理論的な説明はどうでもいいから,まずこの傷をどうしたらいいか知りたい,という方は,とりあえず次の3つのどれかをご覧下さい。
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「消毒とガーゼ」撲滅宣言
医療行為とは何かを言うことを問い詰めると,「病気や怪我の苦痛を取り除くこと」「病気や怪我を早く治すこと」の二つに尽きるだろう。これについては恐らく,異論はないと思う。
この意味で,「苦痛を与え」「回復を遅らせる」行為は反医療行為とみなしていいだろう。
しかし,現在の日本の医療現場(そして世界中の医療現場)では平然と日常的に,その反医療行為が行われているのだ。それが「傷を消毒してガーゼをあてる」行為だ。「傷を消毒し,ガーゼをあてる」ことで,傷の治癒を遅らせて患者さんに経済的損害を与え,無用の身体的苦痛を与えているのだ。すなわち,医療行為として行われているものの中で最も意味がなく非科学的で野蛮な行為といえる。
ここでは「消毒とガーゼ」にかわる最新の創傷治療を紹介する。それがとりもなおさず,患者さんの利益になることだからだ。「消毒とガーゼ」のような患者さんに苦痛を与えるだけの馬鹿げた治療(・・・もしもそれが「治療」と呼べるのであれば・・・)が一日も早く撲滅され,患者さんがこの無用の苦痛から逃れる日が来ることを切に願っている。
なお,このサイトは,医療職にある人にも参考になり,しかも,一般の方々にもなるべくわかるように表現するつもりである。そのため,専門的な用語もなるべくわかりやすい表現に噛み砕いて解説するつもりである。
また,実際の治療例の写真も掲載していくが,一部,かなり生々しいものも含まれる(何しろ,外傷例がほとんどだから・・・)。傷や出血に弱い人は,その箇所は目をつぶって素通りして欲しい。
- 作者:夏井 睦(なつい まこと)
- 1957年,秋田県生まれ。
- 1984年,東北大学医学部卒業。日本形成外科学会認定医。
- 2001年10月1日,インターネット・サイト「新しい創傷治療」を開設。
- 2003年4月,特定医療法人慈泉会 相澤病院 傷の治療センター長として赴任。
- 2007年7月,石岡第一病院 傷の治療センター長に赴任。
- 著 作:
- 【これからの創傷治療】(医学書院)
:2003年7月
【創傷治療の常識非常識】(三輪書店):2003年12月
【さらば消毒とガーゼ <うるおい治療>が傷を治す】(春秋社):2004年12月
【創傷治療の常識非常識2 −熱傷と創感染−】(三輪書店):2006年1月
『ドクター夏井の外傷治療「裏」マニュアル すぐに役立つHints & Tips』(三輪書店,ISBN978-4-89590-276-2 C3047, \2,600 ):2007年5月
『痛くない!早く治る!キズ・ヤケドは消毒してはいけない―「うるおい治療」のすすめ』(主婦の友,2008年1月)
『傷はぜったい消毒してはいけない』(光文社新書,2009年6月)
学位もとっていなければ,留学もしていなければ,学会や大学では碌な仕事をしていません。下記の理由から,現時点では所属学会すらありません。
1992年に日本形成外科学会認定医(専門医)を取得していますが,2008年の四国での講演会で,座長を務めた徳島大学形成外科教授(=現在の日本形成外科学会理事長)に「こんな熱傷治療をしていると形成外科認定医として認めるわけにいかない!」と恫喝されるという事件があり,治療を止める訳にいかないので認定医を返上することにしました。
同時に,こういう恫喝教授が牛耳る学会に年会費を払うのも癪なので,形成外科学会に年会費を払うのも止めました。こんな学会にカネを払うのは,ドブにカネを捨てるようなもの,と勝手に判断させていただきました。
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