51歳女性
 3月23日夜,自宅の階段を踏み外して転倒し,床に落ちていた塗り箸が右足底に刺さった。すぐに自分で箸を抜去し,箸が折れていなかったため様子を見ていたが,24日夜から痛みがあり,翌日当科を受診した。
 受診時,右踵に痂皮があり,発赤はなかったが圧痛を認めたため,局所麻酔下にゾンデで探った。1センチほどの深さの刺創を認め,創内にリンパ液が貯留していたため,ナイロン糸ドレナージを行い,内服抗生剤処方。翌日,痛みはなくなり,普通に歩けるようになったため,ドレナージ終了とした。

3月25日 ナイロン糸ドレナージ


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/778/index.htm】

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