44歳女。
 2020年8月16日,キャベツをスライサーでスライスしていて右環指指尖部切断。〇〇病院救急室を受診したが,「動脈が切れているため縫合して止血しないと命が危ない」と説明されたため縫合してもらった。しかし,以前から湿潤療法について知っていたため,帰宅後に冷静になってその説明に疑問を持ち,ネットで当院について検索。
 8月19日,当院を受診。指尖部が無理やり縫合されていて,強い痛みがあったため,局所麻酔下に全抜糸し,ヘモスタパッドで被覆。抜糸後,痛みは速やかに消失した。
 8月21日からはプラスモイスト ハイドロコロイド包帯 アドバンスで治療。1ヶ月後にはほぼ正常な指尖部が再生した。

8月19日

8月21日

8月24日

8月28日

9月7日

9月14日


 いろいろな「医者の嘘説明」を聞いてきましたが,指尖部損傷で「動脈が切れている」というのはものすごい嘘だな。しかも,指尖部の出血で「縫合して止血しないと命が危ない」に至っては,こいつは本当の医者か,と疑うレベルです。

【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/3576/index.htm】

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