年齢不詳F。
 湯たんぽによる左下腿近位外側の低温熱傷。他医で治療を受けていたが黒色壊死となり、2006年1月5日に当科を受診。直ちに局所麻酔下に壊死組織を切除し、アルギン酸塩被覆材で止血。翌日からは、ZNC(プロトタイプのプラスモイスト)で被覆。
 17年後の2023年9月、次のようなメールとともに17年後の写真が送られてきた。

京アニの犯人の火傷の治療動画を見たことで、先生に治療をしていただけた感謝の気持ちが強くなりました。父からは小さい頃、すごい先生に治しててもらえてるんだよという言葉がやっと大人になり分かりました。

2006年1月5日

1月6日 1月20日 2月7日 2月14日

2月28日
54日後
3月23日
77日後
3月30日
84日後
5月2日
117日後

2023年9月24日
6471日後


 新しい創傷治療   なつい
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