75歳女。
 2015年昨年11月ころから左第1趾の爪囲炎で近くの皮膚科2ヶ所を受診。いずれも抗生剤軟膏と内服抗生剤の処方を行うのみだったが治らない。入所中の施設の医師が透過への紹介状を書いてくれた。
 2016年3月16日,当科受診。左第1趾の外側縁に高度の肉芽形成を認めた。ただちに局所麻酔下に健常な皮膚も含めて肉芽を大きく切除。ヘモスタパッドで止血を兼ねて被覆。その後はリンデロンVG軟膏(過剰肉芽への効果を期待して使用)を塗布したプラスモイストで被覆。

3月9日 3月11日 3月14日

3月28日:19日後 4月4日:26日後 4月11日:33日後

5月11日:63日後


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2184/index.htm】

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