85歳男性。
 10年前に〇〇大学病院心臓外科でCABG手術を受け,術後,創部(胸部正中)にケロイドが発生。治療は特にしていない。
 2013年11月10日ころからケロイドの一部が腫れて膿が出たため,近くのクリニックを受診し,当科紹介となった。
 当科ではナイロン糸ドレナージを行い,1ヶ月半で創部は閉じた。

 2週間目ころからナイロン糸の挿入・固定は患者家族にしてもらい,通院は1周間に一度であった。家庭では手芸用のテグスでドレナージを行っていたが,全くトラブルはなかった。

11月14日 鑷子で深さと方向を診断 ナイロン糸ドレナージ
11月19日 12月26日:治癒した


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/614/index.htm】

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