66歳女
 2021年12月1日,自宅の犬に右母指を噛まれた。〇〇病院を受診して軟膏とガーゼで治療してもらったが、次第に腫れてきたため,数日後に針をさして膿を出してもらい、毎日通院して抗生剤点滴を受けた。12月28日,Xpで骨が溶けていると説明され,△△大学病院形成外科に紹介されて受診。腫れているので切開してほしいと訴えたが,切開は必要ないと説明され、治療してくれなかった。その後、さらに指が腫れて動かなくなり、ネットで病院検索。
 2022年1月12日、当院を受診。直ちに局所麻酔を行って創を観察。2箇所の開口部があり深部で連続していたため、切開を追加してナイロン糸を創内に通してドレーンとし、結紮固定してズイコウパッドで被覆。翌日には腫脹は軽減し、1月14日にドレーン抜去。IP関節を動かすと軽度の痛みがあるとのことで、熱可塑性プラスチックでシーネを作成。指を使っても痛みがなくなったとのことで、これで経過を見るように説明した。

1月11日

1月12日

1月14日

1月17日


 新しい創傷治療   なつい
キズとやけどのクリニック
 
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