60歳男性。
自宅の飼い猫に両上肢,両下肢を噛まれ,直ちに当科を受診した。
四肢に多発咬創を認めたが,脂肪層に達している右足内側,右下腿後面の3箇所に「こより状ナイロン糸ドレナージ」を行い,表面はプラスモイストで被覆した。翌日,再受診していただいたが,自発痛も圧痛も発赤もなかったため,ドレナージ終了と,プラスモイストのみとした。3日後に咬創も治癒した。
右足内側 | 右下腿後面 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/340/index.htm】