51歳女性
2月28日,湯たんぽで右下腿に低温熱傷を受傷。自宅で様子を見ていたが,治らないため,1週間後に〇〇皮膚科医院を受診。リンデロン軟膏が処方された。その後,皮膚が壊死したため,ブロメライン軟膏に変更。その後,アクトシン軟膏®を処方されたが,痛みがひどくて歩くのも困難になったが,〇〇皮膚科の医者は「傷が盛り上がってくるときの痛みなので心配ない」と説明。
さすがにこの説明に不信感を持ち,ネットを低温熱傷について調べて当科を受診。
4月14日初診となったが,ガーゼが固着していたためキシロカインゼリーを塗布しながら丁寧にガーゼを除去。2.5×2cmの全層皮膚欠損を認めた。
「穴あきポリ袋+紙おむつ」(勝手に鳥谷部先生のサイトにリンク)で被覆した。
5月15日から過剰肉芽に対しリンデロンVG軟膏処方。1週間後にはかなりの部分が上皮化した。
4月14日 | 4月14日 | 4月25日 | 5月15日 |
5月22日 | 拡大 | 5月29日 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/824/index.htm】