と同じです。きれいにはなりません。
  　 猫型ロボットにタイムマシンを出してもらって時間をさかのぼり，化粧をし始めた頃の自分に「化粧をすると後で肌がボロボロになるからやめなさい」と自分にアドバイスするしか解決法はありません。
  
  　私は熱傷で植皮をされた患者は救えません。しかし，これから皮膚移植される熱傷患者を減らすことはできます。化粧の害に苦しむ人をこれ以上増やさないことも可能です。化粧業界そのものを潰せばいいのです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0131-08:30-2）

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【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0131-06:00-1）

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• 　昨日は仕事が終わってから忙しかったです。17：20頃，病院を飛び出て光が丘駅に向かい，大江戸線で本郷三丁目まで行き，歩いて東京大学付属病院に向かい会議室へ。年に数回開かれる経済産業省のプラズマ医療機器開発ガイドラインを作る委員会に出席するためです。「プラズマって電離してイオン化した気体だっけ？」程度の知識しか持っていませんが，なぜか数年前から委員に選ばれています。
  　それが20：00過ぎまで続き，自宅に戻ったのは21：15分頃。それから大急ぎで夕食を済ませ，シャワーを浴び（カラスの行水より速いぞ），21：45にこの更新記事を書き始めました。
  　それにしても，医者なのに厚生労働省とは全く無縁で，経済産業省からお呼びがかかるというのも，考えてみたら面白いものです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0131-06:00-2）

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• 　『解剖医ジョンハンター』についてのメールです。
  
  　解剖医ジョンハンターの数奇な生涯(河出文庫)の中に，ジョンハンターが繰り返し語っていた言葉が出てきます．夏井先生の話されている事とほぼ一緒です．曰く，
  

  「自分の頭で考えよ」
  「常に疑問を持ち，自分の頭で考える外科医をそだてる事が必要」
  「世の定説は，真の知識というより単なる信仰に基づいている．定説を改めようとするのは，定説の誤りを認めて得意になりたいからでは無く，自分たちの無知を認めて，改めるためである」
  「確立された教義に疑問を持ち，自分の頭で考えよ」

   

  　200年前にジョンハンターが言っていた言葉を某々学会の偉い？先生に読ませたいですね．
  　まあ，読んでも頭には入らないでしょうが．ていうか，ジョンハンターの言葉が古くならないのは人間がそんなに進化していない証左でしょう．以前も書きましたが，機械的で知(＝考える事)を要しない治療の方が楽だからです．
  
  　先生がカロリーについてお書きになっている事は，科学的に正しいと思います．しかし，それは栄養学のタブーなのだそうです．栄養学の根本が壊れるので誰も言い出せなかった事だと栄養学を専門にする先生に聞きました．
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0131-06:00-3）

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• 　「医者の説明」についてのメールです。
  
  　今日の症例の紹介の中で、
  

  　真っ先に死亡する可能性があることを説明し，最も重篤な合併症について詳細に説明する。また「治る」という言葉もご法度で，「治る」という言葉は絶対に使うなと指導を受ける。もちろん，患者から医療訴訟を起こされないためだ。

   

  　との説明があったのを見て思い出したことがあります。
  　それはわたしの７０代のおばです。
  　昨年乳がん疑いと言われ、精密検査を受けました。そのときにまさにこの文のように、検査の、そして乳がんだった場合についての最悪の事態を「赤裸々に」話をされたそうです。
  　その結果、乳がんではなかったのですが、その時に説明された「最悪の場合」が忘れられず、今でも思い出して恐怖に襲われ、夜も眠れず、食欲もなくなり、うつ状態になってしまいました。（最近少しよくなってきましたが）
  　こういうことに対しては、患者は医者を訴えることはできないんですよね・・・
  
  　夏井先生のところに逃げてきた人たちも、（やけどをしたのが子供なら）夏井先生に出会うまでどれほど自分を責め、眠れない夜を過ごしたのかと思うと胸が痛みます。
  　「医者の説明を聞いてから抑うつ状態になり，日常生活もままならなくなった」という事実関係を証明できれば，立派な傷害事件として告訴できるような気がしますが・・・。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0131-06:00-4）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　超絶技巧ピアノから拝見し、糖質制限２ヶ月で体重－５Kg、west－８cmで快適に過ごしており、また、30年来の脂肪肝が跡形もなくなり、大変感謝しております。
  
  　（森田先生によれば）20年後の健康が立証されていないとのことですが、逆に現在の日本人の糖尿病、動脈硬化性疾患の罹患率からは、炭水化物中心の食生活の危険性がすでに立証されているのではないでしょうか？
  　私は1996年から2002年頃まで，『超絶技巧的ピアノ編曲の世界　ー体育会系ピアニズムの系譜ー』という趣味のピアノサイトを作っていました。日本でインターネットの運用が始まったのが1994年頃で，1996年といえば大企業も公式サイトを作っていなかったような時代であり，個人が運営するサイト自体が珍しく，ホームページ作成ソフトもほとんどない時代です。
  　このメールを寄越してくれた方は，その頃からの私のファンの方です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0131-06:00-5）

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• 　「プロフレッシュ」についてのメールです。
  
  　歯科医です。
  　プロフレッシュについて少し調べてみました。
  　作用機序は舌に居る嫌気性菌に酸素を供給して抑制し、嫌気性菌が発生させる揮発性硫黄化合物を減少させる、ということらしいです。そしてその効果が12時間持続する、としています。
  　この時点で、パーフェクトペリオと同様の理由でインチキ商品であると断じていいのではないでしょうか。口腔内の菌やバクテリアに薬剤（この場合は酸素）を作用させ、長時間に渡って死滅・減少させるというのは無理な話です。
  
  　そもそも口臭の原因も様々ですし。
  　質問者の方が「２、３時間でも効果があれば」とおっしゃってるので自己責任で使用してみるのもよいのでは、とも思いますがお勧めはしません。
  　お高い『水』ですね。原価はいくらでしょう？
  
  　個人的には、医療関係のこういった「水」を売る商売のことを「水商売」と呼び、基本的に信用しないことにしています。
  　こちらのサイトも参考になると思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0131-06:00-6）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　「ビートたけしのTVタックル」のご出演おめでとうございます。家族皆で、夏井先生に応援を送りながら見ました。注目となり、食生活を見直す番組となったことでしょう。
  　どんな反論者なのか楽しみにしていましたが、よくお肥えになられている先生方が画面に映るやいなや苦笑してしまいました。糖質制限をするかしないか、どちらが良いかは一目瞭然でしたね。
  　大竹まことさんがラジオで語られていたように、多くの方が同様につっこまれていたことでしょう。大声で「２０年後の保障を見せろ」という反論の前に、大量の砂糖を毎日採り、糖尿病や諸々の病気のリスクがある食生活について、森田先生のご意見をしっかりと聞いてみたかったです。
  　松村邦彦さんを糖質制限でダイエット挑戦なんか企画をやってもらえないかな。。と思いながらも見ていました。
  
  　糖は中毒症状がありますが、アルコール中毒患者は、ビール、日本酒、白ワインなどのアルコールだけでなく「糖」による原因も影響しているのでしょうね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0131-06:00-7）

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• 　ピアニストの山口雅敏さんからのメールです。
  
  　私たちのＣＤブックレットに寄せて頂きました、夏井先生のピアノ連弾エッセイ。もう一つの未公開バージョン、満を期して公開いたしました。ＴＶ出演を記念してです！
  　「超絶技巧に神は宿る」は、感動したと友人たちから感想が届いています。第２弾、「連弾の裏の歴史」に爆笑されることでしょう。
  　ご覧頂けましたら嬉しいです。
  　　　　⇒【伊賀あゆみ＆山口雅敏 デュオ♪4Hands EVOLUTION♪】
  
  　CDに収録した「超絶技巧に神は宿る」というエッセイは，上記のピアノサイト以来の多数（？）のメル友から，「久々に夏井さんの文章を読みました。熱くていい文章です」とメールを頂いております。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#）

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2014/01/30

【12:30】

• 　「ビートたけしのTVタックル」について，Office Facetからのメールです。
  
  　ＴＶタックル拝見しました。
  　先生の理論展開がすばらしかったのはもちろんのこと、個人的には先生はスーツもよくお似合いになるということと，昨年よりもさらにお肌がつやつやになっていてことが印象的でした。
  　先生が出演することをまわりの方々にお伝えしておきましたところ、見て下さった方々からコメントがよせられました。
  　気になる？皆さまからの感想は・・・
  

  「夏井先生って肌がきれいでびっくり！！」

   

  　ばかりでした。本題と関係なくて申し訳ございません。
  　しかし、視覚から入る情報はとても大切ですし、はじめて先生をテレビでご覧になった方々はきっとそう思ったのではないかと思います。
  
  　夏井先生の美肌の秘密について質問をうけましたが、私が先生のプライベートなことをそこまで存じ上げているわけもなく。。。また，過去の記事を検索しても皆さまの直接の回答になるかどうか定かではないので、いくつか先生への質問をまとめておくらせていただきますね。
  　お忙しいのに申し訳ございません。おこたえの必要がないと感じられたらどうぞ御遠慮なくスルーなさってくださいね。以下質問です。
  

  ●美肌の秘密への質問●

  1. ＴＶ出演時にはお化粧をしていらっしゃいましたか？
     　　　⇒していません・・・というか，生まれて56年間，化粧をしたことは一度もありません。いつもスッピンです。

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  2. レーザー、ケミカルピーリングなどなにか特別なことをなさっていますか？
     　　　⇒全くしていません。自分の体にも健康にも，一切，お金はかけていません。そういうお金があったら，飲みに行きます。

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  3. 基礎化粧品はどのようなものをお使いになっていますか？
     　　　⇒基礎化粧品って何ですか？　髭剃り後にワセリンを塗っているだけです。

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  4. 運動はなさっていますか？
     　　　⇒スポーツ嫌いです。せいぜい，朝夕の通勤で歩くのと，病院6階にある医局までエレベーターを使わず階段で昇るくらいかなぁ？

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  5. サプリメント等はとっていらっしゃいますか？
     　　　⇒サプリメントって何ですか？　酒にかける金はあってもサプリメントにかけるお金はありません。

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  6. これまで肌トラブルを経験なさったことはありますか？　それとももともと綺麗なお肌だったのですか？
     　　　⇒肌のトラブルは一度も経験なし・・・というか，自分の肌のことを気にかけたことはなく肌には無頓着です。自分の肌がきれいか汚いか，考えたこともありません。夏は直射日光当たりまくりです。

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  7. 睡眠時間はどの位ですか？
     　　　⇒毎日，夜11時半頃就寝し，朝5：00に起床

   
  　前にも書きましたが，女性の肌のトラブルの原因は全て化粧品です。化粧をするから毛穴が開き，シワだらけになります。日焼け止めを顔に塗るからシミやソバカスができます。
  　その証拠に，肌荒れしているのは顔と手だけで，腹部の肌は肌荒れしていません。化粧品を縫っている部位だけに肌のトラブルがあります。
  　私の肌がきれい（かなぁ？）なのは，生まれて一度も化粧をしたことも，日焼け止めを塗ったこともないからでしょう。
  
  　ちなみに，放送の時に着ていたスーツはマルイで3万円くらいで買ったものです。スーツは細身のものが着られるようになったので，マルイで十分です。多分，マルイでスーツを購入している最高齢者じゃないでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-12:30-1）

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【10:00】

• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　遅ればせながら、ビデオでTVタックル拝見しました。
  　内容についてはほかの方がコメントされているのを先に見ていたので、なるほどなるほど…という感じでしたが、相手の先生方はあくまで人の論文、そして世間で言われている内容ばかりで、自分で体験し、効果を確認している夏井先生の言葉に比べて、説得力はなかったですね。
  　その中で「糖質をとらないと血圧があがり、中性脂肪やコレステロールが上がる！」とか糖質制限のデメリットをあげてましたが、「理想の食事」をされているお二人の健康診断のデーターを見せてほしいと思ってしまいました。（笑）
  　さぞ、コレステロールも中性脂肪も血圧も体脂肪率もメタボ検診も全部クリアしている理想の数値なんでしょうね～
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-10:00-1）

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• 　「輸液」についてのメールです。
  
  　輸液に関してですが、「高カロリー輸液セット」を使用せずにアミノ酸製剤、脂肪製剤、電解質に加えて必要なブドウ糖を追加することで対応可能だと思います。（オーベンからキットを闇雲に使用しないよう言われていました。薬局からは不評でしたが）
  
  　経腸栄養ですが沖縄県徳洲会こくらクリニックの渡辺先生（カムカムダイエット）は生卵を使用されているそうです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-10:00-2）

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• 　「老化」についてのメールです。
  
  　今朝の、体の老化のお話しが有りましたのでメールさせて頂いております。
  　小生の体も歪んできており、最近栄養関係の書籍をあたっていますと、当方ビタミンやアミノ酸の取り方にかなり偏りが有る事に気付き、酒のみでも有り、いろいろ調べた結果「アサヒスーパービール酵母V」「アサヒアミノゲット」にたどり着き使っていますが、なかなか良いようでしたので取り敢えずご連絡です。
  
  　また柏崎良子先生の書かれた栄養関係の著作は衝撃的でした。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-10:00-3）

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【08:30】

• 　科学と宗教の違いは何か。
  　科学は疑うところから出発し，宗教は信じることから出発する。科学者はまず最初に自分の考えを否定してみるが，宗教は無条件で信じることから始める。
  　湿潤治療や糖質制限が宗教でなく科学たり得ているのは，私自身が毎日「湿潤治療（糖質制限）で間違っているところはないか。仮定を前提にしている部分はないか。もっと良い方法があるのではないか」と，日々，疑っているからだ。『炭水化物が人類を滅ぼす』を執筆している時も，自分の原稿を読み返しては間違い探しをし，自分の考えをまず否定してみることから始めた。疑い抜いて，否定し尽くして，それでもまだなお否定できない部分が残ればそれが真実だ。
  
  　その点，糖尿病治療は宗教だ。「糖尿病はカロリー制限とインスリン注射」という治療を信じることから出発しているからだ。もしも糖尿病学会の大先生方が科学者を名乗るのであれば，まず最初に従来の糖尿病治療を疑うところから出発しなければならないのに，信じて疑わないところから出発している。
  　つまり，糖尿病学会側と糖質制限側の論争は「宗教 vs 科学」の論争であり，噛み合わないのである。糖尿病学会側の人間は宗教の信徒としては優秀だが，科学者としては無能だ。彼らは自分が科学者だと思っているが，実は，純真で素朴で教祖様を信じて疑わない純朴な信者に過ぎない。
  
  　これは糖尿病に限ったことではない。あなたがいましている治療は科学だろうか，それとも宗教だろうか。あなたは科学者として治療にあたっているだろうか，それとも信徒として経典を読んでいるだけだろうか。たまには自問してみるのも悪くないと思う。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-08:30-1）

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【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-06:00-1）

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• 　瑞光メディカルの倉田さんから教えてもらったのですが，台湾の「傷口大師」というドクターが湿潤治療と褥瘡のラップ療法の普及に努めていらっしゃるようで，鳥谷部先生や私の治療，プラスモイストについて中国語で解説しています。どういう経緯で湿潤治療のことを知ったのかよくわかりませんが，治療の啓蒙活動をしていただき，ありがとうございます（・・・と日本語で書いても感謝の意は伝わりませんが）
  　　　　　　⇒【傷口大師一個專門介紹傷口及敷料相關産業的網站】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#）

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• 　「ポークおじさんの豚皮揚げ」ですが，「成分表示にブドウ糖と記載されているが・・・」という問い合わせが多いそうです。
  　実は，加工の段階でごくわずかにブドウ糖を使用するため，成分表には「ブドウ糖」が記載していますが，日本の消費者庁の食品表示法では「0.5g以下は 0 と表示でよい」となっているため，「糖質ゼロ」という表記になるそうです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-06:00-11）

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• 　輸液についての要望メールをいただきました。皆様はどのように考えられますか？
  
  　消化器外科医として最近考えていたことがあります。
  　糖質が制限され、アミノ酸と脂肪分がたっぷり入った臨床使用可能な高カロリー輸液や経腸栄養剤が開発される可能性はないか、ということです。特にICUで管理されている重症患者さん、糖尿病がある術後患者さん、膵機能が著しく障害される膵頭十二指腸切除後の患者さんなどには、とても有用ではないかと思うのです。
  　現実的には無理なのかもしれませんが、先生方のお考えをお聞かせできれば幸いです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-06:00-9）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　TVタックル拝見しました．やはり時間が短かったですね．
  　司会者が番組の意向を踏まえながらコメントしたりしないで両者の討論がもっと見たかったです．でも，素人さんにもどちらが正しいのか一目瞭然だったようです．
  
  　以下，大竹まことさんが収録日の様子をラジオで語られています．
  　大竹さんの言うとおりで，体型が全てを語っています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-06:00-2）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　ＴＶタックル。わたしＴＶ棄てて数年のため見れなかったのですが・・・
  　対戦相手の「森田先生」を発掘して頂きありがとうございました。
  

  　「10年間，20年間，糖質制限を続けたら何が起きるかわかっているのか。それがわからないのに糖質制限をして何か起きたらどうするのか。誰が責任を取るのか。20年後のことがわからないのに治療を始めるのはおかしい 。」

   

  　というような意味の発言されたとか。
  　なんとも心強い思い！！！　こんな正当派の先生がいらしゃったとは。日本の医師界もまだまだ信頼がおけます。
  　ぜひとも森田先生には「糖質制限」を「ステロイド」に置き換えていただき、「ステロイド」など外用剤により苦しんでいる、われわれアトピー患者の先頭に立って戦闘いただければ。と。
  　もちろん、「ステロイド」の２０年後の結果はすでに出ておりますので，森田先生も戦いやすいかと・・・ふふふっ
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-06:00-3）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　先日のTVタックルの反響、ものすごいですね。
  　私も、娘の宿題の手伝いの手を止めて、しっかり視聴致しました。久しぶりに先生のお姿を拝見したのですが、端正なお顔と顔の色つやがとってもよいのに見とれてしまいました。
  　対する反論派の森田豊先生と女性の顔が本当にデブ顔で説得力がないのには呆れてしまいました。お二人の反論内容がばかばかしく、本当に歯がゆくも感じました。（とやかく言う前に、自分でやってみろや！！！って感じです）
  　やはり、時間があまりにも短かったのが、残念でなりません。
  　私もさらに自信を持って糖質制限を広めていけるように感じました。
  　人間は中身が大切だ，というのは正論ですが，外見も大事なんですよ。特に，私みたいに「容貌にそれほど自信がない」人間は，内面をカバーする物といったら体型しかありません。例えば，太っているとそれだけで足が短く見えますが，痩せて細身のジーンズを履きこなしているだけで足がちょっと長くなった気分になります（・・・気分だけだけどね）。
  　今さら中身を向上させるのは大変だけど，外見だけなら痩せるのは簡単なんですよ・・・糖質を食べなければいいだけですから。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-06:00-8）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　TVタックルの番組の冒頭で、食事摂取基準の解説として、厚生労働省が炭水化物を50～70％とることを推奨していると言っていましたが、これは誤りです。
  　炭水化物に推奨量は設定されていません。目標量として50％以上70％未満を設定するが、これには大きな根拠はないとしています。
  　食事摂取基準の110頁をご覧ください
  　「50～70％とることを推奨」というのは番組制作スタッフが選択した言葉であって，それに医学的厳密性を求めるのは見当違いというものです。
  　それに何より，50％にしても70％にしてもカロリーベースの数字ですが，カロリーという概念自体が根拠皆無のインチキ数字なのですから，50％以上だろうが70％未満だろうが五十歩百歩，目くそ鼻くその議論です。
  　また，糖尿病の食事指導では［炭水化物：蛋白質：脂質＝6：2：２］が「推奨」されているのは事実です（もちろん，これもカロリーベースの数字だけどね）。厚生労働省は「大きな根拠はない」としているかもしれませんが，糖尿病学会や栄養学会はそれを「大いなる根拠」として，患者に強制しています。
  　問題の本質は「50％という数字が正しいか，70％という数字が正しいか」ではなく，いつの間にか，間違っている概念（＝カロリー数）がひとり歩きして医学のエビデンスになっている，というところにあります。
  　繰り返しますが，50％，70％という数字はどちらもインチキです。インチキ数字のどちらが正しいという議論はナンセンスです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-06:00-10）

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• 　「恐ろしい熱傷治療」についてのメールです。
  
  　このサイトで一番印象深いというか好きなのが、乳児の胸腹部背部・顔面熱傷の赤ちゃんが体幹・右上腕はポンチョ型プラスモイストなどで被覆。被覆して数分後，泣き止んでニコニコして遊び始めたという話。　なごみます。
  　しかしながら，ほぼ同じかもっと軽いやけどの赤ちゃん（子供も含めて）がゲーベン塗りたくられてれて泣き叫び，治んないから、皮膚移植されるという例を何度も聞くと、ホント心が凍ります。
  　知っているか、知らないか。調べたか調べないか、運次第。たしかにそうです。
  　でも２１世紀の現在、この治療法が同時に成立していていいんでしょうか、しかも圧倒的に古い治療法がのさばっている。なんとかなりませんかね？
  　結局のところは湿潤療法が日本の標準治療にならない限りこの悲劇が続くのでしょう。
  　夏井先生が頑張ってもらうのはもちろんの事、素人ではありますが自分でも何か出来ることはないのか、とつおいつい考えておりますが、もどかしいです。
  　以前にも書きましたが，旧来治療をしている医者がいくら多くても，そういう治療をしている医者から患者が逃げ出せばいいだけのことです。「消毒と軟膏ガーゼ，皮膚移植」が大好きな医者でも，目の前に熱傷患者がいなければ消毒も植皮もできません。
  　そして実際，数年前から「大学病院形成外科／皮膚科からの脱走熱傷患者」は年を追うごとに増える一方です。増加の原因は湿潤治療が知られてきたことではなく，スマホが普及したからでしょう。スマホを使う人が増え，気軽にネット検索ができるようになった結果です。恐らく「脱走患者数」と「スマホの販売数」には強い正の相関関係が見出だせるはずです。
  
  　つまり，運命の分かれ道は「運次第」ではなく，スマホを使えるか，ネット検索できるかどうかです。パソコンもスマホも持っていない，ガラケーは使っているがネット検索はしたことがない，という熱傷患者は皮膚移植されて泣くしかないが，ネット検索してその病院から脱走した人は助かる・・・という単純な図式です。
  　更に重要な事は「皮膚移植と言われて，それは困ると思ってネット検索し，湿潤治療を知った」という人の大半はそれまで湿潤治療について全く知らなかった，という点にあります。少なくとも私の外来では，9割以上の患者さんはネット検索するまで湿潤治療は知らなかったと言っています。つまり，事前に知らなくても，ネット検索の方法さえ知っていればいいのです。後はGoogleが湿潤治療に導いてくれます。
  
  　では，「素人ではありますが自分でも何か出来ることはないのか」に対する回答ですが，「自分でできる手段で，ヤケドをしたら湿潤治療だ，湿潤治療なら皮膚移植しなくても治る，という情報をネットに繰り返し流すこと」です。あなたの流した情報が熱傷患者さんを救います。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-06:00-4）

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• 　先日，テレビに出演しましたが，いろいろな人から「ギャラはどのくらいですか？」という質問をいただきます。結論から言うとゼロです。前回も前々回も今回もノーギャラです。今回のテレビ朝日は交通費は出してくれましたが，テレビ局によっては交通費すら自腹です。
  　今回のようなテレビのバラエティなどに出演する人は3つに分かれます。芸能人，文化人，一般人です。ギャラが出るのは芸能人と文化人で，私のような一般人はノーギャラなんですね。
  　芸能人と文化人の違いは前者は芸能活動を主な収入源としている人，文化人は医者とか弁護士など，他に職業がある人です。芸能プロダクションに所属しているのが芸能人，所属していない個人営業が文化人，という分け方もできます。文化人（＝ギャラあり）と一般人（＝ノーギャラ）の境目については調べてもよくわかりませんが，テレビに出てもギャラが出なければ「自分は一般人枠だったんだな」とわかります。
  　芸能人のギャラは1時間の出演で10⁶円の人から10⁵円以下までさまざまであることは皆様，ご存知のとおりです。一方，文化人の場合は相場は1時間の出演で3～5万円くらいのようです。「1時間の出演で5万円なら文化人はいいなぁ」と思われるかもしれませんが，実はバラエティの収録は放送時間の3倍くらい，つまり1時間番組では3時間以上スタジオ内に拘束されます（・・・そして待ち時間が多い）。しかも，フリップの原稿を作ったり，事前の打ち合わせがあったりと，結構準備が大変と聞いたことがあります。つまり，同じ時間拘束されるなら，医師会などで2時間講演するほうがはるかにコスパがいいことになります。
  　実際，「文化人枠で出演しても実入りは少ないし大変だが，顔を売るためだから仕方ない」と割りきって出演されている方が多いとか・・・。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-06:00-5）

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• 　このような質問をいただきました。どなたかご存じですか？
  
  口臭予防のためですが、下記のものがネットで評価がすごくいいのですが、口内殺菌剤パーフェクトぺリオの記事を拝見しているとやはりよくないのかなという思いがあります。
  　一時的に２、３時間でも効果があれば使用してみたいのですが、おすすめはされないでしょうか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-06:00-6）

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• 　【脳機能の老化は知識量の増大も要因】
  　面白い考えですが，もう数ヶ月で57歳になる私の実体験から言うと，固有名詞（人名，薬剤名，書名・・・）のど忘れや，固有名詞がすぐに出てこない，という現象は10年前に比べて明らかに多くなっています。身体能力が衰えるのと同様，脳の能力も衰えるのが自然じゃないかと思います。いわば自然現象です。
  　その自然現象に対し，「老化しないように努力しよう」という生き方もあってもいいし，「老化した姿を見せるのはみっともないので，見せないように努力しよう」という方向性もあってもいいし，「人間は老化しないのです。情報量が増えただけです」と解釈するのもありかもしれません。
  　でも，56歳人間の実感としては，「老化はない」と言い張るのは無理があるんですよ。現実的に，色んな身体部署（目とか歯とかアソコとか）が衰えてきているのは事実ですから・・・。
  　人間はどんなに頑張っても130歳以上までは生きられないようです。つまり，生命の上限がある生物です。だったら，肉体の老化は素直に認め，受け入れるべきです。どんなに努力したって，130歳までは生きられないのですから・・・。
  　死に際して「あれもやっておけばよかった。これもやっておくべきだった」という死に方をしなければいいだけじゃないかと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-06:00-12）

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• 　【サプライズに涙が止まらない…ボロボロだった思い出のテディベアを復元してプレゼント（動画）】
  　この動画にあなたは絶対に泣きます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-06:00-13）

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• 　【河川の40％、地下水の90％が汚染＝大気汚染と同様に深刻な水資源汚染―中国】
  　以前からしつこく取り上げていますが，淡水の汚染は中国の最大のアキレス腱です。環境汚染を放置し続けて工業化と経済発展ばかり追いかけてきたツケが，今こうして，淡水の汚染というかたちで襲いかかってきたきたのです。特に，地下水は一度汚染されると清浄化は不可能です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0130-06:00-14）

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2014/01/29

【11:00】

• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　一言、「時間が短い！」です。温暖化と抱き合わせにするほど軽いネタでは思いますので、もったいないなという感じです。
  　これをきっかけに糖質制限が広まれば良いなと思う反面、やはり現時点では「極論」という一般認識であることは免れないと感じるため「知る人ぞ知る」「やる人ぞやる」な状態は大きく変わらないだろうな、と思います。
  
  　対抗馬の先生方は、まあ、あんなものだろうと思います。
  　論理武装しようとすればするほど絶望的な話題でしょうから。頭が悪いようにも見えますが、あれこそが多くの人を代表する姿だろうと思います。私の身の回り数十メートルの、これまでの反応と大差がありません。おそらくは、現状に大きく危機感を持っていなければ ( 仮令、傍から見て深刻なメタボでも )、大胆に環境を変えることに大きく苦痛を感じるのだろうと感じます。大事なのは論理でもエビデンスでも善し悪しですらない。破綻が起こっていない ( と信じる ) 限り1mmたりとも習慣を変えたくない、悪く言えば引きこもりと同じ怠け者の行動原理です。
  　逆に大きく騙されることもないので、一般的にリスクへの対処として、大きく間違えているとは言い辛いのですが…
  
  　私が湿潤治療・糖質制限を知り、受け入れられたのは、私自身の気質もあるかもしれませんが ( 私のようなコンピュータ技術者には明日楽するため今日頑張るという、変わった怠け者が多いので )、アトピーという現実への強烈な危機感があったためかもしれません。その意味では私は幸運だったのかも知れません。
  
  　それにしても、森田先生の「実績があっても保証がないからダメ」という趣旨の発言は、今までの医薬品認可の方式を全否定するようなものだと思うのですが、そこは気付いているのでしょうかね…。
  　ある程度の期間試して実績 ( と見なされるもの ) があり、大きな副作用がない ( ように見える ) ならば、認められるべきものと思っていたのですが。あれは大きなポカなのではないかと思いました。
  　次の機会があれば、もっと手ごわい論客の言い分を聞いてみたいです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-11:00-1）

