Chopin/Gowosky : Etude Op.10-12

 『革命のエチュード』の左手版である。ゴドフスキーが指定したテンポは原曲より遅いとは言え、複雑で特殊な指使いが連続するため、演奏難易度はかなり高い。
 また、原曲はハ短調だがゴドフスキーは嬰ハ短調に移調している(同様の[ハ短調]⇒[嬰ハ短調]の移調は『大洋のエチュード』にも見られる)。これは明らかに演奏のしやすさのためだろう。試しにハ短調に戻して弾いてみたことがあるが、嬰ハ短調のほうがハ短調より自然な指の動きであった。

 冒頭部分。長年慣れ親しんだハ短調と違うので違和感ありまくり。ここはハ短調でも弾きにくくはない。


 主部の冒頭部分。10小節目4拍目の赤字は私の指使い。嬰ハ短調だと11小節の下降パッセージは弾きやすいが、ハ短調に戻してみるとかなり無理な指使いになると思う。


 おそらくこの曲で最も演奏困難で厄介な部分。伴奏の16分音符は跳躍とトリルが連続し、上声部のメロディーを正確にミスなく弾くのはかなり大変である。


 格好いい中間部だが、赤で囲んだ3箇所の指使い非常に厄介だ。跳躍後の [5] は音を外しやすいし、その [5] を [3] が乗り越えなければいけない。


 主題再現部の直前の部分。赤丸の [4] と [5] の5度の跳躍は音を外しやすいが、ゴドフスキーによくある指使いである。


 65小節目からの4小節も同様の特殊な指使いが連続するが、高音部のメロディーと低音部の素早い16分音符を明確に弾き分けるのはかなり大変だ。
 ちなみに、66小節第3拍目の指使いは [2,3,2,5] がベストだろう。
 69小節までたどり着けたら残りの部分は比較的楽だ。


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