新しい創傷治療：

　37歳男
　2021年12月16日，〇〇外科で両側腋臭症手術を受けたが，創部のの皮膚が真っ黒になって壊死し、傷が開いた。主治医からは「フィルムを張っておけば自然に治るので通院しなくていい。通院されてもすることがない」と説明されたのみ。説明に不信感を持ち，自宅近くの△△病院形成外科を受診したが，毎回診察する医者が変わり，そのたびに説明がコロコロ変わり、誰が責任を持って治療をしているのかもわからない状態だった。このため、ネットで病院を検索。
　2022年2月26日、当院を受診。過去の腋臭症創離開症例の経過を見せて説明し、ズイコウパッドで治療。
　治療当初から両側上肢を十分に挙上して「創部を安静にしない」ように説明したが、両側ともに肩関節のROMは正常であった。