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【08:30】

• 　いつもの西堀先生からのメールです。
  
  　テレビタックル出演、ご苦労様でした。
  　私は、高校生の頃、本気でたけし軍団に入りたいと思っていたほどのビートたけしファンなのでうらやましい限りです。
  
  　今朝のHPに「恐ろしい熱傷治療」という投稿がありました。つい最近、当院にも恐ろしい熱傷治療を受けた赤ちゃんが逃げてきたので紹介いたします。
  　患者は1歳2カ月の女の子です。食事中にあんかけを顔にかけてしまいやけどを負ってしまいました。すぐに受けた救急病院ではワセリンが処方されたのですが、翌日受診した皮膚科で、なんと顔のヤケドをマキロンで消毒するように指導されたそうです。しかし、消毒するとびに赤ちゃんが大泣きするのでかわいそうになりネットで調べて、当院を受診しました。数ある消毒薬の中で最も痛いマキロンを赤ちゃんの顔に塗るなんて、その時の赤ちゃんの激痛を想像するだけでかわいそうで涙が出そうになります。湿潤療法を始めてからの経過は良好で1週間できれいに治りました。写真は当院のブログに載せてありますので、ご参照ください。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-08:30-1）

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【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-06:00-1）

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• 　「美味しい糖質制限食が楽しめる飲食店」に，静岡県伊東市の赤沢温泉ホテルを追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-06:00-13）

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• 　昨日は仕事が終わってから小学館の「週刊ポスト」の取材がありました。もちろん，糖質制限についてです。近々，記事が掲載されることになりそうです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-06:00-5）

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• 　「恐ろしい熱傷治療」というメールです。
  
  　先日年末に熱湯を前胸部にこぼして３％程度の２度熱傷を負った１歳児がいました。
  　年末年始は当科で処置をし、正月があけたので地元の施設に紹介状をわたして継続診療をお願いしたのですが、つい数日前に救急に再受診されました。その理由が．．
  

  　「近くの大学病院へ受診した（そこしかこどもをみてくれるところがなかった？）。そうしたらスプレーをかけてもらい（フィブラスト？）、ゲーベンという軟膏を塗ってもらうようになった。
  　その直後辺りから、処置のときのこどもの泣き方が全然違うんです．．．（わたしたちのところで処置していたときにも泣きはしたがそれよりも激しい泣き方で痛がっている様子なんです）。
  　そうしてなぜかやけどの染出しがひどくなって来ているんです・・。なにかおかしい気がして、再度里帰りをした際にこちらにきました」

   

  　とのこと。これってゲーベンの仕業ですね。多分。
  　熱傷部位をみると、ほぼよくなっているものの、一部は以前よりも深達度が深くなっている様子？？
  　これから毎週末里帰りをされるとのことでしたので、自宅での処置の仕方をお伝えし、こちらで経過をみさせていただくことにしました。
  
  　わたし自身はゲーベンを使わないのでこのような経験はありませんでしたが、いい勉強になりました。
  　ゲーベンが激痛軟膏で，浅い傷を数日で深い傷に変えるバカ薬・クズ薬であることは，私が自分の体で行った人体実験^(R)から明らかです。
  　同様に，「フィブラストは痛い」というのは昨年11月のこのコーナーでかなり話題になりました（左側のカラムからスレッドが読めます）。フィブラストは浸透圧が高いために「キズに塩を塗る」のと同じ効果になるようです。もちろんフィブラストも「バカ薬・クズ薬」の殿堂入りですね。フィブラストを使う医者は，患者を拷問にかけて喜んでいるアホかサディストとしか思えません。
  　この「バカ薬・クズ薬界の両巨頭」を併用で使っている上記の大学病院の医者はキング・オブ・バカ医者だな。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-06:00-9）

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• 　糖質制限についてのメールです。
  
  　先日、お友達とパスタを食べに行きました。まあ～たまにはいいっかと思い、行ってしまったのですが、もれなく、ピザ食べ放題が付いてきました。
  　調子にのって食べてしまい、その後大変なことになってしまいました。後ろ頭が痛くてしょうがなく、なんとこの痛み、夕方の6時位まで続きました。この量の炭水化物はもう食べないと、心のなかで誓いました。
  
  　最近、スーパーでの買い物時間が短くなったな～と感じます。何を買おうか迷わなくてよくなったからです。糖質の少ないものの目利きができてきたようです。
  　また、忙しい時に出来合いお総菜に頼るときも、ポテトサラダではなく、野菜サラダ。肉じゃがより、高野豆腐の煮物とか。迷う時間、一切なし。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-06:00-2）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　阿川幸子さんの「ふらふらする」に対して、「体がまだ対応してない」と回答されていましたが、これはむしろ江部先生がいつも言われている単にエネルギーが足りてない状態でないでしょうか？
  　阿川さんのスリムな体型からは、食が少なそうな感じがします。炭水化物を除いた場合に必要なエネルギーを得るのに努力が要るくらいなのかもしれないです。
  
  　森田先生の件は・・・
  　糖質（炭水化物では無く）が過剰な場合に体に悪影響があるのはもう論議の必要がないと思います。
  　ならば、糖質過剰を放置する責任はどう考えられるのでしょうね？？
  
  　さらに言えば
  

  1. 糖質過剰は体に悪影響がある
  2. 炭水化物は糖質と繊維質である
  3. となると、炭水化物を取ると糖質過剰になる

   

  　このへんで「アレ？今の栄養学て変じゃない？」と思わないのはもう考えることを”放棄”していますよね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-06:00-3）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　昨日の、TVタックルのご出演を楽しく拝見しました。
  　ただ、対論者の先生は、夏井先生に反論されると、「主食だから」とか「長期にわたると責任が・・・」とか、科学的な視点からではない反論をされるので、議論が深まらなかったところは残念でした……。長期での効果が実証できなければ治療できないのなら、新薬も新しい手術法も使えませんよね。何より、選択肢を示してもらえないというのは、インフォームド・コンセントの観点からも残念なことです。
  
  　江部先生との対談（『医療の巨大転換を加速する』）でもおっしゃっていましたが、インターネットが普及した結果、個人でも新しい治療法を調べて、旧来型の治療をする大学病院から逃げ出してくる患者さんが多いと聞きます。今回のテレビの内容が少しでも頭に残っていれば、自分や家族が糖尿病になってしまったときに、「そういえば、前にTVタックルで、炭水化物を制限する方法もあるっていうお医者さんがいたな。ちょっと調べてみよう」という気になると思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-06:00-4）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　【日々悠々】
  　この方の論評が、最も的を得ているかと思われます
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-06:00-6）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　昨晩のテレビ番組は素人目線から分かりやすかったので、実家の両親に糖質制限を勧める際に自分で解説しながら見せようと思います！
  　管理栄養士さんと相手の先生方、昨晩自分の姿をテレビで見てご自分の不健康そうな荒れた肌と浮腫んだお顔に気がついてくれるとよいですよね。
  　そういえば，日本糖尿病学会の偉い先生方って揃いも揃ってメタボ体型なんだよね・・・と聞いたことがあります（あくまでも伝聞なんで違っているかもしれません）。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-06:00-7）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　昨日、「ビートたけしのTVタックル」楽しく拝見させて頂きました。
  　私も、糖質制限のことはまだまだ勉強中でド素人ですが素直に納得致しました。普通に炭水化物を取るとあれだけの角砂糖を摂取してると思うとゾッとします。
  　本当に、糖尿病患者で困っている方を救えるのは糖質制限しかないと思います。
  
  　何となくですが、日本人の悪い所というか、日本人に多く見られますのが正しいこと、新しい事を伝えようとすると必ず反論者が出てくるんだと思います。夏井先生、医学会、日本人の食文化を絶対に変えてください。
  　確実に糖質制限は、健康的に長生きし命が助かる方が多く出てくると思っております。私も、最近は糖質制限の凄さを知ってしまったので、糖質制限は凄いからとにかく本を読んで実践した方が良いと会う方々に端から進めております。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-06:00-8）

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• 　日本医事新報の記事についてのメールです。
  
  　日本医事新報１月特集号で、帝京大の新見先生が漢方薬の特集を執筆されていますが、その中のコラムを紹介します。
  

  　「西洋医学が万能と思っていた１０数年前、私は漢方が大嫌いでした。だって、胡散臭いのですから。漢方理論も漢方診療も古典もすべて胡散臭く感じました。それを払拭できたのは実体験です。西洋医学で限界を感じている患者さんに漢方が有効なことを体感したからです。他人の症例報告も漢方のエビデンスとやらも、私自身を説得するにはまったく無力でした。自分の経験が何より漢方の上達には必要です」

   

  　さらに
  

  　「漢方にはエビデンスがないと昔、私はよく叫んでいました。確かにそうかもしれません。でもエビデンスがそんなに必要でしょうか？今は、患者さんに効けばそれでよいと思っています。レスポンダーとノンレスポンダーがあるのが漢方です。それを漢方的には証と言ったりします。効く漢方も効かない漢方もあるのだと理解して、患者さんと一緒に適切な漢方薬を探せば、それでよいではないですか。それで患者さんが楽になれば」

   

  　これって、漢方を糖質制限食に見立てれば、通じるところがたくさんありますよね。要は患者さんに効果があるならやってみようという気持があるかどうかってことじゃないでしょうか。
  　私は2005年に帝京大学で講演させていただいたことがありますが，講演の依頼をしてくれたのが新見正則先生でした。そういう御縁もありますので，新見先生の本を紹介しちゃいます。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-06:00-10）

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• 　本の紹介メールです。
  
  　TVタックル拝見いたしました。当方のスタッフも衝撃を受けたようでした。誠に有り難うございました。当地も瑞穂の土地で、まして最近ラーメン王国みたいに超糖質王国と思われますので地元でどれだけの人がはっと思ったか心配です。
  
  　最近東北大学名誉教授の松澤大樹先生の「心の傷は脳の傷　西村書店」「目で見る脳とこころ　NHK出版」と言う本を読んで個人的コペ転です。
  　放射線医学専門の松澤先生が、CTやMRIの切り口を扁桃体、海馬、側坐核などの情動中枢を撮るラインを独創的に決めその結果、多くの鬱や統合失調患者さんのCT,MRIを診てくと扁桃体に器質的変化を画像的に形として見いだせています。治療成績も凄まじいです。ノーベル賞級と思いますが学会では無視されています。でもパラダイムシフトは着実に進んでいると存じます。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-06:00-14）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　先生のご著書「炭水化物が人類を滅ぼす」のその興味深さ、面白さに一度でファンになりました。（読後にあまりの感動にしばらく頭がボーとした程です。）
  　すぐに「傷はぜったい消毒するな」に遡り、また大感動しました。そして「TVタックル」でスマートな先生を拝見した感激のまま、「医療の巨大転換期を加速する」を拝読、今、本を閉じてメールを書いている次第でございます。（娘達の傷にはいつもキズパワーパットを使っていて、以前から先生の恩恵にあずかっていたことに　今ごろ気付きました。申し訳ありません。）
  
  　「TVタックル」での先生は本当にかっこ良かったです!! 　僭越ながら、番組の感想を書かせていただきます。
  

  1. あの時間内では基礎知識がない人には糖質制限の価値は伝わり切らず、勿体ないと思いました。
     一般人は先生が思っている以上に知識がないものです。　私のまわりの男性には「豆腐は炭水化物？」とか「コショウって血糖値上がる？」などと平気で言う人がいます。
     解糖系などはもう次元が違うようです…。
  2. 番組は短く編集されたのかと思いますが、先生のお話をもっと入れていただきたかったです。
     対戦相手の方はお話になりませんし、脳が炭水化物中毒になっている人も抵抗が強そうでした。
     阿川さんのような年齢・体型の方がいきなりスーパー制限するもの間違いだと思いました。
  3. 「腎機能が落ちている人に対する注意のテロップ」などが無かったことが気になりました。
  4. 全く栄養学の知識がない人が「炭水化物さえ取らなければあとは何でもok」と浅い理解をした場合、トランス脂肪酸過多や人工甘味料過剰摂取になる恐れがあるとは思いました。必須脂肪酸、必須アミノ酸程度の知識があり、食材についてもある程度知っている人だと心配無いのですが。

   

  　これから、先生のHPをつぶさに読ませていただき、もっともっと勉強し、まわりの人の役に立てていけるようにしていきたいと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-06:00-15）

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• 　【ブラックホールは存在しない？】
  　ブラックホールの存在を大前提にしているのが現在の宇宙物理学ですが，もしかしたらその大前提，根底が崩れるかも！
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#129-06:00-16）

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• 　【１分で振り返るアニメ「かぐや姫の物語」】
  　北村ヂンさんの「１分で振り返る」シリーズはどれも完成度が高くて面白いです。「なんだかんだあって」がいい味出してます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-06:00-11）

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• 　【冬の海で野生ダイコン獲る】
  　もう一つ，Daily Portal Zネタ。さすらいの理科教師，加藤まさゆきさんの「野良野菜シリーズ」。野良ニンジンと違って，野良ダイコンは食べられるそうです。野良野菜を収穫して実際に食べてみる実験屋魂は凄い！
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0129-06:00-12）

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2014/01/28

【12:00】

• 　今日発売の今週号の「週刊朝日」185ページに，斎藤美奈子さんの『炭水化物が人類を滅ぼす』の書評が掲載されています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-12:00-1）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　昨夜の番組を拝見しました。僭越ながら感想を書きました。

  1. 夏井先生の圧勝。しかし、テレビ的に視聴者は極論ととらえるかもしれない。
  2. 森田豊先生（反対派）は糖質制限をすると、脂質プロファイルが改善することも知らずに討論に参加していた。
  3. 反対派のお二方は肥満。森田豊先生は昨年10月に「ダイエットはオーダーメイドしなさい」という本を執筆されています。 　そういうことはダイエットに成功してから言ってもらいたいですね。
  4. 森田豊先生の根拠は能登論文。論文が正しい理由は国立国際医療研究センターだから信用できる。解析人数が多いので信用できる。 　内容についてはなんら述べず、結論だけ。この論文についてどれだけ批判があるのかご存知ないようです。
     　　●低糖質のグループが出ていないこと
     　　●メタアナリシス論文であること・・・究極の後付解析であり、引いてくる論文でどうにでもかける。（しかも人の労力を利用して簡単に）　信頼性の低い論文を採用している
  5. 能登洋先生の論文は新聞などでさかんにとりあげられ、数千万人の人が繰り返し目にしたはずです。（結論だけ!!)

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  　まさに政治的な目的を達成した論文といえるでしょう。他力本願で申し訳ないですが、夏井先生に討論でぶっ潰してもらいたいです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-12:00-2）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　もともと夏井先生のファンでしたが、昨日は公平中立な目線で見ようと心掛けてテレビを拝見しておりました。
  　なのですが、、、夏井先生の話に比べて、森田先生の話は中身がなくて、対抗相手としてはとても物足りなく感じました。「糖質制限」がテーマの議論なのですから、森田先生にはもっともっと勉強してきて欲しかったです。
  
  　糖質制限が危険とする根拠として、森田先生が出してきたのは2013年１月２６日付け朝日新聞の国立国際医療研究センターの出した論文の記事のみでした。森田先生は実際本当に原論までお読みになっていたのでしょうか。
  　炭水化物を少なくとっている人のほうが死亡率が１．３倍になるとのデータでした。
  　逆に、炭水化物を多くとり続けているグループと、糖質制限をしているグループで、糖尿病やその他生活習慣病になり死亡する人の割合を比べたら １．３倍では収まらないのではないかと推察いたします。ここらへんのデータがあるとおもしろいですね。森田先生だったら、どう切り返してこられる のかなと。
  
  　糖質制限を実践している人からすると、いいことづくめだということは、本人が一番自覚できることだと思います。私が感じているのは、体重減少、お腹がすかない、お腹周りがすっきり、眠気がなく頭が冴える、肌がきれいになる、こんなところです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-12:00-3）

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【10:30】

• 　口腔常在菌についてのメールです。
  
  　最近、口腔内の常在菌について話題が多いようなので、一つの話題として、LS1という乳酸菌についての情報はご存じでしょうか？
  　　　　⇒【その１】，【その２】，【その３】
  
  　私は、ちょうど10年ぐらい前にコレを知り、ちょうど今10歳になる子供には、離乳食の時期から、ほぼ毎日、寝る前に少しだけ摂取させていますが、幸いなことに今のところ虫歯知らずです。比較対象が無いので効いてるのかは良くわからないのですが。。。
  
  　当時、市販製品では口腔内は「殺菌することが大事」という商品展開の中で、唯一、「育菌」というような方向の製品だったように思います。
  　これの製品の「スーパークリッシュ」は高級品ですが、もともとあった廉価製品の「クリッシュ」は現在、簡単には購入できないようです。（以前から購入しているユーザーには隠しHPみたいなところで購入できますが）
  　使用している実感としては、口腔内の環境悪化が遅くなるとか、若干は感じますが、割と普段から使っているので、未使用時との比較はすでに出来ないのが実情です。
  　いずれにしても、殺菌するのでは無く、常在菌を良い方向にコントロールする、と言う方向では結構早い段階の製品かと思い、一つの情報としてメールをしたためました。
  
  　p.s.
  　知人で、腕に最近熱傷を受けた女性に、昨夜、夏井先生のHPを紹介していたところ、ちょうど本日のTV出演を拝見していたらしく、（糖質制限と、創傷治療があまりにちがうジャンルなので同一の方と認識していなかったようです）お話しぶりを見て、「この先生は信用できます！」と言っていました。
  　熱傷の方は、中途半端な湿潤治療をすすめるお医者様の言うことを切り捨て、方針を変えてみるような気配です。いままでかかっていたお医者様は、「乾かしてはいけない・でもガーゼと軟膏」だったそうで、疑問を持っておりましたので、数日中に、「湿潤治療関連の医師リスト」にご紹介されている医院に伺う事になりそうかと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-10:30-1）

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【10:00】

• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　昨晩のＴＶタックル見ました。
  　森田先生って「キレル」タイプなんですね。
  　夏井先生が発言しているのに、そこへ平気で割り込んで発言するのは、大人じゃないですね。頭から否定し、話を聞こうとしない。聞く耳を持っていないようですね。
  
  　反訳（テープ起こし屋）者なので、誰かの発言中に割り込んでくる人の性格は何となく見えます。録画したので、文字に起こしてゆっくりと昨日のやり取りを検証してみます。
  
  　糖質制限をしていると、あのようなバトルを見ても、穏やかな気持ちで見ていられます。そういう自分に昨晩気づきました。糖質制限の可能性はこれからもっといろんな面で広がるだろうと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-10:00-1）

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【09:00】

• 　「ポークおじさんの豚皮揚げを食べる会」への参加希望者が定員になりましたので，募集打ち切りとなりました。多数のご参加，ありがとうございます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　昨日のTVタックル興味深く拝見しました。
  　終始冷静に話される夏井先生とは対照的に，糖質擁護派のお二人が興奮気味(?)だったのが印象的でした。
  　まぁテレビ的には双方が冷静に話してても、興味のない視聴者にしてみれば面白いものではないから演出的にワザとお二人が頑張ってられたのかと思う事にします(笑)
  
  　話しの内容的に夏井先生の圧勝であることは間違いないのですが、個人的に面白かったのは、糖質制限で10㎏以上痩せたと写真付きで証言された夏井先生に対し、森田先生の隣に座られていた専門家(?)の女性（名前は失念しました）が明らかに標準体重はオーバーされているとおぼしき体型で糖質を過剰摂取されているのがうかがい知れ、糖質制限に賛成反対かどちらの方が説得力があるかが、発言者の外見からも明らかだったことです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#）

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【07:00】

• 　「ポークおじさんの豚皮揚げを食べる会」への参加希望者，既に21人決定！　残り枠は4人です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-07:00-1）

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【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-06:00-1）

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• 　昨日「ビートたけしのTVタックル」に出演しましたが，番組で「夏井医師の食事」が紹介されていましたが，私，あんな豪華な食事は食べていないですよ。私は夜はビーフステーキではなくて牛スジ煮食べてますから。
  　それと，森田先生の発言は「20年後に起こることを今ここで予言しろ」というのと同じで，それはまともな医者は言わないことです。だって，これを「糖尿病のインスリン治療」に当てはめると，
  
  　10年間，20年間，インスリン投与を続けたら何が起きるかわかっているのか。それがわからないのにインスリン治療をして何か起きたらどうするのか。誰が責任を取るのか。20年後のことがわからないのに治療を始めるのはおかしい
   
  　となるからです。
  　これはインスリンにかぎらず，あらゆる降圧剤，あらゆる糖尿病内服薬，あらゆる抗不整脈薬に言えることです。すべての治療は20年後の安全性を調べないまま，見切り発車的に始まりました。これは，医者なら誰だって知っていることです。だから，誰もこの問題を取り上げません。それを問題にしたら「今自分がしている治療」が崩壊し，墓穴を掘ってしまうからです。
  　これがわからないであの質問をしたのなら，森田先生はかなりボケています。糖質がお好きなようなので，もしかしたら「糖質ボケ」かもしれませんね。
  
  　それはどうでもいいのですが，やはり糖質制限反対派の先生たち，「糖質制限は危険だ」本を書いている先生方との本格的バトルしたくなりました。
  　というわけで，どこかのテレビ局でバトル番組を企画してくれませんか？　超面白いバトルにしますよ。
  
  1. （湿潤治療と関係ない）糖質制限反対派の先生なら遠慮なく完膚なきまで叩きのめせるのでバトルしやすい。
  2. 糖質制限賛成派は私一人で十分。反対派の偉い先生を10人,20人並べてのバトルでも受けて立ちます。
  3. 私は糖尿病については数ヶ月しか勉強していませんが，糖尿病の専門の先生なら簡単に論破できます。
  4. ここまで挑発されて，糖尿病専門医の先生方が黙っているわけがないっすよね。糖尿病については素人同然の形成外科医にここまでコケにされたら黙ってないっすよねぇ。
  5. さぁ，私を叩きのめすならいまだ！
   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-06:00-8）

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• 　「ポークおじさんの豚皮揚げを食べる会」への参加希望者，既に18人決定！　残り枠は7人です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-06:00-2）

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• 　「糞食」についてのメールです。
  
  　糞食のメールを拝見して、少し気になる点があり、メールをさせていただきました。
  

  1. 糞は、作られるのは嫌気的（酸素濃度の低い）状態ですが、排泄されて以降は好気的な環境に置かれるので、細菌の内訳が大きく変化すると思われます。排泄された直後ならば変化は少ないと思いますが、その状態で発見することは困難でしょう。

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  2. また、寄生虫の問題があると思います。野生動物の排泄物に含まれている寄生虫が、人類にとって有害になる可能性はあると考えます。もっとも、寄生虫は一世代前までは日本でも普通にいたので、全てが致命的に有害とはいえないでしょうが、リスクはありそうです。食べるのなら同種族（人間）のものが無難だったのではないでしょうか。

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  3. このために、生の糞食ではなく、乾燥状態のものが薬や燃料として利用されるようになったのではないかと思います。ただそうなると、栄養源としての価値は低くなりそうです。

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  4. 「酪酸菌」を沢山摂取することが望ましいように読めますが、結局は人の腸内が酪酸菌の育つ環境になっているかどうか（以前の情報にあった生のデンプン摂取も含めて）が大切なのではないでしょうか。酪酸菌が育つ環境であれば、10個程度の菌であっても、十分に分裂して優位種になれるでしょうし、逆に育つ環境でなければ、多量の酪酸菌が入っても、分裂できずに休止状態となり、排泄されてしまうだけに思います。無菌室のような、他から菌が入り込めない状況であれば、どうやって菌を入れるかが問題になるでしょうが、自然界ではその必要はないと思います（もしかしたら、酪酸菌がいなくても、環境がそれに合致していれば、結局は酪酸菌と同じような働きをする菌（もしくは遺伝子）に変わっていくのではないでしょうか？）。

  　勝手なことを書きましたが、このような様々な意見を交わせる場所を提供していただいていることに、本当に感謝しています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-06:00-4）

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• 　「糞食」についてのメールです。
  
  　『糞食の意味』
  　糖質制限関係の書籍やサイトで、よく肉食の例として挙げられるライオン、イヌ、オオカミ、伝統的マサイ族、そして肉食から草食に移行したパンダが、何らかのかたちで糞を摂取したり糞に嗜好性を持っているという事実から、「初期人類の副食が他の動物の糞であり全ての発酵食品のルーツでもある」という珍説を前回メールしました。（Dr.夏井ファンとして、たとえ間違っていても魅力的で面白い仮説を自分の頭で考えたつもりです）
  　全ての哺乳類は胎内では無菌状態であるので、草食動物の子はセルロースを分解する菌を糞食で親から受け継ぎ、肉食動物も自身や他の動物の糞を食べてエネルギーを得たり免疫を高めたりしていることは間違いないと思われます。
  　ヒト科のチンパンジーやゴリラも飼育下や野生状態で糞食をするのが普通である為、初期人類だけが他の肉食動物やヒト科のサルのように糞食をしなかったという合理的な説明は思いつきません。そして、現代人の不自然な価値観にとらわれて肉食動物の糞食を病気扱いしてしまうのはナンセンスであり、必ず意味があるものと考えます。
  
  　「イヌが草を食べるのは嘔吐するため」
  　諸説ありますが、イヌが草を食べるのは、消化不良を起こした時などに尖った葉の草を食べることで胃に刺激を与えて嘔吐するのが目的だそうです。当たり前ですが、肉食のイヌは草を消化吸収することはできません
  　イヌ（オオカミ）は草食動物の糞も肉食動物の糞も好んで食べる動物であるのは間違いないようで、ブタのように糞食嗜好を持った動物と思われます。
  　肉食動物にとっての糞食のメリットは、ウシは共生細菌体も胃酸で分解してタンパク質を得られますが、その他の草食動物の糞に含まれている共生細菌体は肉食動物も容易に消化吸収できるタンパク源であることがまず考えられます。
  　しかし、糞に含まれる菌体のタンパク質やビタミンについては、本来の主食である獲物の肉を充分に食べることのできる成獣であれば不足することはないので、敢えて糞を積極的に食べる理由はありません。（嗜好性がなければ）
  　糞食の一番のメリットは、自身で食物をすり潰せない構造の歯であり盲腸（発酵タンク）も小さい肉食動物にとって、既に草が充分にすり潰された上に、腸内でセルロースを分解して短鎖脂肪酸を作る酪酸菌などの芽胞も多く含まれる草食動物の糞は、プロバイオティクスとプレバイオティクスを兼ねた有用な食品であることです。
  　芽胞は胃で消化されずに腸まで届いて発芽するので、肉食動物は草食動物の糞食によって、腸内発酵でセルロースから短鎖脂肪酸をある程度得ることは可能なはずです。そしてこの目的においては、セルロースと芽胞さえ含まれていれば良いのでウシの糞でも構いません。
  　腸内の酪酸菌によって酢酸や酪酸が増えることによって、生肉や屍肉に含まれる腸管出血性大腸菌などの恐ろしい菌に負けない腸内細菌叢を作ることができます。（乳酸菌よりも酪酸菌の方が殺菌作用が高い）
  　チンパンジーは子供の方が糞食頻度が高いのは免疫を高める為であると私は考えます。母犬のミルクと1日3回の離乳食が充分与えられていても子犬は馬糞が大好きです。
  
  　そして酪酸は腸上皮細胞から吸収される理想のエネルギー源であり、腸内で酪酸が増えることにより、免疫システムの恒常性を保ちアレルギーを抑えるのに重要な制御性T細胞という免疫細胞を増やします。
  
  　タンパク源としての糞食は、狩りに失敗した時に次に備えてのエネルギー補給や、狩りの能力が劣る個体や子供にとっても有用です。しかし狩りの能力も高く、免疫システムも安定している成獣にとっては、それほど頻繁に摂取する必要はなく、たまに獲物の腸の内容物や糞を少量食べるだけでも免疫を維持できると考えられます。
  　肉食動物は獲物の胃や腸の内容物を残すこともあるそうですが、免疫システムが正常であれば、狩りに成功した際には必須栄養素を多く含む獲物の肉や内臓を優先して満腹になるまで食べることが合理的だと考えられます。（糞食は狩りのような失敗がなく容易）
  　骨髄を主食としていた初期人類も、狩りができるようになってからは次第に糞食は少なくなり、代わりに草食動物の糞を家の壁や断熱材として生活の中で利用することが、糞食時代の数百万年間に完成した免疫システムの維持に役立っていたものと思われます。
  　不自然な程に糞と隔離された為に、発展途上国の人々よりもアレルギーやアトピー、食中毒になりやすくなってしまった現代日本人は、草食動物の糞の代用品として、ミヤリサン錠と おからパウダー（酪酸菌とセルロース）などを摂取すべきではないでしょうか？
  
  　『初期人類 糞虫食説』
  　ファーブル昆虫記や昆虫図鑑を愛読していた昆虫少年だった私としては、「サバンナ」「動物の糞」とくれば「フンコロガシ（スカラベ）」です！　糞虫は生態も姿形も魅力的で面白い種が多いです。日本においてもダイコクコガネやセンチコガネの仲間は形・色が魅力的です。
  　スカラベ飼育に挑戦した方のレポートによると、配合飼料ではなく、草を主食としたウシの糞は殆ど臭わず、とても懐かしい香りがするそうです。
  　私は配合飼料の牛糞の臭いしか知りませんが、サバンナのウシやゾウなど完全草食の動物の糞も現代人にとって臭くないものと思われます。
  　私の地元にも10種類もの糞虫がいるようで、これらは落ちている糞をひっくり返すと良く見つかるようです。
  　日本のクマは夏場は昆虫食であるので、笹を主食とする前のパンダの祖先も草食動物の糞に集まる糞虫を主に食べているうちにセルロース分解菌をとりこんだ可能性も考えられます。
  　糞よりも糞虫の方が栄養価は高いので、骨髄を主食としていたサバンナの初期人類は手に持った動物の骨や樹の枝などを使って、大型のスカラベ（現存種の成虫は4cm）の糞球を掘り出して幼虫も食べていたのではないでしょうか。
  　骨髄よりは脂質が少ないかもしれませんが昆虫は準主食として充分な栄養価があり、ヒトの手の構造的にも糞球は握りやすく、歯は硬い成虫すらもすり潰して食べることができます。憶測ですが、糞虫食で競合する他の動物もいなかったのではないでしょうか。
  　そして、穀物と同様にスカラベも神格化されています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-06:00-3）

