74歳女性。
9月24日,自転車に乗っていて転倒し,左下腿に裂挫創を受傷。直ちに自宅近くの●●病院救急室を受診し,縫合してもらった。その後,創縁が壊死したため,当科紹介となった。
当科では当初,ズイコウパッドで被覆し,浸出液が少なくなってからはプラスモイスト(R)で治療した。
9月28日 | 10月1日 | 10月3日 | 10月11日 |
10月25日 | 11月15日 | 11月29日 |
10月11日の時点で創面は白色壊死で覆われているが,これは外科的デブリードマンする必要はない。感染症状が見られないからだ。この程度の壊死組織なら,乾燥を防ぐだけで自然に融解し,自然に取れる。
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/tokyo/case/0114/index.htm】