2歳1ヶ月女児。
 6月1日夜,自宅ベランダで転倒して右上眼瞼を打撲。直ちに当院救急外来を受診。傷の中心は既に真っ黒になっていて血腫を疑ったが,とりあえず当直医はハイドロコロイド被覆材で被覆。翌日,創部から出血したため近くの外科クリニックを受診。消毒してガーゼを当ててもらった。知人から当科を受診するようにアドバイスされて受診。
 6月3日に当科を受診し,右上眼瞼の腫脹と長さ1センチの開放創があり,血腫が見えていた。プラスモイストを当てて乾燥を防ぐことで血腫の自然融解を待つことにして,プラスモイストを貼付。両親には血腫が溶けて流れ出るため,一日に数回プラスモイストを交換するように説明。5日までに血腫はかなり溶けてなくなり,眼瞼の腫脹も著明に軽減。5日からはハイドロコロイドで被覆となった。

6月3日 6月5日
6月7日 6月10日
6月13日 6月18日
6月21日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/〇〇/index.htm】

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