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• 　「糖尿病の新薬SGLT2」についてのメールです。
  
  　内科医です。
  　糖尿病の新薬SGLT2が承認されたのをうけ、プロモーションが始まっています。講演会なども始まると思うとうんざりです。
  
  　作用機序
  

  1. 腎臓から尿と一緒にぶどう糖を排出する。
  2. ぶどう糖100gを尿中に排出する。

   

  　それなら、糖分へらせや！！で終わりの話ですよね。
  　日本糖尿病学会は糖の最低摂取量を（40%）設定しているので、尿から排出したぶんは食べて補うのでしょうか？（ぎりぎりに糖分を摂っている場合）
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#）

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• 　「犬の腸リンパ管拡張症」について最初に質問された方からのメールです。
  
  　色々な方面からのご意見が伺えて大変参考になります。ありがとうございます。
  　現在は、愛犬（ヨークシャテリア）はステロイドなどの投薬はせず、脂質1.5％くらいの食事で3ヶ月間寛解状態を維持していますが、まったくの手探り状態です。同じ病気のワンコのブログなどで改善があった方法を調べ、文献などを取り寄せ模索しています。
  　原因も不明で、治療法はステロイドなどの免疫抑制剤投薬と療法食がスタンダードで、ステロイドより超低脂肪食が有効であると発表されたのは2年ほど前でしょうか。。。。しかし、今現在でもその治療法は一般の動物病院には浸透していないのが現状です。
  　超低脂肪食のおかげで寛解状態ではありますが、なにぶん糖質制限中の私から見れば、いびつな内容の食事で、今後の治療とＱＯＬの方向性を悩んでいるところです。
  　色々なご意見を参考させていただき取り入れたいと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-06:00-6）

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• 　先日紹介した糖質制限関連メールの続報です。
  
  　金曜日は私の経験談をきれいに編集してのせてくださってありがとうございます。また私のブログのご案内までありがとうございました。心から感謝いたします。
  　糖質制限歴 約４０年の父の生活習慣 の記事へのアクセス数はすごくて、木曜日の夜、この記事をアップしたら前日の１０倍になり、そして金曜日に先生のブログに紹介していただいたら、さらに２倍（つまり前々日の２０倍）になりました。
  　皆さま、糖質制限を長く続けたらどうなる？という疑問を抱いていらっしゃるのだと改めて感じました。
  　堅実な父にその記事の反響のことを電話で話したら「生活習慣ぐらいならいいけど、医学的なことは書かないように。」としっかり釘をさされましたが・・・
  
  　で、今日の記事にあっさりですが　２　をアップしました。夏井先生にとっては当たり前すぎる
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-06:00-7）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　テレビ拝見しました。
  　「糖質制限」を始めて三か月余り、好調な毎日を送れております。先生のお蔭様でもあります。感謝致します。
  　以前「炭水化物（アトキンス）ダイエット」に失敗しました。理由は、砂糖を沢山摂っていたからでした。米や小麦のものだけ抜いてそれで安心してしまい炭酸飲料、スイーツ・・・たくさん食べてました。
  　実際にはこういう方が世間に沢山いらっしゃると思います。
  
  　今成功だと言えるのは、全然我慢をしていない　どころか，糖質を沢山摂ると　頭が痛くなったり調子が悪くなったり，身体が弱くなると感じる　事実からであります。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-06:00-9）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　視聴しましたが先生はさすがでした！
  　他の出演者のコメントはやはりというか、DRや管理栄養士の頭の固さ？思い込みで，考えてみようというのが全然見られませんでしたね、、、糖質制限が良いのだと判った時にはどんな風な顔をするのでしょうか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-06:00-10）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　糖質推進派はデブばかりですね。痩せてから言えよ、と。説得力なし！
  　何かっていうと感情論で押し込めようと必死。私が低GIダイエットしたときは何の支障も出ませんでした。支障がでるのは、痩せ型の人にありがち？
  　管理栄養士、かなり肌荒れしていましたね。絶対、糖質食いですよ。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-06:00-11）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　出演お疲れさまでした。気になった点があったので、次回（あるのか？）につながればと思いメールを出します。
  

  1. 血糖値を上昇させるのは炭水化物だけ。血糖値は何もしなければ一定に収まる
     ブドウ糖を摂取した後の血糖値の推移の図面を作ると一般の視聴者にわかりやすかったように思います。あの部分を会話だけで説明するのは素養のない人にはついていけないかと。
  2. 論者の発言を遮らない方が良い。
     これは番組の制作者側から要請があって、あえてかぶせていたのかもしれないですが…、全部聞いたうえで、明確な反論をしてほしかったと思います。
  3. 長期的な影響がわからないことはしない方が良い
     今の食生活を続けていたから糖尿病が成人病と呼ばれるまで蔓延したのだ。と言い返してほしかった（個人的要望）

   

  　さて、個人的な話題ですが、糖質制限を続けて早数ヶ月。色々とありましたのでご報告。
  　身長…177cm、体重…52kg、学生、痩せの大食い体質、家庭環境は糖質中心の食事。こういう人間が食事に出てくる主食を避けて糖質制限をした結果、
  

  1. 食後の眠気→明らかに解消
  2. 初めて一月位の間は行動力が増したように思います

   

  　3ヶ月目以降
  

  1. 原因不明のめまい、動悸
  2. 意欲の減衰

   

  　多分、絶対的な食事量が少ない（学生のためエンゲル係数を高くすることが厳しい）のが原因だと思いますが、自分の場合は明らかにデメリットが多い感じになりました。
  　この1週間ほど、糖質を過剰摂取（糖質制限以前の一食で茶碗2杯のご飯を食べる程度の食事）していますが、元々の体質もあるのでしょうがそんなに不具合があるようには思えません。食後の眠気は運動する時間に中てることで回避しています。原因不明だっためまい、動悸も収まって来ましたし色々快適です。
  　今回の敗因は体内に備蓄されている筋肉、脂肪が少ないため、エネルギーの代謝経路を切り替えることが出来なかったのかなと思います。
  
  　自身でお金を稼げるようになり、基礎代謝が落ちて腹が出てきたころに改めて糖質制限を開始してみようと思いました。
  　テレビでの討論や講演会での質疑応答は，ジャズのアドリブの応酬みたいなものです。以前，共演をしたことがある演奏家ならどういうアドリブを繰り出してくるか予想ができ，それにこちらも合わせられますが，全くの初顔合わせの相手とアドリブでセッションするのは不可能です。
  　湿潤治療の質疑応答なら15年間の経験がありますから，どんな変化球の質問でもアドリブで打ち返せますが，糖質制限の討論はこれが初めてであり，しかも森田先生の「20年後」発言は，まともな医者ならそれはあえて問題にしないよね，と言う「医学会の掟破り」的質問です。私も事前に「こういう質問にはこう答えよう」と準備していましたが，まさかこういう「まともな医者ならこんなことは言わないよなぁ」という質問が来るとは予期していなかったので，完璧に打ち返すことはできませんでした。
  　森田先生の発言はいわば「カップヌードルを20年間食べ続けて安全だというデータがないのにカップヌードルを発売するのはおかしい」と日清食品にイチャモンを付けるようなものです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-06:00-12）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　先ほど、ＴＶタックルで先生のお姿を拝見させていただきました。
  　先生の、わかりやすいご説明と冷静かつ的確なご対応にあらためて敬服しました。小生、只今、糖質制限は、緩やかで従前の３０～４０％位の制限で、現在は５～６キロの減で使用か。
  　強い食事制限は自らは課していません。ご飯を１／３にして不足分を豆腐１丁もしくは納豆１パックにしています。急速な減量は顔にも大きなしわを残しそうなのでゆっくりと糖質制限をしたいと思っています。ＴＶで初めて先生の端正なご尊顔を拝しあらためて先生へのご信頼を強くした次第です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-06:00-13）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　見ましたよ～！ 何度かスカッとする瞬間がありました！！（夏井先生は、戦い慣れてますね～。さすがに。）
  　とはいえ、あのまとめ方では、TVで初めて見た視聴者には伝えきれていないかもしれませんね。こんなことも、あんなことも、盛り込んでほしいのに～って（特にカロリーの問題について触れられていなかったのが残念です）歯がゆかったですが、それも含めて面白かったです。
  　まあ、TVでは、やはり尺が短いので、細かいことまでいろいろ伝えきるのはなかなか難しいですが、これで少しでも興味をもってひっかかってくれる方がいれば、本の方へ誘導される人も増えますし、ありがたいです。
  
  　常識的なオチをつけられて終わりましたが、見た人としては、「なんだこの理論・・・」と、パッと見では、否定しつつも、ひっかかる・・・そんなところから少しずつ、常識は覆されていくものでしょう・・・！
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-06:00-14）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　TVタックル楽しく拝見しました。いつもサイトで勉強させていただいています。
  　今までの常識とされている事について疑わない受け入れたくないと言う意見は私の周辺で大多数です。
  
  　現在４２才心理カウンセラーをしています。以前は多額の費用と時間を美容にかけてきました。ですがトラブルが無くなることはありませんでした。
  　５年前から湯シャン、石鹸レス、ワセリン生活を愛犬達と実践しています。そしてこのサイトに出会いゆるい糖質制限生活をこれまた愛犬共々取り組んでいます。
  　肌の赤みかぶれ、ニキビ　アレルギー、毛穴　しわ　シミ、乾燥　たるみ　髪の傷みパサツキ　痒み　白髪　抜け毛　体臭　うつ状態　慢性的な空腹感　PMSの辛い症状　イライラ全て無くなりました。人生で一番綺麗な状態です(笑)
  　愛犬の食事も炭水化物不使用のモノを与えてから１５才ですが、毛がツヤツヤで血液検査の結果も素晴らしく、足で体をかく事も全くしなくなり身体からは赤ちゃんのような匂いがして獣臭がしません(笑)
  　人から度々「肌が綺麗ね。何をしているの？」「そのスタイルはどこのエステ行っているの？」と質問されることがありますが、基礎化粧品も顔さえも洗わない私の美容法はまるで変人扱いです(笑)
  　お金がかからずお肌も髪もツヤツヤでおまけに腹筋も縦に割れて良いことばかりなんですけどね。
  　先生のおっしゃる通り糖質にもシャンプー化粧品等にも中毒性があるなと感じます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#"0128-06:00-15）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　日本が中々変われない理由がわかりました。何も言うことはありません。
  　あのお二人が、だまされたと思って糖質制限もどきでもいいので実行してもらったらわかると思います。
  　先生久しぶりに見ましたが、お顔すっきりお肌つやつやですね。私は、自分で判断して自分が正しいと思う道を歩いていきます。
  　先生これからもこの調子で進んでください。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-06:00-16）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　TVタックルを楽しく観ました。
  　YouTubeにこんなのがありました。　　⇒【ビートたけしのTVタックル】 大竹まこと・大林素子が番組収録の裏側を語る！　大竹まこと　ゴールデンラジオ
  　再生5分くらいからのコメントに思わずクスっとしてしまいました。
  
  　さて、論客の方々が思考される際のタイムスパンはおそらく高度成長以降の日本か、よくて産業革命後くらいまでではないでしょうか。せめて縄文時代くらいまでは遡ってほしいものです。
  　高校講座は勉強になります。　　⇒【旧石器から縄文へ　～環境の変遷と日本列島～】
  　でもあれですね、論客の方々はどちらかというと糖質制限のメリットが非常に分かりやすい体型のように見受けられました。トライしてみる価値はあるのではないでしょうか。もちろん自己責任で。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-06:00-17）

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• 　「ビートたけしのTVタックル」についてのメールです。
  
  　なかなかお会いできるチャンスがないので、今日のTVタックルは楽しみにしていました・・・。画面でお会いした気分になろう♥と・・・。
  　う～ん・・・きっともっと沢山重要な事を話されていたはずなのに、カットが多かったんでしょうね、、、先生がおとなしく見えました。糖質オフ側からすると、もの足りず、モヤモヤしました・・・。あそこで終わりなの？って・・・女子栄養大学での、江部先生の講演＆対談の時と同じモヤモヤです。
  　でも、先生のご著書は紹介されたことだし、「糖質を減らした方がいいの？」って見た人が疑問に思い、ググってくれたり、本を買ってくれたりの行動に出てくれるきっかけになればなあと思うことにしました。
  
  　そしてあの、出たがり森田さんが反論側にいることは知ってましたが、やはり科学的な目線でモノを言う人では無いんですね～。色んな反対派とほぼ一緒の意見、食文化がどうとか、安全か統計で示されていない、とか。悔しいことに、疑問視する側が納得できるようなお話はカットされていましたよね。
  　我が家では高校生の息子が、（糖質制限を理解して実践中・・・ニキビ無くなり、成績UP他色々）
  

  　「この森田って人、ダメだな、、化学苦手でしょ、え？医者？うそー、全っっ然夏井先生に言われたことに反論できてないし、話をおかしい方にもってくじゃん、夏井先生、かっこいいな～！かっこいいよ！」

   

  　・・・と、あの内容ながらもワーワーと言ってました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0128-06:00-18）

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2014/01/27

【15:00】

• 　『炭水化物が人類を滅ぼす』ですが，8回目の増刷が決まり累計13万部となるようです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-15:00-1）

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【13:30】

• 　日経新聞の記事　⇒⇒こちら。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-13:30-1）

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• 　「猫の肥満」についてのメールです。
  
  　猫の肥満について、我が家の愛猫と重なることがありましたのでメールいたします。
  　いま飼っているのは2代目の猫です。1代目は体が弱く、特に腎臓が弱かったようで頻繁に血尿をして獣医さんにお世話になっていました。
  　そこで「カリカリのペットフードは消化が悪く体に負担がかかるのでやらないで下さい。缶詰のものを与えて下さい。」と言われました。そのおかげか、体が弱かったわりには９歳まで生きてくれました。
  　そして今の2代目ですが、元気いっぱいのやんちゃな猫です。赤ちゃんの時からドライフードは一切与えず、某社のマグロとささみの１歳用の缶詰と、鰹節をトッピングして与えています。
  　しかし、ある時なんだか太ってきているし、両目からドロドロの目ヤニが止まらなくなっていたので、おかしいと思い原因を究明したところ、父が自分の食べているパンやクッキー、お饅頭などのお菓子をこそこそ与えていたとのこと。母も唐揚げを与えていたということが発覚し、すぐに禁止しました。
  　そうすると、目ヤニは止まり、毛ヅヤも良くなり、猫らしいスリムな体型になりました。もうすぐ14歳ですが、年齢のことを思って同じ味の高齢用の缶詰に変えたら怒って食べてくれません。いまだに１歳用の缶詰を食べて、若々しく元気です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-13:30-2）

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• 　「ポークおじさんの豚皮揚げを食べる会」への参加希望，午前中だけでも10名ほどから連絡をいただきました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-13:30-3）

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【09:00】

• 　今日の夜9時からのテレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』に出演します。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-09:00-1）

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【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-06:00-1）

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• 　2月16日（日）14：00から，埼玉県志木市の某所で「【ポークおじさんの豚皮揚げ】を揚げて食べる会」を下記の要領で開きます。
  
  1. 日時：2月16日（日）　14：00～16：00くらい
  2. 会場：埼玉県志木市の某所（東武東上線 志木駅から徒歩10分／池袋駅から志木駅までは急行なら25分位）
  3. 会費：未定
  4. 揚げたての豚皮（糖質オフのスナック。その場で揚げます）を食べながら無駄話をする会です。
  5. 豚皮は私が持参します。
  6. 参加資格はありません。「豚皮揚げを食べてみたい。糖質制限の話がしたい／聞きたい。糖質制限に興味がある。夏井に会ってみたい。本にサインして欲しい。東武東上線に乗ってみたい」・・・なんて人なら大歓迎。
  7. 最低限の糖質オフビールと赤ワインは用意しますので，お酒や飲み物の持ち込みは大歓迎！
  8. 糖質オフのおつまみや食べ物の持込みも大歓迎！
  9. 25名くらいまでなら大丈夫・・・かな？
  10. 参加申し込み：夏井まで
   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-06:00-6）

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• 　雑誌「環」Vol.56（藤原書店）に『医療大改革は可能か』という鼎談（私を含めて3名）が掲載されました。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-06:00-7）

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• 　「外傷を湿潤治療している医師：静岡県」，「熱傷を湿潤治療している医師：静岡県」に，静岡県西伊豆町の田子診療所／笹井　平先生を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-06:00-8）

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• 　「犬の腸リンパ管拡張症」についてのメールです。
  
  　獣医師です。
  　犬のリンパ管拡張症の件ですが、個人的ににはそれほど稀な疾患ということはないように思います。
  　ヨークシャー・テリアなどの犬種では蛋白漏出性腸症の原因として、かなり高い確率でこの疾患を疑います。エコー検査でもある程度判りますが、確定診断が病理組織検査になるため（動物では内視鏡も全身麻酔が必要です）、確定診断まで至らずに「疑い」で終わってしまうケースが多いのかも？なので、確定される症例は比較的稀という言い方は出来るのかもしれません。
  
  　それでMCTなのですが、これはその昔「リンパ管拡張症に良いかも」ということでよく使われたのですが（私も10年くらい前に何度か使いました）、現在は犬のリンパ管拡張症の治療法としてはあまり推奨されていないように思います。MCTは以前はリンパ管から吸収されずに門脈から吸収されるのでリンパ管圧を上昇させない、と考えられていましたが、最近の報告ではこれは否定的なようです。また下痢を誘発したり、リンパ管拡張症そのものを悪化させるので基本的には推奨しないとも言われていて、私も今はもう使っていません。
  
  　リンパ管拡張症の治療の中心は免疫抑制剤と食事療法だと思います。
  　低脂肪の食事が推奨されますが、極端な低脂肪は栄養学的に問題ありと言われているため、市販の療法食で低脂肪のものを選ぶことが多いです。ただし、重症のケースではハンドメイドで超低脂肪食を作らないとダメなこともあるようですが、そこまでの症例はあまり見たことがありません。低アレルゲン食が有効な場合もあります。
  
  　治療の目的は下痢などの消化器症状を抑えることと、低アルブミンを改善させることがメインになると思います。治療は長期に渡る（一生涯にわたることも）ため、今現在安定しているのであれば、今の治療を継続するのが良いのではないかという気がします。また低アルブミンが改善されない場合は、血栓症のリスクが上昇するので、これを予防する必要があるかもしれません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-06:00-2）

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• 　「犬の腸リンパ管拡張症」についてのメールです。
  
  　獣医師です。
  　まだ糖質制限の理論を臨床上に持ち込んで一年足らずの若造ですが、大まかな感想をいって、ステロイドが必要になるような慢性炎症性疾患の原因は糖質であることが非常に多そうです。たとえ一般的に（教科書的に）ある種のタンパク質や脂質で悪化するとされている疾患ですら、です。人間の医療と同じですよね。
  　私の知るかぎりで良質な糖質制限フードがこちらです、もう試されていますでしょうか。
  

  1. 【ジウィピーク】
  2. 【K9ナチュラル】

   

  　どちらもニュージーランド製で、メーカーの説明を信じれば、草食獣の消化管内容や酵素も乾燥させて入っているそうです（自分で試食してみましたが、確かに歯の表面がツルツルになりました）。残念ながらこの疾患に試したことはありませんが、特発性出血性胃腸炎（やはり一般的には低脂肪食がすすめられている疾患）に著効したケースを知っています。私は糖質制限食も選択肢のひとつとしてアリだと思います。
  
  　リンパ管の流出障害の原因が糖質制限で改善すれば、効くかもしれません。もし空腹時にごく少量あげてみて「好んで食べ」、「下痢や嘔吐を起こさない」ようでしたら、少なくてもQOLの向上には役立つと思います。
  　一助にしていただけたら幸いです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-06:00-3）

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• 　「猫の肥満」についての質問メールです。
  
  　猫の肥満のことで獣医師の方のご助言をいただけましたらと思いメールいたしました。
  　現在ほとんどの市販の猫の餌には炭水化物が含まれています。ですが、本来猫は肉食動物。
  　確かに、今まで市販のペットフードを（体重に合わせた規定量を）与えても太りがちでした。そうですよね、炭水化物結構含まれてますよね。なので最近ネットで「炭水化物を含まない」というW社の餌を仕入れて与えています。その効果があったのか少し体重が減ってきています。しかしお値段も高く、食いつきもあまりよくなく、取り扱っているところも少ないのです。
  
  　そんな時、アメリカのペット界では、糖尿病の猫に与える餌は「低炭水化物、高蛋白質」だというのを聞きました。そしてそういう餌は日本でもわりと簡単に手に入りそうです。だったら、糖尿病じゃない猫にもその「低炭水化物、高蛋白質」の餌を最初から与えてもいいんではないだろうか（だって肉食なんだもん）、と思ったのですが、
  　獣医師の方のご意見を伺えたら幸いです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-06:00-4）

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• 　「マンガで分かる糖質制限ダイエット」情報です。
  
  　『マンガで分かる心療内科』などの原作をされている心療内科医のゆうきゆう先生が『マンガで分かる糖質制限』を執筆されているそうです。
  　ご自身でも糖質制限をしており、その素晴らしさを普及したいとか。
  　シモネタが得意な先生なので「おこめ中毒」が意味深です（笑）
  　ゆうきゆう先生の本にリンクしときますね。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-06:00-5）

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• 　【「もうこんな国いやだ…」アメリカで請求された恐ろしく高額な医療費14例】
  　2億4千万円請求します・・・というような冗談のような金額の請求書がズラリ！
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-06:00-9）

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• 　本屋さんで見かけた気になる本。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-06:00-10）

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• 　「小児と糖質制限」について最初に質問された方から，回答をお寄せ頂いた方々への感謝メールです。
  
  　あれから更新情報を見させて頂き、皆様からたくさんの意見を頂いたこと、大変ありがたく思います。
  　賛否両論（あまり否はなかったかな…？）の意見があり、私自身本当に勉強になりました。意見をくださった方にもお礼を申し上げます。ありがとうございました。
  
  　小さいころから糖質制限をなさっていた方や、お子様の学校では主食が出ないことを教えてくださった方、小児科医の方の意見も聞かせていただき、私が疑問に思ってい たことや悩んでいたことが少しスッキリした気がします。
  　また同じお子さんをもつ方からは、個人的に私宛にお返事をくださった方もいて、嬉しかったです。
  
  　facebookでこのことを書いた時に、小学校の先生をしている友人から『日本は食育を大切にしているから、日本の給食からご飯が消えることはないと思う』というコメントをもらいました。
  　ご飯を出す＝いい食育、という図にどうも納得がいかなくなった私はもう立派な糖質セイゲニストですね（笑）
  　今回頂いた意見を参考にしまして、今後の娘の食事に気を遣っていきたいと思います。
  
  　追伸：２週間で2.5kg減りました。産後太りのせいにしていましたが、お菓子の食べ過ぎだったことに気づき今更反省です（笑）
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-06:00-11）

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• 　日経新聞についてのメールですが，どんな記事だったのでしょうか？
  
  　昨日の日経新聞に糖質制限食の記事があり、清野先生が変な批判をしています。
  　お気づきかとは思いますが、念のためご報告いたします。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-06:00-12）

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• 　本の紹介メールです。
  
  　最近ひょんな事から、カナダの精神医学者エイブラム．ホッファー先生の著書に巡り合い、過剰糖質接種後の約４時間後の食事性低血糖の精神医学的臨床症状の解析や、統合失調症のアドレノクロム仮説やナイアシンアミド治療に大変興味深い治療実績と今後の見解を貪る様に読んでおります。子供の発達障害で毛髪分析をすると実は重金属でまみれているとか、もの凄いパラダイムシフトをここでも感じます。ホッファー先生は学会の圧力で酷い目に遭いましたが。
  
  　氏の打ち立てた「分子整合(精神)医学、orthomolecular medicine」樹立は実はもの凄い臨床医学と思います。もったいない事に氏の著書は殆どが古本でしか手に入りませんが、ホッファー先生の和訳をずっとされていた岩手大学名誉教授の大沢博先生の著書は手に入り易いです。
  
  　代表的に「ビタミンB３の効果　精神分裂病と栄養療法」エイブラム．ホッファー著　大沢博訳　世論時報社，「心の病と低血糖症」大沢博　著　第三文明社等が有ります、その流れをくむマイケルレッサー、カールファイファー先生の著書も多数有ります。取りあえずご連絡です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0127-06:00-13）

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2014/01/25

【11:00】

• 　「犬の腸リンパ管拡張症」についてのメールです。
  
  　獣医師です。
  　リンパ管拡張症のワンコですが、まれな病気で残念ながら私は診たことがありません。私の持っている教科書で調べたことをお伝えします。
  　長鎖脂肪酸はリンパ液の流れを刺激してしまうので、超低脂肪食にして全体の脂肪量を下げ、その分中鎖脂肪酸を添加してあげると良いようです。
  　では中鎖脂肪酸は何から？　⇒こんなのがありました。
  　１～２ｍｌ/ｋｇ/日とありました。急に与えると下痢をすることもあるので少量から徐々に推奨量に増やしたほうが良いようです。家庭でできるのはこれくらいでしょうか。
  　ただし与える場合も一応主治医に聞いてから行うようにしてください。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0125-11:00-1）

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• 　「犬の腸リンパ管拡張症」についてのメールです。
  
  　私は獣医ではありませんが、今回の腸リンパ管拡張症について、気づいたことがありましたのでメール差し上げました。
  　ワンちゃんの飼い主さん、病気で苦しんでいるワンちゃんを診ておられるとのこと、おつらいですね。
  　脂肪類の摂取についてですが、MCT（中鎖脂肪酸トリグリセド）はお試しになりましたでしょうか？ MCTオイルであれば、胆汁の介入なく、腸管リンパへの刺激も少なく、速やかに肝臓で分解されエネルギーとして利用されるので、エネルギーアップに有効です。医療目的用（ヒト用）であれば、日清オイリオが提供している製品が入手しやすいです。液状とパウダー状があります。液状、パウダー状ともに、食事にふりかけたりして摂取します。
  

  ※注意１、炭水化物含有量がより少ないのは液状ですが、場合によってはパウダー状のほうが摂取しやすいかもしれません。（自分で食べてみてわかるのですが、MCTオイル（特に液状）は、口に含んだ瞬間に特有の刺激？があります。オイル自体はまるで水のように、驚くほどさらさらしているのですが。）
  
  ※注意２、加熱は厳禁です。せっかくの中鎖脂肪酸構造が熱で劣化します。
  
  ※注意３、大量に摂取するには向いていません。人によっては下痢や胃の不快感を感じる人もいます。だいたいヒトでも一回摂取量（経口）は大さじ1杯で十分だとおもいます。少ない量でも、エネルギーへの変換効率が通常の脂肪よりもはるかに良いので（中でもMCTオイルに多く含まれるC8、C10の油はよりケトン体の生合成に利用されやすい）、摂取する意義はあるかと思います。

   

  【日清ＭＣＴシリーズ】
  【日清ＭＣＴシリーズ２】
  
  　ちなみに、このMCT製品は、近年、小児ケトン食の分野で活用されています。MCTの登場によって、より効率のいいカロリー摂取とケトン体の生合成よび蓄積が可能になった為、ケトン食のレシピにバリエーションが生まれました。MCTのもつ可能性は、これら以外にも、脳内に到達できる類まれな脂肪酸として、ドラッグデリバリーシステムの分野やアルツハイマー病の改善においても研究が進んでいます。
  

  参考サイト１　（以下参考サイト１から引用）
  　腸リンパ管拡張症の食事療法において、特に重要なのは脂肪分の摂取に関する点です。食事中に含まれている脂肪は、分子構造の違いから長鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸に分けられますが、この中で長鎖脂肪酸は腸管のリンパの流れを刺激してリンパ管を拡張させ、腸管内への蛋白の喪失を大きくします。ところが一般的なペットフードに含まれる脂肪の多くは長鎖脂肪酸なので、なるべく脂肪分を制限したフードを利用し、ココナッツオイルやMCT（中鎖トリグリセリド）パウダーなど、リンパの流れを刺激しない中鎖脂肪酸を多く含む食品を利用して摂取カロリーを補うことが推奨されています。
  
  参考サイト２（以下参考サイト２から引用）
  　通常の食物に多く含まれている長鎖脂肪酸(long chain triglyceride,以下LCT)はリンパ管を経由して吸収されるため,リンパ管内圧を上昇させ,リンパ管から腸管への蛋白漏出を増強させると考えられている.そのためリンパ系を介さずに直接門脈を介して肝へ運ばれるMCT投与や,それを主成分とする成分栄養剤の投与が有効であるといわれている1).
  　しかしMCTの場合,有効な投与量を明確にした報告例は少ない.またMCTの一部は遊離脂肪酸とmonoglycerideに分解されてから吸収され,腸上皮細胞内でLCTに合成されてリンパ系に流入することが明らかとなっており6),MCT大量投与ではリンパ管内圧の上昇をもたらすことが考えられる.
  　さらに,MCTのみでは必須脂肪酸の欠乏を来すことや,MCTを長期に投与するのは患者の経済的負担やquality of life(QOL)を考慮した場合困難であるなどの問題がある.成分栄養剤投与7)も基本的には低脂肪食,MCT投与を目的とするものであり,多くの場合患者が若年であることも考えると,患者のQOL上長期投与は困難であると考えられる.

