プラスモイストについて

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【プラスモイストって何?】
 筆者と瑞光メディカル(株)で共同開発した治療材料。


【問い合わせ先】


【特 徴】

  1. 創面に固着しない(写真の白い面は非固着性メッシュ)
  2. 浸出液の吸収能力がある
  3. 創面を乾燥させない(肌色の面は疎水性)
  4. 薄くて柔軟(厚さ1ミリ)

 「手術用被覆・保護材,または熱傷被覆・保護材」という位置づけであるが,医師の裁量で種々の創面に使うことは可能である。


【治療例】
 プラスモイストによる治療例はこちら
 熱傷,擦過創,挫滅創,指尖部損傷,深い皮膚軟部組織欠損,褥瘡,術後離開創,水疱症,伝染性膿痂疹,帯状疱疹,術後創のドレッシングなどに,患者の同意を得て使用しているが,従来の創傷被覆材と同等の治療効果があることは筆者が確認している。
 特に,外傷だけでなく,皮膚の微細な損傷を伴うさまざまな疾患(伝染性膿痂疹,帯状疱疹などの水疱を伴う疾患,アトピー性皮膚炎,接触性皮膚炎)などのさまざまな皮膚科領域の疾患にも有効である。


【製品ラインナップ】

  1. プラスモイストV:未滅菌包装。スズケン(株)を通じて病院に販売。2007年4月販売開始。
  2. プラスモイストW:滅菌包装。スズケン(株)を通じて病院に販売。2007年4月販売開始。
  3. プラスモイストP:未滅菌包装。調剤薬局・院内薬局向けに販売。2007年10月より販売開始。
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  4. プラスモイストTOP:紙おむつ等の二次ドレッシング材に貼りつけて使用する。浸出液の量に適する吸収力をもつ二次ドレッシング材を組み合わせることができるので,浸出液の多い創から少ない創まで一種類の「プラスモイストTOP」で対応できる。非常に安価(200×250ミリ 20枚入りで5,000円)なので,介護施設,在宅介護でも導入できるはず。
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  5. プラスモイストTOP-P:個別包装されたプラスモイストTOP。門前薬局や院内売店などでバラして小分け販売する時に便利かも。
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  6. プラスモイストDC/DCR:とびひ(伝染性膿痂疹)と汗疹治療に特化したプラスモイスト。DCは一般向けの小分け包装タイプ,DCRは医家向けのロール状です。使い方は次のようになります。
    • 患部よりやや大きめに切る。
    • 患部に当てる。DCに表裏はないのでどちら側でもいい。
    • 動かないように絆創膏固定する。表面をフィルムで密封しない
    • 発赤が強い時は,おまじないとしてリンデロン軟膏などを患部に塗ってからプラスモイストDCを貼付
    • 1日1回張り替える。
    • 患部がツルツルして滲出液が出なくなったら治療終了。
    • トビヒでは内服抗生剤処方。アセモでは抗生剤は不要。

  7. ズイコウパッド:商品区分としては雑貨,つまりガーゼや包帯と同じ扱いになり,プラスモイストの上に当ててプラスモイストが吸収しきれない過剰な浸出液を吸収する目的で使用するものですが,メッシュ状の表面材はプラスモイストと同じですから,単独で使用しても創面に固着することはないはずです。深い傷には非常に有用です。
    値段も「15×15センチ,20枚入りで1980円」と極めて安価です。


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