48歳女。
 2021年2月1日,腹膜偽粘液腫で〇〇病院で手術を受け。2月13日に退院したが,抜糸前から傷が開いて創部から浸出液が出ていた。主治医からは「そのうち傷が治るだろう」としか説明を受けていない。母親(以前から当サイトの読者)に相談したところ,当院受診を薦められた。  3月6日,当院を受診。創離開の状態であったが,ゾンデで探ると左腹部皮下に瘻孔があり,その先に異物を触れた。皮下に埋め込まれた抗がん剤注入用ポートであった(写真の丸の位置)。このポートはいずれ除去の予定とのことで,それまで傷は治らないが,ドレナージルートが確保されているので感染の可能性は極めて低いと説明。創部はズイコウパッドで被覆。


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