21歳女。千葉市在住。
10月24日,コーヒーショップでバイト中に,レジの後ろにあったコーヒーマシンの金具が外れてコーヒーが吹き出し,両足に熱傷受傷。直ちに〇〇大学△△病院形成外科を受診し,軟膏で治療。翌日以後も同科に通院。10日目ころ,深いところがあるとの説明があり,ゲーベンクリームに変更となったが,塗布直後から激痛があり,その夜発熱した。翌日,主治医に熱が出て痛みがひどいと訴えたが,「ゲーベンはネットで叩かれているが,とても良く効く安全な薬だ」と取り合ってくれなかった。その後も通院を続けたが,11月10日ころ,1週間ほどで皮膚移植しますので入院の準備をするようにと説明された。
父親(◇◇製薬の社員で,山形済生館病院時代から筆者・湿潤治療を知っていた)に相談したところ,その大学病院に行かない方がいい,すぐに当院を受診するようにと言われた。
11月17日,当科受診。両側外果・内果に熱傷潰瘍を認め,痛みのために足を引きずっていた。湿潤治療について詳しく説明し,ズイコウパッドで被覆したところ,帰宅時には痛みはなくなり,普通に歩けるようになった。
【左足内果】
2014年11月17日 | 11月19日 | 11月26日 | 12月3日 |
12月10日 | 12月17日 | 12月26日 | 2015年1月9日 |
2015年11月20日:368日後 |
【左足外果】
11月17日 |
【右足内果】
11月17日 | 11月26日 | 12月3日 |
2015年11月20日:368日後 |
【右足外果】
11月17日 | 11月19日 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1242/index.htm】