2歳11ヶ月女。東京都葛飾区
 2015年7月30日,母親が鍋を持っていたところに患児が走ってぶつかり,熱湯で左肩に熱傷受傷。直ちに〇〇大学付属△△病院皮膚科に救急搬送され,軟膏とガーゼで治療。診察した皮膚科医から石鹸でよく洗うように説明され,非常に深いヤケドなので皮膚移植が必要になるだろう,と説明された。
 この説明に不安になり,ネットで調べて湿潤治療を知り,自宅近くの薬局でプラスモイストを購入し,創面を被覆。
 8月3日,当科を受診。完璧な治療ができていると説明。同時に,〇〇大学付属△△病院皮膚科の医者は目が腐っているか,医学知識のないニセ医者か,詐欺師か,アホか,いずれかだろうと話し,母親は大笑い。「久しぶりに笑いました」とのこと。

写真の上が後頚部,下が左肩峰部

8月3日 8月7日 8月11日 10月21日:79日後

2017年10月2日
791日後


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1808/index.htm】

左側にフレームが表示されない場合は,ここをクリックしてください