39歳男。
 2015年6月7日,ハーフマラソンに参加したが,それ以来,両足第1趾の痛みが続いている。知人の内科医に相談したところ,当科を受診するようにアドバイスされた。
 6月12日,当科受診。左第1趾の爪下血腫があり,右第1趾の爪甲は浮いていて爪甲下にリンパ液が貯留していた。直ちに局所麻酔を行い,爪甲基部に3×1ミリほどの穴を開け,プラスモイストで被覆して,絆創膏で圧迫した。ドレナージが十分に得られているため,ナイロン糸ドレナージは行わなかった。


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1706/index.htm】

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