68歳女性
 1月5日,自宅の風呂のシャワーが壊れて熱湯が吹き出し,背部に熱傷受傷。直ちに〇〇病院に救急搬送され,形成外科入院となった。1月24日に皮膚移植を受け,2月14日に退院。退院時の処方はヒルドイドソフト。入院時から左腕が上がらないことを主治医に相談していたが,何もできないと言われた。
 知人に相談し,当科受診を勧めてくれ,3月11日受診。移植皮膚は固くで可動性がなく,乾燥気味だったため,乾燥剤であるヒルドイドの使用をやめて,ワセリンで保湿するように説明。4月8日に受診した際には,ワセリンに変えてから乾燥しなくなり,腕も少し動かしやすくなったとの事だった。

3月11日 これ以上,腕は上がらない


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/803/index.htm】

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