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0125-11:00-2）

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【08:00】

• 　11月24日（月）に川口健康講座で糖質制限の講演することが決まりました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0125-07:00-1）

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• 　愛犬の病気についての質問メールです。獣医の先生方，いかがでしょうか？
  
  　愛犬5歳が腸リンパ管拡張症という病気で闘病中ですが、よい治療法がなく、紆余曲折を経て現在は超低脂肪食で安定しています。
  　私自身は糖質制限食なのですが、愛犬の食事は、全体の脂肪量を出来るだけ減らすために、ささみ：炭水化物（米又はジャガイモなど）を１：２の割合で与えています。この方法でやっと病状が改善する病気です。糖質を多く摂取することになり、また、脂質２％未満ですので今後の健康が心配でなりません。
  
  　しかし、今はこの療法のみが治療法で、脂肪の量を増やすとリンパ管が破綻し死に至ることもあるようです。
  　もし、この病気について他の治療法をご存知の方がいらっしゃいましたら、どんなことでも教えていただきたいと思います。また、脂肪を極端に制限した場合に、他にとるべきサプリなどご存知でしたら教えていただきたいと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0125-07:00-6）

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• 　以前から「生デンプン」についての考察メールをお寄せいただいている方から，更に刺激的なメールをいただきました。
  
  　『ゾウの糞』
  　ライオンにゾウの糞を与えると、猫にマタタビ状態になりゾウの糞を舐めまくるそうです。
  　アフリカ東部では、ゾウの糞を1年間ほど乾かして煮出したサバンナ・ティー（紅茶に似た飲料）が伝わっているそうです。
  　　　　⇒【Wikipedia】，【サバンナティー】
  　マサイ族やヒンバ民族などアフリカ各地で古くからゾウの糞が利用されており、産後の肥立ちが悪い女性、虚弱体質、病後の体力回復などに効果がある民間薬として扱われているそうです。
  　酪酸菌などクロストリジウム属の芽胞はそれなりに耐熱性があるのでお茶にしても大丈夫そうです。
  　ゾウの糞はヒトやライオンにとって「ミヤリサン錠」に近い効果があるのではないでしょうか。（ボツリヌス菌などは心配ですが）
  　大半の草食動物は糞食によって、同種間で菌を共有したり消化効率を上げたりしているようですが、肉食獣であるライオンが草食動物の糞に対して嗜好性を持つのが非常に興味深いです。
  
  　「イヌの糞食」
  　一般的にイヌもオオカミも糞食好きでウシ、ウマ、シカ、ヤギなど色々な動物の糞を食べるそうです。（ペットの場合は躾で糞食をやめさせられるのが普通）
  　　　　⇒【その1】，【その2】
  　ムツゴロウ動物王国での比較実験では、子犬の遊び場に馬糞を入れた群が明らかに成長が早かったそうです。
  　南極物語のタロとジロはアザラシの糞を食べることで、ペンギンが居なくなる厳冬期を乗り越えられたという説です。（普段から隊員の野糞を好んで食べていた）
  
  　「パンダ仮説」
  　ヤギやヒツジも笹の葉が好物のようです。
  　　　　　⇒【その1】，【その2】
  　パンダの子も親の糞を食べるそうです。
  　パンダが家畜のヤギを襲って食べたというニュースもたまにあるようですが、「ライオンのゾウ糞嗜好」のように、竹や笹を食べた草食動物の糞食への”嗜好性”がまずあってセルロース分解菌が腸内に住み着き、次第に笹食に興味を持ち、餌不足が切っ掛けで嗜好品から主食になったのではないでしょうか。
  　腸内細菌の変化が動物自身の嗜好に影響するのかもしれません。
  
  　「初期人類 糞食説」
  　初期人類は骨髄が主食（島泰三＋釜池説）であったのと同時期に草食動物の糞も食べていたのではないでしょうか。骨も糞も栄養価が高く、サバンナで見つけたら拾うだけです。
  　人間やペット以外の全ての野生動物は、草食であれば親から子そして自身の糞食、肉食であっても他の動物の糞に対して嗜好性を持つことがごく一般的であるようです。
  　現代人にとっては食べられませんが、草食動物の糞はそれほど悪臭には感じません。
  　世界中の文化に見られる発酵食品の元祖がサバンナの落とし物です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0125-07:00-2）

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• 　糖質制限についてのメールです。
  
  　糖質制限を実践した方の成功例のお話をお聞きしました。
  　以前糖質（炭水化物）制限のお話しをして、御自身も実践された女医さんの御友人の旦那さん（歯科医）のお話です。
  　その方は体重が110Kgもある方だったそうですが、2人目のお子さんが誕生されるにあたり　さすがに長生きしなくてはと考えられたそうです。
  　そこであの江部先生監修の糖質制限を取り入れて新規開業すると言う有名なトレーナーが始めると言うジムのモニターとして入会されて、3カ月で30Kgの減量に成功されたそうです。お肉も食べて、お酒も飲めて糖分さえ我慢すれば良いと言う事でこれからも続けて行かれると張り切っているそうです。いびきも消失して、体調もすこぶる良いと言っていらっしゃるようです。
  
  　私は数社の産業医もしていますので、健診後事後措置面談で減量の必要な従業員や自ら減量を考えて健康相談に来られる方に、夏井先生の「炭水化物は・・・」の著書を御紹介しながら、今回のように私の周囲での成功例の話しも交えて、糖質制限を推奨しております。皆さん大変興味を持って聞いてくれています。著書以外にも先生のサイトも御紹介してその中の「糖質制限」の欄も参考にして頂いています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0125-07:00-3）

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• 　「小児と糖質制限」に関連するメールです。
  
  　我が家の高校生の息子は、主食を食べると眠くなるということを体験しているので、テスト前とテスト期間中は夕飯は主食抜きにしています。
  　テスト期間外は本人の希望をききます。
  　主食を抜くと、ニキビができなくなり、お肌が綺麗です。パスタやラーメンの大盛りを食べた次の日は必ずニキビができます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0125-07:00-4）

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• 　「糖質オフのオヤツ」についての情報です。
  
  　沖縄にはこんなものもあります。ごぞんいじかもしれませんが、、、
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0125-07:00-5）

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• 　「小児のケトン食」についてのメールです。
  
  　小児科医です。
  　小児のケトン食による成長障害ですが、低身長です。ケトン食をやめるとキャッチアップするという論文があります。
  　神経内科のたがしゅう先生のブログからたどりました。
  
  　ところで、先日、1型糖尿病を診ている小児科医と糖質制限の議論になり、最後に彼は糖質制限は成長障害が起こるので認めれれないと言いました。
  　成長障害って身長を指標にして、伸びが悪いと障害といっているわけです。
  　じゃ身長160cmの私は180ｃｍくらいの件の小児科医と比べて障害者かいってあとから思いました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0125-07:00-7）

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• 　「小児のケトン食」についてのメールです。
  
  　ケトン食の副作用の件に関しまして、ケトン食指導を外来治療で勧めている医師として一言意見を述べさせて頂きます。
  

  ＞「ケトン食療法の副作用としては胃腸障害が多く、ほかに脱水、低血糖、電解質異常、高脂血症、高尿酸血症、腎結石、成長障害などが挙げられている」

   

  　まず御紹介の文献内にも書かれていますように、一口にケトン食と言ってもいろいろな種類があります。
  　2013年に出た最新のケトン食のレビュー文献では、ケトン食は以下の4つに分類されます（Dhamija R, et al. Ketogenic diet. Can J Neurol Sci. 2013Mar;40(2):158-67.）。
  　　　①古典的ケトン食（炭水化物：脂質：蛋白質＝4%：90%：6% （※狭義のケトン食）
  　　　②MCTケトン食（炭水化物：LCT(軽鎖脂肪酸)：MCT(中鎖脂肪酸)：蛋白質＝20%：10%：60%：10%）
  　　　③修正アトキンス食（炭水化物：脂質：蛋白質＝10%：65%：25%）
  　　　④低グリセミック指数食（炭水化物：脂質：蛋白質＝10%：60%：30%）
  
  　このうち最も厳しい糖質制限を要するのが①の古典的ケトン食です。御紹介頂いた副作用は全て①で報告されているものです。
  　①は「擬似絶食療法」とも呼ばれ、絶食で起こる現象に準じた現象が起こってきます。しかし絶食を解除すれば元に戻るように、ケトン食で起こる副作用もほとんどは可逆的です。また微量元素欠乏や結石に対してはサプリメントやクエン酸の内服で対応することで対処可能です。一番気になるのは成長障害だと思いますが、最近はこれすらも可逆的であることが報告されています。
  

  参考文献：
  小児てんかん症患者における長期実施およびケトン食中止後の追いつき成長 Kim JT, et al. Catch-up growth after long-term implementation and weaning from ketogenic diet in pediatric epileptic patients. Clin Nutr. 2013 Feb;32(1):98-103. doi: 10.1016/j.clnu.2012.05.019. Epub 2012 Jun 30.

   

  　このように①のような厳しい糖質制限を実践する場合には一定の注意が必要であることは事実ですが、それらの問題点を解決しようとアレンジされた変法が②～④であったりします。
  　特に③修正アトキンス食に関して言えば、内容は江部先生の提唱されるスーパー糖質制限食にほとんど近い内容です。私は主に③を応用して外来治療に当たっています。
  　③であれば、①でみられるような副作用はかなり減少し、起こっても経過観察できるレベルであることがほとんどです。
  
  　ケトン食について理解する場合はこの辺りの事を踏まえておくと誤解を生じなくてよいと思います。
  　なおケトン食に関しては『ケトン食の基礎から実践まで―ケトン食に関わるすべての方へ（診断と治療社）』という本がよくまとまっていますので、ケトン食に興味のある方は必読です。
  
  　また不肖私のブログでもケトン食に関して過去に記事を書かせて頂いております。よろしければ以下も御参照頂ければ幸甚です。
  

  1. 【ケトン食の種類】
  2. 【ケトン食でモニターすべき項目】
  3. 【ケトン食のメカニズムから見えること】
  4. 【ケトン食　やめたらどうなる？】

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0125-07:00-11）

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• 　「内科学会地方会の糖質制限批判＠ダメダメ演題」というメールです。
  
  　先日内科学会の地方会に参加しましたところ糖質制限のことがわかっていないのに糖質制限を批判する発表がありましたのでメールしました。
  　まず症例が過剰なヤセ願望をもってカロリー不足に陥っていたのを糖質制限のせいにしていましたし、「ALPが低いから測定してないけど亜鉛欠乏と思われ、糖質制限で栄養不足になった」とか突っ込みどころ満載でした。そもそも十二指腸潰瘍はピロリ菌のせいでなぜ糖質制限に結びつけるか不明でした。
  　ストレスとか言ってましたが、開始してすぐならともかく6ヶ月以上経過してから急にストレスを感じるとは思えないですよね。
  
  　まとめでは
  

  「糖質制限は栄養不足になる」
  「75gOGTTの前3日間糖質負荷が必要なことからわかるように糖質制限すると耐糖能異常になる」
  「実施に多大なストレスが掛かる」

   

  　とされていました。会場からは質問もなく無反応でした。こじつけがきついですよね。百歩譲って「誤った糖質制限ダイエットによる～」としたらよかったんでしょうけど。
  
  　その後ロビーで「今度糖質制限の本を書くんだ」とかいう立ち話を小耳に挟んで、「じゃあさっきの発表にも突っ込んでよ」と自分を棚に上げてツッコミそうになりました。
  　会場の雰囲気を見るにつけても糖質制限は頭の柔らかい医者を中心に急速に広まっていると感じました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0125-07:00-8）

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• 　「ホラー備蓄食」というメールです。
  
  　24日のニュース。
  

  大阪府が南海トラフ地震の被害を想定。
  大阪府民５人に１人が避難者に。

   

  　その記事に添付されていたのが【農水省が紹介する１週間分の備蓄食料（１人当たりの２１食分）】
  　糖質オンパレード・・・
  　食べれば食べるほど、おなかは減って、そして備蓄食糧も目に見えて減っていき・・・不安に拍車をかける。「ホラー備蓄食。」ですね。
  
  　夏井先生の考える、「備蓄食」ってどのようなものですかね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0125-07:00-9）

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• 　「小児と糖質制限」についてのメールです。
  
  　昨日の「子供と糖質制限」に関してのメールを見て驚いたのでお伝えしたくなりました。
  

  炊き込みご飯、煮込みうどん、じゃがいものおやき、ふかしたさつまいも

   

  　子供のころ私が嫌いだったものばかり並んでいるのでびっくりしました（笑）
  　いまだに食べませんが困ったことはないです。標準身長、標準体重、健康です。
  
  　実家は食生活は普通です。ただ、ジュースはあまり家になく、もらいものでたまに、程度でしたが、甘すぎるので自分で水で薄めて飲んでいました。
  　よそで甘いお菓子が出ることもあり、他の子より少し少なめに食べていたかもしれませんが、遠慮深いと褒められることはあっても失礼だと怒られたことはないです。
  
  　確かに世界には糖質があふれていますが、糖質を普段から控えめにしていれば正直体が受け付けません。食べきれないほうが、お友達とわけたり、コミュニケーションのきっかけになるかもしれません。
  
  　子供は糖分が大好きというのは単なる大人の思い込みでしょう。強く欲しがるものをとりあげるのでなければ、糖質制限は子供がかわいそうということもないと思います。
  　そういえば，私も子供の頃から甘いお菓子が大の苦手で，ショートケーキ一個食べ切れずに残していた記憶があります。甘いお菓子があっても手が出ない子供でした。ご飯も中学生の頃でも茶碗一杯くらいで，ご飯のおかわりってあまりしていなかった記憶があります。
  　「甘いモノは脳の栄養」という説によると，私は頭の悪い子供になるはずですが，子供の頃から算数と数学が大の得意で，本を読むスピードが速く，小学生でショパンを弾いていました。
  
  　そういえば，大学受験に失敗して仙台の予備校に通うために秋田を出て仙台の旭ヶ丘に下宿しましたが，同じ下宿にいた5人（もちろん男子）のご飯を食べる量にびっくりしたことがあります。私は茶碗一杯，彼らはどんぶり飯を3杯おかわりですからね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0125-07:00-10）

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• 　「小児と糖質制限」についてのメールです。
  
  　幼児（離乳期から幼稚園ころ）にも糖質制限したほうがよい。オールラウンドに糖は必要悪な嗜好品の位置づけと考えたほうがよい、ということなのですね。
  　私が糖質制限して変化があったことを考えてみると、
  

  1. 体重減少→子どもは大きく育たなくてはいけないのに、大丈夫？
  2. 睡眠時間が短くて平気→昼寝や夕方寝をするのが子ども。「寝る子は育つ」ともいうけど、大丈夫？
  3. ますます元気→子どもは元気。これはよいことだ。
  4. 持久力がついた→よいことだ。
  5. 味覚が変わった。甘いもの欲求がなくなった→子どもが甘味やでんぷんのおいしさを知らずに育ったら長じて反動が起こらない？知って制限したら飢餓感が起こらない？それとも、甘味やでんぷんがなくても全然平気な味覚が形成される？

   

  　というようなことを疑問に思います。大人と子どもでは、糖質制限効果はまた違うのでしょうか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0125-07:00-12）

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2014/01/24

【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0124-06:00-1）

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• 　「小児と糖質制限」についてのメールです。
  
  　季刊誌、「薬のチェックは命のチェック」第４０号にて、パーキンソン病の予防法として、
  

  「生まれてから２～３歳までの食事、特にたんぱく質とコレステロールなど脂質が重要です。」

   

  　と書いてありますし、
  

  成長加速現象（Growth spurt）が見られるこの時期に、鉄分が不足すると、脳の構造機能に永久的な変化がある

   

  　という研究（The Journal of Nutrition(2008), 138, 2534-2536）もあるので、この頃に何を食べるかは、大切だと思います.
  
  　Fearless Feeding: How to Raise Healthy Eaters from High Chair to High School.という本によれば、
  

  「乳幼児に重要な栄養素は、鉄、亜鉛、ビタミンD、脂肪、DHA」

   

  　だということです。これらが不足しないように気をつければ良いと思います.
  　自ずと、肉・魚・豆・乳製品が多くなると思います
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0124-06:00-2）

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• 　「小児と糖質制限」についてのメールです。
  
  　農耕開始前の小児は何を食べていたのでしょうか。イヌイットの小児は何を食べているのでしょうか。興味が湧きますね。
  　私の場合(50代)ですが、母から聞いた話しによると、時々離乳食代わりに祖母が咀嚼した食べ物を喜んで食べていたようです。なんだか複雑な気分ですが・・・。
  　ちなみに最近行ったピロリ菌検査は陰性でした。
  　エスキモー（アラスカ北部以東に住むイヌイット系民族，アラスカ中部以西のユピク系民族を総称した言葉がエスキモー）の離乳食
  　　　　　　　⇒【イヌイットの離乳食について】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0124-06:00-3）

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• 　「小児と糖質制限」についてのメールです。
  
  　私も小さな子供の親として、日々色々思うところがある小児と糖質制限についてです。
  　うちの家庭の場合ですが、幼稚園児と赤ちゃんがいます。基本的に食卓に主食はあがりません。時に、子供が「ごはんやパンを食べたい」という時は、食べさせています。（おやつや果物もそれなりに食べています。）
  　「主食を減らす」というだけでも、糖質摂取量は相当減ると思います。
  
  　それでも幼稚園のお昼は惣菜パンやごはんが給食として出されます。お友達とのお菓子交換があります。ディズニーランドへいけば・・・一歩外にでれば、そこは糖質の世界です。
  　親がいくら糖質を食べないように教えていても、いつか子供が大きくなって糖質に出会った時、糖質の虜になってしまうかもしれないのが怖いですね。麻薬におぼれる大人がいるように、糖質の魔力は並ではありません。そこら中にあふれ、法にも触れない点も危険です（苦笑）
  
  　私は「糖質を食べなくて良い」という事を成長するにつれて理解してくれたら良いと考えています。「どうして食べなくてよいか？」という質問をされたときにバシっと答えられるカッコいい大人になれたらいいなと・・・（笑）
  　今は気づいた大人が糖質を控える世の中へ方向付けていくしかないと思っています。
  
  　なかなか糖質にまつわる体制が変われない？変わらない？のも理解したいですが，「食物のカロリー計算というは間違っているとしたら・・・」「三大栄養素の比率が間違っていたら・・・」，もし今までの事実が間違えているとしたら頑張って早めに軌道修正して欲しいですね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0124-06:00-4）

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• 　「小児と糖質制限」についてのメールです。
  
  　実は私は子供の頃から２０代後半まで実家暮らしの間は糖質制限食生活でした。（昨年末まであまり意識しておりませんでしたが）
  　糖質制限食であった理由は父の食生活に基づいていたからです。あくまで個人的な感覚ですが、私は、実家にいるときは本当に健康だったので、（ヤセの大食い、でしたが）小児だから糖質を多くとらないといけないということはないと思います。
  　ちなみに実家を出たらとたんに体調を崩しました。（もちろん食事だけが理由ではないとは思いますが）
  
  　昨年末ある事実が発覚し、私は子供の頃、糖質制限食だったことに、今、とても感謝しています。実は昨年末アンチエイジングの精密な検査をうけ、なんと、私にはインスリン抵抗性が認められるとのことだったのです！これまで太った経験があまりない私にとっては本当に意外な結果。Ｄｒ.に子供のころからの生活習慣、体型などを尋ねられて答えると、
  

  　「本当にお父様主導の食生活（糖質制限食）に感謝しないといけないですね。一般的な食生活をしていたら現在の健康体、体型ではまずいられなかったでしょうね。」

   

  　とのことで「糖質制限食をこれからも続けてくださいね。」とアドバイスをいただきました。私はたまたま、父の食生活に準じて、自然に糖質制限をしていたわけですが、それがこのようによい結果をもたらしてくれています。ですから、親御さんがその時点で一番よいと思われることを選択なさるといいと思います。いろいろ情報を集めることも必要ですが、絶対ということはないわけで、あとはどう選択なさるか、ですよね。
  
  　それにしても、どうりで２年前に先生のブログを拝見して、糖質制限を始めて（正確には１０数年ぶりに再開ですが）、ストレスレベルが下がり、体調もよくなったわけです。慣れ親しんだ食生活だったわけですから・・
  　ちなみに父は７０代後半ですが、今も若々しく、ジャケットを着こなし、穏やかですがいろいろと鋭いコメントをしています。父の食生活の一部ですが・・・
  

  1. 朝は玄米粥を少々、お魚やお肉は必ずとる
  2. お酒はビールはまったくのまない。自宅では焼酎とウォッカを少々。ワインは外食時に辛口のみ。
  3. かぼちゃ、さつまいも、は一切食卓に上ることはない（戦争中の辛い思い出があるから）
  4. 白砂糖は調理に使わない

   

  　などなど。
  
  　そして、先生、私、元旦からブログをはじめました！ おかげさまで、ブログ村のストレスマネジメントの部門で一位を継続中です。（２０代～４０代の女性読者が多いですよ♪）
  　糖質オフについてもまだ少しですがこれからもっと体験談をあげていく予定です。先生のご本についてや、湿潤療法についても今後皆さまと美しくわかちあうことができればと思っています。もちろん先生のＨＰはブックマークしてあります。
  　お忙しい毎日の中、ほっと息ついていただくために、そして、女性が喜ぶ会話の素のストックのためにも、ぜび私のブログにいらっしゃってくださいね。
  　　　　　⇒【シェアリング オブ ハピネス☆東京・高輪】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0124-06:00-5）

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• 　「小児と糖質制限」についてのメールです。
  
  　小児科医です。
  　小児と糖質に関してですが、最近、日本の離乳食っておかしいんじゃないかと考え始めています。
  　と言いますのは母乳の成分ってカロリーベースで見ると半分は脂質です。それが離乳食はおかゆなやパン、ささみや白身魚などで脂質を摂ることを勧めていません。母乳がヒトにとって理想の栄養成分なら、離乳食で脂質が少なく、糖質過多にするのは理解できません。乳児検診等でオリーブオイルなどの脂質や鶏肉、豚肉を脂ごとペースト状にして食べさせることを薦めています。
  　小児の食事は、糖質を過剰摂取せず、母乳に準じて脂質を十分取るべきだと考えています。
  　私の考えもこの先生に近いです。新生児期から乳児後期までは体と脳が急速に成長する時期です。この時期の小人の栄養源は母乳だけですから，母乳は「人間の体と脳」を作り，成長させるのに最善の組み合わせのはずです。赤ん坊は母乳の成分と，腸内細菌が作り出す有機物から体を作るしかないからです。
  
  　一方，人体は何からできているかというと蛋白質と脂質です（水分が60～70％，蛋白質が15～20％，脂質が13～20％，ミネラルは5～6％）。蛋白質で体ができていることについてはいまさら言うまでもないでしょうし，脂肪について言えば，全身の60兆個の細胞の細胞膜は脂質二重膜だし，脳の乾燥重量の6割が脂質です。
  　まさに人間の体は蛋白質と脂質の塊なのです（ちなみに，糖質であるグリコーゲンは重量比では1％程度です）。人間の体が「蛋白質と脂質」からできている以上，「蛋白質と脂質」が食物として最善である，と言う結論になります。
  
  　母乳100gの成分は「糖質（ほとんど乳糖） 7g，脂肪 4g，蛋白質 1g，その他」となっています。「脂肪 4g，蛋白質 1g」というのは，上記の「体の成分としては蛋白質と脂質はほぼ同じ」ということからすると脂肪の割合が多すぎます。ということは，多い分の脂肪は「体の構成要素でなくエネルギー源」と考えるべきでしょう。何しろ脂質は，「最小の重量で最大のATPを作り出せる最も効率のよいエネルギー源」でからね。
  　では，母乳に最も多く含まれている乳糖は何かというと，赤ん坊の直接の栄養ではなく，腸内細菌をビフィズス菌優位で維持するためのものでしょう。ビフィズス菌が大腸内で生存するためには，常に彼らの主要な栄養源である乳糖を絶えず供給する必要があり，乳糖供給が途絶えるとビフィズス菌は優勢種でなくなるからです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0124-06:00-10）

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• 　「ケトン食の副作用」についてのメールです。
  
  　この論文の396頁に、ケトン食の副作用があげられています
  

  「ケトン食療法の副作用としては胃腸障害が多く、ほかに脱水、低血糖、電解質異常、高脂血症、高尿酸血症、腎結石、成長障害などが挙げられている」

   
  　2つの引用文献で副作用が報告されているようですが，どのくらいの頻度で起きているのか，どの程度の異常なのか，それは可逆的変化なのか不可逆的変化なのか・・・などについて知りたいところです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0124-06:00-12）

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• 　【講演料支払いやめます】
  　極めて真っ当な決断ですね。こういう薬関係の講演で小遣い稼ぎをしている教授先生は困っちゃうだろうけどさ。
  　ちなみに私の場合は，講演で「これはクズ軟膏，こういう軟膏を使う医者は頭がおかしいかサディストでしょう」なんてバンバン言っちゃうため，医師会などの講演の協賛メーカーを見つけるのが一苦労だったりします。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0124-06:00-6）

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• 　先日，「練馬と西東京＠湿潤治療と糖質制限を語る医者の会」で「ポークおじさんの豚皮揚げ」を配りましたが，その感想メールです。
  
  　頂いたポースクキンですが、最初は揚げ方をしくじりました。2回めはよく混ぜながら揚げたところ、臭みもなく軽くサクッと揚がりました。ハーブソルトをかけて美味しく頂きました。もちろん注文いたしました。美味しいものを教えていただきありがとうございました。
  　ポークおじさんから「豚皮揚げ」を二袋いただきました。糖質セイゲニストにとっての最高のB級スナックですが，さすがにこの量となると食べきれないのは目に見えています（何しろ，10個くらい食べると満足します）。
  　というわけで，「都内に住んでいる糖質セイゲニスト＠豚革揚げを食べてみたい人」を集めて，配ってみるのも面白いかな，なんて考えていますが，具体的な方法となると，「集まる場所をどうしよう？　どうやって集めよう？」など，いい方法を思いつきません。どこかのお店で実際に揚げてもらってそれを食べながら・・・なんてのができたら面白いのですが。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0124-06:00-13）

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• 　『炭水化物が人類を滅ぼす』についてのメールをいただきました。
  
  　主にフリーライターとして活動している寄金佳一と申します。
  　12月上旬よりゆるい糖質制限をはじめ、お正月太りをものともせずに1ヶ月半で約5kg減しました。
  　もともと20代の頃は体重を気にした経験がなかったのですが、30代に差し掛かる頃から体重が徐々に増え始め、増加を止められなくなってしまっていたところでした。今までも、週1～2回のジョギングはしていました。それ以上に運動をするのは、子育てと仕事の状況を考えると現実的でない。そもそも、体重を維持するために、かなりの強度の禁欲や努力が必要になるなんて、これはなにかおかしいぞ、と。
  
  　『炭水化物が人類を滅ぼす』を読んで、膝を打ちました。巷に溢れるダイエット方法は、どこか好きになれなかったのですが、理由がよくわかりました。火事を消そうと懸命に放水をしている一方で、灯油を注いでいる放火魔を放置しているようなものだったわけですよね。
  　体験談をブログに書いたところ（【30歳過ぎて体重が増え出して止まらない男性諸君。原因がわかりましたよ。】）大きな反響があり、半月でだいたい10万人に読んでもらえました。これほど読者がいたということは、体重増加は万人の悩みになっているのだと改めて実感しました。
  　おまけに、記事中で紹介させていただいた『炭水化物が人類を滅ぼす』も、Kindle版含め130冊以上買われました。
  
  　実際、『炭水化物が人類を滅ぼす』は読み物として目から鱗の連続で、非常におもしろかったです。私は大好きなタイプの本です（あんまりおもしろいので、『傷はぜったい消毒するな』も衝動買いし、一気に読んでしまいました）。
  　余勢を駆って、ぴあ株式会社のWebメディア『ウレぴあ総研』でも、記事の一部で紹介させていただきました（【1ヶ月半で5kg減! リバウンドなし「糖質制限ダイエット」を習慣にする5つのコツ】）。
  
  　あまりに感動したし、食という身近なところに未開の地があった事実がとてもおもしろいので、糖質制限ネタの専用サイトを作って、今後も継続的に発信していく気まんまんです。栄養学の常識を最新バージョンにアップデートする作業の片棒を担ぎたいと勝手に思っています。
  　『炭水化物が人類を滅ぼす』に出会えて、本当に運が良かったとしみじみ思っています。どうもありがとうございました！
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0124-06:00-7）

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• 　『炭水化物が人類を滅ぼす』についての情報です。
  
  　「美ST」という40代女性向け美容雑誌の3月号に「炭水化物が人類を滅ぼす」が「万年ダイエッターのための賢く食べる新理論」ということで、紹介されていました。それと、女優の中谷美紀さんが以前から、糖質制限をしているので、その記事が載っています。
  　ただ…この雑誌には「ごはんを食べてやせる」という読書の体験も載っていたのでそちらはどうかと思います。
  　もし、書店に立ち寄ることがありましたら、読んでください。
  　この他にも最近の女性ファッション誌のダイエット特集に糖質制限がよく出てきます。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0124-06:00-8）

