48歳女。
2016年5月31日,揚げ物の鍋をひっくり返して左下腿などに熱傷受傷。〇〇病院救急室に救急搬送され,リンデロン軟膏とガーゼで治療。2日後,同院形成外科を受診。プロペトとガーゼでの治療となり,石鹸でゴシゴシ洗うように指導された。次の受診日は6月21日でそれまで受診しなくていいと説明されたが,痛みが強くなり,6月13日,△△皮膚科を受診。抗生剤と鎮痛剤のみ処方され,創部の診察はなく創処置もしてくれなかった。17日に再受診したが,「ここでは治療できない」と説明され,◇◇医療センター形成外科に紹介状を書いてもらった。20日,同科を受診。ゲーベンクリーム®が処方され,メロリンガーゼ®で治療。直ちに皮膚移植が必要と入院を薦められたが,いったん帰宅し,ネットで熱傷治療について検索し,当科受診。
6月22日,当科受診。受診時,痛みが強く,歩行するのも大変だったがズイコウパッドで被覆したところ痛みが軽くなり,翌日には普通に歩けるようになった。
6月22日 | 6月24日 | 6月30日 | 7月7日 |
7月13日:21日後 | 7月21日:29日後 | 8月3日:42日後 | 8月17日:56日後 |
9月7日:77日後 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2372/index.htm】