30歳女。
2016年2月13日,ティファール電気ケトルからお湯をカップに入れようとして,蓋が外れて熱湯が吹き出して右下腿に熱傷受傷。〇〇皮膚科医院を受診し,リンデロンVGが処方されたが,3日後からゲーベンクリーム®に変更となった。痛みがひどくなり,歩くのも大変になった。19日に再受診したが「3度熱傷になったので直ちに皮膚移植が必要」と説明された。仕事の関係上,入院できないため,ネットで探して「熱傷は保険診療ではきれいに治らない。秘蔵の軟膏を塗る当院奈良市非診療できれいに治す」と宣伝している△△医院を受診。1万円が請求され,値段のあまりの高さに通院できないと考え,再度ネット検索。
2月22日,当科受診。既に3度熱傷の状態であり,ズイコウパッドで治療。
1ヶ月ほどで上皮化が得られたが,以後は遮光を続けるように指導し,通院終了となった。
2月22日 前医の「秘伝の軟膏」 |
2月22日 | 3月2日 | 3月10日 |
3月17日 | 3月29日 | 4月13日 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2150/index.htm】