46歳男。
2021年8月14日,卵焼きを作っている時に脳静脈血栓症を起こして意識消失し,熱したフライパンで左踵にヤケドしたらしい。家族が発見して救急車を要請し,〇〇病院に救急搬送されて脳外科入院となった。踵熱傷の治療はWOCナースが担当し,イソジンシュガーゲル,その後はゲーベンクリーム®で治療。
手術しないと治らない深いヤケドだと説明されたが,以前から糖質制限に興味を持っていてその関係で湿潤療法も知っていたため,ネットで病院検索。
9月4日,当院を受診。左踵は直径5cmの全層欠損・壊死の状態だった。ズイコウパッドで治療。なお,歩行は制限せず,踵への荷重も許可した。
上皮化完了後はワセリン塗布とズイコウパッドによる保護のみ続けている。
9月4日 | 9月6日 | 9月15日 |
9月22日 | 10月9日 35日後 |
10月23日 49日後 |
11月13日 70日後 |
12月11日 98日後 |
2022年1月15日 133日後 |
2月12日 161日後 |
4月9日 217日後 |
7月2日 301日後 |
なついキズとやけどのクリニック |
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