1歳0ヶ月男。埼玉県。
2016年10月5日,炊飯器の蒸気で左手にヤケド。〇〇皮膚科を受診し,石鹸でよく洗うように指導され,デルモゾール軟膏が処方された。帰宅後,母親はネットで熱傷について検索。10月7日,湿潤治療を行っている友愛病院を受診。深いヤケドのため,当科紹介となった。
10月11日,当科受診。両親に「左環指は掌側の深いヤケドであり,1歳0ヶ月と幼いため,瘢痕拘縮は避けられない」ことを説明。その上で,とりあえず湿潤治療で上皮化させ,その後,瘢痕拘縮については「手外科専門医」のいる病院に紹介します,という方針を説明し,ズイコウパッドでの治療開始。
12月の時点で,△△大学付属病院形成外科に紹介。4月7日に左環指に「瘢痕拘縮形成術+植皮」手術が行われた。
10月11日 | 10月13日 | 10月17日 | 10月27日 | 11月7日 |
11月11日 31日後 |
11月22日 42日後 |
12月2日 52日後 |
2017年4月27日 198日後 瘢痕拘縮形成術後 |
5月29日 230日後 |
2020年2月19日 1226日後 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2502/index.htm】