64歳女性
 2月18日,歩行中に転倒し,直ちに当院整形外科を受診。環指基節骨骨折を認めたが小指の開放創もあり,当科で治療することになった。当科では局所麻酔下に骨折を整復し,熱可塑性プラスチックでシーネを作成し,小指にプラスモイスト(R)を貼付。以後,1日おきに受診してもらい,ドレッシング交換と骨折の経過観察を行った。3月20日,XPで骨片転移はなく,骨折部位の圧痛も認められなかったため,シーネ固定終了し,環指と小指をテーピング固定したうえで運動開始とした。1週間後に再び診察し,テーピングも終了とした。

2月18日:XP 小指の傷 シーネ 装着

2月24日 2月27日 3月3日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/729/index.htm】

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