46歳女。
 2017年7月6日,卵を茹でていて鍋をひっくり返して左大腿熱傷。冷やしながらネット検索し,市販のハイドロコロイドを購入してもらって貼布。これで痛みがなくなり,普通に歩けるようになった。貼っていたハイドロコロイドが次第に膨れてきたため不安になり,7月10日,〇〇皮膚科クリニックを受診。「こういう治療をすると傷が化膿して命にかかわる」と怒鳴られ,ゲーベンクリーム®フィブラストスプレー®での治療となったが,治療直後から激痛で歩けなくなった。ネットで熱傷治療について検索。
 7月11日,当科受診。ズイコウパッドで創部を被覆したところ痛みがなくなり,歩けるようになった。ハイドロコロイドが創部で融解することを説明し,ハイドロコロイドについての知識が全く無い医者がいることを説明。痛みがなくなり,治療原理もわかったので,以後は自分で治療しますとのことで,通院終了。

7月11日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2743/index.htm】
【なついキズとやけどのクリニック】
【新しい創傷治療】