6歳男。
 2017年9月28日,兄の野球チームの練習場で遊んでいてバッティングマシーンに右手を挟まれたらしい。〇〇病院救急室を受診し,摩擦によるヤケドと説明された。翌日,同院形成外科を受診。フィブラストスプレー®,ユーパスタで治療。石鹸で毎回ゴシゴシ洗われ,そのたびに大暴れして絶叫! 10月12日,皮膚移植が必要なため直ちに入院と説明されたが,母親は日々の処置の様子に不信感を持ち,ネットで検索。
 10月13日,当院を受診。創部はメロリンガーゼ®で覆われていたが,固く固着して剥がせなかったため,たっぷりとワセリンを塗ってラップで覆い,その上をズイコウパッドで覆った。翌日,ガーゼは自然に剥がれていた。創部はズイコウパッドで被覆した。
 肥厚性瘢痕を生じたため,12月初旬よりドレニゾンテープによる治療を開始。

2017年10月14日 10月16日 10月18日

10月20日
6日後
10月23日
9日後
10月27日
13日後

11月6日
23日後
11月18日
35日後
11月27日
44日後

12月9日
56日後
12月25日
72日後
2020年1月18日
826日後
ROMは正常


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2794/index.htm】
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