1歳1ヶ月女。横浜市在住。
9月6日朝,テーブルの上のカップ麺に手を伸ばしてひっくり返し,左顔面〜頸部〜胸部に熱傷受傷。〇〇大学病院に救急搬送された。最初に診察した医師からは「浅い熱傷なので痕は残らないでしょう」と説明されたが,9月7日に診察した同院形成外科の医師が「深いヤケドなので痕は必ず残ります」と説明された。その説明に両親は「この病院では痕が残る治療しかできない」と判断し,ネットで熱傷治療について調べて,9月9日,当科を受診した。
当科では,同年齢・同程度の熱傷深度の症例の経過写真を提示し,いつ,どのように治るのかを説明して安心させ,治療について説明。
顔面はハイドロコロイド被覆材で被覆し,体幹部はプラスモイストで治療。
【顔面】
〇〇大学のドレッシング | 9月9日 | 9月9日 |
9月11日 | 9月16日 | 10月3日 |
【全胸部】
9月9日 | ドレッシング |
9月11日 | 9月16日 |
9月19日 | 10月3日 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1109/index.htm】