54歳女。東京都東久留米市
 2015年2月15日,自転車に乗っていて転倒して右下腿を打撲。痛みが強くなってきたため,3月2日に〇〇医院を受診し,切開して中に溜まっていた血液を出してくれた。その後,再度腫れてきたため同院を受診し,△△大学附属病院形成外科に紹介状を書いてもらい,3月4日に受診したが,治療の必要はない,様子を見ましょうと言われて,治療をしてくれなかった。
 対応に不満を持ち,ネットで調べて打撲後の血腫について調べ,〇〇医院に当科への紹介状を書いてもらい,3月10日に当科受診。
 右下腿正面中央に発赤を伴う挫創を認め,波動を触れた。直ちに局所麻酔下に切開し,血腫を除去。ペンローズドレーンを留置。3月12日にドレーンを抜去し,ナイロン糸ドレナージに変更。3月下旬までドレナージを継続し,創部はプラスモイストで被覆。

3月9日 切開 血腫

3月10日 3月12日 3月16日 3月30日

4月6日 4月21日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1499/index.htm】

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