33歳女。茨城県在住。
2015年9月14日,自宅近くの〇〇皮膚科で右内眼角部にあるホクロ(母斑細胞母斑と思われる)のレーザー治療を受けた。その後は,消毒してガーゼで乾燥させる治療できれいに治ると説明され,自宅で処置を続けていたが,カサブタになって取れないため,ソルコセリル軟膏が処方された。医師の説明に納得できず,ネットで調べて湿潤治療を知り,9月26日からキズパワーパッドを貼った。翌日にはカサブタは取れたが,きれいに治るか不安になり,ネットで検索して当科を受診。
9月30日,当科受診。右内眼角に直径5ミリの皮膚潰瘍を認め,ハイドロコロイド被覆材で治療。2週間で上皮化したが,それ以降も紫外線カットのためにハイドロコロイド被覆材貼付を継続(ハイドロコロイドは紫外線カット率96%!)。
12月17日からドレニゾンテープによる治療に切り替えた。翌年2月にはかなり目立たなくなり,通院終了とした。
2015年9月30日 | 10月15日:15日後 | 11月12日:43日後 |
12月17日:76日後 | 2016年 1月22日:114日後 |
2月26日:149日後 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1916/index.htm】