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• 　数日前，「そろそろジーンズがくたびれてきたから，新しいのを買おうかな」なんて思いながら病院近くのユニクロに赴いたわけです。これまでジーンズといえばスタンダードなストレートタイプばかりを履いていましたが，何故か「スリムジーンズってどうだろう」と思い，29インチのスリムタイプのジーンズを試着してみたわけです。そうしたら，誂えたかのようにピッタリじゃないですか。履き心地はいいし，下腿にピタッと来る感覚がなんだか新鮮です。4本まとめ買いしちゃいました（ジーンズの大人買い，ってやつだな）。
  　20代初めの頃はスリムジーンズも履いていましたが，それ以降は体型の変化もあり，ストレートジーンズしか買わなかったのですが，実に30年ぶりの「スリムジーンズ＠再デビュー」です。まさかこの年齢でスリムジーンズを履く日が来ようとは，人生とはわからないものです。
  
  　それにしても，もうちょっとで60歳という年齢なのに，いまだにジーンズばかり履いている初老人間になろうとは，若い頃には想像もしていなかったですね。若い頃は「今はジーンズだけど，大人になってしっかりした職業についたら，大人っぽいスラックスとかを履く大人になるんだろうな」と漠然と考えていましたが，結局，それから40年間，ズルズル・だらだらとジーンズばかり履いている人生を送ってしまったわけです。
  　というわけで，とりあえず60歳までの人生の目標の一つが「29インチのスリムジーンズが履ける体型を維持すること」になりました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0124-06:00-9）

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• 　【6インチ時代の到来を予感させる出来！　Xperia Z UltraをiPad mini＆Nexus 7と比較しながらおさわりしました】
  　この記事を読んで，「そろそろ新しいスマホにしようかと考えていたけど，Xperia Z Ultraで決まりかな」と思っちゃいました。理由は次のとおりです。
  
  1. 6インチタブレットを使った経験があり，「これで電話ができたら最高だよね」と考えていた。
  2. 5インチスマホ（初代のGalaxy Note）を日常的に使っているが，ネット閲覧するなら7インチ・タブレットの方が便利。というわけで，いつも両方を持ち歩いている。
  3. だったら，6インチ・スマホ1台でいいよね？
   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0124-06:00-11）

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2014/01/23

【12:30】

• 　「小児と糖質制限」についてのニュージーランド在住の方からのメールです。
  
  　私にとって旬な話題なのでしゃしゃり出てきました。
  　小六12歳の息子の言葉です。
  

  「朝ごはんに、パンやご飯をたくさん食べ過ぎると給食までにおなかが空いちゃう」

  　普段はニュージーランドに住んでいて学校でも午前のお茶の時間があり、9時から学校が始まり11時に午前のお茶13時にお昼、学校は15時過ぎに終わります。現在、夏休み中で日本の小学校に体験入学させていただいており、給食まで食べない時間が長いので、初めの数日、朝食メニューを変えて試してみた結果、上記の発言となりました。
  　夏井ファンのみなさんなら既にお察しの通り、糖質摂取→インスリン追加分泌→血糖値急降下となり、空腹感が増すのは道理です。
  
  　昨年3月に糖質制限を始めた私をみて、本人が「お母さんが食べないなら僕も食べない」という形で、ごく緩い糖質制限となっている息子ですが、忘れ物が減り、ヤル気が増したと思います。特に血液検査などしているわけではないので感覚でしかありませんが・・・。
  　成長期の大事な時期に炭水化物で満腹になり他の栄養素が不足しては困るので、このまま緩い糖質制限でいいのではないかと思っています。
  
  　1歳2か月のお嬢さんがいらっしゃるお母さんへ。
  　子供に何を与えるかに悩まれるお気持ちお察しします。その時期は私も息子に何を食べさせるかを一日中考えていました。これからどんどん体が大きくなっていく時期ですから、骨や筋肉の素となるような栄養素を含んだ食品を優先して与えた方がいいと個人的には思います。栄養素優先で食品を選んでいくと糖質を多く含むものは自然と優位が下がりますよね。
  
  　私自身、「タンパク質が足らないよ」「ご飯は残していいからおかずは全部食べなさい」と言われて育ったので、息子にも同じことを言い、糖質制限しても大丈夫だと思っています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0123-13:00-1）

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• 　「小児と糖質制限」についてのメールです。
  
  　夏井先生のサイトで今更ながらですが
  

  糖質は元気な子どもの効率のよいエネルギー源だし、教科書通りに三大栄養素バランスよくでいいのじゃないでしょうか。

   

  　などと言ったトンデモな書き込みがあるとは驚きでした。
  

  子に致命的な悪い結果は出ていないと思います。

   

  　この方は最近では小児の２型糖尿病が増加傾向にあるのはご存じないのでしょうか。
  

  　【小児2型糖尿病】
  　【章に肥満と小児メタボ】
  

   

  　特に小さなころから、うどんをたくさん食べさせられている香川県の子供たちにはとても大変な影響が出ていますが、うどん（炭水化物・糖質）中毒の県の上層部や親たちはそれを認めていません。
  　香川県庁方面の方々は「うどんは健康に良い食べ物」，「うどんは消化がいいのでいくら食べてもいい食べ物」と考えているのかもしれませんね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0123-13:00-2）

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【09:00】

• 　「小児と糖質制限」についてのメールです。
  
  　個人の感想です。
  　炊き込みご飯、煮込みうどん、じゃがいものおやき、おやつにはふかしたさつまいも、みんな子どもがよろこぶ良い献立だと思うのですが。
  　糖＝悪　ではないはずです。糖質は元気な子どもの効率のよいエネルギー源だし、教科書通りに三大栄養素バランスよくでいいのじゃないでしょうか。
  　今までそのようにお母さんたちに栄養指導がされ、子に致命的な悪い結果は出ていないと思います。子どもの多い死亡原因は、日本ではたぶん不慮の事故や先天性疾患で、栄養不良のようなことはない。幸せな国に生まれているのです。
  
  　身も蓋もないですが、何を食べても子は育ちます。本当ですよ。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0123-09:00-1）

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【08:30】

• 　5月18日に医療技術セミナー ”ス キ ル ア ッ プ”で講演することが決まりました。前半が湿潤治療，後半が糖質制限，と言う二部構成になっています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0123-08:30-1）

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【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0123-06:00-1）

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• 　「小児の糖質制限」についての質問メールをいただきました。皆様ならどうしますか？
  
  　『炭水化物が人類を滅ぼす』を拝読し、感銘を受け私も糖質制限生活を始めました。出産したのにも関わらず、運動だけではあまり体重が戻らず悩んでいたので、私にとっては希望の光のような本です。これからも楽しんで続けていこうと思います！
  
  　本を読み終わり疑問に思ったことがありメールをさせて頂きました。
  　私には今１歳２か月の娘がいます。（先天性の病気や食物アレルギーはありません。）
  　まだあまり調味料は使わず調理をしているのでメニューもワンパターン化してしまい、遅ればせながら料理本を購入しました。すると、ほとんどのメニューが炭水化物なのです。
  　炊き込みご飯、煮込みうどん、じゃがいものおやき、おやつにはふかしたさつまいも。。。人参やトマトは積極的に食べさせましょうと書いてあり、果物も大切です、と。
  
  　ここで疑問なのですが、娘はまだ幼児ですし成長過程です。この場合、これくらいの糖質接種は普通なのでしょうか？
  　身長も体重も標準ですし、もちろんダイエットをさせるつもりもありません。ですが、『糖が多い』とわかっていながらも食べさせていることが 良いのかわからなくて・・・。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0123-06:00-2）

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• 　『炭水化物が人類を滅ぼす』に関するちょっと面白いエピソード。
  　昨日，顔面裂傷の子供さんが受診されました。すでに他の病院でテーピングで治療されていて，テーピングもきちんとされていたのですが，医者の説明がなんともあやふやというか自信なげで要領を得ないため，帰宅してからお母さんがご主人に相談したそうです。
  　そうしたら，「この糖質制限の本を書いている先生は，実はキズの治療でも第一人者らしい。光が丘にいるからすぐに行って相談した方がいい」，ということ受診されたそうです。
  　聞いたところによると，ちょっと前に父親が『炭水化物が～』をたまたま見つけて購入し，実際に糖質制限をしてみたらあっという間に5キロ体重が減って，体調もすこぶる良くなったそうです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0123-06:00-3）

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2014/01/22

【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。これで多分，300例達成！
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0122-06:00-1）

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• 　酸蝕歯についての質問メールです。
  
  　口内環境についてです。
  　私もシャンプーレス、歯磨き粉レス、糖質制限をしていますが、歯が酸蝕歯のようで、数年前から酸味の強いものはしみるし、歯の色もだんだん黄色く透き通ってきたようで悩んでいます。
  

  ①たまに塩で磨く。（数週間に１回程度）
  ②ミヤリサン、ヨーグルトを口内でくちゅくちゅ。（気づいたとき）
  ③歯間の詰まりが気になるときはフロスで汚れ取り。

   

  　私もこの方のようにやってみたいと思うのですが、ミヤリサン、ヨーグルトの酸による影響はあるのでしょうか？
  　酪酸菌（宮入菌）による歯周病菌の駆逐や口腔内菌叢改善の特許には、
  

  　６．口腔内に残存した酪酸菌は歯間や歯根など有機物を栄養源として生殖活動をすること により酪酸、酢酸、プロピオン酸、ビタミン２・Ｂ６・Ｂ１２・Ｃ、酵素、オリゴ糖 など産出しビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を増殖する効果があるため口腔内の歯 周病菌や虫歯菌の悪玉巣窟を善玉菌叢に置換し理想的な口腔管理が実現できる。

   

  　とありますが、酸蝕歯には、これらの酸による影響はどうなのかと心配になります。
  　どなたかお教えいただけるとありがたいのですが・・。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0122-06:00-2）

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2014/01/21

【08:30】

• 　【サントリー酒類、ＲＴＤさらに磨き　「ストロングゼロでもまだ甘い」】
  　いよいよ時代は糖質制限・・・かな？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0121-08:30-1）

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【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0121-06:00-1）

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• 　昨日から金曜日まで，田子診療所（静岡県西伊豆町）の笹井先生が見学に見えられています。私よりちょっと年上で，既にお孫さんもいらっしゃる方ですが，外傷治療全般について学びたいということで見学されています。
  　そういう笹井先生にテレビ東京の『ガイアの夜明け』が密着取材していて，何故か私まで取材されたりして・・・。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0121-06:00-2）

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• 　「食物の胃滞留時間」についての考察メールです。
  
  　「肉は消化が悪く炭水化物よりも胃に長く留まる」という俗説ではなく、「ご飯や麺類、野菜の方が胃に長く留まる」という事実の意味を考えてみました。
  
  　動物や魚の肉、卵などのタンパク質や骨は胃酸で速やかに消化され、脂質も唾液や胃液に含まれるリパーゼによってすぐに流動状態になる為、胃滞留時間が短いことはイメージしやすいです。
  　加熱調理を発明した後の人間やペットの動物にとっては糊化デンプンは主食（主エネルギー源）となり得ますが、非加熱の食材において生デンプンは結晶状態である上に植物細胞壁（食物繊維）で囲まれている状態であり、アミラーゼによって消化吸収されにくいです。
  　その為、未精製の生デンプン食では食後高血糖も起こさず、主エネルギー源とするには共生菌の助けが必要です。
  　唾液に含まれるアミラーゼは胃酸によって失活するので、糊化デンプンであろうと生デンプンであろうと胃に長く留まることで消化が良くなる意味は少なそうです。
  
  　胃では殆ど消化されない炭水化物がなぜ胃に長く留まるのか？に対する仮説ですが、
  

  1. ①タンパク質や脂質などの必須栄養素を最優先で動物自身が消化吸収する為に、胃では消化しにくいものを小出しにしている。（食物繊維は栄養素の消化吸収率を少し下げる）
  2. ②動物自身が消化しにくい生デンプン（難消化性デンプン）や食物繊維から腸内細菌によって作られる酪酸や酢酸を得ることが目的で、発酵効率が高まるように胃で小出しにしている。
  3. ③ヒトも含めて本来は①や②が目的の調節機能であったが、食後高血糖をなるべく抑えながら、動物自身が優先的に糊化デンプンを消化吸収するという目的で、加熱調理・農耕の発明以降に転用されるようになった。

   

  
  　p.s.
  　「抗生物質と腸内細菌と喘息」という記事が先日紹介されていましたが、酪酸菌（ミヤリサン錠の宮入菌）は芽胞という耐久性の高い細胞構造を形成する為、抗生物質によって死滅することもなく、乳酸菌など他の善玉菌と比較して何かと頼もしい腸内細菌です。
  　完全肉食の動物は草食動物の内蔵を食べることで未消化物ごと酪酸菌を摂り、腸管を中心とした免疫システムを維持しているのではないでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0121-06:00-3）

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• 　「口内環境、歯の金属アレルギーとアトピー」についてのメールです。
  
  　さて、以前、口内の菌の話題があったかと思います。歯とアトピーということでは、日暮里の皮膚科医、菊池先生が金属アレルギーと皮膚疾患について以前より警告しており、私も、数年前に菊池先生に診断いただき、歯の詰め物を金属からレジンに替えたところ、すっかりきれいになりました。
  　指の関節全部が割れて、まっすぐに伸ばすことのできなかったこの何十年間はいったいなんだったんでしょう。
  　「金属が悪さをする」ということを認める皮膚科医、歯科医がほとんどおらず、詰め替えのためのドクターショッピングがたいへんでしたが・・・
  
  　さて、指も治り、口内環境の大切さに気づき「歯磨き粉を使わない。歯磨きもほとんど行わない」という実験を１年ほど実行してみました。実施した内容は、
  

  1. 「①たまに塩で磨く。（数週間に１回程度）」
  2. 「②ミヤリサン、ヨーグルトを口内でくちゅくちゅ。（気づいたとき）」
  3. 「③歯間の詰まりが気になるときはフロスで汚れ取り。」

   

  　１年後に、金属除去してくれた歯医者さんへ検診。
  

  「おっ、丁寧にみがいてますね。とてもきれいですよ。ここまできれいにみがける人も少ないんですよね」
  「先生、実は、この一年ほとんど歯をみがいてないんですけど。」
  「・・・・絶句・・・・」

   

  　その後、そうはいっても歯磨きは大切で、歯磨き粉を使って，今まで通り丁寧に磨いてください。と指導していただきました。
  　あれから５年ぐらい経過していますが、いまでも塩磨き＋フロス＋ヨーグルトくちゅくちゅ。で問題ないですね。
  
  　歯磨きにしても、シャンプーにしても，その「爽快感」に「脳みそ」が反応してしまい身体に悪さをしてしまう。
  　「脳みそ」と「皮膚科医」がいなければアトピー問題も解決するんだろうなと。つくづく感じるこのごろです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0121-06:00-4）

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• 　西堀先生からの「プロテインは創傷治癒を早めるか？」というメールです。
  
  　ちょっと古い話になりますが、2012年8月2日に、先生のHPで「アスリートなどで日常的にプロテインを飲んでいる人は、キズの治りが早いのではないか？」という僕の意見を取り上げて頂きました。昨年の11月に右臀部の非常に深い低温やけどの患者さんが来られて、試にプロテインを飲んでいただいたら、私の予想では3～6カ月かかりそうな熱傷が2カ月で治りました。もともと2カ月で治る熱傷だったのかもしれませんが、私の印象ではやはりプロテインは創傷治癒を早めると感じます。
  
  　この患者さんの詳しい経過は、私のブログに載せました。先生の感想を聞かせて頂けると嬉しいです。
  　　　　　⇒【院長ブログ】
  　この症例写真を見ると，普通の低温熱傷よりは上皮化が確かに早いような印象ですね。これがプロテイン摂取者に普遍的な現象なのかについて，さらにデータがほしいです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0121-06:00-5）

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• 　「糖質制限という言葉」についてのメールです。
  
  　糖質制限についての抵抗感のコメントを読んで，「脱糖質依存」なら普通の感覚に近いかなーなんて思いメールしました。
  　いかがでしょうか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0121-06:00-9）

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• 　「糖質制限という言葉」についてのメールです。
  
  　私も先生がはじめられた頃から、緩くではありますが、実践しています。私の場合、皮下脂肪は減りにくいようですが、内臓脂肪が減ったせいか、みぞおち周辺がすっきりしています。
  　糖質制限とは程遠い、ゆるい食事内容で、「制限」という言葉にはやはり私も違和感を覚えていました。自分自身のスタンスが、カーボコンシャス、糖質を意識した食事を心がける、という程度のためかもしれませんが。
  　以前は、成分表のカロリーや油類の項目ばかり気にしていましたが、現在は、とにかく炭水化物の項目のみ、です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0121-06:00-6）

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• 　界面活性剤についてのメールです。
  
  　mixiコミュニティの管理人の方がお薦めされる化学辞典をご参考までにご紹介致します。
  
  　初めて化学辞典を買う方には、値段も比較的安くお勧め。
  　詳細に知りたいときは大化学辞典を図書館で調べると良いと思います。化学辞典と大化学辞典は高いので図書館でみるか古本屋で買うと良いですよ。 古本屋では10～15年落ちの物が半額～３割程度の価格で買える場合が多いです。
  
  　合成界面活性剤は皮膚を溶かすけれど、石鹸は溶かすことはないそうです(mixi『石鹸～脂肪酸塩と化学』コミュより)。ちなみに下記は長野県にある理容店「ヘアサロンみどり」の方の体験記です。
  　また、合成洗剤は石鹸と違い残留しやすいそうです。私自身は食器洗いでも固形石鹸を使用しておりますが、泡切れも合成洗剤と違い石鹸は本当に早いです。
  
  　せっかく身体には洗浄剤を使わなくても、洗濯等で合成界面活性剤を使用していたらタオル・衣類等にはかなり残留してますので肌には良くないと思います。石鹸洗濯はコツが要りますが、コツさえつかみ慣れてしまえばタオルのポチポチ黒カビや生乾きの嫌な臭い等ともサヨナラですので多くの方に知って頂きたいです。石鹸ほどの洗浄力はありませんがアルカリ剤(セスキ炭酸ソーダ・過炭酸塩等)を利用した洗濯法もあり、こちらなら石鹸ほどコツは必要ないです。この辺りの事も先日ご紹介しました『石鹸百科』に記載されております。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0121-06:00-7）

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• 　NHKスペシャル「アルツハイマー病を食い止めろ！」についてのメールです。
  
  　「アルツハイマー病を食い止めろ！」の久山町研究ですが、同じ九大から「「米」の相対的な摂取量が少ないことに特徴づけられる食事パターンが認知症リスクが低い」と発表されています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0121-06:00-8）

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• 　こおりた ひろ整形形成外科クリニックの郡田先生から，以前紹介した患者さんの経過写真です。
  
  　昨年2月19日　先生よりご紹介して頂いた患者さん（79歳女性）の右下腿難治性潰瘍が昨日治癒致しました。受傷日から約1年半後、湿潤療法に切り替えてから約1年かかりましたが、本日無事治癒致しました。
  
  　患者さんから
  

  　「以前の医師からは薬をべったり塗られ、飲まされ、痛い処置をされ、それでも治らず、植皮を勧められ、精神的に非常に参っている所、夏井先生の外来を受診してから光が差しました。本当に有難う御座いました。夏井先生にはくれぐれも宜しくお伝えください。感謝の気持ちで一杯です。」

   

  　と言われておられました。
  　私自身も非常に良い経験をさせて頂きました。
  
  　また本日も、日本中で「無駄な植皮術」が何例も行われているのでしょう。それも子供にもと思いますと、胸が締め付けられます。
  

  2013年2月19日	4月15日	6月19日	8月19日
  10月15日	12月10日	2014年1月9日	1月20日

  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#）

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• 　【魔法のボタン!?　スマホの液晶画面に物理キーが浮き上がる衝撃の技術のデモ（動画あり）】
  　これはマジすげぇ！　つうか，マジ欲しい！　早く商品化してくれ！　絶対に買う！
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0121-06:00-11）

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• 　【「アメリカのスーパーにある『電動カート』が想定してたものと違うんだけど…」】
  　超デブ大国＠アメリカ合衆国の座は当分揺らぎそうにもありません。それにしてもこのカート，250kgくらいまでは大丈夫そうですね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0121-06:00-12）

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2014/01/20

【08:30】

• 　昨晩のNHKスペシャル「アルツハイマー病を食い止めろ！」についてのメールです。
  
  　昨晩放送のＮＨＫスペシャル「アルツハイマー病を食い止めろ！」に出演した九州大の清原裕大先生のコメントにはズッコケました。
  　久山町研究から糖代謝異常とアルツハイマー病の相関について番組に説明させた上で、「食生活の欧米化で、動物性脂肪の取りすぎによるもの」ときっぱり。住民への炭水化物６０％の食事指導の結果、糖尿病が増えたことは一切言わず、全国的な傾向が久山町研究で示されたかのように言ってのける神経には驚きました。番組ではアルツハイマー病発症のメカニズムはしつこいくらい説明していましたが、当然、どうして動物性脂肪が糖代謝異常を引き起こすのかの説明はなし。
  　糖質セイゲニストからすれば、ツッコミどころ満載の番組でありました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0120-08:30-1）

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【06:00】

• 　「湿潤治療をしている医師：神奈川県」，「熱傷の湿潤治療をしている医師：神奈川県」に横須賀市の大畑医院／大畑俊郎先生を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0120-06:00-5）

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• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0120-06:00-1）

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• 　テレビ朝日の『ビートたけしのTVタックル』の収録，無事終了しました。放送は1月27日の予定です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0120-06:00-2）

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• 　糖質制限についての考察メールです。
  
  　「糖質制限という言葉」 についての書き込みを読みました。
  　この感覚、ものすごく共感します。私も同じように考えております
  
  　「糖質制限」という言葉には、「普通の食事」に対するアンチとしての偏った無理のある食事、という語感があります。いつか、「糖質オフ」こそが「人類普通食」で、現代の「普通」食こそが偏ったアンバランス食「糖質食」「糖質依存食」「糖質過剰食」。そんな「主客を逆転する」感覚の用語があると良いなと思います
  
  　その感覚の延長ですが、糖尿病など栄養に関する病態の検査体系もいつかかわるべきなのでは、と思います。以下、妄想しました
  

  1. 栄養摂取のめやす　　　カロリーでなく、糖質量　および　「カロリー」概念以外の新たな食物量計測値（提案例：Net Neutrition Amount）
  2. めざす体型　　　　　　BMI、腹囲　でなく、適正筋肉量　そこから導かれる適正脂肪量　適正とは、例えば体脂肪率１０～２０％とか
  3. 高血糖スパイクインデックス、という概念を標準化する　上昇前の基礎値、ピーク値、上昇幅、持続時間、みたいな指標
  4. のスパイクインデックスのDayトータル、Weekトータル、Monthトータル　みたいな指標を発明する
  5. 血糖変動インデックス　　糖質オフでは血糖値が終日変動しません　その変動なしを「１」として、上下激しいほど変動値が高くなる
  6. 血中ケトン体値計測の標準化日常化

  　未来の診療

   

  1. 「あなたの食事は、昔の糖質依存食に近いですね」
  2. 「HbA1cは良好ですが、BSスパイクインデックスがWeekトータルで１０を超えているので危険です」
  3. 「体重がBMI的には標準的ですが、筋肉量から換算した適正脂肪量からみると、15Kgオーバーですね」
  4. 「あなたの強い空腹感は、血糖変動インデックスが大だからでしょうね　インデックス＝１を目指してください」
  5. 「あなたがやせないのは、糖質摂取の面からいえば食事構成の問題はないですが、総量（NNA値）がオーバーしてるから」
  6. 「血中ケトン体値は充分に高値なので、あなたの食事内容はとても健康的です」
  7. 「日本は人類標準食の時代になったけど、あの肥満超大国はまだ旧来の糖質依存食の文化から抜け出せないようですね」

   

  　こんな、まず「人類標準食」ありきからスタートする医療の時代がくるかも。
  　新年の妄想でした
  　治療法の命名はとても難しいです。
  　例えば「褥瘡のラップ療法」を例に取ると，命名者はもちろん，治療の創始者である鳥谷部先生です。極めてシンプルな名称であり，一度聞いたら忘れないほどのインパクトがあります。私もいい名前だと思います。
  　しかし，「ラップ療法というのはラップを貼る治療法なんだな」とか「ラップを貼るだけでいい」という誤解する医師・看護師が少なからずいて，それが元で起きたトラブルも少なかったことも事実です。つまり，単純でわかりやすいからこそ誤解も生じやすいわけですね。
  　もちろん，鳥谷部先生のサイトや本を読めばそんな誤解をするわけがないのですが，本も読まずサイトも見ず，聞きかじり・うろ覚えの知識と「ラップ療法」という名称を見ただけで「ラップを貼るだけで褥瘡は治る」と思い込み，挙句の果てに感染を起こして「ラップ療法は危険だ」と喚き立てる大馬鹿医者が結構いるのです。
  
  　そこで鳥谷部先生は「開放性湿潤療法」という新たな名称を2008年ころから提唱したわけです。科学的には非の打ち所のない命名ですが，字面を見てもわかるように何の治療なのか，どういう治療なのか全くわかりません。それこそ，鳥谷部先生のサイトや本を熟読している人にしか通じない名称です。
  　だから，開放性湿潤療法を実践している人でも，日常的には「ラップ療法」という言葉を主に使っているはずです。「開放性湿潤療法」は「ラップ療法」という言葉の単純明快にして力強さに欠けているからです。そして何より，「ラップ療法」という言葉には15年の歴史があり，賛成派の医療者も反対派の医療者も広く使用しています。そうなると，新しい名前を提案しても，なかなか受け入れられません。
  　鳥谷部先生にしては不本意な状況かもしれませんが，これが紛れもない現実です。
  
  　ちなみに，私は自分の治療を当初は「閉鎖療法」と呼んでいましたが，「閉鎖が治療の目的だと誤解されてしまう」ことに気付き，2004年に名前を公募し，紆余曲折を経て「湿潤治療・湿潤療法」という名前に変更しました。話し言葉としては「へいさりょうほう」の方が話しやすく，「しつじゅんりょうほう」は発音しにくいという欠点はありますが，少なくとも「密封すればいいのね」的な間違いは起きにくくなりました。
  　「うるおい治療」という言葉を併記していた時期もありましたが，こちらは定着していません。ネーミングのセンスは悪くないのですが，書き言葉としてはインパクトに欠けているのが定着しない原因かなと考えています。
  
  　「新しい創傷治療」というサイト・タイトルも，いつまでも「新しい」では変だろう，というのには気がついています。サイトを開設した2001年10月の段階ではまさに「新しい」治療だったのでこれがベストの命名でしたが，もうそろそろ【外傷の湿潤治療】というサイト・タイトルに変更すべきかもしれないな，と思ったりします。このあたりについて，皆様はどのようにお考えでしょうか。
  
  　ちなみに，私の最初の本は『これからの創傷治療』というタイトルですが，私は当初，『新しい創傷治療』というタイトルを考えていました。しかし，医学書院の担当編集者から「『新しい』では反感を持つ医者が多いので『これからの』にしましょう」と提案があり，『これからの創傷治療』という本のタイトルが決まった，という裏話があります。これがプロの編集者の感覚か，とちょっと感心したことを覚えています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0120-06:00-3）

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• 　先日紹介した「ポークおじさん 豚皮揚げ」ですが，開発元のランニングマン社から「製品前の原料」を送っていただきました。早速，自宅で揚げて食べてみましたが実に美味しいです。味の良さはアメリカの豚皮揚げとは比べ物になりません。そのまま味付けなしで食べても十分にいけますし，塩や一味唐辛子で味付けすると更に美味で，まさに「クセになる美味しさ」です。
  　明治のスナック菓子「カール」そっくりの食感で糖質ゼロですから，「糖質制限しているけど，ジャンクなオヤツ・酒のツマミも食べたくなるんだよね」という人にはピッタリでしょう。
  　こちらから購入できるようなので，ジャンクなオヤツも食べたい糖質セイゲニストはとりあえずチェックしてみてね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0120-06:00-4）

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• 　その「豚皮揚げ」ですが，18日の夜に開いた「練馬と西東京で湿潤治療と糖質制限を語る医者の会」にちょっと持参し，数人の先生に差し上げました。食べてみた感想をいただきました。
  
  　いただいたポークスキン、早速揚げてみました！
  　こんなに膨らむのかと驚きました。食感も良く美味しかったです。糖質制限のお供にしようと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0120-06:00-8）

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• 　【陸に出た最初の魚、足のような強いヒレ】
  　現時点での定説では，「最初の陸上動物は節足動物。その後，両生類が陸上に上陸した」ですが，この研究では，古代魚の骨盤に既に浅瀬での生活に適応した変化が生じていて，彼らが脊椎動物で最初の陸上生活者になった，という仮説が提案されていて，実に興味深いです。
  
  　この発表では「浅瀬」の存在に着目していますが，数年前から，「磯」の形成と複雑化が初期の生命進化で重要だった，という説が提案されています。エディアカラ紀からカンブリア紀の「磯」はストロマトライトの単純で単調な構造でしたが，オルドビス紀に入るとウミユリをベースとした複雑な「磯」が形成されて多様な環境が生まれ，それぞれの環境に適した生物種が分化する原動力になったとする考えです。これについては，以下の本で詳しく説明されています。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0120-06:00-6）

