46歳女性。左手は先天性絞扼輪症候群と思われる。
 2013年3月2日,熱した土鍋の蓋に触って左手にやけどした。自宅で様子を見ていたが治らないため,3月8日に当科受診。
 初診時,母指と示指の基節部掌側に水疱形成を認めた(左示指はDIP関節で欠失)。直ちに水疱膜を除去し,プラスモイスト(R)で創面を被覆した。
 3月11日,示指はまだ上皮化していなかったが,仕事が忙しく通院できないため,通院終了となった。

3月8日:母指 3月8日:示指

2013年3月11日

2017年1月12日:1406日後


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/269/index.htm】

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