1歳11ヶ月男。広島県在住
2020年6月23日,台所でフライパンが右上肢に接触している状態で発見された。〇〇病院に救急搬送されて救急室で軟膏処置。25日,ネットで調べてなつい式湿潤治療をしている有木医院を受診。同日夜,発熱し◇◇病院を受診し,小児科入院となった。熱傷の処置は皮膚科で行い、フィブラストスプレー®,ゲーベンクリーム®,ガーゼで治療。7月3日に瀬尾医院を受診。プラスモイストで治療し,9月に上皮化。その後は通院しなかった。その後、肥厚性瘢痕と肘の伸展障害のため,●●病院整形外科を受診。直ちに植皮が必要と説明されたが、不安になり瀬尾医院を再度受診し,当院紹介となった。
2021年2月19日、当院受診。肘の瘢痕拘縮については皮膚移植でなくZ形成で行うのが医学の常識であり、その意味で●●病院整形外科では治療を受けてはいけないと説明。肘関節はフルに伸展できたため、ドレニゾンテープで肥厚性瘢痕の治療をして経過を見るように説明。
2023年7月1日、再受診する。肘関節部に大きな水かき形成があるが、肘関節はフル伸展可能。いずれ全身麻酔下に手術が必要だが、Z形成術で手術してくれる形成外科専門医を探してみるよう説明。
2021/2/19 |
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