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• 　そろそろ界面活性剤について本格的に勉強しないとダメかな，と考え，一番簡単そうな本を購入。これで理解できなかったらバカだよね，と自分にプレッシャーをかけています。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0120-06:00-7）

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2014/01/18

【06:00】

• 　「英動物園、サルの餌にバナナ禁止」についてのメールです。
  
  　サルのエサの話を聞くと、すぐにこの話を思い出します。
  　以前、堺市にある大浜公園のアカゲザルたちが、見物客が投げ込むパンや果物やお菓子を食べすぎてメタボになりました。
  

  1. 【大阪の「メタボ」猿、ダイエット開始】
  2. 【病的な肥満と言って，大浜公園のサル】

   

  
  　その後、アカゲザルたちはダイエットに成功して無事に健康を取り戻したのですが、おデブだった頃の写真がこんな本の表紙に使われておりまして…。誰あろう、門脇大先生の本です。
  　　　　　⇒『あなたがメタボになる理由』
  　「このサルたちは、肉や脂を食べて太ったのですか？」と、質問してみたいものです（笑）。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0118-06:00-1）

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• 　カンボジアでクリニックを開業している奥澤先生からのメールです。
  
  　カンボジアでクリニックを開業している奥澤です。
  　現地の日本語フリーペーパーマガジンに2誌に医療コラムを定期的に連載させていただいており、折にふれて『湿潤療法』と『糖質制限ダイエット』について書いております。もちろん外来でも実施しております。そのため、カンボジアの日本人の間では、このふたつともかなり浸透してきております。
  
  　さて、すでにご存じかもしれませんが、面白い記事を見つけました。
  　　　　　⇒【日本人でも糖質制限食は有効ー初のRCT】
  　糖質制限を推奨している糖尿病専門医、山田悟先生の論文です。
  　「RCTがないと認めない」という石頭医師たちが何と言うでしょうか。特に
  

  　「私たちは“科学的根拠に基づかない（コンセンサスに基づく）食事療法”を“科学的根拠に基づく診療ガイドライン”に記載させたまま，10年を無為に過ごしてきてしまったのである。」

   

  　という一文は痛快でした。
  　いつかカンボジア人の間にも湿潤療法と糖質制限が常識となるよう努力してまいります。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0118-06:00-2

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• 　今日は16：00頃からテレビ朝日の「ビートたけしのTVタックル」の収録です。そして，19：00からいつもの宴会仲間「練馬と西東京で湿潤治療と糖質制限を語る医者の会」で宴会です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0118-06:00-3）

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2014/01/17

【13:00】

　【低カロリー飲料を好む人、食事の量は増加＝米調査】
　だから，食生活の習慣（＝糖質を食べる）を根本から変えなければダメなんだってば。カロリーという概念はインチキなんだってば。そこらに気が付かない限り，アメリカは永遠に不滅のデブ帝国です。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0117-13:00-1）

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【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0117-06:00-1）

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• 　「プラスモイストP取り扱い薬局一覧：愛知県」に，愛知県春日井市のアサヒ薬局春日井店を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0117-06:00-4）

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• 　全米を震撼させ恐怖に陥れたベストセラー本「HOUSE」を映像化・・・というのがウリ文句のスピリチュアル系ホラー映画，《ハウス》を紹介。全く怖くありません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0117-06:00-2）

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• 　【英動物園、サルの餌にバナナ禁止】
  　このニュースに対するメールです。
  
  サルの餌にバナナを与えるのをやめ、野菜中心の餌に切り替えた。
  サルたちには目に目えて変化が現れた。毛皮が厚くなって状態も良くなったほか、タマリンやマーモセットといった小型のサルは攻撃性が薄れて群れが落ち着いたという。

   

  　人間の糖質制限の効用にある、薄毛治るとか、ω3脂肪酸の話とかにもつながりますかね？
  　霊長類は体のサイズによって食物が異なります。そこらのことは『親指はなぜ太いのか』に詳しく書かれていますが，おおよそ，サイズ（体重）が小さなものは完全肉食（昆虫食），それより大きくなると昆虫の他にカタツムリなどの軟体動物が加わり，更にサイズが大きくなると昆虫メインで木の実や葉が加わり，次第に植物の占める割合が大きくなり，ゴリラやオランウータンは完全植物食となります（ゴリラはツル植物の皮，オランウータンは樹皮）。ゴリラほどのサイズがないと腸管内のセルロース分解菌に頼る生活は不可能です。逆に，巨大な結腸を持っているからこそ「草食動物」だと言えます（人間にはこのような結腸がないので肉食ベースの雑食動物に入る）。
  　というわけで，タマリンやマーモセットなどの小型の原猿は本来昆虫食メインのはずですから，そもそもバナナ（しかも人間が食べているバナナは糖質が多いように品種改良されている！）を食べさせることに無理があるのです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0117-06:00-3）

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• 　糖質制限反対派の先生についての面白い情報。
  
  　私は時々，糖尿病講演にいくことがあります。
  　その際に、岐阜県での講演においてはほぼ100％、座長が岐阜大学の武田純教授という方が取り仕切っておられ、「この会に出席される先生はよもや糖質制限などという馬鹿げたことをすすめる方はいらっしゃらないと思いますが・・・」の一言から始まります。先日は同じ岐阜市内の循環器専門病院を糖質制限をすすめていると繰り返し批判していました。
  　聞いた話ですが、DPP-4阻害薬の発売記念講演の話を最初に持って行かなかったことに激怒して、直前になって講演を中止に追い込んだ逸話まであるそうです。
  　いち地方都市の大学教授で、みるからにお山の大将　的な印象を私は持っています。
  
  　この方の業績はよくわからないのですが、横浜での講演内容をブログに紹介されているページがありましたので付け加えておきます。
  　今回の「TVタックル」には間に合わないけど，今度，糖質制限の討論番組があったら，是非この教授に声をかけてみようと思います。挑発すると頭から湯気を出して怒り狂うタイプのようですからおちょくるにはベストの人物ですな。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0117-06:00-5）

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• 　糖質制限関連メールです。
  
  　【低糖質ダイエットは危険なのか？中年おやじドクターの実践検証結果報告】という面白いブログを見つけたので、ご参考まで。
  　なかなか　鋭いところをついています。たとえば、いくら糖質をとっても　問題にならない人がいるのはなぜ？　とか。
  　時間があるときにのぞいてみてください。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0117-06:00-6）

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• 　新生児の授乳と腸内細菌についてのメールです。
  
  　助産師です。
  　国立病院に働いていた20年前、新生児に母乳を吸わせる前は消毒綿で乳首を拭くよう母親達に指導していました。（今でも行っている産院あり）
  　その後市立病院へ転勤した10年ほど前、ベテラン小児科医師がCRP の高い新生児に抗生物質を極力投与せず、母乳をしっかり飲ませる治療でみるみる回復する事実に衝撃を受けました。助産師チームは小児科医と相談して、ルチーンを見直し、乳首の消毒を中止、臍消毒、出生直後の点眼などもデータを取りながら中止することができました。
  　母親には、母の皮膚常在菌が赤ちゃんの腸内細菌叢を守る働きをすることや、消毒の弊害を説明するように。MRSAも発生せず、無駄な消毒類が減り経済的にも良いことずくめとなりました。今ではNICUに収容される超未熟児（1000g以下）に対して、母親の初乳が出なくても、乳首を綿棒で擦って常在菌を貰い、babyの口腔内に塗布するのがルチーンになっている病院もあります。
  　自然の持つ力の素晴らしさに脱帽ですね！医学の教科書が塗り替えられるような変化を働く現場で見てきて、夏井先生の『炭水化物が人類を滅ぼす』も納得しながら読ませて頂きました。
  　現在は新生児訪問をしており、消毒漬けで子育てしてきた祖母世代の方々に真逆の指導をしてきた事をお詫びしつつ、説明をさせて頂いています。世代間確執の原因になりかねませんので、丁寧な説明が大切だと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0117-06:00-7）

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• 　昨日，宗田先生の研究を紹介しましたが，直ちに宗田先生から「先生，是非，会ってくれませんか？　話がしたいです」とのメールをいただき，電光石火の早業で昨日の夜，銀座のお店で合うことになりました。「おやじダイエット部」などの数々の糖質制限本を執筆している桐山秀樹先生も同席。
  　お店は「神戸牛炉釜炭焼ステーキIDEA 銀座」。神戸牛のヒレとサーロイン，そして岩手の短角牛を食べ比べましたが，どれもあまりにも美味しく，自宅近くの居酒屋で満足してしまう私の貧乏舌では「どれもすごく美味しい」という感想しか出ないのが悲しいです。
  　宗田先生，ごちそうさまでした。この御恩は（多分）一生忘れません（多分）。
  
  　ついでに桐山先生の本も宣伝。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0117-06:00-8）

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• 　「糖尿病勉強会でSGLT2阻害剤について質問しよう」というメールです。
  
  　TVタックルの先生のお相手、名乗りを上げるセンセは出てきましたでしょうか。糖尿病学会は頭を低くして嵐が遠ざかるのを待っているかのようですね。
  　艦隊決戦が望めないなら、個別撃破作戦はどうかとつまらんことを思いつきました。
  
  　もうすぐ、糖質依存医者・患者にとっては夢の薬、我々糖質セイゲニストにとっては、お馬鹿としかいいようのない薬、SGLT2阻害剤が、各社から発売されます。血糖値が１３０mg/dlを超えれば、近位尿細管での糖の再吸収を阻害して、尿に糖を廃棄し、血糖を下げる薬です。捨てるくらいなら最初から摂らなければいいのにと思いますが、糖質依存の先生方はそうは思わないのでしょう。
  　各社しのぎを削って発売されますので、各地で講演会という名の宣伝活動が繰り広げられると思います。そのときにこのような質問をするというのはいかがでしょう。
  

  1. 「SGLT2阻害剤によって尿に捨てられたカロリーを補う必要があるのか。
  2. 「補わなくていいのなら、カロリー不足にならないのか」
  3. 「補うとすれば三大栄養素のうち何で補えばいいのか」
  4. 「そもそもSGLT2阻害剤内服時の食事指導はどうすればよいのか」
  5. 「SGLT2阻害剤内服によって、血中ケトンが上昇するが、危険ではないのか」
  6. 「SGLT2阻害剤内服によって、おこるケトーシスは、危険とされている糖質制限によるケトーシスとどう違うのか」
  7. 「SGLT2阻害剤内服によって、筋肉から糖新生が起こり、筋肉が痩せていかないのか」

  　などなど、
  　糖質制限とSGLT2阻害剤は過剰な糖を摂らないか捨てるかだけの違いですので、このような質問に的確に答えることなどできません。場合によっては、講師の先生が感情的になり爆発するかもしれません。
  　いかがでしょう。
  　もちろんSGLT2阻害剤は、認知症などで糖質制限ができないお年寄りにとって、結構いい薬であるのではと思っています。
  　というわけで，武闘派の先生，論争大好きな先生は勉強会にどんどん出席し，発表者と座長に喧嘩を売りましょう。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0117-06:00-9）

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2014/01/16

【09:30】

• 　「抗生物質と腸内細菌と喘息」という新聞記事の紹介です。
  
  　2014/1/16　朝日新聞朝刊33面の記事紹介です。腸の常在菌の大切さが分かりました。
  　母親の私が元小児ぜんそく持ちなのに娘達がぜんそくにならなかったのは、病院に行かず薬も飲まず、という育て方により、腸の善玉菌を殺さなかったから、なのかもしれませんね。
  　今後も皮膚や腸内の常在菌の大切さが皆に伝わって行けばいいなと思います。
  　ちなみに，この研究についての筑波大学の公式発表はこちら。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0116-09:30-1）

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【08:30】

• 　講演用のスライドをマイナーバージョンアップしました。最新版は4月26日作成のものです。ご覧になりたい方は本名，所属を明記してメールでご連絡下さい。
  　なお，以前ダウンロードしたことがある方は同じアドレスからダウンロードできますのでご利用下さい。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0116-08:30-1）

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• 　江部先生の1月12日のブログ記事で取り上げられていますが，宗田マタニティクリニックの宗田先生が胎児の絨毛のケトン体の値を測定し「胎児・新生児のケトン体は高値である」ことを世界で初めて発見したそうです。
  　「ケトン体が多いと危ない，だから糖質制限は危険！」という反対派お得意の論法の論拠がどんどん崩れていきますね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0116-08:30-2）

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【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0116-06:00-1）

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• 　「糖質制限」についてのメールです。
  　「糖質制限の批判記事・書籍」について・・・を読んでの感想を一言。
  　どうも従来のカロリー制限推進派の一部の方は ”インシュリンの基礎分泌” という事実をご存じないように思います。
  

  食後の高血糖を起こさないとインシュリンが出てこない⇒インシュリンが出てこないと細胞がエネルギーを取り込めない⇒糖質制限は体に悪く、絶対にやめた方が良い

   

  　カロリー神話は信じていないけど体に危なそうだからやめておけ。というタイプの方はこういうドグマを解消させてあげれば、もしかすると聞く耳を持つかも。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0116-06:00-2）

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• 　昨日，「TVタックル」の取材の際にプロデューサー（すでに糖質制限している）と話しているうちに，彼から「満腹と満足の違いですよね」という言葉が出た。要するに，「炭水化物を食べている時は満腹になって食べるのを止め，糖質制限では満足すると食べるのを止める」という意味である。つまり，炭水化物を食べている時は胃袋のキャパで食事量が決まるが，糖質制限では胃袋でなく体そのものが満足する量が食事量となるのではないか，ということだ。
  
  　糖質制限をしている人は次第に食事量が減ってくると思うが，それは食べ物に対する執着心が薄れるというよりは，体が「もう，このくらい食べたら一日動けまっせ。もう十分っすよ」というシグナルを出してくる感じなのだ（少なくとも私の場合は）。
  　最初のうちは，炭水化物を減らした分を豆腐で補うとかしていたのに，そのうち，「それまでの一食の食事から糖質を抜いた量」で満足してくるのだ。それで十分に仕事もできるし運動もできることを体が知るからだろう。つまり，私が生きていく上で必要な栄養（＝蛋白質と脂質）は「糖質を食べていた時代の食事の蛋白質と脂質」で十分だったということなのだろう。
  　これは逆に言えば，従来の食事で蛋白質と脂質は十分に足りていて，糖質の分だけが余計だったことになる。これでは太るのは当たり前である。
  
  　つまり，これまでの食事は「一人前だから全部食べないといけない／一人前だから残さずに食べようね／一人前の食事だから残したらお店に悪いよ」と完食していたわけだが，その「一人前」の内容は【必要量の蛋白質と脂質】＋【糖質】となるわけだ。これが「定食一人前」の正体だ。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0116-06:00-3）

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• 　以前，「豚の皮を上げたおやつ＠糖質ゼロ」でちょっと盛り上がりましたが，なんと山梨県のランニングマンという会社が〇〇社とタッグを組んで商品化に挑戦しているそうです。現在，浅草の花やしきで販売されているそうです。
  　とりあえず「第一報」ということで，続報が入り次第追加します。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0116-06:00-4）

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2014/01/15

【10:00】

• 　「なぜベトナム人は痩せているのか 炭水化物が好きな人のための分食ダイエット」についてのメールです。
  
  　ベトナムの現在の平均年齢は27.4歳で、平均年齢が44.6歳の日本と比較するのはそもそも無理なのです．
  　諸事情(交通事故死が多い，水の衛生環境が整っていない，など)があり，平均年齢が若いのでしょう．
  　日本でも27歳ならベトナムと同じでそんなに太っていないでしょう．その点について考慮されず，ベトナム人はやせていると言われてもねー．
  　トンデモ本ですね
  　米を食べているとこの本の著者みたいに頭が悪くなるよ，ということでしょうね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0115-10:00-1）

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• 　「糖質制限」という言葉についてのメールです。
  
  　最近、ふと思ったのですが「制限」という表現に拒否反応を示すヒトが多いのではないかという気がしてきました
  　考えてみれば「制限」するのではなく「過剰」だった糖質を削るだけなんですよね？　「糖質制限」というより今の世の中が「糖質過剰」と言い換えてもいいような気がしてきました
  　「あなたは糖質過剰症なんですよ」なんて表現できるようなったら少しは理解が進むかも？なんて漠然と思っています
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0115-10:00-2）

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• 　昨日，郡田先生の治療例を紹介しましたが，軽度の瘢痕拘縮を認めたため，総合病院形成外科に紹介したところ，診察した形成外科医はご両親に次のような説明をしたそうです。
  
  足底から皮膚を採取し手に植皮する。足底には腹部から皮膚を採取し足底に移植する。
  　と説明したそうです。その説明に不安になったご両親は再度，郡田先生を受診し「本当にそういう手術をしなければいけないの？」と相談したそうです。
  　それに対する私の回答は次のとおりです。
  
  　これは「最悪の事態から先に説明する」医者の悪い癖の見本です。おまけに，今回の子供さんでは絶対に不必要な「最悪の事態に行う手術」を説明しているんですよ。
  　「このラーメンを食べると食中毒で死亡することがあります」とメニューの頭に大きく書いているラーメン店みたいなものですね。
  
  　今回のお子さんは非常に軽症の瘢痕拘縮（水かき形成）です。この程度であれば通常は連続Z形成術のみで指を伸ばせるようになり，皮膚移植は不必要です。というか，この程度の瘢痕拘縮に植皮をするような形成外科医はかなりセンスが悪いです。多分，この医者に「本当に皮膚移植が必要ですか？　それなら皮膚移植しないで直してくれる医者を探します」といえば，慌てて「まず皮膚移植はいらないと思いますが，念の為に付け加えただけです」と言い訳すると思いますよ。
  
  　私は東北大学時代，数えきれないほどの指の熱傷瘢痕拘縮の修正術を行いましたが，水かき形成程度に対してはZ形成術のみで十分で，皮膚移植を追加したことはありません。
  
  　それでも指が伸ばせない場合に初めて皮膚移植を追加しますが，皮膚の採取場所は次の２つです。
  　　(1)足関節外果より遠位の全層皮膚（皮膚採取部は縫縮する）
  　　(2) 足底に近い土踏まずの分層植皮（皮膚採取部には別のところから皮膚移植する）
  　(1) と (2) の違いは採取できる皮膚の面積で，(2) の方が大きな皮膚が採取できますが，(1) でも気合を入れて縫縮すれば結構な面積が採取できます。小児の手指の瘢痕拘縮では大体は (1) のみで十分でしょう。
   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0115-10:00-3）

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【08:30】

• 　「糖質制限の批判記事・書籍」についての情報です。
  
  【糖尿病いま注目の最新療法】
  【第164回 葛飾高砂会】
  米と糖尿病　日本人は炭水化物（糖質）を制限してはならない 【糖質制限　学会提言…「第二の食事療法」に理解】
  糖尿病 いま注目の最新療法: 治療の“選択肢"は、ここまで増えている!
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#）

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【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0115-06:00-1）

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• 　昨日の中日／東京新聞の記事が同紙のサイトで公開されました。引き続き、皆様のご意見を募っております，とのことです。（chousa@chunichi.co.jp）。
  　　　　⇒【「権威」「保守的」が普及妨げ　湿潤治療記事に反響】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0115-06:00-2）

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• 　昨日の産経新聞の記事についてのタレコミメールです。
  
  　産経新聞に糖質制限よりカロリー制限を推奨する記事がのっていました。
  　糖質制限はバランスを欠いており、一方でカロリー制限はリスクが低いと書かれています。意見しているのは日本肥満学会副理事長、新山手病院生活習慣病センターの宮崎滋氏です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0115-06:00-3）

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• 　「糖質制限批判本」情報です。
  
  　先生の「炭水化物が人類を滅ぼす」を楽しく読ませていただきました。様々な観点から組み立てられた理論と、テンポの良い文章に感銘いたしました。
  
  　糖質制限への反論本のひとつの「なぜベトナム人は痩せているのか 炭水化物が好きな人のための分食ダイエット」をご存じでしょうか？　管理栄養士の森由香子さんが書かれたもので、時間栄養学をもとにした内容です。
  　ベトナム人についての考察はかなり雑で、タイトルにするにはいかがなものかと思いました。
  　分食の方法として、夕食を2回に分けて、2回目の夕食は炭水化物を摂らないそうです。朝食は炭水化物をしっかり摂って、蛋白質も多めに摂ることが原則とのこと。糖質制限の考えに近いことも書かれていますが、やはり炭水化物は捨てられないようです。
  
  　時間栄養学を自分は知りませんでしたが、第一人者の1人の香川靖雄先生は自分が学生のころの生化学の教授でした。口癖のように、「朝食を取らない学生は成績が悪い」とおっしゃっていました。ちなみに自分は朝食を摂っていましたが、なぜ成績が上がらないのか不思議でした。
  
  　もし先生が読まれていたら、書評をお聞かせいただきたく思います。
  
  　私はこの本を書店で見つけ，「いかにも頭の悪そうなタイトルの本だな（失礼！），炭水化物好きのおバカさんが書いた本だろうから，読む価値なし！」と判断し，購入していません。この本，どなたかお読みになられましたか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0115-06:00-4）

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• 　「ヤケドを自力で治しました」というメールを頂きました。
  
  　先日，母の火傷の件でアドバイスを頂いたものです。
  　母はインフルエンザに掛かってしまったため，火傷の方は皮膚科は受診せず、洗ってワセリンを薄く塗ったプラスモイストを貼っていました。小さな水ぶくれは中が白くなってきたので、破って中を出しました。
  　プラスモイストに変えてからは痒みもなく、日ごとに良くなっているようでした。その後は薬局で被覆材を購入して使用しています。ただ、こちらは自着式だったので表面にワセリンを塗って傷に張り付かないようにしました。まだ赤みが残るところがありますが、表面がとても綺麗になりました。
  　本人は最初、半信半疑でしたが、傷を洗っても全く痛みがないことを実感した後はとてもいいと言っていました。また、先生の著書を拝読してさらに深く理解できました。
  
  　昔ふくらはぎにひどい熱傷を負ったときに、近くの総合病院の治療がそれはそれは痛かったことを思い出しました。医師には、皮膚移植しないとダメかもしれない、治ってもケロイドになると言われましたが、幸い(?)よく意味がわからず、更にあまりにも処置が痛かったので怖くなって病院には行かなくなりました。
  　傷は毎日ただガーゼを取り替え、傷口を綺麗にしておいたところ割とすんなり治りました。ガーゼを取り替える時に無理に剥がさず湿らせたりして慎重に剥がしていたのが良かったのですね。
  　その時は高校生だったのですが、これが子供で痛い治療をされたらと思うとぞっとします。先生の治療方法が早く広まるといいのですが、中々難しいのですね。
  
  　糖質制限もダイエット目的で行っていました。昼食後に眠くならないことと肌が綺麗になったこと、むくまないことに驚きました。炭水化物を食べなくてもいいんですね。
  　こういう素人の方が増えてくれば，「ヤケドは軟膏ガーゼ，そして皮膚移植」しか脳のない熱傷専門医は社会に不要の存在になっちゃいますね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0115-06:00-5）

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• 　先日，「9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方」の藤澤先生と食事をしましたが，そこに同席した方からのメールです。
  
  　先日は、たいへんありがとうございました。
  

  ３８億年さかのぼり、仮説、検証、そして得たことは「全て公開」する。

   

  　先生の智慧が、どれだけ多くの患者さんを救い、これからも救い続けることか。私のアトピーも、ネットの大海で先生のサイトにたどり着けたことで完治を目指せたと言えます。
  
  　その「アトピー」という人為的につくられた疾患について
  

  「今後、新しいアトピー患者は生み出さない。諸悪の根元は合成界面活性剤と外用剤！」

   

  　という先生の強い言葉に励まされました。これから生まれてくる子ども達が救われることを祈ってます。
  
  　さて、すでに罹患している、われわれ成人アトピーはどうするか。わたし自身、この４年間の地獄の脱ステ過程での試行錯誤。下の①②③の組み合わせで改善が進みました。
  

  「①外用剤・石けんなど使用しない」×「②糖質制限」×「③冷え取り（半身浴など）」（もちろん、運動や睡眠などにも気を付けています）

   

  　夏井先生は「すでに罹患しているアトピーさんはちょっと難しい。」といわれてましたが、③について、先生の薦める「内服血管拡張薬」による冷え性の解消方法をつかえば、成人アトピーの症状を和らげることが可能では？！と感じます。
  　皮膚表面は、ワセリンで外敵侵入防御。（保湿なくても大丈夫とは思いますが）皮膚内部からは血流改善により、「栄養分の供給と不要物の回収。」というあたりまえの機能を回復させる。アトピーの原因は「冷え」にある。と実感しています。いかがでしょうか。
  
  　「冷え性」を改善して、アトピー改善できた例が多くなれば、ステロイドの代わりに、「内服血管拡張薬」というクスリに頼れますので、皮膚科のセーフティーネットになるかと・・・（患者の私が皮膚科の飯の種を心配する必要はないんでしょうが・・・）
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0115-06:00-6）

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2014/01/14

【07:00】

• 　さっき，NHKの「まちかど情報室」で取り上げていたのはこれかな？　32,000円とちょっとお高いけど，買っちゃおうかなぁ・・・。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0114-07:00-1）

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【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。肢・腰部熱傷の患者さんに対する形成外科医の説明上が傑作です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0114-06:00-1）

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• 　先月，中日／東京新聞で熱傷治療についての意見を募集しましたが，それをまとめた記事が1月14日付の中日／東京新聞に掲載されます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0114-06:00-8）

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• 　Windows 8 搭載の8インチタブレット，買っちゃいました。ついでに携帯用外付けキーボードを比較してみました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0114-06:00-10）

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• 　本日14日付の西日本新聞などのブロック紙に『炭水化物が人類を滅ぼす』の宣伝が掲載されます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0114-06:00-11）

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• 　湿潤治療の啓蒙に尽力なさっている【火傷の治療日記】の管理人さんからのメールです。
  
  　先日，市立恵那病院に入院しましたが，以前の私の火傷の処置で使用されていた被覆材の種類がいくら調べても分からなかったのが、今回、看護師さんに聞いてやっと判明しました。
  　それは「トランスーム」と言う湿潤療法用ではないポリマー入りのパッドの創面に当たる部分に、「サージット」と言う防水フィルムを看護師さんたちがご自分で針やパンチで小さい穴を開けて貼り付けている自作品でした。
  　看護師さん曰く、サージッドを貼り付けるのは大変だけど、湿潤療法専用の被覆材よりは安くできるという事で時間があれば大量に作っているそうです。
  　他の医師の方たちの参考になると思いましたのでご紹介させて頂きます。
  
  　あと余談ですが、12月13日の深夜にヤカンの熱湯で両方の下肢の広範囲に深い熱傷（多分左足Ⅱ度、右足Ⅱ?Ⅲ度）を負って、たまたま近かった市立恵那病院に救急車で搬送されて現在も入院中の若い女性と知り合いになりましたが、同じ火傷の先輩としての経験から「この病院でなければきっと今頃植皮を受けている筈だったと思う」とお話ししたところ、偶然でもこの病院で良かったと仰って見えました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0114-06:00-2）

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• 　「湯たんぽの取扱説明書」についてのメールです。
  
  　わたしも糖質制限する前は冷え性に悩まされ、特にお布団に入ってからがつらかったので、ゆたんぽを買い、布団に入れて使っていました（小・中学生の子どもたちの布団にも入れてました）
  　幸い低温やけどの事故は起きませんでしたが、運が良かっただけなんですよね。
  
  　わたしがゆたんぽを使うきっかけになったのはこの本がきっかけです。
  　これを参考に夜もそうですが、職場でも膝の上にゆたんぽを置いていました。
  　ところが湯たんぽを使い始めてから太ももがとてもかゆくなり、かさかさした感じに・・・湯たんぽであたためられて？乾燥したのかと思い、せっせとワセリンを塗っていましたがなかなかよくならず・・・
  　そうしているうちに（掻いていたせいかもしれませんが）うっすら太ももが色素沈着のような感じで色がつき、治るのに１週間以上かかりました。（ひどい乾燥だと思っていたので、ワセリンを塗ったりラップをしたりしていたので治るのも早かったように思いますが・・）。今思うと、軽度のやけどだったような気がします（赤くもなりませんでしたが）
  
  　糖質制限を初めてゆたんぽを使うこともなくなりましたが、今回あらためて情報を調べてみて、湯たんぽは寝るときには布団から出して使う・・・とか、湯たんぽをカバーで包んでいても低温やけどはする・・・など、あらためて知ったこともたくさんありました。
  　ただ、「低温やけど」が一般のやけどとは全然違うものである・・・という認識と怖さはまだまだ知られていないと思うので、わたしも機会があれば周りで広めていきたいと思っています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0114-06:00-3）

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• 　湿潤治療と糖質制限に熱心に取り組んでいらっしゃるこおりた ひろ整形形成外科クリニックの郡田先生からの，ヘモスタパッドについてのメールです。郡田先生は必ず経過と結果の報告メールをいただくので，安心して患者さんを紹介できます。
  
  　12月9日に熱傷潰瘍からの出血で御相談させて頂いた患者さんのその後です。
  

  1歳　男児
  11月28日　炊飯器の蒸気で熱傷
  〇〇病院受診　湿潤療法をしていると言われたが、ガーゼ処置だった為に、11月30日当院へ来院

   

  　「ヘモスタパッド」を使用させて頂いてから、非常に処置が簡便になりました。秀逸な商品ですね。
  　今までは、アルギン酸塩を当ててからプラスモイストを当てていたので、処置に時間がかかり、また、お子さんは当然ですが動かれるので、固定するのに時間がかかっておりました。しかし、「ヘモスタパッド」を使用するようになってから、処置が簡便短時間になり患者さんの負担も少なくなり、非常に助かりました。
  

