56歳女。
 2017年5月20日,仕事中にお湯の入った鍋をひっくり返して左上肢熱傷を受傷。〇〇病院形成外科に10日間入院し,軟膏ガーゼで治療。4ヶ月以上経つのにまだ傷が治らず,傷跡も気になるため主治医に相談したが,治療法はないと説明された。ネットで熱傷治療について検索し,10月2日の当院開業日に受診。
 右前腕近位に肥厚性瘢痕を認め,小さな潰瘍が散在していた。潰瘍部はハイドロコロイド被覆材で被覆し,それ以外の肥厚性瘢痕はドレニゾンテープ貼付の方法を指導した。10月中旬ころから瘢痕は軟らかく,色も薄くなってきた。2018年1月からケナコルト局注も併用している。

2017年10月2日

10月2日 10月27日 11月15日
44日後
12月13日
72日後

2018年1月17日
107日後
2月7日
128日後
3月16日
165日後
4月9日
189日後

5月7日
217日後
5月28日
238日後
6月18日
259日後
7月13日
284日後

7月30日
301日後
9月4日
337日後
10月12日
375日後


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2785/index.htm】
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