2歳7ヶ月男。
 2016年10月12日,母親がフライパンでパスタを茹でていたところ,患児の弟が泣き出したため母親が離れたすきに患児がフライパンをひっくり返し,右上肢に熱傷。直ちに〇〇大学附属病院に救急搬送され,以後,同院形成外科に通院。フィブラストスプレー®エキザルベ軟膏®,トレックスガーゼで治療。「皮膚移植の手術が必要になる」と説明されたため,母親が熱傷治療についてネット検索。当科への紹介状を書いてもらった。
 10月19日,当科を受診。次のように説明。

  1. 右上腕〜中部は深い熱傷(3度熱傷)だが皮膚移植手術しなくても治療は可能。
  2. 肘を動かしながら治療すれば,上皮化までに時間はかかるが,運動障害は少なくて済むはず。
  3. 運動障害を伴う瘢痕拘縮が発生した場合には,瘢痕拘縮形成術が必要になる。
 
 ズイコウパッドで治療。
 3ヶ月ほどで上皮化が完了し,肥厚性瘢痕を生じたが運動障害を伴う瘢痕拘縮にはならなかった。
 2017年2月14日からシリコンジェルシート開始。

10月19日 10月24日 10月28日 11月2日 11月9日

11月24日
36日後
12月7日
49日後
12月21日
63日後
2017年
1月11日
84日後
2月1日
105日後

3月1日
133日後
5月10日
203日後
6月29日
244日後
8月9日
294日後
10月11日
357日後

12月13日
420日後
2018年5月2日
560日後


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2504/index.htm】

左側にフレームが表示されない場合は,ここをクリックしてください