7歳男。23区南西部
 2017年7月29日,兄が自由研究でブロッコリーを茹ででいたところ,近くにいた患児が鍋をひっくり返し左下肢などに熱傷受傷。〇〇大学附属病院に救急搬送され,ワセリンとガーゼで治療。8月2日,自宅近くの△△皮膚科医院を受診し,テラジアパスタ,フィブラストスプレー®とガーゼで治療。ガーゼ交換のたびに出血し大暴れ。受傷直後から両親はネット検索して湿潤治療のことを知り,当院のことも知っていたが,自宅から遠いため(ちなみに直線距離で10kmほど),△△皮膚科への通院を続けた。いつまでも傷が治らず,盛り上がってきたため,意を決して12月4日に当院を受診。
 左大腿に潰瘍形成を伴う肥厚性瘢痕を認めたため,潰瘍部はハイドロコロイド被覆材で治療。12月26日から潰瘍部を覗いた肥厚性瘢痕に対してドレニゾンテープ治療を開始。

2017年12月4日

12月4日 12月12日 12月26日

2018年1月23日
50日後
2月20日
78日後
3月27日
113日後

5月18日
165日後
8月3日
242日後
12月3日
364日後


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2827/index.htm】
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