65歳男。
 30代から糖尿病を指摘され,治療を受けているがコントロール不良。現在,インスリン1日30単位。
 2009年3月5日,右第1趾に潰瘍ができ,〇〇病院創傷センターを受診。糖尿病性壊疽の診断でで3月9日に第1趾切断。その後第2趾,第2中足骨切除術。4月16日に第3趾切除。6月23日に第2楔状骨切除。8月14日に第2,第3中足骨切除が行われ,同年12月5日に退院。2013年11月10日,左足壊疽で同院整形外科で左下腿切断。2016年2月10日,右第5趾の感染で同センターに再入院。3月に同センターが閉鎖されるため,当科紹介となった。
 4月18日,当科受診。右第4趾に皮膚壊死を認めた。創部はズイコウパッドで被覆。4月25日,創部に腐骨が遊離していたためこれを除去。以後,ズイコウパッドでの被覆を続け,6月下旬に治癒した。

4月18日

4月25日

5月2日
14日後
5月9日
21日後
5月16日
28日後
5月23日
35日後

5月30日
42日後
6月6日
49日後
6月20日
63日後
6月29日
72日後

7月6日
79日後


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2258/index.htm】

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