68歳女。
2016年初めころから右第1趾の爪が変形し,次第に痛みが出てきたため,近くの〇〇外科クリニックを受診したが「治療法はない」と説明され,鎮痛剤のみ処方された。
2017年8月4日,爪がぶつかると痛みがひどく,普通の靴が履けないので何とかならないか,とのことで当科受診。巻き爪の病態と治療法について説明。
8月9日,爪床形成術(抜爪後に末節骨の骨棘を切除)。手術終了後はヘモスタパッドで止血。翌日,痛みは全くなく,普通に歩いて受診。止血を確認後,爪床はズイコウパッドで被覆。術後3日で靴を履いて歩けるようになり,その後も痛みが再発することはなかった。
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2770/index.htm】
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