  11月30日	水疱膜除去	12月5日

  12月9日	12月14日	12月19日

  12月24日	2014年1月4日

  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0114-06:00-4）

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• 　「湯たんぽの取扱説明書」についてのメールです。
  
  　50代主婦です。
  　湯たんぽですが「サンベビー湯たんぽ」がいいです。というか低温やけどの心配があるなら皆この形状にすればいいのに……。
  　お湯が入った湯たんぽにドーム状のカバーがついていてその上から蓋をします。僅かにある下部には傾斜がついています。他にもプラスティックカバーがついたのはありますが，ベビー用はかなり離れておおきなカバーがついています。
  　大きくて商品としてはお洒落じゃないから（かさばっている分輸送　在庫　販売スペースでじゃまにされそう），ベビー専門店にしかなくて，知らない方も多いのねと思いmailさせていただきました。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0114-06:00-5）

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• 　こんなメールも頂きました。
  
  　男性看護師という立場上，石頭の医師　看護部長　看護師長などと闘いながら，日々精進しております。
  　さて最近ふと思ったことではありますが，糖質制限療法や湿潤療法が普及し，パラダイムシフトが完結すると(その時は　もしかして地球か人類かが終焉を迎えるかもしれませんが)，いい加減な医療が必要なくなり，いい加減な医師、薬剤師、看護師なども必要なくなり，日本古来の医学　言い換えればしろうと医療が西洋医学を駆逐する日が来るのでは？
  　そのほうが日本は平和なのでは？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0114-06:00-6）

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• 　『炭水化物が人類を滅ぼす』についての感想メールです。
  
  　以前にも質問させていただいた歯科医です。
  　Facebookで糖質制限本が話題になっており、「へえ、面白そうだな、誰が書いてるんだろう？」と見たら先生のお名前を拝見し、びっくり。ただ、鋭敏な感覚をお持ちの先生なので、こういった新しい分野でも面白いに違いないと思いました。
  　早速一昨日購入して読ませていただきましたが、やはり大変読み応えのある内容で面白かったです。ご他聞にもれず、私も飲み過ぎ食べすぎでメタボ予備軍になっており、なかなか落ちない体重に業をにやしていた所でしたが、渡りに船とばかりに早速昨日から先生の本を見ながらスタンダードコースを実践しております。
  
  　ところで、もう一つ面白かったのが、シンクロニシティと言うのでしょうか、ちょうど私も歯周炎やカリエスの病因論を色々考えていました。ある文献で人類史上初の虫歯はエジプトで8000年前というのを読み、「あれ？その前にも虫歯菌はいたはずなのに？」と考え、当時の食生活などを調べていました。するとやはり穀物の栽培の成功にほぼ並行する形で歯周炎・カリエスが人類を悩ませ始めた事が見えてきました。
  　このあたり、まとめなくてはならないなあ、と思っていた矢先、先生のご著書に人類の進化と糖類との関係から糖質の食品をどう考えるかが論じられており非常に興味深く読ませていただきました。
  
  　久しぶりに先生のWebを訪問したところ、現在は練馬の病院にいらっしゃるようで、また様々なコメントなども流石、と思わざるを得ない鋭さです。またWebで作曲家フランクの逸話を見ました。次のテーマは何になるのでしょうか？楽しみにしています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0114-06:00-7）

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• 　【日本語で言ってくれれば意味がわかるのに…と思うカタカナ語ランキング】
  　予算という意味の「バジェット」は知らなかったな。ちなみに「パラダイム」は6位に入っております。
  　医学関連ではクリニカルパス関係とか，EBM方面とか，看護診断関連とかには「意味がわからないカタカナ語」が多いような気がします。もしかしたら，「カタカナを見て意味がわからない人は仲間じゃない」という，一種の合言葉なのかもしれません。だから，エビデンスという語句を見て「海老丼す？」と勘違いする人は，EBM仲間に入れてもらえません。また，エヴィデンスと英語表現により忠実に記載するのもEBM仲間内ではご法度なのかも・・・。
  
  　・・・という私も，「パラダイム」やら「インセンティブ」やらのカタカナ語を使っているわけですが，これらにぴったり来る日本語って，なかなかないんですよね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0114-06:00-9）

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• 　連休中に一気に読んだのが『明治めちゃくちゃ物語　維新の後始末』（野口武彦，新潮新書）です。考えてみると，
  
  1. 明治維新では武士は全て失業したけどこれをどうやって解決したんだろう？
  2. 政治的空白期間で無政府状態にならなかったの？
  3. 江戸時代末期に戦費として商人やら外国から狩りまくっていた借金をどうやって返したんだろうか？
  4. 国防の空白期間はなかったんだろうか？
  5. 治安維持とか裁判とかどうしたんだろうか？
  6. 税金の支払い方法，徴収方法とかも混乱したはずだよね
  　など，ほとんど「ムチャクチャ状態」だったはずです。明治維新を成し遂げた連中にしても，幕府を倒すという点では一致していたものの，その後の政治体制については同床異夢だったわけで，絶対にまとまるわけがありません。
  　これはちょうど，さまざまな主義主張の政党が「自民党政権を倒す」という一点のみで集合して民主党を作り，政権を奪取した当時の政治状況みたいなものでしょう。その後，民主党は数年で崩壊し続けていますが，明治政府だってこうなっても不思議なかったはずです。
  　こういう問題に興味をお持ちの方にオススメしちゃう本です。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0114-06:00-12）

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2014/01/11

【09:30】

• 　以前からアナウンスしている「テレビでの糖質制限討論」の件ですが，困ったことに，討論相手としてピックアップした糖尿病学会サイドの〇〇教授や▽▽教授が出演を拒否しているようです。以前のテレビ東京での「熱傷討論番組」での湿潤治療反対派医師の敵前逃亡がまた繰り返されることになりそうです。糖質制限を快く思っていないのであれば，堂々と人前に出て討論すればいいだけのことなのに，よほどシャイな方々と見えます。臆病ウサギちゃんとか，知らない人とおしゃべりが出来ない人見知りちゃんとか，そういう先生方が日本糖尿病学会を率いているようです。
  
  　そこでお願いですが，過去に「糖質制限は危険だ」本を書いた先生，「糖質制限は間違っている」という新聞記事に登場した教授の名前を教えていただけないでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0111-09:30-1）

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【06:00】

• 　「糖質制限で糖尿病治療をしている医師：熊本県」に，熊本市のはせがわクリニックの長谷川芳彦先生を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0111-06:00-2）

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• 　「湯たんぽの取扱説明書」についてのメールです。
  
  　湯たんぽの注意喚起の件ですが、無印良品の湯たんぽは、購入前にも気付くくらい大きい文字で警告+レジで更にチラシを渡されます。きっと低温やけどした人達から散々言われたんでしょうね。
  　私はそれでも就寝時に湯たんぽを入れっぱなしにして昨年の春，スネを低温やけどしました。でもそのおかげで湿潤療法にも糖質制限にも出会えたので，今となっては低温やけどして良かったと心から思っています＾＾
  
  　やけどなんて今までもたくさんしてきたからそのうち跡も消えるしすぐ良くなるしと、低温やけどの恐ろしさを本当になめていました。自分で経験してみて警告文が骨身にしみました。
  　ちなみに私は冷えとり健康法をしているのですが、湯たんぽは就寝時も入れたまま寝るとなお良い、というのがどの本を読んでも書いてあるので低温やけどする女性が後をたたないんだと思います。
  　最初に駆け込んだ消毒ガーゼの病院の先生は「また冷えとりか。。」と呟いてました。
  
  　体験談を読んだり人から話を聞いて私も皆さんと同じように火傷なんてしないだろうと安心してしまっていたんですね。夏井先生のHPに出会い2か月半で上皮化しましたが，真っ黒になってしまったので私は寝る直前に出すようになりました。
  
  　消毒ガーゼの病院で「これから長期間お風呂に入るな」と言われ、絶望の淵にいた私を（冷えとりでは半身浴が大事）救ってくれた夏井先生（知恵袋からこのサイトに飛んできました）には感謝してもしきれないほど感謝しています。
  　炎症したり途中で不都合が起きたらぜひ夏井先生に診てもらおうと思っていましたが、何事もなく順調に治ってしまったのが残念です＾＾
  　冷え症に対して，私は単純にドルナーなどの内服血管拡張薬を投与しています。ほとんどの方は3～5日内服すると手足がポカポカしてきて，その時点で内服を止めても冷え症が再発することはありません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0111-06:00-1）

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2014/01/10

【08:30】

• 　「湯たんぽの取扱説明書」についてのメールです。
  
  　整形外科医です。
  　昨日も低温熱傷の患者さんが来ましたよ。昨年より一か月も治療しているのに、ちっとも良くならないと某皮膚科から逃げてきました。やはり、ゲーベン、フィブラストスプレーによる最悪治療を受けておりました。毎日痛みに耐えていたそうです。今シーズンの原因はすべて湯たんぽによるものです。
  

  　湯たんぽや使い捨てカイロの使用説明書に「低温熱傷になることがあり，この場合，治療期間は半年くらいかかり，しかも傷跡が必ず残ります」と明記してあるのでしょうか？

   

  　と、ＨＰに書かれておりましたね。
  　ということで、ホームセンターで７８０円也の湯たんぽ、購入してみました。エコでもあり家計にも優しいということでしょうか、各種取り揃えてありました。
  　低温熱傷に対する、注意書き、確かに添付はされてはおりますが、“あらかじめ、寝具の中に入れておき、就寝の際は布団より取り出して使用するのが低温熱傷を予防するのに有効です”などと書かれていました。こういう使い方する人、果たしてどれだけいるんでしょうかね？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0110-08:30-1）

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【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0110-06:00-1）

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• 　「糖質制限で糖尿病治療をしている医師」に，栃木県野木町の菊池クリニック／菊池宏典先生を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0110-06:00-2）

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• 　1月11日（土）に瑞光メディカル主催の「瑞光メディカル商品を使っている医師との宴会」を企画しています。まだ2名分，席に余裕があるそうですので，今週土曜日の夜，お暇な方は是非いらっしゃってください。詳しくはこちらをご覧ください。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0110-06:00-3）

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• 　【米肥満対策支援で6.4兆カロリー削減、食品大手が目標クリア】
  　カロリー神話に支配されている帝国，それがアメリカ合衆国です。カロリーさえ減らせばデブがいなくなると盲信しています。その結果，世界に冠たるデブ大国になったおめでたい国です。
  　「6.4兆カロリー削減」しても，恐らくデブちゃんはほとんど減らないでしょう。往々にして，次のような考えで商品開発が進むからです。
  
  カロリーを減らせばいい
  ↓
  そのためには，カロリーの高い脂肪を減らせばいい
  ↓
  減らした脂肪の分を何かで補わない消費者は納得しない
  ↓
  補うとしたら炭水化物か蛋白質しかない
  ↓
  なら，値段の安い炭水化物で補おう
  ↓
  しかし，なぜかデブは減らない
  ↓
  カロリー数（＝脂肪）をもっと減らそう
  ↓
  減らした分は炭水化物で補うしかない
  ↓
  デブは依然として減らない
  ・
  ・
  ・
  
   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0110-06:00-4）

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• 　【ヒトデの目は見えていた！】
  　ヒトデはナマコやウニと並んで，最も原始的な三胚葉生物と考えられています（二胚葉生物の代表がクラゲ）。
  　それまで，外胚葉（＝分散神経系，外皮）と内胚葉（＝原始消化管）だけで体を構成していた二胚葉生物から進化し，中胚葉（＝原始的運動系：管足）という運動器を獲得したのが三胚葉生物です。同時に，二胚葉生物時代の分散神経系は機能を「環状神経」に集約させ，その一部の末端は原始的な眼である「眼点」に変化します。そして，体の複雑化に対応するために，中胚葉から血管が分化し，血管に血液を送るための循環器系も発達することになります。
  　今回の記事で話題になっているのは，この「眼点」の機能です。記事を読むと，かなり高度な機能を有していることがわかります。
  
  　現生のヒトデと同じような構造を持っている動物はカンブリア紀初期の化石から見つかっていますから，この時代で既に「低解像度の複眼」は獲得していたことになります。
  　そして，この「眼の獲得」がカンブリア紀の大爆発を引き起こします。その意味で，非常に興味深い記事です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0110-06:00-5）

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2014/01/09

【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0109-06:00-1）

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• 　『炭水化物が人類を滅ぼす』がおかげさまで3万冊増刷が決まり，累計11万部になります。以前から「本が10万部売れるなんて自分とは無関係の別世界のこと」と思っていたのですが，一気に突破してしまいました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0109-06:00-2）

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• 　「ワーファリンとヘモスタパッド」についてのメールです。
  
  　身内でワーファリンを飲んで居る者がいます。一度は鼻血が止まらなくなり、一度は歯肉からの出血が止まらなくなりました。
  　鼻血のときはアルギン酸塩被覆材を鼻の中に詰め込み、その後内科受診して、ワーファリンの量を少し減らしてもらいました。歯肉出血の時はどこから出血しているのかよくわからず、アルギン酸塩被覆材を適当にあてたのですが、結局止まらず、歯科受診し、やっぱりアルギン酸塩被覆材を歯の根元に巻き付けるようにして処置してもらいました。それで止血できました。
  　アルギン酸塩被覆材は当然家に置いていなくて、病院まで取りにいきました。
  　ワーファリンを飲んでいる方は一袋だけ出してもらえるといいですよね。適当に病名つけてもらって。あるいはヘモスタパットのピンクの面をはずして使うとか。それだと保険関係ないからいいかもしれません。
  
  　いつも思うのですが、医者は、こういうことがおこるかもしれません、と薬の副作用の説明をしますが、では起こったらどうするのかという話はほとんどありません。専門外になってくることが多いので、わからないのかもしれないですが。ちゃんと情報を仕入れておかねばと思いました。自戒をこめて。
  　「では起こったらどうするのかという話はほとんどありません」というのは，医学では珍しくありません。例えば熱傷の教科書には「水疱は破らないように」とは書いてありますが，どのようにしたら水疱がつぶれないか，について書いてある本も論文も見たことはありません。「破るな」と書くくらいなら「破れない方法」も書くべきですよね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0109-06:00-3）

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• 　「糖質制限と筋肉量」についてのメールです。
  
  　筋肉増えました！　糖質制限１０ヶ月目、毎日が快調な偏頭痛人ヤセ型女です。
  　幼い頃から虚弱、少食、ヤセが悩みでしたが、最近、「下腹がこんなにヘコんでるよ…また体重落ちてるんだろうな」と思って体重計に乗ってみると、＋２.５kg、BMIも１７.５から１８.５に改善してました！付く所には付いてるって事？これじゃまるでナイスバディだよ！？と大喜びです。身体を動かすのが快適になったので実際運動量も増えてますし、筋肉の重さはあると思います。
  
  　糖質過剰摂取しても太らない人＝インスリンの働きが弱い人の筋肉は、インスリンに依存している部分での糖取り込みが悪く、血中のグルコースをうまく利用できないんじゃないでしょうか。糖質制限して増えたケトン体は筋肉にとって「待って望んだエネルギー源」ですから、それだけで筋肉量が増える事もありそうだと思います。
  　さらに男性なら、性ホルモンの作用が整うことでの筋肉量アップもあるのかもしれません。
  
  　そういえば、江部先生もおっしゃられている「痩せ型の人は体重が増えて標準に近づく」ということの「増えた分」って一体何なんでしょう。やっぱり筋肉？だったらいいですよね。まだ糖質制限といえばダイエット、というのが一般的みたいですが、痩せ型の糖質制限にも光が当たっていってほしいものです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0109-06:00-4）

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• 　「糖質制限と湿潤治療で医療費抑制」というメールを頂きました。
  
  　昨日、確定申告を記入していて、医療費が数年前に比べ激減していることに、あらためて湿潤療法と糖質制限を実践でき、夏井先生に感謝しています。
  
  　昨年の医療費は約5000円ぐらいです。ハイドロコロイドとプラスモイスト代、市販薬1回だけ使用（鼻炎用）です。湿潤療法と糖質制限を行う前は、年間5～6万円でした。アレルギー性鼻炎の治療にかかる費用です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0109-06:00-5）

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• 　「アトピー性皮膚炎と酪酸菌」というメールです。
  
  　皆様に質問ですが、アトピー持ちではあるが、便やおならが臭いと家族に言われたり、下痢／便秘になったりすることも少なく、快便が普通であるという方はいらっしゃいますか？
  
  　理化学研究所の発表を時系列順に並べると、
  

  1. 皮膚アレルギーや皮膚炎の火消しには炎症部からリンパ系に大量移動する「制御性T細胞」が重要であることを発見。（移動する制御性T細胞が少ないと炎症が治まらない）
  2. 「制御性T細胞」を増やすヒトの腸内細菌（健康なヒトの糞便から分離された17種類のクロストリジウム属菌）の同定と培養に世界で初めて成功。
  3. 上記のような腸内細菌が作る「酪酸」が体内に取り込まれて免疫系に作用することで制御性T細胞が増えるというメカニズムを解明。

   

  　「制御性T細胞」は過剰な免疫反応（アレルギー）の抑制や、免疫の恒常性維持に重要な役割を果たすので、 腸内細菌によって作られる酪酸が増えれば、制御性T細胞も増えて皮膚炎も治まるはずです。
  　17種類のクロストリジウム属菌には含まれていなくとも、腸内で酪酸さえ増えれば何でも良いので、同じくクロストリジウム属の酪酸菌である宮入菌（ミヤリサン錠）が整腸剤としての歴史が長く、安全性とコストパフォーマンス的にベストと考えられます。（医療用医薬品のミヤBM細粒、ミヤBM錠もあります）
  
  　腸内細菌が酪酸を作り出す比率が高い食材としては難消化性デンプンがベストなので、血糖値を上げたくない糖質セイゲニストは「生米」を少量、子供や健康な若い人は「バナナ」をミヤリサン錠とともに摂ると、未消化の生デンプンが腸内細菌まで届いて「酪酸」が増え「制御性T細胞」も増えるはずです。
  　家族にアトピー持ちはいませんが、糖質制限＋ミヤリサンにしたおかげか、今冬は家族5人（3世代）誰も風邪をひいていません。子供の便秘や便臭も改善しました。
  　冒頭の質問に対して、腸は健康だけどアトピー持ちという回答がそれなりに多いようでしたら、マウスの実験結果はヒトには当てはまらないと考えられます。
  
  　p.s.
  　新潟大学 歯学部附属病院の方が、酪酸菌（宮入菌）による歯周病菌の駆逐や口腔内菌叢改善の特許を公開されています。ガムやトローチにしなくても、市販のミヤリサン錠を良く噛んで飲んでも同じ効果が期待できそうに思いますがどうでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0109-06:00-6）

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• 　『炭水化物が人類を滅ぼす』が売れているのを見て（？），いくつかの出版社から「糖質制限のハウツー本を書きませんか」，「糖質制限の方法を紹介する本を書きませんか？」というメールを頂いておりますが，僭越ながら全てお断りしています。2匹目，3匹目の「柳の下のどじょう」を狙うのは私のスタイルではないからです。
  　もちろん，こういうお手軽本を今のタイミングで出せばそれなりに売れることは予想できますが，こういう本は絶対に書きたくないし，書くつもりもありません。理由は次のとおりです。
  
  1. 私は本を書いて生活している人間ではないので，「書きたい本」だけ書きたい。
  2. 糖質制限お手軽本は自分にとって『炭水化物は～』のコピペでしかないので，書くのは簡単だが楽しくない。
  3. 「書きたい本」を書くための時間なら睡眠時間を削ってでも捻出するが，「書きたくない本」を書く暇はない。
  4. 糖質制限お手軽紹介本やレシピ本は既に多数出版されており，私が書かなければいけない理由が見つからない。
  5. もしも次に新書を書くとしたら，『傷はぜったい消毒するな』や『炭水化物が人類を滅ぼす』を凌駕するような内容か，全く異なる内容の本にしたい。
   
  　19世紀の作曲家の一人にセザール・フランク（1822～1890）がいます。ベルギー生まれでフランスで活躍した音楽家です。彼は若い頃は天才ピアニストとして，その後はオルガンの即興演奏の比類なき名手として知られていました。若い頃からピアノ曲や宗教曲を発表していましたが，作品の完成度は決して高いと言えず，独創性にも欠けるため，作曲家としては二線級のまま60代を迎えます。
  　そんな「フランク＠鳴かず飛ばずの作曲家」は62歳を過ぎたあたりから突如として大傑作を次々に発表します。「前奏曲，コラール，フーガ（1884年）」，「交響的変奏曲（1885年）」，「ヴァイオリン・ソナタ イ長調（1886年）」，「前奏曲，アリア，フィナーレ（1887年）」，「交響曲ニ短調（1888年）」，「弦楽四重奏曲 ニ長調（1890年）」，「3つのコラール（1890年）」という具合ですが，交響曲1曲，ピアノ協奏曲1曲，弦楽四重奏曲1曲，ヴァイオリンソナタ1曲，ピアノ曲2曲，オルガン曲1曲というように，一つの作品ジャンルに狙いを定めては大傑作を一曲だけ作曲し，その後は「このジャンルはこの一曲で打ち止め！」と別のジャンルの曲を作っていったのです。フランクは60年に及ぶ長い長い助走期間を経て，なんの前触れもなく比類なき大作曲家に大変身・大変貌を遂げました。
  
  　フランクの作品が大好きな私の理想は，一つのジャンルに狙いを定めたら類書のない破天荒な内容で完成度が高い爆弾級の本を書く，というスタイルです。「出版した本の数は決して多くないが，本のジャンルは全て異なっており，しかも，それぞれのジャンルでベストセラーになった」となったら最高に格好いいじゃないですか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0109-06:00-7）

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2014/01/08

【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0108-06:00-1）

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• 　高齢者にはワーファリンを内服している人が結構多い。
  　こういう患者さんの悩み，心配事といえば「怪我をした時に出血が止まらなかったらどうしよう」ということだ。何しろ血液が固まらないようにワーファリンを飲んでいるのだ。普通ならちょっと押さえておけば数分で出血が止まる小さな傷でも，ワーファリン内服患者さんではなかなか止まらず，延々としつこく出血することがある。さすがはワーファリン＠血液凝固抑制剤である。
  
  　こういう患者さんには，あらかじめプラスモイスト ヘモスタパッド（アルギン酸付きブラスモイスト）を常備薬（？）として備えさせる，というのはどうだろうか。少々の出血ならこれで押さえておけば数分で止まるし，8×30センチのヘモスタパッド1枚全てを使っても止まらない出血というのは滅多にないと思うし，これで止まらなかったら凝固止血か縫合止血しか方法はないわけで，それこそ医者の出番である。
  　実際，ワーファリン内服中で「血がなかなか止まらなくて・・・」という患者さんに3センチ四方に切ったヘモスタパッドで出血部位を圧迫してもらうと，多少手こずることはあってもだいたい止血できることを確認している。
  
  　つまり，「ワーファリンを飲んでいるから怪我をしたら病院を受診」ではなく，「ワーファリンは飲んでいるが，とりあえず自分で止血してみて，それで止まらなかったら病院を受診」ということになり，ワーファリン内服患者さんのQOLもかなり向上するんじゃないだろうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0108-06:00-5）

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• 　「糖質制限と逸脱酵素」についてのメールです。
  
  　50代、2型糖尿病、事務屋です。wikiに記載の主な逸脱酵素の私の血液検査データです。(糖質制限開始前　→　2年経過時)
  　重大な問題点は無いように思いますが。ただ、尿中に排出されているかは不明です。ちなみに主食抜きのスーパー糖質制限食継続中です。

  AST(GOT)	ALT(GPT)	LDH	ALP	γ-GTP	CK(CPK)	アミラーゼ
  15→17	24→22	217→114	147→-117	40→17	37→79	64→-28

  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0108-06:00-2）

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• 　「糖質制限と逸脱酵素」についてのメールです。
  
  　『運動不足とは―からだと運動の生理から見る』が大学の図書館にあったので早速本を流し読み・メモを取りました。
  　一般の方向けに書かれていることと、年代が古いために文献との相互参照ができないので（文中に、我々が行った実験では～という記述が多く存在するが、その論文がどこにあるのかが不明瞭。google scholarを用いてあたろうとするもどのような題名、切り口のものに乗っているかがさっぱり想定できなかった）本に書かれている内容だけを俎上にのせます。
  

  1. ホーという方がガチョウの静脈にグルカゴンを投与⇒心停止を誘発

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  2. グルカゴンは遊離脂肪酸を増やす
     　　　⇒遊離脂肪酸は心臓への負担となる。
     
     はて、本当にそうかな？という内容。グルカゴン投与による高血糖⇒インシュリン過剰分泌⇒異常な低血糖という流れもあるのではないか？とか。
      

     ---

  3. 心臓へのダメージがあるか否かは逸脱酵素の量である程度わかる。CKMB　α-HDB、LDH-1といったものを定量する。

  ---

  4. 低炭水化物食を取りつつ、運動したときにこれらの因子の血中濃度が通常の食事時と比べて増加した。
     
     このデータの載っている論文にあたりたかったですが、見つけられませんでした。
     ただ、もともと運動をすると逸脱酵素は出てくるもののようです。（長時間運動と乳酸脱水素酵素(LDH)の増加についてをgoogleで検索）
     高たんぱく、高脂肪の食事をとると代謝活性が上がって、新陳代謝がよりよくおこるため逸脱酵素も増える。と私なら考えるなぁ…と思いました。
     何にせよ、逸脱酵素が増える→組織障害が起こっているというのは暴論だなと思いました。
      

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  5. （上記の諸々を踏まえて）糖質：タンパク質：脂質＝6：2：2が良いに決まっている。極端はだめだ
     
     ↑なぜ良いのか？6：2：2の根拠はなぜなのかが欠けていました。また、全体的に断定調の文体の割に根拠の提示が少ないです。
     小野三嗣さんは運動生理学の人ですので、その分野から外れたことを根拠なしに述べられている章（つまりP100辺りよりも前の文章）は話半分に押さえておく方がよさそうに思いました。
      

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0108-06:00-3）

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• 　「糖質制限メニューのレストラン」情報です。
  
  　赤坂に糖質制限のお店みつけました。糖質制限お店リストに未掲載のようですので、ご報告です（いつもこのお店リストから外食のお店を選んでいます）。まだ行ってませんが食べログ見る限りおいしそうです。
  

  地中海ダイニング「アミーテ」
  　⇒⇒⇒食べログ

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0108-06:00-4）

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• 　光文社によると，『炭水化物が人類を滅ぼす』は年末年始もコンスタントに売れていて，日版のみでも1日あたり200冊以上が売れているそうです。また，「特定の書店・地域でよく売れている」のではなく，全国の書店で万遍なく売れているんだとか。
  　やはり，それなりに苦労して書いた本ですから，売れないよりは売れたほうが嬉しいです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0108-06:00-6）

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• 　「素人が湿潤治療」というメールです。
  
  　昨年11月26日、私の妻が自転車で転倒し、膝下の裂傷を負いました。
  　初めの4日間はハイドロコロイドを使用，その後は、プラスモイストを使用しました。
  　受傷したのが、夜間でしたので湿潤療法を知らなければ、救急外来に駆け込んでいたとおもいます。尚、止血はワセリンをたっぷり塗り、ガーゼを軽くあて、約5分で止血出来ました。
  　今は「素人でも正しい知識と適切な治療材料さえあれば，知識のない不勉強な医者より的確な外傷／熱傷治療ができる」時代です。別の言い方をすると，外傷／熱傷治療においては，医者（専門医）という肩書が意味を失い，湿潤治療の正しい知識を持っているかどうかだけが意味を持ちます。
  　実際，〇〇大学病院や▽▽大学病院，□□大学病院から熱傷患者がどんどん当科に逃げてきていて，その数は1年前より明らかに増加しています。これらの大学病院が自身の治療法を変えない限り，この「患者の流出」は止まることはないでしょう。
  　熱傷専門医が勧める「消毒＋軟膏ガーゼ＋皮膚移植」という治療を，患者が唯々諾々と受け入れる時代は過去のものになりつつあります。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0108-06:00-7）

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• 　【「盲腸の請求書を見てぶったまげた…」アメリカ人のありえない医療費に対する海外の反応】
  　2日ほど前の記事ですが，虫垂炎の治療に対する請求額がものすごいことになっています。CTスキャンが70万円！　ぼったくりバーが良心的に見えます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0108-06:00-8）

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2014/01/07

【08:30】

• 　「七草粥＠糖質制限」というメールです。
  
  　今日1月7日は七草粥の日ですが、糖質制限中でも七草気分を味わうために、七草白和えのレシピを考えてみました。もしよかったらご紹介下さい。
  

  【材料】：
  　七草(市販のセットが便利)
  　豆腐1丁
  　油揚げ1枚
  　白滝80g程度
  　すりゴマ大さじ2
  　ごま油適量
  　醤油(もしくはめんつゆ)適量
  　お好みで、オリゴ糖などのダイエット甘味料

   

  【作り方】：
  　(1)豆腐は水切りをして粗く砕く。
  　(2)七草は塩でサッと茹でて刻んでおく。
  　(3)油揚げは短冊にして炒め、白滝は細かく切って乾煎りする。
  　(4)1～3を混ぜあわせ、すりゴマ・ごま油・醤油(もしくはめんつゆ)で味を整える。 　

   

