33歳男。埼玉県南東部。
 2016年4月27日,仕事(味噌製造業)中に大豆の煮汁を浴びて左上肢などに熱傷受傷。〇〇病院に救急搬送され,救急科入院となり,軟膏ガーゼで治療。10日後に退院し,その後は自宅近くの△△クリニックに通院。ゲンタシン軟膏とガーゼで治療。7月末で通院終了となったが,傷跡の盛り上がりについて質問したところ,前胸部にケロイドがあったことから「ケロイド体質なので治療法はない。諦めて下さい」と説明された。
 ネットでケロイドの治療について検索し,当院を発見。2019年10月29日,当院を受診し,左前腕,上腕などに高度の肥厚性瘢痕(厚さは1cm近い)を認め,ドレニゾンテープでの治療を開始。その後は数ヶ月に一度の頻度で通院してもらっているが,ドレニゾンテープを剥がして写真撮影する機会がなく,2021年12月に久々に写真撮影。ほぼ平坦になり,赤い色調のみが目立つ状態だった。さらにドレニゾンテープの治療を継続中。

2019年10月29日

12月3日:35日後

2021年12月4日:767日後


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