27歳女。
 10月4日,渋谷の某お洒落な飲食店で食事中に,床に置いてあったキャンドルの火がワンピースに燃え移り,背部,右上肢,右腰部〜臀部,左腰部に熱傷受傷。直ちに〇〇大学病院に救急搬送され,一日だけ入院。翌日,△△外科病院に転院となった。7日午前中に形成外科医(週に1度だけ勤務)の診察を受け,深いヤケドで手術が必要になるだろうと説明を受け,ゲーベンクリーム®フィブラストスプレー®の治療となったが,治療直後から治療以前より痛みが激しくなった。
 同病院に形成外科医の常勤がいないことと,形成外科医の説明に不安を覚え,ネットで調べて,当科にセカンドオピニオンで受診した。
 穴あきポリ袋で創面を被覆して,その上を吸収シートで覆う方法で治療。痛みがすぐに和らいだそうだ。入院せず,外来通院にて治療。
 11月26日より肥厚性瘢痕に対し,ドレニゾンテープで治療開始。

【右背部】

10月7日 10月10日 10月16日 10月29日

【右上腕】

2014年10月7日 ドレッシング 10月14日 10月20日
10月29日:22日後 11月26日:50日後 2015年1月14日:99日後 11月13日:402日後
ドレニゾンテープ開始

2016年1月21日
471日後
切除縫縮術
術後 2月10日:491日後

【右前腕】

10月7日 10月16日 10月20日 10月29日

【右腰部〜右臀部】

10月7日 10月10日 10月17日
10月22日 2014年10月29日 2015年1月14日

2016年12月9日:794日後

【左大転子部】

10月7日 10月14日 10月20日
10月29日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1138/index.htm】

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