  　添付写真のような感じに仕上がりました。すりゴマが無かったので、ごま油を多めに入れて代用しています。中々美味しく、七草気分も十分に味わえますので、糖質セイゲニストの皆様にもオススメです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0107-08:30-1）

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【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0107-06:00-1）

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• 　「糖質制限で糖尿病治療をしている医師」もシンプル化完了。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0107-06:00-6）

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• 　足利市の「糖質制限日本料理　文楽」のマスターからのメールです。
  
  　文楽の糖質制限も糖質ゼロを交えだいぶ落ち着いてきました（186センチMAX時92キロ→現在68キロ）
  　今年は寒さにも慣れ、年末のおせち徹夜も疲れが格段に違います。
  　65歳の女将さんも徹夜で例年よりも元気なのが驚きです。女将さんも痩せて「ガン？では？」「病気？」と心配されましたが、最近は随分スタイルを褒められるようになりました。
  　しかし糖質制限を始めたお客様や知人も挫折・停滞している方がやはり多く見られます。普及啓蒙継続は一筋縄ではいかないようです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0107-06:00-2）

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• 　こんなメールも頂きました。
  
  　年末、太平洋戦争最後の証言というノンフィクション三部作を読む機会がありました。戦争経験者の実体験なのですが、戦争の事実・理不尽さを改めて知り衝撃的でした。そしてこういう本を読んでいても食や糖質と交えて読んでしまいます。
  
  　戦闘中の極限の飢餓状態は恐ろしいと思いました。
  　本当に食料の無い極限状態では、「敵兵の肝汁をもすする」という証言には驚愕の一言ですが，人類の起源などを考えると理解できるような気がしました。その反面、全人類が肉食になったらと考えると恐怖もあります。そう考えると穀物は神？なのかもしれません。
  
  　その他、「火を使うと敵兵に見つかってしまうため爬虫類を生で食す」「塹壕（たこつぼ）から何日も出られない為、目の前の土を食べる」などリアルな証言は多くの事を考えさせられました。
  　参考までに西村幸吉さん　戦争証言アーカイブス
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0107-06:00-3）

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• 　昨日は予想通りに外来はかなり混みました。熱傷患者さんは新患・再来を含めて10人以上，そして，低温熱傷の新患が5人ほどいました。低温熱傷の受傷原因は全て湯たんぽによる熱傷です。「低温熱傷のほとんどは非常に深く，完治までに早くて3ヶ月，場合によっては半年以上かかります」と説明しますが，その説明を聞いてもよく状況が飲み込めない様子の患者さんもいました。
  　湯たんぽや使い捨てカイロの使用説明書に「低温熱傷になることがあり，この場合，治療期間は半年くらいかかり，しかも傷跡が必ず残ります」と明記して欲しいくらいです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0107-06:00-4）

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• 　昨日の患者さんといえば，モデルをしているという若い女性はちょっと可哀想でした。1ヶ月以上前に転倒して顔をすりむき，近くの皮膚科クリニックに通院していたが傷跡が目立って仕事ができない，ということで受診されました。軽度の肥厚性瘢痕とかなり目立つ色素沈着があり，前者はドレニゾンテープで3ヶ月くらいで今より目立たなくなるでしょうが，後者は即効性のある治療は不可能で，根気強く遮光を続けるくらいしか治療法は思い浮かびません。せめて，受傷から数日でコンピューターかスマホでググり，受診してくれればこれほどの瘢痕を残さずに治ったと思いますが，非常に残念です。
  　患者さんには
  
  　美味しいケーキを食べたい，美味しいイタリアンが食べたいと思った時，とりあえず自宅近くのケーキ屋さんやレストランには行かないでしょう？　事前にネットのグルメサイトなどで評判がいいところを見つけてから食べに行くでしょう？　これは医者も同じです。いい治療を受けたいと思ったら，まずネットで調べるべきです。自宅に近いから，と言う理由で行った病院で最高の治療をしてくれる確率はほぼゼロです。レストラン選びに時間をかける以上に，病院選びには時間と手間をかけるべきです。
  と説明しました。厳しいようですがこれが現実です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0107-06:00-5）

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• 　「糖質制限と逸脱酵素」についてのメールです。
  
  　学生ですが、思ったことを書いてみます。
  

  　尿中に出てくる鉄、亜鉛、リン、カルシウム、いわゆるミレラルの量を定量してみると、パンも砂糖も食べさせた場合の５倍になったと言うことです。いいかえれば，タンパクや脂肪を沢山食べて糖質を制限すると、臓器組織が破壊されると言うことです。

   

  　ということですが、ミネラルが尿中に出てくることと、臓器の破壊は等号では結ばれないと思います。
  　「脱酵素」はなんぞや？と思いましてwikiで調べました。一言でいえば、ある種のタンパク質のことで、本来細胞中に存在し、血中には存在しないか、あっても微量な物のことを指すようですね。ですので、ミネラル（無機質）を逸脱酵素と捉えるのは的外れのように思います。ヤコビッツ氏の実験で逸脱酵素（たとえばΓ-GTP等）が増えたというのならば組織障害が起こっていることを示唆しますが、ミネラルの排出が増えた。ならば単にインプットとアウトプットの関係になるように思います。
  　ミネラルに限らず栄養素は小腸で吸収された後血液中に含まれる訳ですが、血中に含まれる各栄養素の量が一定の範囲内に収まるように身体は調整しています（ホメオスタシスとか恒常性とかいいますね。たとえば血糖値を一定にするためにインスリンやグルカゴンが働いているわけです）各栄養素の量が一定の範囲に収まらない時に病気だ。あるいは病的だと言われるわけです。（糖尿病とか）
  　ヤコビッツ氏の結果を見ますと、穀類の摂取を控え、肉、野菜を多く食べるようになった結果、普段よりも多くのミネラルが身体に入り、それが体外に排出された。と考えるのが妥当だと思いました。（そんな単純なメカニズムで済んでいるとは全く思いませんが、そこを論ずる能力が私にはありません。）
  
  　『運動不足とは―からだと運動の生理から見る』を読みなおして前後の文体を洗う必要がありますが、今のところそんなに気にしなくていいように思います。なにより釜池豊秋先生が糖質ゼロで、江部康二先生が糖質制限で問題なく生きておられることから、そんなに気にしなくて良いように思います。メールを出した方が自分なりのアレンジを加えて問題なく過ごせるように改良するのが良いと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0107-06:00-7）

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2014/01/06

【06:00】

• 　練馬光が丘病院での治療例に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0106-06:00-1）

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• 　連休中に「外傷を湿潤治療している医師」，「熱傷を湿潤治療している医師」，「粉瘤の治療をしている医師」，「湿潤治療の講演をしている医師」のフォーマットを大幅に書き換え，よりシンプルにしました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0106-06:00-8）

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• 　糖質制限関連で「逸脱酵素」についての質問メールです。
  
  　私は７４歳の男子ですが，もう糖質制限を初めて１年３ヶ月になります。３食の緩い糖質制限です。
  　ところで糖質制限の効果はめざましいものでしたが、やはり便秘と足の攣りがありました。
  　便秘にはふすま粉やおから粉を水や牛乳で溶いて飲むことで解決しました。しかし足の攣りは，ひどいときには全身の筋肉が強ばる様な感じがして，これもネットで学びカマグとマルチビタミンでしのぎました。
  　しかし次の文献を読んだことから，塩分の不足かもしれないと少し積極的に塩分を取るよう心がけています。その文献とは小野三嗣著　「運動不足とは」であり，P96に
  

  　もう一つは逸脱酵素との関係です。逸脱酵素とは本来細胞の中にあるべき酵素で，それが血液の中に出てくると言うことは細胞に障害が起きている証拠だと言えるわけです。
  　糖質を減らした場合は非常に心筋からの逸脱酵素が増える傾向があるのです。P98にアメリカのヤコビッツという人がやった実験があります。いわゆる高タンパク食の実験です。これはアメリカでの話ですから，肉や魚や野菜はいくら食べても良いが、パンや砂糖は全く食べない，と言うことで 実験したわけです。
  　体重は見事に減りましたが，問題なのは、尿中に出てくる鉄、亜鉛、リン、カルシウム、いわゆるミレラルの量を定量してみると、パンも砂糖も食べさ せた場合の５倍になったと言うことです。いいかえれば，タンパクや脂肪を沢山食べて糖質を制限すると、臓器組織が破壊されると言うことです。

   

  　効果の大きさから糖質制限を続けていますが，この本の出版は非常に古い（１９８９）のでこれ以後にこれを否定するような文献が出ているのでしょうか？　或いはこれをしのぐ方法があるのでしょうか？　教えていただければ幸いです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0106-06:00-2）

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• 　雑誌「WOC Nursing」のラップ療法の記事についての情報です。
  
  　WOC Nursing 2014年1月号ですが、褥瘡学会のガイドラインが前提である内容です。創の泡石鹸洗浄をしていますし、壊死組織はフランセチンやカデックスを使って積極的に除去していくスタイルのようです。
  
  　エビデンスにおいて、ランダム化試験で比較検討した文献から引用した統計では「金銭以外は標準治療の方が優位か同等である」と捉えられる表現がされている一方で、「ラップ療法を行い標準治療法で効果が無かった褥瘡に対して高い縮小率を示した」と違う文献からの引用も記載されています。この「ズレ」ですが、統計データサンプルの治療法の部分を見るに標準治療の治療材料が「ポリウレタンフォーム、ハイドロコロイドドレッシング、アルギン酸塩などの被覆材と、オルセノン軟膏、プロスタンディン軟膏、ゲーベンクリーム、ステロイド含有軟膏などの薬剤」となっていることから密閉湿潤や開放乾燥が混在しているデータとラップ療法の比較試験であったと考えられます。つまり「目的とした結果を得るために操作された研究」の可能性があり、侭を信頼するのは危険であるように思います。
  
  　他にも「熱傷後(水泡を除去せず)ラップを貼って自宅管理にさせたら浸軟し創が深くなっていた(←水泡を保存しておいて「深くなった」と診断する根拠はどこに？)」、「糖尿病性壊疽にラップ療法をしたら悪化するので適用外だ(←悪化の原因は虚血？過湿潤？)」などなどツッコミ所が幾つか見受けられます。さらに残念なことに、病理学的な治癒理論にはノータッチでした。
  
  　湿潤療法に関する知識が殆どない人から見れば十分な入口になるかもしれませんが、既に知識を持って実践している人には情報不足や誤解を招きやすい言い回し等にイラっとしてしまう所がある様な内容に感じました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0106-06:00-3）

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• 　ワセリンの利用法についてのメールです。
  
  　私は白色ワセリンを肌の保湿以外に、革靴や傘の撥水目的にも使ってしまいます。黄色ワセリンでいいじゃないかという声が聞こえそうですが、目的のためだけに黄色ワセリンを買うと多量に残して結果的に無駄な買い物にする自信があるので白色を使います。
  　傘の大きな面積に塗り広げるのは手間ですが、撥水スプレーを買うより安くかつ効果的で、特に撥水能力のヘタった傘が復活するのが嬉しくて雨の日が楽しみになるくらいです。
  
  　年末にお風呂を掃除しながらワセリンの他の使い所を考えていたのですが、風呂場のタイルの目地やドアパッキンなどをコーティングして撥水させたら湿気が抑えられるのでカビ対策に有効なのでは？と思ったのですが、石鹸をやめられない旦那様が居る我が家では難しそうです…
  　私も革ジャンや革コート，革のリュックのお手入れに白色ワセリンを頻用していますが非常にいいです（革の専門家からは怒られそうだけど・・・）。
  　なお，風呂場のカビ対策ですが，この本によると，入浴後に風呂場の床と壁の水滴をバスタオルできれいに拭き取ることだそうで，実際にやってみるとわかりますが，極めて効果的です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#）0106-06:00-4

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• 　フィブラストスプレーについての薬局の方からのメールです。
  
  　フィブラストスプレー250μg 1瓶 8,176.70円の薬価がついているのですが、どうしてこんなに高い薬価がついているのでしょうね。
  　7年ぐらい前に門前の整形の先生が手指の爪の近くの小さな傷に処方していました。よくならないので再度処方されていましたが、患者さんの負担が気の毒でした。
  　医療費の無駄ですね。
  　フィブラストは治療効果ゼロの無駄薬です。唯一の取り柄は害がないことくらいでしょう。もちろん，お財布には有害ですけどね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0106-06:00-5）

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• 　「糖質制限したら筋肉量が増えた？」という質問メールをいただきました。
  
  　御当地の代表的書店、宮脇書店数店（本店他）でも『炭水化物が人類を滅ぼす』は横並びの平積み、入り口正面です。
  
  　さて、「糖質制限で脂肪摂取量が増えたのに，太らないのはなぜか？」に便乗して質問です。
  　この２年ほど糖質制限しています。
  　もともとオヤジがインスリン注射をしていたこともあり、遺伝的にDM体質のために始めました。体全体の皮下脂肪が明らかに減っているようで、行き付けの散髪屋さんにも「頭が小さくなったね」と言われました。もともと痩せ型であったため体重減少はほとんどありませんでした。
  　ところが、この数ヶ月気が付くと体重が4kg増えています。家族に聞くと「最近筋肉質になってきた」とのことで、確かに運動もろくにしていないにも関わらず、全身の筋肉量が増えている気がします。
  　おしりと太ももがかなり大きくなっているようで、昨年は全く普通にはけたジーンズも、今年は合わずに新しいのを購入しました。高蛋白・高脂質食で筋肉量は増えますか？（全く運動無しですが）
  　このような経験をお持ちの方はいらっしゃいますか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0106-06:00-6）

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• 　「台湾とアトピー・糖質制限」というメールを頂きました。
  
  　【台湾のアトピー糖質制限について】
  　年末年始、台湾に行きました。山羊肉料理屋巡りが主目的でしたが、道中、台湾のアトピー事情についても、薬局や出会った方に尋ね歩き。台湾では「異位性皮膚炎」として認知されていますが、いまだ、日本ほど蔓延していない様子。
  　書店でも、アトピー本は日本の標準治療（ステロイド使用）の翻訳本などが１，２冊程度でした。
  
  　病院の看板を見る限りでは、糖尿病、高血圧、ぜんそく患者が多いようです。
  　麺とおかゆ、饅頭のなど糖質大国のため、秋田県以上に苦戦しそうですが、「台湾人は健康オタクで、頭で食べる国民性。」とのこと。健康本のムック本も販売されはじめており、夏井先生の本が台湾書店をにぎわす日も遠くないか。と感じる旅でした。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0106-06:00-7）

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2014/01/04

【06:00】

• 　「脂肪摂取が増えたのに皮下脂肪が増えないのはなぜ？」に対するメールです。
  
  　脂肪の摂取が増えたのに…に対する直接的な回答とか、興味深い記述（原著の本で記述を探さないと信憑性が低いですが…）を見つけましたので再度報告します。
  
  【脂肪の摂取が増えたのに…に対する直接的回答】
  

  ※脂肪酸合成の度合いは、炭水化物含量の高い食事を十分に摂っていると高い。反対に、脂肪酸合成の度合いは、アトキンズ・ダイエット（Atkins Diet）のように、脂肪含量の高い食事を食べて、しかも、摂取カロリー（熱量）を限定している人（減少させている人）や、糖尿病などインスリンが不足している人では、低い。（←糖尿病患者はインスリンが使えない状態なので、なればこそ脂肪酸を体が使えるように低炭水化物食に持っていくべきだと思いました。）

   

  
  【その他興味深い記述】
  

  ※脂質（脂肪酸）は、グルコースやアミノ酸に変換することは、出来ません。
  ※アセチル-CoAが、TCA回路で代謝されるためには、オキサロ酢酸と言う、グルコースの代謝産物が必要です：「脂肪は、糖の炎によって燃える」（Fat burns in the flame of carbohydrates.）
  ※Na+はグルコース（ブドウ糖）の小腸からの吸収に必要。（←塩辛い食べ物と生活習慣病との相関にもかかわるかも？）

   

  
  【十分に食餌を摂取している時の代謝】
  

  ※解糖系を経て生成されるアセチル-CoAは、ATPが不足している時（運動時、絶食時）は、ミトコンドリア内のTCA回路で代謝されてATP生成に利用され、ATPが十分に存在している時（食事摂取時）は、ミトコンドリア外で、脂肪酸の合成に利用されます。
  ※食餌で摂取された蛋白質のアミノ酸（糖原性アミノ酸）は、酵素（ALT、AST）により、ピルビン酸やオキサロ酢酸にされ（アミノ基転移反応）、糖新生によるグルコース生成や、TCA回路での代謝（燃焼）に、利用されます。

   

  
  【絶食時の代謝】
  

  ※1日、最低50gのグルコースを投与すると、糖新生のために、蛋白が分解（異化）されることが、抑制されると言われています（体蛋白異化抑制効果：protein sparing effect）。（←増量系アスリートの方に。もしくは一般に広げる時の欺瞞用に）
  ※インスリンは、ケトン体産生を抑制します
  ※カテコールアミン（アドレナリンなど）やグルカゴンは、ケトン体産生を促進します。（←"食事によらない高血糖はインシュリンスパイクを起こさないし、体調に影響が出ない"に対する一つの回答か？食事で血糖が増えるとインシュリンが分泌され、ケトン体を利用しにくい体になるがホルモンで血糖が増えた場合は、血糖を使う準備を体がするだけでなく、ケトン体も利用できる状態になっている可能性を示唆していると思います。）

   

  
  【インスリン】
  

  ※インシュリンは脂肪分解を抑制し、脂肪酸合成を促進する
  ※糖尿病では、グルコースが細胞内へ取り込まれても、インスリン不足の為、解糖などの代謝が十分に行われない。その結果、エネルギー源は、脂肪酸に依存している：糖尿病では、飢餓状態と同様に、脂肪酸に、エネルギー源を依存している。

   

  
  【食事とスタミナ】
  

  ※ラットを用いて、疲労困憊になるまでランニングさせると、高炭水化物食群より、高脂肪食群の方が、長い時間、ランニング可能だった。これは、筋肉が、高炭水化物食群では、グリコーゲンをエネルギー源にしているのに対して、高脂肪食群では、脂肪酸をエネルギー源にしているためと考えられる。その為、高脂肪食群では、高炭水化物食群より、運動中に血液中に分泌される、アドレナリンやノルアドレナリンは、増加しており、健康上、好ましくないと思われる。（←グリコーゲンこそがスタミナの源という観点で記事を書いているため否定的な見解を述べていますが、ラットでも高脂肪の方がスタミナがあるようですね。要約すればグリコーゲンの貯蔵量はたかが知れていて、脂肪酸の方が長い間動くための原動力という事か。）

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0104-06:00-1）

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• 　新潟で熱心に湿潤治療をして頂いているくらしま内科クリニックの倉島先生からのメール。
  
  　昨年暮れに来られた顔面と手背の熱傷の方です。患者さんも喜んで当方のHP掲載にご了解頂きました。
  　モイスキンパッド2630の大判をお面の様に目鼻口をくりぬいて貼り、頭からネットで固定して約３週間頑張って頂きました。
  　以下に簡単な経過を示します。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0104-06:00-2）

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• 　ニコニコニュースで『炭水化物が人類を滅ぼす』を取り上げていただきました。
  【毎食、角砂糖を38個分も食べている！？ 恐るべき炭水化物の秘密】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0104-06:00-3）

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2014/01/03

【07:00】

• 　糖質制限関連のメールです。
  
  　私は境界型DMがあり、昨年よりプチ糖質制限をゆる～く実践しています。
  　時々無性にラーメンが食べたくなることがあり、そんな時に作る「なんちゃってラーメン」がかなり満足できるので、糖質セイゲニストの皆さんにご紹介させて下さい。
  

  【材料】
  もやし1袋、ねぎ、キャベツは好きなだけ。お好みでチャーシューやカニカマ適量。ラーメンスープ
  
  【作り方】
  フライパンに少量の油を熱し、細切りにしたキャベツ、ねぎ、もやし等の具材を入れ、蓋をして中火で3分ほど蒸し焼きにする。その間にやかんで湯をわかし、どんぶりにスープの素を入れ指示通りの湯量で薄めておく。野菜が好みの柔らかさになったら、どんぶりに移して出来上がり。

   

  　インスタントラーメンを作る時間ででき、スープの種類も各種あり、どれもかなり美味しいです。スープの糖質量は5g以下です。
  　ゆで卵、海苔などトッピングすればより本格的なラーメンに。野菜はニラや、えのき茸、小松菜なども相性抜群。卵は野菜ととじてもボリュームアップして良いです。
  　おせちに飽きてラーメンが食べたくなったら時、夜食が食べたくなった時に是非お試し下さい！
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0103-07:00-1）

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【06:00】

• 　カナダのホラー映画といえば「微妙に面白く無い／はっきり言えば面白く無い」物がほとんどですが，これもやはりそうでした。《フローズン・ライター》です。設定自体は悪くないんだけど，内容ゴチャゴチャしすぎで，何がなんだかわからないんだよね・・・という作品になっちゃいました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0103-06:00-1）

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• 　昨日午後，新宿南口の高島屋タイムズスクエアの紀伊國屋書店に行ってみましたが，『炭水化物が人類を滅ぼす』は今週のベストセラーの8番目あたりになっていました。今までこの書店ではベストテン入りもしていなかったのに，何故か突然のベストテン入りです。何はともあれ，よかった，よかった。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0103-06:00-2）

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• 　数日前から「糖質制限の講演用スライド」を作っています。何しろ，糖質制限について講演するのは初めてなので，どういう順序で話を組み立てていくのがいいのか，文字で説明するか絵で説明するか，講演を聞きに来る人は何を聞きたくでくるのか・・・など，全くの手探り状態からスライドを一枚一枚作っています。江部先生から講演用スライドをお借りする，というのも脳裏をよぎりましたが，とりあえずは自力でやってみようと思っています。
  　ちなみに，スライドの1枚目は2010年と2013年の私の顔の「Before & After」で笑いを取りにいきます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0103-06:00-3）

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• 　先日（12月31日）に秋田から帰ってくる時に，秋田駅の駅ビルのショップで見つけてブラジルナッツを購入し，新幹線の中で食べてみました。長さ3センチ前後のかなり大ぶりのナッツですが，これが脂肪たっぷりなんですよ。調べてみると，ナッツとしては飽和脂肪酸が多いそうですが，110gあたり「蛋白質：脂質：炭水化物＝16.39g：76.01g：10.56g」となっています。炭水化物にはかなりの食物繊維が含まれているようで，別のデータを見ると「100g当たり，たんぱく14g，脂質67g，炭水化物3.6g」と「高脂質，低糖質」のようです。
  　ちょっとお値段はお高いですが，数個食べるともう満足するくらい脂肪たっぷりです。
  　ちなみに，ブラジルナッツはコストコのミックスナッツにも入ってましたね。個人的にはこのミックスナッツはコスパがいいので結構好きです。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0103-06:00-4）

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2014/01/02

【08:00】

• 　治療普及についてのメールです。
  
  　経産省肝いりの医療関係のイベントに「おや？」と思ったのですが、医工学という単語を見て腑に落ちました。考えてみれば、経産省・産総研にはロボットやパワースーツを介護やリハビリや介助に応用しようというプロジェクトがありますが、工学的成果を生活に役立てるという方向性であれば厚労省ではなく他の省庁が主導しても不思議はありません。
  
  　そういう意味で、例えば湿潤治療用の材料の改良や低コスト化は、新材料の開発・応用という位置付けにして、経産省あたりの補助事業に持って行く手はあるかもしれません（ジャストアイディアです…）。なお、国プロに採択されれば開発リスクの軽減や認知度の向上というメリットがある反面、成果の公表や知財の扱いに制約が生じるデメリットもあります。
  　糖質制限も、頑なに旧態依然とした栄養学を堅持している厚労省やコメ至上主義の農水省には期待が持てそうにありませんが、文科省や経産省あたりの力を借りれば風穴が開くかもしれません。
  
  　願わくば「糖質制限」が今年の流行語になるように…。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0102-06:00-1）

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• 　糖質制限関連のメールです。
  
  　新年早々のたれ込みメール(?)です。
  　秋田県の大曲仙北市医師会の会報に、宮城県の管理栄養士が講演した内容が載っていました。糖質制限推進派としては、突っ込みどころ満載です。
  　管理栄養士の方もお世辞にもスマートとは言えないような・・・。
  
  　東北では糖質制限が進まないかもしれません。
  　年末に秋田の実家に行き，その折，秋田駅前のジュンク堂（これはかなり大きい）と秋田駅の駅ビルの書店をぶらつきました。どちらにも私の本は置いてありましたが，コメが県を支えている秋田県ですから，なんとなく肩身が狭そうでした。少なくとも秋田県ではベストセラー化することはなさそうです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0102-06:00-2）

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• 　「脂肪摂取が増えたのに皮下脂肪が増えないのはなぜ？」に対する考察メールです。
  
  　この問題は、
  

  　糖は代謝の過程でエネルギー産生の他、脂肪の生合成やその他に利用されるが、脂肪はエネルギー産生やその他の用途に用いられるが、脂肪の生合成には用いられない（用いられにくい）。

   

  　という問題だと考えられると思います。
  　そこで、脂肪の生合成でgoogle検索をしたところ興味深いページを見つけだすことができました。矢印が二種類、摂食時と空腹時と別れていますが、仮に、これを糖摂取時と脂肪摂取時と置き換えると話が見えてくるような気がします。
  
  　糖も脂肪もアセチルCoAまで分解される点に対しては等価（正確にはその過程で脂肪はかなりのエネルギーをATPに変換しているようですが）な存在ですが、糖摂取時はインシュリンも分泌されます。それによって代謝系全体が、エネルギーを作りつつ、脂肪を蓄える系に傾いているのではないでしょうか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0102-06:00-3）

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• 　【「若い人にこれだけは伝えたい…」60歳以上が語る人生のアドバイスいろいろ】
  　子供時代の自分に会えたらこれだけは教えたいんだけどなぁ・・・ということはたくさんありますよね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0102-06:00-4）

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2014/01/01

【08:00】

• 明けましておめでとうございます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0101-08:00-1）

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• 　以前から疑問に思っていることです。
  
  糖質制限で脂肪摂取量が増えたのに，太らないのはなぜか？
   
  　経口摂取した糖質は急速に皮下脂肪に変化するのに，経口摂取した脂肪は皮下脂肪にならないのでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0101-08:00-4）

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• 　12月29日の夜，生まれ故郷の秋田県の田舎の駅に到着し，タクシーで自宅に向かいましたが，駅前の通りが真っ暗で点いている明かりは信号機だけ，開いているお店が一つもないし，コンビニもないようです。そして，駅から自宅への道も同様で暗い道が続いていて，すれ違う車もまばらでした。毎年，帰郷するたびに寂れ方がひどくなっていて，むしろそれが加速しているようにすら見えます。
  　秋田の実家の母親によると，同じ地区では老人一人だけの家庭がこの1年でさらに増え，「親と子供」がいる家庭はこの地区で一つか二つとのことです。理由はもちろん，基幹産業がないに等しいため，生産年齢の人口がどんどん流出しているためです。市内の小学校の統廃合も進んでいて，私が通っていた小学校もなくなって久しいです。
  　私が子供だった頃から町並み様子は全く変化はなく（＝新たに付け加わったものはなく），変化といえるのはお店が潰れがことと住む人が減ったことだけです。街全体が老衰死を迎えようとしているようです。
  　ちなみに，12月31日の昼過ぎに秋田駅周辺を歩いてみましたが，人が多かったのは駅から直結しているテナントビルなどだけで，駅前のジュンク堂以外の書店や楽器店はことごとく潰れていました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0101-08:00-2）

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• 　『天体戦士サンレッド 』第18巻を読んでいたら，「おろしショウガ，おろしニンニク，大根おろし・・・ん？」というシーンがあった。それを読んで，昔読んで本に「焼き●●」と「●●焼き」の違いは何か，という話題があったことを思い出した。
  
  　「焼き●●」とは焼き肉，焼き鳥，焼き魚，焼ハマグリ，焼き芋，焼きおにぎりなどだ。この場合は「●●を焼いた料理」ということで一致している。つまり，●●は料理の素材の名称が入る。肉を焼くから焼肉，鶏肉を焼いたら焼き鳥，蛸を焼いた料理は焼き蛸だ。
  　一方，「●●焼き」グループは鯛焼き，目玉焼き，鉄板焼き，網焼き，素焼き，塩焼きなどが含まれる。この場合は●●に入るのは手段，目的，焼き方だ。
  　例えば，鉄板焼きは鉄板の上で焼いた料理，網焼きは網の上に乗せて焼いた料理であって，これは焼く道具（手段）を表している。同様に，鯛焼きは鯛を焼いた料理でなく鯛の形に似せて焼いたお菓子であり，これは目的だ。目玉焼きは目玉を焼いた料理でなく（目玉を焼いた料理なら焼き目玉である），卵を焼いて目玉の形にしたものだ。もんじゃ焼きもお好み焼きも茄子のシギ焼きもこの命名ルールに則っている。
  　ちなみに，このルールはかなりの料理に当てはまるが，例外なのは卵焼きだ。これは焼いて卵の形にしたものでなく，卵を焼いたものだから，正確には焼き卵と呼ぶべきなのだ。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0101-08:00-3）

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• 　年末の秋田の往復でKindle Paperwhite で読んだ漫画。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0101-08:00-5）

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• 　看護雑誌情報です。どなたか，お読みになりましたか？
  
  　WOC Nursing 2014年1月号
  　特集：　ここまで治る！　ラップ療法のすべて　～ラップ療法の基本と応用から不適応事例まで～
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-01.htm#0101-08:00-6）