34歳男性。
10年前に糖尿病の指摘を受ける。〇〇大学△△病院に一度入院し,3年前に●●大学◇◇病院に入院して治療を受けているが,その後は糖尿病治療は受けていない。
2013年10月初めころ,1ヶ月前に左第1趾に傷ができたが知覚鈍麻のために気が付かず,次第に悪化。11月6日,▼▼整形外科を受診し,当院糖尿病内科紹介となり,左第1趾壊死について当科紹介。
当科では,「穴あきポリ袋+紙おむつ」(勝手に鳥谷部先生のサイトにリンク)で創部を覆って壊死組織の軟化を待つこととした。軟化した壊死組織は無麻酔で切除し,その後も穴あきポリ袋で被覆。
2013年11月7日 | 11月11日 | 11月12日 | 基節骨関節軟骨が露出 |
11月18日 壊死が進み骨が突出 |
12月2日 足底にも膿瘍形成 |
12月4日 デブリの出血は ヘモスタパッド(R)で止血 |
12月10日 断端が肉芽で覆われた |
12月24日 | 2014年1月6日 | 足底もふさがってきた | 1月27日 |
2月14日 上皮化した |
3月4日 | 4月18日 この頃,職場に復帰 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/605/index.htm】