67歳男。
 40歳頃から糖尿病の指摘を受け,現在もインスリン治療中。
 2014年12月,糖尿病性壊疽が発症し,2015年1月15日,〇〇病院創傷センターを受診。2015年1月20日,右第2趾切断術を受け,5月21日退院。その後,外来通院を続けているが,第2趾切断部の傷が治らず,創離開の状態が続いていた。治療は「消毒して軟膏を塗るだけ」だった。
 2016年3月31日に同センターの突然閉鎖のため,4月13日,当科受診。
 第2趾切断部に深さ1センチの瘻孔を認めた。ナイロン糸ドレナージをしてプラスモイストで被覆する方法を指導し,ナイロン糸の入れ方と固定法も指導。

4月13日

4月13日

4月20日

5月11日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2227/index.htm】

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