9ヶ月男。
 2014年6月4日,床で沸かしていたティファール電気ケトルを患児が倒し,腹部と右下肢に熱傷受傷。直ちに〇〇病院に救急搬送され形成外科入院となった。治療は軟膏ガーゼだった。入院早期から両親はネットで熱傷治療について調べ,当科での治療を希望し,〇〇病院を退院し,直ちに当科を受診した。
 当科では「穴あきポリ袋+紙おむつ」(勝手に鳥谷部先生のサイトにリンク)で治療。
 7月29日,てしまクリニックの手島先生に治療継続を依頼し,経過写真を送っていただいた。

2014年6月26日 6月26日
7月8日 7月8日
7月15日 7月15日
7月29日 7月29日 7月29日
8月25日 8月25日
9月30日 9月30日 9月30日

2016年2月13日:597日後    



なお,このような症例では大腿のドレッシング材はずれ落ちやすく,案外固定が難しいものだが,母親は次のような工夫をしておられた。
包帯とクリップで作成 肩から釣って固定


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/929/index.htm】

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